JPH0316147Y2 - - Google Patents

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JPH0316147Y2
JPH0316147Y2 JP16032383U JP16032383U JPH0316147Y2 JP H0316147 Y2 JPH0316147 Y2 JP H0316147Y2 JP 16032383 U JP16032383 U JP 16032383U JP 16032383 U JP16032383 U JP 16032383U JP H0316147 Y2 JPH0316147 Y2 JP H0316147Y2
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rib
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JP16032383U
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JPS6067567U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被支持体の支持状態調整機構に係り、
特に調整を安定に行ないうるように構成した被支
持体の支持状態調整機構を提供することを目的と
する。
ベースに対して傾倒可能に支持された被支持体
の支持状態(傾倒状態)を調整する機構として、
例えば、テープレコーダのヘツド支持機構にみら
れるような3点を圧縮コイルばねを介して支持し
ておき、これら三点を夫々調整することにより支
持状態を調整する機構、及びコロ又は鋼球上に被
支持体を載せ、これらを支点として支持状態を調
整する機構等がある。前者の機構では夫々の点が
互いに密接な関係にあり、一点を調整した後他点
を調整すると前記一点を再調整しなければならな
いこともあり、調整作業が面倒となる。後者は前
者と同様の問題の他に、被支持体がコロ又は鋼球
に対して横方向にずれてしまう、即ち支持状態を
調整すると被支持体が横ずれを起こしてしまうと
いう欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
図面と共にその一実施例について説明する。
第1図及び第2図は夫々本考案案の被支持体の
支持状態調整機構の一実施例であるコンパクトデ
イスク再生装置のピツクアツプ体支持機構を示
す。
ピツクアツプ体1は、スライドベース2上に支
持されている。スライドベース2は、両側の軸受
3a,3bを案内レール4a,4bに案内されて
矢印X方向に移動する。ピツクアツプ体1は対物
レンズ胴体5が上面側に突設した略直方体の箱体
であり、内部に半導体レーザ、レンズ、反射鏡、
対物レンズ駆動機構等を有し対物レンズの光軸L
がコンパクトデイスク6の信号記録面6aに対し
垂直となる姿勢で組付けられている必要がある。
ピツクアツプ体1は、底板7のうち上記光軸L
の個所を本考案の要部をなす支持部材8により支
持されて、且つ支持部材8による支持点Oを通
り、上記矢印Xと同方向の線M上の点M1を調整
ねじ9の頂部により支持され、更には支持点Oを
通り上記線Mと直交する線N上の点N1を調整ね
じ10の頂部により支持されて、スライドベース
2上に取付けられている。また底板7の線Mと同
方向に突出した腕部7aの孔7a−1及び線Nと
同方向に突出した腕部7bと孔7b−1が夫々ス
ライドベース2上のピン11,12に嵌合してお
り、ピツクアツプ体1は光軸Lを中心とする回動
方向について位置規制されている。またピツクア
ツプ体1は、腕部7aをEリング13により抜け
止めされた圧縮コイルばね14により、腕部7b
をEリング15により抜け止めされた圧縮コイル
ばね16により夫々下方に付勢されており、底板
7は調整ねじ9,10の頂部に押圧している。
各調整ねじ9,10は、スライドベース2にこ
の上面側に突出するように螺合してあり、これを
操作することにより後述するようにピツクアツプ
体1の支持状態が調整される。
支持部材8は、合成樹脂製の成形部品であり、
第3図A,Bに併せて示すように、上側フランジ
8aと、下側フランジ8bと、両フランジ8a,
8b間の可撓構造部8cとよりなる。この支持部
材8は、第2図に示すように、下側フランジ8b
をスライドベース2の凹段部2a上にねじ17a
〜17cによりねじ止めされて固定してある。ピ
ツクアツプ体1は支持部材8の上側フランジ8a
上に載つており、底板7がねじ18a〜18cに
より上側フランジ8aにねじ止めされている。即
ち、ピツクアツプ体1は支持部材8を介してスラ
イドベース2に固定してある。
可撓構造部8cは、第4図に併せて示すよう
に、一対の中間板8c−1,8c−2と、上側フラ
ンジ8aと一体の頂板8c−3と、下側フランジ
8bと一体の底板8c−4と、中間板8c−1と中
間板8c−2とを連結するリブ8c−5と、頂板8
c−3と中間板8c−1とを連結するリブ8c−6
と、中間板8c−2と底板8c−4とを連結するリ
ブ8c−7とよりなる。リブ8c−6とリブ8c−
とは同一方向に延在しており、リブ8c−5はこ
れらと直交する方向に延在しており、リブ8c−
,8c−7とリブ8c−5とは平面図上支持部材
8の中心で交差している。上記の支持部材8は、
リブ8c−6及び8c−7を線M、リブ8c−5
線Nに夫々一致させた向きで取付けてある。可撓
構造部8cは、中間板8c−1,8c−2、頂板8
c−3、底板8c−4が後述するようにリブとの付
け根部で屈曲して−側が挾まり他側が広がること
により全体的に屈曲する。なお、上記の中間板、
頂板、底板は実際には円形であるが、第4図では
便宜上矩形状として示している。
次に、ピツクアツプ体1の支持状態の調整につ
いて説明するに、ピツクアツプ体1を線Mを中心
に回動する方向に調整する場合には調整ねじ10
を操作し、線Nを中心に回動する方向に調整する
場合には別の調整ねじ11を操作する。
調整ねじ10をねじ込み方向とは反対方向に回
転せると、調整ねじ10の頂部が下がり、ピツク
アツプ体1は圧縮コイルばね16により押し下げ
られ、支持部材8が第5図に示すようにリブ8c
6,8c−7の作用で屈曲し、ピツクアツプ体1
は腕部7b側が下がつた状態となる。逆に調整ね
じ10をねじ込む方向に回転させると、ピツクア
ツプ体1は調整ねじ10により押し上げられ、支
持部材8が第5図とは逆方向に屈曲して、ピツク
アツプ体1は腕部7b側が上がつた状態となる。
この調整時、別の腕部7aの高さは変化せず、ピ
ン11との嵌合関係は変化しない。
別の調整ねじ9をねじ込み方向とは反対方向に
回転させると、調整ねじ9の頂部が下がり、ピツ
クアツプ体1は圧縮コイルばね14により押し下
げられ、支持部材8が第6図に示すようにリブ8
c−5の作用で屈曲し、ピツクアツプ体1は腕部
7a側が下がつた状態となる。逆に調整ねじ9を
ねじ込む方向に回転させると、ピツクアツプ体1
は調整ねじ9により押し上げられ、支持部材8が
第6図とは逆方向に屈曲して、ピツクアツプ体1
は腕部7a側が上がつた状態となる。この調整
時、腕部7bの高さは変化せず、ピン12との嵌
合関係は変化しない。
調整ねじ9及び10を適宜操作することによ
り、ピツクアツプ体1は、光軸Lがコンパクトデ
イスク6の信号記録面6aに対して正確に垂直と
なるように支持状態を調整される。
なお、ピツクアツプ体1と支持部材8及び支持
部材8とスライドベース2とは夫々固定してある
ため、ピツクアツプ体1は横ずれを起こすことな
く支持状態を調整される。更にピツクアツプ体1
は、ピン11,12により光軸Lを中心とする回
動方向の位置を規制されたまゝ、支持状態を調整
される。
第7図は上記支持部材8の変形例の要部である
可撓構造部20を示す。この可撓構造部20は中
間板を一枚として構成したものであり、一枚の中
間板20aと、上記頂板8c−3に対応する頂板
20bと、上記底板8c−4に対応する底板20
cと、中間板20aと頂板20bとを連結するリ
ブ20dと、中間板20aと底板20cとを連結
しリブ20dと直交するリブ20eとよりなる。
頂板20bは、頂板20bとリブ20dとの付け
根部の屈曲を伴なつて矢印A方向に撓み、中間板
20aとリブ20eとの付け根部の屈曲を伴つて
中間板20aと共に矢印B方向に撓む。
上述の如く、本考案による被支持体の支持状態
調整機構によれば、被支持体は支持部材を介して
ベースに固着してあるため、被支持体の横方向の
ずれを伴なうことなく、被支持体の支持状態を調
整することが出来、また支持部材の傾倒しうる方
向が直交する二つの方向であり、且つ別々の操作
部材により夫々の方向に傾倒させる構成であるた
め、調整操作を簡単に行なうことが出来、また支
持部材を被支持部材に固着し当該支持部材をベー
スに固着するだけでよいので全体的な組立も簡単
となり、また各操作部材を支持部材の傾倒しうる
方向の延長線上に配したことにより支持部材が二
つの傾倒方向に関しては独立に傾倒することにな
り、支持状態の互いに直交する二方向についての
調整を容易に行なうことが出来るという特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案になる被支持体
の支持状態調整機構の一実施例であるコンパクト
デイスク再生装置のピツクアツプ体を支持する機
構を示す分解斜視図及び立面図、第3図A,Bは
夫々支持部材の第1図中矢印A,B方向より
みた矢視図、第4図は第3図A,Bの支持部材の
可撓構造部を取り出して示す傾斜図、第5図は第
1図中腕部7b側が下がつた傾斜状況での支持部
材の変形状態を示す図、第6図は第1図中腕部7
a側が下がつた傾斜状況での支持部材の変形状態
を示す図、第7図は支持部材の変形例の可撓構造
部を取り出して示す斜視図である。 1……ピツクアツプ体、2……スライドベー
ス、2a……凹段部、3a,3b……軸受、4
a,4b……案内レール、5……対物レンズ胴
体、6……コンパクトデイスク、6a……信号記
録面、7……底板、7a,7b……腕部、7a−
,7b−1………孔、8……支持部材、8a……
上側フランジ、8b……下側フランジ、8c,2
0……可撓構造部、8c−1,8c−2,20a…
…中間板、8c−3,20b……頂板、8c−4
20c……底板、8c−5,8c−6,8c−7
20d,20e……リブ、9,10……調整ね
じ、11,12……ピン、13,15……Eリン
グ、14,16……圧縮コイルばね、17a〜1
7c,18a〜18c……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベース上に該ベースに対して傾倒可能に支持
    された被支持体の支持状態を調整する機構にお
    いて、両端間に第1の方向にのみ傾倒可能な第
    1の可撓部と上記第1の方向と直交する第2の
    方向にのみ傾倒可能な第2の可撓部とを有し、
    一方の端を該ベースに取付けられて該ベース上
    に固定されており他方の端に固着された該被支
    持体を支持する支持部材と、該被支持体を上記
    第1の方向に傾倒せしめる第1の操作部材と、
    該被支持体を上記第2の方向に傾倒せしめる第
    2の操作部材とよりなり、該第1、第2の操作
    部材の操作により夫々該支持部材の該第1の可
    撓部及び該第2の可撓部が変形して該被支持体
    の支持状態が調整される構成の被支持体の支持
    状態調整機構。 (2) 該第1の操作部材及び該第2の操作部材は、
    夫々上記第1、第2の方向の延長線上に配され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載の被
    支持体の支持状態調整機構。
JP16032383U 1983-10-17 1983-10-17 被支持体の支持状態調整機構 Granted JPS6067567U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16032383U JPS6067567U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 被支持体の支持状態調整機構

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JP16032383U JPS6067567U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 被支持体の支持状態調整機構

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Publication Number Publication Date
JPS6067567U JPS6067567U (ja) 1985-05-14
JPH0316147Y2 true JPH0316147Y2 (ja) 1991-04-08

Family

ID=30352658

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JP16032383U Granted JPS6067567U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 被支持体の支持状態調整機構

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