JPH0338586Y2 - - Google Patents

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JPH0338586Y2
JPH0338586Y2 JP1986019942U JP1994286U JPH0338586Y2 JP H0338586 Y2 JPH0338586 Y2 JP H0338586Y2 JP 1986019942 U JP1986019942 U JP 1986019942U JP 1994286 U JP1994286 U JP 1994286U JP H0338586 Y2 JPH0338586 Y2 JP H0338586Y2
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temperature
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、インバータ制御可能とした空気調
和機の運転表示装置に関する。
(従来の技術) 従来、インバータ制御可能とした空気調和機
は、周波数変換により回転数を調節可能とした圧
縮機と、室内熱交換器とを備え、室温と設定値と
の温度差つまり空調負荷に応じて周波数を変換さ
せ、この周波数に対応して前記圧縮機を回転制御
するごとくしている。
しかして前記空気調和機の運転状態を表示する
運転表示装置として、例えば実開昭60−68345号
公報記載のものが知られており、この公報記載の
表示装置は、第4図に示したごとく、室内熱交換
器1の外表面側部位置に複数のパワーランプRを
取付け、該各ランプRで前記空気調和機の能力レ
ベルを段階的に表示するごとくしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記空気調和機の据付時で試運転を行
うような場合、又はメンテナンス作業を行うよう
な場合に、前記空気調和機の据付異常又は冷媒ガ
スの不足を知るためには、前記室内熱交換器1か
ら吹出される吹出空気温度と室温との温度差を検
出すればよく、この温度差が一定時間運転を行つ
た後に所定値以上に大きくなれば正常で、大きく
ならない場合には異常であることを正確に知り得
るのである。
しかしながら前記従来の運転表示装置では、前
記パワーランプRの表示により前記空気調和機の
能力レベルは知ることができるが、前記室内熱交
換器1からの吹出空気温度と室温との温度差を検
出表示することができないのであり、従つて前記
空気調和機の据付時又はメンテナンス作業時の異
常を正確に知ることができなかつたのである。
そこで前記空気調和機の据付又はメンテナンス
作業を行う場合には、温度計を用い、該温度計に
より室温と前記室内熱交換器1からの吹出空気温
度を測定して、これら室温と吹出空気温度との温
度差を検出し、この検出結果に基づいて前記空気
調和機の据付時又はメンテナンス作業時の異常を
判断していたのであるが、斯くのごとき判断手段
では、非常に面倒であつた。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、通常運転時の能力を知らせる
圧縮機の周波数を表示するだけでなく、一つの表
示手段で、周波数の他、室内熱交換器からの吹出
空気温度と室温との温度差を切換えて表示可能と
なし、しかも、温度差と周波数との何れを表示し
ているか一目瞭然とし、空気調和機の据付又はメ
ンテナンス作業を行うような場合に、前記温度差
に基づいて判断することにより、前記空気調和機
の据付又はメンテナンス作業が正常であるか異常
であるかを、簡単かつ正確に知ることができる運
転表示装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の運転表示装置は、第1図乃至第3図に
示すごとく構成したもので、周波数変換により回
転数を調節可能とした圧縮機と、室内熱交換器1
とを備え、室温と設定値との温度差に応じて前記
圧縮機の回転数を制御するごとくした空気調和機
の運転表示装置において、前記室温と前記室内熱
交換器1から吹出される吹出空気温度との温度差
を検出する検出手段6と、多数の表示ランプ3a
〜3gをもち、前記検出手段6で検出する温度差
と前記圧縮機の周波数とを切換えて表示する表示
手段3と、この表示手段3における前記温度差の
表示と前記周波数の表示とを切換えるセレクター
11と、前記表示手段3で温度差を表示すると
き、周波数を表示するときの前記表示ランプ3a
〜3gにおける下位及び上位の関係を反転させて
該表示ランプ3a〜3gを点灯させる反転手段9
とを設けたことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記空気調和機の据付作業又はメンテ
ナンス作業を行うような場合には、前記室内熱交
換器1からの吹出空気温度と室温との温度差が前
記検出手段6で検出され、この検出手段6により
検出された前記温度差が前記表示手段3で表示さ
れるのであり、従つて該表示手段3で表示される
前記温度差を確認することにより、前記据付作業
及びメンテナンス作業が正常であるか異常である
かが、簡単かつ正確に判断できるのである。又、
通常運転時には、表示手段3に圧縮機の周波数を
表示させることができるのである。しかも、温度
差を表示するときには、表示手段3を構成する多
数の表示ランプ3a〜3gにおける下位及び上位
の関係を周波数を表示するときとは反転して表示
するため、これら温度差と周波数の何れを表示し
ているのかが一目瞭然に判別できるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる空気調和機の運転表示装置
を図面の実施例によつて説明する。
第1図は空気調和機の室内熱交換器を示し、こ
の室内熱交換器1は、前面グリル2に空気吹出口
2aと空気吸込口2bとを形成し、前記グリル2
の側部位置に運転状態を表示する運転表示手段3
を設けている。
また前記室内熱交換器1は、室外に配置する室
外熱交換器(図示せず)に接続するのであつて、
この室外熱交換器は、周波数変換により回転数を
調節可能とした圧縮機を備え、後述する室温設定
器による設定値と室温との温度差により、前記圧
縮機の回転数を制御するごとくしている。
前記運転表示手段3としては、例えば7個の表
示ランプ3a〜3gを用い、該各ランプ3a〜3
gを前記前面グリル2の外表面側部位置に上下斜
め方向に所定間隔をおいて配置するのである。
第2図は前記空気調和機の運転表示装置を示す
ブロツク図であつて、室温を検出する室温検出手
段4と、前記室内熱交換器1の空気吹出口2aか
ら吹出される吹出空気温度を検出する吹出温度検
出手段5とを、温度差検出手段6の入力側に接続
すると共に、この温度差検出手段6の出力側に、
該検出手段6で検出された温度差を表示信号に変
換して出力する表示信号出力手段7を接続する一
方、この出力手段7の出力側に、2つのリード線
を介して前記表示手段3の入力側に接続されたド
ライバー8を接続し、前記1つのリード線で前記
出力手段7とドライバー8との間に、前記出力手
段7からの表示信号を反転させて出力する反転手
段9を接続させる。
また前記表示信号出力手段7の入力側には、室
温設定器10を接続し、該設定器10で設定され
る設定値と前記室温検出手段4で検出される室温
との温度差に対応した周波数で、前記圧縮機の回
転数を制御するごとくなすと共に、前記周波数を
前記出力手段7から前記他方側のリード線を介し
て前記ドライバー8及び表示手段3へと出力する
ごとくなすのである。
斯くして前記表示信号出力手段7から前記表示
手段3に、前記温度差検出手段6で検出される温
度差と、前記圧縮機制御用の周波数とを出力し、
これら温度差と周波数とを選択的に前記表示手段
3で表示させるごとくなすのであつて、前記周波
数を表示する場合には、前記表示手段3を構成す
る前記表示ランプの最下位側のもの、つまりラン
プ3g側から上位側にかけ、前記周波数に対応し
て順次点灯表示させ、また前記温度差を表示する
場合には、前記出力手段7からの出力信号を前記
反転手段9で反転させて、前記表示ランプの最上
位側のもの、つまりランプ3a側から下位側にか
け、前記温度差に対応して順次点灯させ、前記表
示手段3が前記温度差を表示しているか、前記周
波数を表示しているかが一目瞭然で判別できるよ
うになすのである。
前記表示手段3で前記温度差を表示する場合に
は、前記各表示ランプ3a〜3gを前記温度差に
対応して二進法で表示させるのであり、例えば前
記温度差が1℃の場合には最上位側のランプ3a
だけを点灯させ、また3℃の場合には最上位側の
ランプ3aと次位のランプ3bとを点灯させ、さ
らに7℃の場合には前記ランプの最上位側のもの
3aから3番目3cまでの各ランプを点灯表示さ
せるごとくなすのである。
また前記表示信号出力手段7の入力側には、セ
レクター11を接続すると共に、該セレクター1
1の入力側に、前記表示手段3での表示モードを
切換える切換スイツチ12と、前記空気調和機の
据付時又はメンテナンス作業時に試運転操作する
強制運転スイツチ13とを接続する。
斯くすることにより前記空気調和機の通常運転
時には、前記切換スイツチ12の切換操作によ
り、前記表示手段3が前記周波数の表示モードに
切換えられ、該表示手段3には現在圧縮機が回転
制御されている周波数が表示されるのであり、ま
た前記空気調和機の据付時又はメンテナンス作業
時には、前記切換スイツチ12の切換操作によ
り、前記表示手段3が前記温度差の表示モードに
切換えられ、前記強制運転スイツチ13のオン動
作により前記表示手段3に前記温度差が表示され
るのである。
次に前記運転表示装置の制御態様を、第3図に
示すフローチヤートに基づいて説明する。
先ず前記空気調和機の運転開始により、前記セ
レクター11で前記空気調和機が強制運転状態下
にあるか否かが判断され、つまり前記空気調和機
の据付時又はメンテナンス作業時で試運転状態下
にあつて、周波数変換を行なわず一定の周波数で
強制運転されているか否かが判断され、ノーの場
合つまり前記空気調和機が周波数制御で能力を制
御するようにした通常の運転状態下にあるときに
は、前記表示手段3において現在圧縮機が回転制
御されている周波数が表示されるのであり、また
イエスの場合つまり前記空気調和機が強制運転状
態下にあるときには、室温と前記室内熱交換器1
からの吹出空気温度との温度差が検出され、この
温度差が前記反転手段9で反転されて、前記表示
手段3に表示されるのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる空気調和機
の運転表示装置では、室温と室内熱交換器1から
吹出される吹出空気温度との温度差を検出する検
出手段6と、多数の表示ランプ3a〜3gをも
ち、前記検出手段6で検出する温度差と前記圧縮
機の周波数とを切換えて表示する表示手段3と、
この表示手段3における前記温度差の表示と前記
周波数の表示とを切換えるセレクター11と、前
記表示手段3で温度差を表示するとき、周波数を
表示するときの前記表示ランプ3a〜3gにおけ
る下位及び上位の関数を反転させて該表示ランプ
3a〜3gを点灯させる反転手段9とを設けたか
ら、前記空気調和機の据付作業時又はメンテナン
ス作業時に、前記表示手段3で表示される前記温
度差を確認することにより、前記据付作業及びメ
ンテナンス作業が正常であるか異常であるかが、
簡単かつ正確に判断できるに至つたのである。
又、通常運転時には、表示手段3に圧縮機の周波
数を表示させることができ、温度差の表示と周波
数の表示とを一つの表示手段3で兼用して行え、
表示構造の簡素化が図れるのである。しかも、温
度差を表示するときには、表示手段3を構成する
多数の表示ランプ3a〜3gにおける下位及び上
位の関係を周波数を表示するときは反転して表示
するため、これら温度差と周波数の何れを表示し
ているのかが一目瞭然に判別できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機の室内熱交換器を示す正面
図、第2図は空気調和機の運転表示装置を示すブ
ロツク図、第3図は同運転表示装置のフローチヤ
ート図、第4図は従来例を示す図面である。 1……室内熱交換器、3……表示手段、6……
検出手段、9……反転手段、11……セレクタ
ー、3a〜3g……表示ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周波数変換により回転数を調節可能にした圧縮
    機と室内熱交換器1とを備え、室温と設定値との
    温度差に応じて前記圧縮機の回転数を制御するご
    とくした空気調和機の運転表示装置であつて、前
    記室温と前記室内熱交換器1から吹出す吹出空気
    の吹出空気温度との温度差を検出する検出手段6
    と、多数の表示ランプ3a〜3gをもち、前記検
    出手段6で検出する温度差と前記圧縮機の周波数
    とを切換えて表示する表示手段3と、この表示手
    段3における前記温度差の表示と前記周波数の表
    示とを切換えるセレクター11と、前記表示手段
    3で前記温度差を表示するとき、周波数を表示す
    るときの前記表示ランプ3a〜3gにおける下位
    及び上位の関係を反転させて該表示ランプ3a〜
    3gを点灯させる反転手段9とを備えていること
    を特徴とする空気調和機の運転表示装置。
JP1986019942U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0338586Y2 (ja)

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JP1986019942U JPH0338586Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JPS62132337U JPS62132337U (ja) 1987-08-20
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JP2020024060A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 ダイキン工業株式会社 空気処理装置
WO2020032066A1 (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 ダイキン工業株式会社 空気通路構造、空気処理装置、および空気処理システム

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JPS5820139B2 (ja) * 1975-04-21 1983-04-21 日本電気株式会社 デンシブヒンケンサセンベツソウチ

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JPS62132337U (ja) 1987-08-20

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