JPH0338572Y2 - - Google Patents

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JPH0338572Y2
JPH0338572Y2 JP7029585U JP7029585U JPH0338572Y2 JP H0338572 Y2 JPH0338572 Y2 JP H0338572Y2 JP 7029585 U JP7029585 U JP 7029585U JP 7029585 U JP7029585 U JP 7029585U JP H0338572 Y2 JPH0338572 Y2 JP H0338572Y2
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JP
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recess
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duct
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JP7029585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子レンジ等の調理器に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、台所のシステム化が図られており、そし
て実開昭55−154916号公報に見られる如く、電子
レンジ等の調理器を調理家具等の凹所に埋込み設
置する構成がとられている。この場合、上記調理
器にあつては、上記凹所の前面全周と調理器本体
の前面全周との間を覆う枠体を設けており、且つ
斯る枠体には調理器本体内のマグネトロン等の部
品を冷却する冷却風を吸気するための吸気口と冷
却後の冷却風を調理器本体の前方に排気するため
の排気口とを設けている。
しかるに、斯る構成においては、上記吸気口及
び排気口を通して凹所内部が見えて外観的に好ま
しくない。又、上記枠体は内面が掃除しにくいと
云う問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、調理器本体と調理家具等の凹所との
間を覆う枠体を、簡単な構成にして、凹所内部が
調理器本体の前方から見えにくくして外観的に優
れたものとし且つ掃除し易くした調理器を得るこ
とにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、調理家具等の凹所に設置される調理
器において、第1及び第2枠部材とからなり上記
凹所の前面全周と上記調理器の本体の前面全周と
の間を覆う枠体を設け、上記第2枠部材を上記凹
所の壁に固定するとともに上記第1枠部材を上記
第2枠部材に着脱自在に係合装着し、上記第1及
び第2枠部材の間に上記凹所の前方に臨む前端開
口及び上記凹所内に臨み上記調理器本体内と連通
する後端開口を有する通路を形成し、更に、上記
前端及び後端開口を上記調理器本体の前後方向に
て完全に重なる位置から互いにずらしたことを特
徴とする。
(ホ) 作用 上記手段により、調理器本体が設置された凹所
の内部を見えにくくでき、且つ、そのための枠体
を掃除し易くできる。
(ヘ) 実施例 第1図乃第8図は本考案実施例の電子レンジを
示す。
台所の壁面1に据付けられた調理家具2には凹
所3が設けられており、該凹所に電子レンジ本体
4が埋込み設置されている。そして、斯る設置状
態において、上記凹所3の前面全周と上記電子レ
ンジ本体4の前面全周との間は矩形枠体5により
覆われている。この枠体5は第1及び第2枠部材
6,7からなり、これら両枠部材の間に枠状の通
路即ち前部ダクト8が形成されている。該前部ダ
クトは、上記凹所3の前方に臨む前端開口16及
び上記凹所3内に臨む後端開口17を有してい
る。そして、上記前部ダクト8の上辺部8aの後
端開口17は、上記本体4の上面だけを覆い上記
本体4の排気口10に連なつている上部ダクト9
に対向しており、従つて上部ダクト9及び排気口
10を介して本体4内に連通している。また、上
記前部ダクト8の側辺部8b,8c及び底辺部8
dの後端開口17は、本体外装11の内壁面と凹
所3の内壁面と上部ダクト9の外壁面とで囲まれ
た空間12を介して本体4の吸気口13に連通し
更には本体4内に連通している。
ここで、上記前部ダクト8において、上記上辺
部8aと、側辺部8b,8c、底辺部8dとは、
仕切壁等により構造上互いに仕切られていない。
しかし乍ら、上記上辺部8aは、上述の如く上部
ダクト9に対向しこの上部ダクト9を介して本体
4の排気口10に連通しており、排気ダクトをな
している。また、上記側辺部8b,8c、底辺部
8dは、上述の如く空間12に対向しこの空間1
2を介して本体4の吸気口13に連通しており、
吸気ダクトをなしている。
而して、本体4内のフアン(図示しない)が駆
動すると、冷却風が上記前部ダクト8の側辺部8
b,8c及び底辺部8dから上記空間12及び吸
気孔13を通して本体4内に吸気され、斯る冷却
風は本体4内のマグネトロン(図示しない)等を
冷却する。その後斯る冷却風は上記排気孔10及
び上部ダクト9を通して上記前部ダクト8の上辺
部8aより本体4前方へ排気される。ここに上記
冷却風の吸、排気は枠体5の前面全周を介して効
率良く行なうことができる。
上記枠体5は以下のようにして組立てられてい
る。即ち、上記電子レンジ本体4が埋込み設置さ
れた家具2の凹所3の底壁3aに固定された取付
金具14に、上記第2枠部材7の底辺7aを複数
のネジ15で締着し、その後上記第1枠部材6の
内周辺に複数形成された切起こし片6aを上記第
2枠部材7の内周辺に複数形成された係合口7b
に着脱自在に係合することにより、上記枠体5は
組立てられている。
斯る構成においては、上記第1枠部材6は外周
辺6bを持つて手前に引けば簡単に取外すことが
できる。この場合、上記第1枠部材6は掃除し易
いことは勿論のこと、上記第2枠部材7は矢印A
(第5図)の如く内側に手を入れることができ掃
除し易くなる。
更に、上記前部ダクト8は屈曲し、これにより
上記前部ダクト8の吸気を行なうための側辺部8
b,8c及び底辺部8dと、排気を行なうための
上辺部8aとの各々において、前端及び後端開口
16,17は電子レンジ本体4の前後方向にて完
全に重なる位置から互いにずれており、より具体
的には前端開口16に対し後端開口17が電子レ
ンジ本体4側へずれている。よつて、電子レンジ
本体4の前方から、これら前部ダクト8の前端開
口16及び後端開口17を通して、上記凹所3内
部を不所望に見ることができにくくなつており、
電子レンジが外観的に優れたものとなつている。
又、上記上部ダクト9は上記上辺部8aの方が
高くなるように傾斜しており、電子レンジ本体4
内からの冷却風はスムースに前方に向つて流れ排
気される。
尚、本実施例において、本体4の上面を覆う上
記構造の上部ダクト9にあつては、側辺部8b,
8c及び底辺部8dから上記空間12内に吸気さ
れた冷却風が上記上部ダクト9の上側に回り込ん
でしまうが、この回り込みは第9図に示す如き上
部ダクト18を用いることにより阻止することが
できる。この上部ダクト18は両側壁18a、1
8bが家具2の凹所3の上壁3bにまで延びてい
る。この場合、上記前部ダクト8の側辺部8b,
8c及び底辺部8dから上記空間12内に吸気さ
れた冷却風が本体4内に入る前に上部ダクト18
上にまわり込むのを防止でき、(矢印B)、本体4
内のマグネトロンなどの冷却効果を向上できる。
即ち、上部ダクト18内を通る冷却風はマグネト
ロンなどを冷却した後のものでその温度が上昇し
ており、従つてこの上部ダクト18上を本体4内
に入る前の冷却風がまわり込むと、斯る冷却風は
上部ダクト18内の冷却風の影響を受けて温度が
上昇してしまい、冷却効果が低下するのである。
更に、本実施例において、上記枠体5の第2枠
部材7の各側壁に第4図の一点鎖線に示す如く切
欠部19を設けると、上記前部ダクト8による冷
却風の吸排気が一層効率良く行なわれる。この場
合、上記切欠部19は電子レンジ本体4の真正面
からは直視されず、外観的に劣るようなものでな
い。
更に、本実施例において、上記枠体5の第1枠
部材6の各前壁は第5図及び第6図の一点鎖線に
示す如く前方へ突出させても良い。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、調理器本体と調理家具等の凹
所との間を覆う枠体を設け、該枠体を第1及び第
2枠部材から構成し、該第2枠部材を上記凹所の
壁に固定するとともに上記第1枠部材を上記第2
枠部材に着脱自在に係合装着し、上記第1及び第
2枠部材の間に上記凹所の前方に臨む前端開口及
び上記凹所内に臨み上記調理器本体内と連通する
後端開口を有する通路を形成し、更に、上記前端
及び後端開口を上記調理器本体の前後方向にて完
全に重なる位置から互いにずらしたから、調理器
本体の前方から、両ダクトの前端開口及び後端開
口を通して、上記凹所内部を不所望に見ることが
できにくくなつており、調理器が外観的に優れた
ものとなつている。
更に、上記第1枠部材を上記第2枠部材に着脱
自在に係合しており、第1枠部材を適宜取り外す
ことができ、両枠部材の掃除が極めてやり易くな
つている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示し、
第1図は斜視図、第2図は断面図、第3図は電子
レンジ本体の斜視図、第4図は枠体の斜視図、第
5図は第1図の−線断面図、第6図は第1図
の−線断面図、第7図は第5図の矢印方向
斜視図、第8図は第6図の−線断面図、第9
図は本考案他の実施例の上部ダクトの斜視図であ
る。 2……調理家具、3……凹所、4……電子レン
ジ本体、5……枠体、6……第1枠部材、7……
第2枠部材、6a……切起し片、7b……係合
口、8……前部ダクト、14……前端開口、15
……後端開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理家具等の凹所に設置される調理器におい
    て、第1及び第2枠部材とからなり上記凹所の前
    面全周と上記調理器の本体の前面全周との間を覆
    う枠体を設け、上記第2枠部材を上記凹所の壁に
    固定するとともに上記第1枠部材を上記第2枠部
    材に着脱自在に係合装着し、上記第1及び第2枠
    部材の間に上記凹所の前方に臨む前端開口及び上
    記凹所内に臨み上記調理器本体内と連通する後端
    開口を有する通路を形成し、更に、上記前端及び
    後端開口を上記調理器本体の前後方向にて完全に
    重なる位置から互いにずらしたことを特徴とする
    調理器。
JP7029585U 1985-05-13 1985-05-13 Expired JPH0338572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7029585U JPH0338572Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

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JP7029585U JPH0338572Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

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Publication Number Publication Date
JPS61195220U JPS61195220U (ja) 1986-12-05
JPH0338572Y2 true JPH0338572Y2 (ja) 1991-08-14

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