JPH0338406Y2 - - Google Patents

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JPH0338406Y2
JPH0338406Y2 JP6098687U JP6098687U JPH0338406Y2 JP H0338406 Y2 JPH0338406 Y2 JP H0338406Y2 JP 6098687 U JP6098687 U JP 6098687U JP 6098687 U JP6098687 U JP 6098687U JP H0338406 Y2 JPH0338406 Y2 JP H0338406Y2
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JP
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portions
pipe
exhaust
exhaust pipe
gaskets
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JP6098687U
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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 イ−1 産業上の利用分野 本考案は内燃機関に用いられる排気管の連結装
置に関する。
イ−2 従来技術 従来、前記の連結装置として、高価なフレキシ
ブルパイプを使用することなく、連結すべき両排
気管の連結部に伸縮性及び屈曲性等をもたせるた
めに、第5図に示すような、いわゆるボールジヨ
イント方式の連結装置がある。この装置は、第5
図の如く、一方の排気管1に、外周面を凸状の球
面としたガスケツト2を設け、他方の排気管3
に、内周面を前記ガスケツト2の凸状球面に嵌合
する凹状球面とした嵌合体4を設け、これらガス
ケツト2と嵌合体4を嵌合すると共に両排気管
1,3に設けたフランジ5,6を、スプリング7
を介してボルト8で連結したものであり、例えば
米国特許第4097071号公報に開示されている。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点 前記従来のものにおいて、前記ガスケツト2の
外周面が嵌合体4の内周面に当接した状態におい
ては、その球状嵌合面によつて両排気管1,3相
互の屈曲は可能であるが、両排気管1,3に、こ
れら相互が押し合うような軸方向への圧縮力が作
用した場合には、その圧縮力を吸収できず、排気
管が損傷するおそれがある。
そこで本考案は、ボールジヨイント方式におい
て、連結すべき排気管がその軸方向に対して直交
する方向に振動した場合は勿論、特に軸方向に対
して引張力及び圧縮力が作用する振動を起こした
場合でもこれらの振動を吸収して排気管の損傷を
防止できる連結装置を提案することを目的とする
ものである。
ロ 考案の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 本考案は前記の問題点を解決するために、連結
すべき両排気管10,11の相互の対向端に、
夫々、排気管部より膨出させかつ先端が開口した
筒状の連結部12,13を一体的に延長形成し、
その一方の連結部12の先端部と他方の連結部1
3の基端部には、その内面を排気管の軸芯線上を
中心とする円弧面とした半球状の凹状受部14,
15を設け、これら両連結部12,13を相互に
所定量離間して対向配置し、該両連結部12,1
3間には、連結管16を、その両端を前記開口部
17,18を通じて両連結部12,13内に挿入
して介在し、該連結管16の外周部には、前記両
連結部12,13内を軸方向に移動可能でかつ前
記両凹状受部14,15に対向して合致する半球
状の曲面を有するガスケツト19,20を固設
し、更に両連結部12,13内には、前記ガスケ
ツト19,20を夫々対向する凹状受部14,1
5に押圧するばね21,22を設けたことを特徴
とするものである。
ロ−2 作用 軸方向と直交する方向に対して第2図に示す如
く、一方の排気管10に荷重P1が、他方の排気
管11に荷重P2が相反する方向に作用して両排
気管10,11の軸芯が相互にずれた場合には、
連結管16の両ガスケツト19,20が、これら
に対面する両凹状受部14,15の曲面に沿つて
回動し、連結管16は図示の如く傾斜する。した
がつて、この軸方向と直交する方向の荷重による
両排気管相互の屈曲を許容し、その荷重を吸収す
る。また、両ばね21,22により両ガスケツト
19,20の両凹状受部14,15への当接が維
持されるので、排気ガスの漏れが防止される。
また、軸方向に対して第3図に示す如く圧縮荷
重P3又はP4又はこれらが同時に作用した場合に
は、他方のガスケツト20と、その凹状受部15
はその当接状態を維持し、一方のガスケツト19
とその凹状受部14は、ばね21に抗して相互に
離間するように移動し、両排気管10,11に作
用する圧縮荷重を吸収する。
また、軸方向に対して第4図に示す如く、引張
荷重P5又はP6又はこれらが同時に作用した場合
には、一方のガスケツト19とその凹状受部14
はその当接状態を維持し、他方のガスケツト20
とその凹状受部15は、ばね22に抗して相互に
離間するように移動し、両排気管10,11に作
用する引張荷重を吸収する。
ロ−3 実施例 図面に示す本考案の実施例において、10は上
流側排気管、11は下流側排気管で、これらの連
結側端部は所定の間隔を有して対向配置されてい
る。該両排気管10,11の対向端部には、排気
管10,11より膨出した直径を有しかつ先端に
開口部17,18を形成した筒状の連結部12,
13が一体的に延長形成されている。一方の連結
部12の先端部と他方の連結部13の基端部に
は、その内面を排気管の軸芯線上の点Oを中心と
する半径Rの円弧面とした半球状の凹状受部1
4,15が形成されている。16は両端を前記両
連結部12,13内に挿入した連結管で、その管
径が前記両連結部12,13における開口部1
7,18の内端との間に間隙dが形成されるよう
に設定され、該連結管16が軸方向と直交する方
向に移動できるようになつている。該連結管16
の両端部外周には前記両凹状受部14,15に対
向して合致する半球状の曲面を有するガスケツト
19,20が固設されている。一方の連結部12
の基端部23と他方の連結部13の先端部24
は、両ガスケツト19,20が両連結部12,1
3内で連結管16と共に軸方向へ移動できるよう
に配置形成されている。25,26は連結管16
に固設したガスケツト受板である。21,22は
押圧用のばねで、その一方のばね21は前記基端
部23と前記ガスケツト受板25との間に圧縮介
在され、他方のばね22は前記先端部24とガス
ケツト受板26との間に圧縮介在され、連結管1
6と共に両ガスケツト19,20を両凹状受部1
4,15へ常時押圧している。27は排気ガスの
漏れを防止するフレアで、上流側の排気管10の
先端部において内方へ折曲して形成されている。
28は同じく排気ガスの漏れを防止するフレア
で、連結管16における前記フレア27と対向す
る端部を外方へ折曲して形成されている。29は
下流側の排気管11側における連結管16の端部
を内方へ折曲してなる排気ガスの漏れを防止する
フレアである。
ハ 考案の効果 以上のように本考案によれば、高価なフレキシ
ブルパイプを使用しないボールジヨイント方式の
ものにおいて、排気管の軸方向に対して直交する
方向の屈曲荷重と軸方向に対する圧縮荷重及び引
張荷重が排気管に作用しても、これらのいずれの
荷重をも良好に吸収し、振動による排気管の損傷
を防止できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2
図は屈曲荷重を受けた場合、第3図は圧縮荷重を
受けた場合、第4図は引張荷重を受けた場合の各
側断面図、第5図は従来構造の分解斜視図であ
る。 10,11……排気管、12,13……連結
部、14,15……凹状受部、16……連結管、
17,18……開口部、19,20……ガスケツ
ト、21,22……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結すべき両排気管10,11の相互の対向端
    に、夫々、排気管部より膨出させかつ先端が開口
    した筒状の連結部12,13を一体的に延長形成
    し、その一方の連結部12の先端部と他方の連結
    部13の基端部には、その内面を排気管の軸芯線
    上を中心とする円弧面とした半球状の凹状受部1
    4,15を設け、これら両連結部12,13を相
    互に所定量離間して対向配置し、該両連結部1
    2,13間には、連結管16を、その両端を前記
    開口部17,18を通じて両連結部12,13内
    に挿入して介在し、該連結管16の外周部には、
    前記両連結部12,13内を軸方向に移動可能で
    かつ前記両凹状受部14,15に対向して合致す
    る半球状の曲面を有するガスケツト19,20を
    固設し、更に両連結部12,13内には、前記ガ
    スケツト19,20を夫々対向する凹状受部1
    4,15に押圧するばね21,22を設けたこと
    を特徴とする排気管の連結装置。
JP6098687U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0338406Y2 (ja)

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JPS63168212U JPS63168212U (ja) 1988-11-01
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