JPH0338399B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0338399B2
JPH0338399B2 JP58197277A JP19727783A JPH0338399B2 JP H0338399 B2 JPH0338399 B2 JP H0338399B2 JP 58197277 A JP58197277 A JP 58197277A JP 19727783 A JP19727783 A JP 19727783A JP H0338399 B2 JPH0338399 B2 JP H0338399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge passage
pressure
backfilling
shield excavator
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58197277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6088798A (ja
Inventor
Teruo Matsushima
Nobuyoshi Motoki
Kazuo Usui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP58197277A priority Critical patent/JPS6088798A/ja
Publication of JPS6088798A publication Critical patent/JPS6088798A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はシールド掘進機の裏込注入装置に関
するものである。
従来技術 従来シールド掘進機において裏込注入はシール
ド掘進機後方に設けられた注入口から裏込材をセ
グメント背面に注入することによつて行つてい
た。(特公昭55−13276号公報、特開昭56−22899
号公報参照) しかして、裏込材は、地盤沈下を防止するため
にできるだけ早く強度を有することが必要であ
り、このため、早強裏込材(たとえばケイ酸ゲル
を有する瞬結タイプの裏込材)を注入することが
望ましいが従来の方法ではくり返し使用中に圧送
路が閉塞してしまうため事実上使用不可能とな
る。
発明の目的 この発明は以上のような問題点を改善するため
になされたもので、早強裏込材(たとえばケイ酸
ゲルを有する瞬結タイプの裏込材)の注入におい
て、複数液の混合注入が可能で、圧送路の閉塞防
止のために圧送路内の洗浄が可能なシールド掘進
機の裏込注入装置を提供することを目的とする。
発明の構成 この発明にかかるシールド掘進機の裏込注入装
置はシールド掘進機の外周にシールド掘進機内と
連通する二本の裏込材圧送路を有する複数のケー
スを設け、それぞれのケース内の裏込材圧送路は
ケースのテール側にて掘進機後部に開口する吐出
路の中間に相対向して連通する開口部を有し、吐
出路内へ進退可能な閉塞ピストンの中間部に連通
部を形成し、ピストン後退時に裏込材圧送路と吐
出路とを連通せしめ、ピストン前進時にピストン
先端で吐出路を閉塞せしめると共に連通部で二本
の圧送路を連通せしめるよう構成したことを特徴
とする。
実施例 以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳細
に説明する。
図において1はシールド掘進機であり、該シー
ルド掘進機1の外周にケース2が複数個設置され
ている。該ケース2内にはシールド掘進機1内と
連通する二本の裏込材圧送路である圧送パイプ
3,3′が設けられている。
ケース2のテール側には吐出路4及び、該吐出
路4にその中間側方から相対向して連通する開口
部を有する圧送路3a,3a′が形成された端部部
材4aが固定されている。吐出路4はシールド掘
進機1の中心線方向と平行であつてシールド掘進
機1後部に開口している。圧送路3a,3a′には
各々圧送パイプ3,3′が連結されている。
ケース2内には、吐出路4内へ進退可能に閉塞
ピストン5が設けられている。閉塞ピストン5は
吐出路4の断面形形状と同断面形状を有し、円柱
状に形成されている。該閉塞ピストン5の中間に
は各圧送路を連通せしめるための連通部6が形成
されている。実施例では連通部6としてくびれを
形成したが、その他中心線と直交する方向に貫通
する孔等が採用可能である。閉塞ピストン5はケ
ース2内に収納されたシリンダ7のロツドと筒状
の連結部材7aによつて連結され、吐出路4内に
進退可能に構成されている。
また第5図に示すように注入パイプ3,3′に
は弁8,8′が各々設けられ、該弁8,8′よりテ
ール側において、洗浄パイプ9が連結されてい
る。洗浄パイプ9の各圧送パイプ3,3′直前に
は各々弁10,10′が設けられ洗浄パイプ9の
途中にはタンクT及びポンプPが介在せしめられ
ている。
次に以上のように構成された裏込注入装置によ
つて行う裏込材の注入方法及び洗浄作業につき説
明する。
まず裏込材の注入時においては閉塞ピストン5
5は吐出路4から後退させ、圧送パイプ3,3′
の弁8,8′は開口し、洗浄パイプ9の弁10,
10′は閉にしておく。(第3図)この状態にて圧
送シールド3,3′、圧送路3a,3a′、吐出路
4を通して裏込材をシールド掘進機1後方に吐出
する。二液注入の場合には各圧送パイプ3,3′
に異つた液を送れば、吐出路4内にて混合され
る。
この状態にて吐出路4開口部からシールド掘進
機1後方の地山とセグメント間の空間に裏込材を
注入する。早強裏込材(たとえばケイ酸ゲルを有
する瞬結タイプの裏込材)を注入した場合裏込材
は早期に硬化して地盤沈下を防止する。
圧送パイプ3,3′、及び圧送路3a,3a′の
洗浄時には閉塞ピストン5を前進させ吐出路4内
に嵌入し、圧送パイプ3,3′の弁8,8′は閉に
し、洗浄パイプ9の弁10,10′を開にしてお
く。(第4図)この状態にてポンプPを駆動して
洗浄液を、圧送パイプ3、圧送路3a、圧送路3
a′、圧送パイプ3′、洗浄パイプ9内を順に循環
させて洗浄を行う。吐出路4内の汚れ等は閉塞ピ
ストン5によつて吐出路4外へ排出される。
発明の効果 この発明にかかるシールド掘進機の裏込注入装
置は以上のような構成を有するため、閉塞ピスト
ンを後退させシールド掘進機すぐ後方のセグメン
トと地山との空間へ裏込材の注入がが容易であ
り、地盤沈下の危険を減少せしめることができ
る。
また、早強裏込材(たとえばケイ酸ゲルを有す
る瞬結タイプの裏込材)の裏込注入の場合におい
ても、薬液の混合、注入が円滑に行え、また圧送
路内の洗浄も閉塞ピストンを前進させ二本の圧送
路を連通させ一方の圧送路から他方の圧送路へ洗
浄液を流して極めて容易に行うことが可能なため
圧送路の閉塞が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる裏込注入装置を取付
けたシールド掘進機の縦断面図、第2図は裏込注
入装置の横断面図、第3図及び第4図は注入装置
のテール側の横断面図、第5図は洗浄液のフロー
状態を示す説明図である。 1……シールド掘進機、2……ケース、3,
3′……圧送パイプ、3a,3a′……圧送路、4
……吐出路、5……閉塞ピストン、6……連通
部、7……シリンダ、8,8′……弁、9……洗
浄パイプ、10,10′……弁、T……タンク、
P……ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シールド掘進機の外周にシールド掘進機内と
    連通する二本の裏込材圧送路を有する複数のケー
    スを設け、それぞれのケース内の裏込材圧送路は
    ケースのテール側にて掘進機後部に開口する吐出
    路の中間に相対向して連通する開口部を有し、吐
    出路内へ進退可能な閉塞ピストンの中間部に連通
    部を形成し、ピストン後退時に裏込材圧送路と吐
    出路とを連通せしめ、ピストン前進時にピストン
    先端で吐出路を閉塞せしめると共に連通部で二本
    の圧送路を連通せしめるよう構成したことを特徴
    とするシールド掘進機の裏込注入装置。
JP58197277A 1983-10-21 1983-10-21 シールド掘進機の裏込注入装置 Granted JPS6088798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58197277A JPS6088798A (ja) 1983-10-21 1983-10-21 シールド掘進機の裏込注入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58197277A JPS6088798A (ja) 1983-10-21 1983-10-21 シールド掘進機の裏込注入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6088798A JPS6088798A (ja) 1985-05-18
JPH0338399B2 true JPH0338399B2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=16371783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58197277A Granted JPS6088798A (ja) 1983-10-21 1983-10-21 シールド掘進機の裏込注入装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0455115Y2 (ja) * 1987-05-28 1992-12-24

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541936A (en) * 1977-06-06 1979-01-09 Japan Dev & Construction Method of injecting back filler in shielding excavation of tunnel etc*
JPS5513276A (en) * 1978-06-23 1980-01-30 Goldwell Gmbh Method of preparing beauty multiicomponent composition and apparatus for carrying out it
JPS5622899A (en) * 1979-08-02 1981-03-04 Hitachi Construction Machinery Backkfilling injecting device in tunnel excavator
JPS56111799A (en) * 1980-02-12 1981-09-03 Tetsuya Takigawa Injection mixing device for backkfilling material of covering body for shield construction

Patent Citations (4)

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JPS56111799A (en) * 1980-02-12 1981-09-03 Tetsuya Takigawa Injection mixing device for backkfilling material of covering body for shield construction

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JPS6088798A (ja) 1985-05-18

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