JPH0338284A

JPH0338284A - 根菜類選別機

Info

Publication number: JPH0338284A
Application number: JP17096089A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Yuasa; 湯浅　良弘
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-06-30
Filing date: 1989-06-30
Publication date: 1991-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、キュウリ、大根２人参、せ藷などの根菜類を
その長さに応じ分類選別するための選別機に関するもの
である。

（従来の技術）従”来、キュウリ、大根２人参などの各種根菜類はその
長さを揃える必要から随時、選別が行われているが、こ
の選別作業はベルトコンベアなど搬送ベルト上に上記各
根菜類を載せて搬送し、その途中で目視により人手を介
して行われている状況である。

なかでもキュウリなどはＭ、Ｌ、ＬＬなどに応じて予め
、作成した尺度を利用し、−々、測定して等級別に分類
することが行われている。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上記の如き選別作業は人手を必要とすること
から、人件費の高騰と共に経済性に難があるのみならず
、目視作業では熟練を必要とし効率は勿論、選別斑も避
けることは困難である。

本発明は上述の如き実状に対処し、選別の自動化を企図
し、特に複数のベルトの併用と重心位置による各根菜類
の落下長を組み合わせることにより所要段階の長さ等級
に各種根菜類を容易かつ確実に選別することを目的とす
るものである。

（課題を解決するための手段）上記目的に適合するために本発明は下記の如き選別機を
提供する。

即ち、請求項１記載の発明は最も基本的であり、複数の
仕切り壁を介して複数列に分けられ、根菜類を複数個搬
送可能な搬送ベルトと、該搬送ベルトに対し、所要長さ
以上の根菜類は渡すが、それ以下は落下させる間隙を存
して、該搬送ベルト後方に連設された次の別搬送ベルト
からなる根菜類選別機の構成を特徴とする。

そして、請求項２記載の発明は最も実用的なものを示し
、複数の仕切り壁を介して複数例に分けられ、根菜類を
複数個搬送可能な搬送ベルトと、該搬送ベルト後方で前
方の搬送ベルトに対し所要長さの根菜類は渡すが、それ
以下の長さの根菜類は落下させる、順次大なる間隙を存
して連設された複数の搬送ベルトからなり、前記複数の
搬送ベルトは順次、前方の搬送ベルトに対し低く段階的
に配置されている根菜類選別機の構成を特徴とする。

（作用）上越の構成からなる選別機を用い、根菜類の選別作業を
行うにあたっては先ず、当初の搬送ベルト上で複数に仕
切られた各区画内に根菜類を載せ、搬送ベルトを駆動す
ると、載せられた根菜類は後続の方向に移行し、次の搬
送ベルトとの間隙でその決められた所要の間隙によって
根菜類の重心値。

置の関係から根菜類のうち、比較的短いものは落下し、
下部に収容ケー゛スを置けばそれら比較的短い根菜類を
その内部に収容する一方、上記間隙で落下しない比較的
長い根菜類は後続の搬送ベルト上に渡り、次の選別ある
いは別の収容ケースに収容される。

請求項２記載の発明は上記根菜類を例えばＭ。

Ｌ、ＬＬなど３段階以上に分類選別する場合に使用し、
前記と同様にして先ずＭ２次いでり、そしてＬＬと順次
、大きさに合わせて選別が行われる。

（実施例）以下、本発明の具体的な実施例を添付図面に従って説明
する。

第１図は本発明選別機の１例として、Ｍ、　　Ｌ。

ＬＬの３段階に分類選別する例を示し、図において（１
）は第１段の搬送ベルト、（２）は第２段の搬送ベルト
、（３）は第３段の搬送ベルトで、これら各段階の搬送
ベル）　（１）（２）（３）は選別分類すべき根菜類の
進行方向に従って順次配設されており、通常、第１段の
搬送ベルト（１）と第２段の搬送ベルト（２）の間には
ＬならびにＬＬの大きさの根菜類は渡るが、Ｍの大きさ
の根菜類はその重心位置にもとづいて傾斜落下する程度
の間隙（ｌ、）が設定され、また、第２段の搬送ベルト
（２）と第３段の搬送ベルト（３）の間にはＬＬの大き
さの根菜類は渡るが、Ｌの大きさの根菜類はその重心位
置から傾斜落下する程度の間隙（１８）が設定されてい
る。

そして、図においては上記各段の搬送ベルト（１）（２
）（３）はその配設位置の高さをずらして、第１段搬送
ベルト（１）より後方に次第に低く段階的に配置がなさ
れている。

勿論、上記の構成において、搬送ベルトの数は分類選別
しようとする種類の数に応じて決められ、また、各段の
搬送ベルト間の間隙もそれに応して順次設定されるが、
ベルト間の間隙は選別の都合上、第１段搬送ベルト（１
）と第２段搬送ベルト（２）の間が最も短く、後方に順
次、少し宛、大きくしてゆくことが一般的である。

なお、図中、（４）は第１段の搬送ベルト（１）上に分
類選別しようとする根菜類を供給載置するための供給部
、（５）、　（６）、　ｆ７）は前記搬送ベルト間の間
隙で分類選別され、下方へ落下した根菜類を受は収容す
るための収容ケース、（Ａ）は分類選別しようとする根
菜類である。

ところで、上記搬送ベル）　（１）（２）（３）は何れ
も通常の広幅のコンベアベルトの如きものでもよいが、
根菜類を複数個同時に搬送するためには根菜類が相互に
その進行を妨げないようにベルトに仕切り壁を設けて区
画することが好適である。

第２図はかかる仕切り壁００を設は搬送される根菜類が
互いにぶつかり合わないようにすると共に搬送ベルト（
１）自体をも搬送数に合わせて複数の細巾ベルト（１＾
）　（ＩＢ）　（ＩＣ）　（１０）・・・に分割し、夫
々独立せしめた例である。

又、第３図はベルト自体は広幅であるが、ベルトの根菜
類搬送面に仕切り壁（１０を設けて搬送ベルト上で区画
せしめた場合である。

これら、何れの構成においても根菜類は搬送ベルト上で
互いに独立して搬送され、相互に干渉し合うことはなく
、円滑に移行する。

なお、上記仕切り壁０１）をもつ搬送ベルトの構造は第
１段搬送ベル）　（１）では少なくとも必要であるが、
分類選別された後続の第２段以後の搬送ベルトの場合に
は必らずしも必要ではない。しかし第３段階以上に分類
選別する場合には第２段以降のベルトにおいてもそのよ
うに仕切り壁を設けることも時により有効である。

かくして、第１図に示す実施例装置を使用し選別する場
合には、分類選別しようとする例えば、キュウリ、人参
、大根、甘藷などの根菜ｉ　（Ａ）を供給部（４）を通
じて第１段の搬送ベル）　（１）上の仕切り壁００で区
切られた複数の各列に挿入、ＮＷすると、搬送ベルト（
１）の移行と共に次第に後続方向に進行し、後続の第２
段の搬送ベルト（２）との間の間隙“（１１）部で最も
短く、Ｍ又はそれ以下の大きさの根菜類（Ａ）は図の如
く傾斜して下方へ落下し、下部の収容ケース（５）に収
設され、それ以上の大きさの根菜類（Ａ）は後続の第２
段搬送ベルト（２）上に渡ってゆく。

そして、次に上記第２段の搬送ベルト（２）上に渡２っ
た根菜類（Ａ）は再び前記と同様にして第２段の搬送ベ
ルト（２）の移行と共に後続の第３段の搬送ベルト（３
）との間に至ると、その間の間隙Ｃ１１ｔ）の大きさに
よって根菜類（Ａ）はその間隙（１２）を通過するもの
と、その間で傾斜落下するものとに分けて選別され、落
下するもの、即ち、Ｌの大きさのものは下部の収容ケー
ス（６）に収容され、一方、通過したＬＬの大きさのも
のは第３段の搬送ベルト（３）によって搬送されて最後
の収容ケース（７）内に収容される。

このようにして分類しようとする種類に応じて所要の選
別が行われ、夫々、下部に設置されたケース内に収容さ
れて次工程に送られ、出荷過程に移される。

なお、以上の選別機において、特にキャスター等を利用
し、各段の搬送ベルト間の間隙を随時、変更調整可能な
構成とすれば根菜の種類に応じ適宜、その間隙を変更設
定し、広範囲にわたり利用することが可能となる。

（発明の効果）本発明は以上のように複数の搬送ベルトを所要の間隙を
存して連設配置し、複数列、同時に給送しながら自動的
に分類選別し得るようにしたものであり、単に第１段の
搬送ベルト上に複数列に整理して載置し、搬送するだけ
で夫々のベルト間隙に応じてＭ、Ｌ及びＬＬの大きさな
ど、種々のクラス別に自動的に分類選別され、選別能率
が著しく向上すると共に、目視等により熟練を必要とし
ていた従来の選別に比し、何人でも簡単に操作すること
が可能で、根菜類の選別作業を頗る容易ならしめること
ができる。

殊に、複数の各ベルト間の間隙調整を可能とすることに
よりキュ９９１人参、大根など、夫々の根菜類別に間隙
を設定すれば幅広く各種のものに汎用′でき、実用上の
効果がより増大する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る選別機の１例を示す側面概要図、
第２図及び第３図は搬送ベルトの各側を示す各平面図で
ある。（１）　（２）　（３）　　・・・搬送ベルト、（１１
）・・・・・・仕切り壁。（Ａ）　　・・・・・・根菜類。（ｌＩ）（ｆｆｉｔ）・・・ベルト間の間隙。

Claims

【特許請求の範囲】１、複数の仕切り壁を介して複数列に分けられ、根菜類
を複数個搬送可能な搬送ベルトと、該搬送ベルトに対し
、所要長さ以上の根菜類は渡すが、それ以下は落下させ
る間隙を存して該搬送ベルト後方に連設された次の搬送
ベルトからなることを特徴とする根菜類選別機。２、複数の仕切り壁を介して複数列に分けられ、根菜類
選別機を複数個搬送可能な搬送ベルトと、該搬送ベルト
後方で、前方の搬送ベルトに対し、所要長さの根菜類は
渡すが、それ以下の長さの根菜類は落下させる順次大な
る間隙を存して連設された複数の搬送ベルトからなり、
前記複数の搬送ベルトは順次、前方の搬送ベルトに対し
低く段階的に配置されていることを特徴とする根菜類選
別機。