JPH033816Y2 - - Google Patents

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JPH033816Y2
JPH033816Y2 JP4781086U JP4781086U JPH033816Y2 JP H033816 Y2 JPH033816 Y2 JP H033816Y2 JP 4781086 U JP4781086 U JP 4781086U JP 4781086 U JP4781086 U JP 4781086U JP H033816 Y2 JPH033816 Y2 JP H033816Y2
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plate
oil
plates
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JP4781086U
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関や産業機械などに装着され
るオイルクーラに関し特に2種のオイルを1台の
熱交換器で冷却するものである。
〔従来の技術〕
異種のオイルを冷却するためには通常2台のオ
イルクーラを装着しなければならない。そこで本
出願人は円形の皿形プレートを重ねて層状空間を
形成させオイルと水を交互の層に流すようにし
た、いわゆるハウジングレス型オイルクーラにお
いて、オイル層を仕切りプレートで上部と下部と
に区画し、異種のオイルを上方から出入させるも
のと、下方から出入させるものとの2流路に区画
し、同一の冷媒で冷却する複合式オイルクーラを
提案した(特願昭61−44569号(特開昭62−
202997号))。
この種のものは自動車エンジンの潤滑油と変速
機油などの冷却など、狭いスペースで小型化した
オイルクーラを設けようとするものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようなオイルクーラにあつては、冷却さ
れるオイルはオイルクーラ内に設けた仕切りプレ
ートで上方と下方とに区画しているのでオイルの
出入口は2種のオイルがそれぞれ一方端と他方端
とに限定され出入口配管を自由に設定することが
できず、装着するレイアウト上の不便がある。
この考案は上記のような不都合をなくすための
ものであつて、1台のオイルクーラに2種の被冷
却流体を同時に流し、その入口、出口が該オイル
クーラの端面に自由に設定できるようにして、小
型化された構造簡単なオイルクーラである。冷却
水および2種のオイルの出入口が自由に設定でき
る、レイアウト上有利なオイルクーラを提供しよ
うとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
この考案の複合式オイルクーラは円形の底板上
の同一円周周上に穿設した等ピツチの6個の開口
のうち中心に対し対称な4個の開口に立上りパイ
プを設けるととも底板周縁にフランジを設けたプ
レートを複数枚積層し、最上部開放端に底板と同
形の開口を有する端板を配設し、かくして形成さ
れる積層体の内部が互に隔絶された3個の空間に
区画されるようにし、それぞれの空間を2個の開
口で外部と連通させたものである。
〔作用〕
上記のような複合式オイルクーラは3種に隔絶
された空間が層状に配列され、それぞれ外部と連
通する2個の開口(各流体の入口および出口)を
上下端面のいずれかに備えているから、3種の流
体が各プレートの底板を介して隣接空間の流体と
熱交換を行なう。
〔実施例〕
第1図にこの考案の実施例の構成を示し、第2
図にプレートの形態を示す。第2図のプレート2
は底板3の周縁にフランジ4が設けられている。
底板3は円形をなしこれと同心の円上に60゜ピツ
チで開口51,52,53,54,55,56が
設けられ、中心に対して対称位置の開口52,5
5および53,56にはその周縁に立上りパイプ
6が設けられている。第2図に示すように立上り
パイプ6は底板3から一体的に立上らせたフラン
ジで形成すると好都合である。このプレート2は
第1図の例では60゜ずつ順次ずらせて積層され、
フランジ4は直上層のフランジ4に嵌合し、立上
りパイプ6は直上層の開口51〜56のいずれか
の開口の周縁に当接するように積重ねられる。最
上層プレートの上部開放端は円形の端板7で被わ
れる。端板7には底板3と同様な位置に開口51
〜56が設けられる。
第1図に上記のようにして形成された複合式熱
交換器1を示す。プレート2は下方から順次に時
計方向に60゜ずつずらせて積層され最上端はプレ
ート2の底板3と同じ開口51〜56を設けた端
板7で被われる。
かくすれば複合式熱交換器1は端板7の開口5
1,54に連通する空間、開口52,55に連通
する空間、および開口53,56に連通する空間
に区画される。例えば端板7の開口51,54は
それぞれ順次下層の開口52,55、その下層の
開口53,56、さらに下層の開口54,51と
上下方向に接続され、この縦列における開口5
1,54の上面で層状の偏平空室に連通し、他の
層はパイプ6により遮断される。かくして3個の
空間が形成され、そのおのおのは端板7又は最下
層底板3で外部に連通する開口4個を有するから
そのうち2個を閉塞して他の2個を流体の入口、
出入とするものである。第1図にオイルA、オイ
ルB、冷却水Wの通路を示す。各入口、出口は端
板と最下層の底板とにどのように設けてもよい
が、縦列の上下直線上に対向した位置に設ける
と、流体は短絡的に流れてしまい、層状の空間へ
流入しなくなるから好ましくない。第1図の例で
は層状の空間の配列はオイルA、オイルB冷却水
Wの順の繰り返しとなるが、プレートを重ねる際
各プレート2の立上りパイプ6の位置を任意に定
めて、3種の流体の層状の空間の配列順序を任意
に定めることができる。また積層するプレートの
枚数は何枚でもよい。
〔効果〕
この考案の複合式オイルクーラは単一のプレー
トの重ね合わせで層状の3個の空間を形成させう
るから2種のオイルを同じ冷却水によつて同時に
冷却する。しかもオイルクーラの端面に2種のオ
イルと冷却水の出入口を自由に設定できレイアウ
ト上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の構成を示す図、第2図イはプ
レートの平面図、ロはイにおけるX−Y断面図で
ある。 2…プレート、3…底板、4…フランジ、6…
立上りパイプ、7…端板、51,52,53,5
4,55,56…開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形の底板に、これと同心の円周上に等ピツチ
    で6個の開口を設け、該開口のうち前記円中心に
    対し対称位置にある4個の開口周縁に立上りパイ
    プを設け、かつ底板周縁にフランジを設けてなる
    皿形プレートを、層状に重ね合わせて隣接層のプ
    レートのフランジ同志を嵌合させ、立上りパイプ
    を隣接プレートの開口周縁に当接させ、最上層の
    プレート開放端を底板と同一の開口を有する端板
    で被い、前記のようにして形成される積層体の端
    板と最下層の底板とに設けられた開口のうち体中
    心軸を含む平面上にある4個ずつの開口の2個ず
    つを閉塞してなる、複合式オイルクーラ。
JP4781086U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH033816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4781086U JPH033816Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP4781086U JPH033816Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62160174U JPS62160174U (ja) 1987-10-12
JPH033816Y2 true JPH033816Y2 (ja) 1991-01-31

Family

ID=30868768

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JPS62160174U (ja) 1987-10-12

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