JPH0523982Y2 - - Google Patents

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JPH0523982Y2
JPH0523982Y2 JP2971987U JP2971987U JPH0523982Y2 JP H0523982 Y2 JPH0523982 Y2 JP H0523982Y2 JP 2971987 U JP2971987 U JP 2971987U JP 2971987 U JP2971987 U JP 2971987U JP H0523982 Y2 JPH0523982 Y2 JP H0523982Y2
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fluid
heat exchange
unit
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adapter
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車エンジンなどに用いられる熱
交換器に関する。
(従来の技術) 従来熱交換器は2種の流体を隔壁を通じて接触
させて熱交換させるものであつた。例えば自動車
用エンジンにおいてはエンジンオイル用のオイル
クーラをエンジン本体に装着し、これとは別個に
オートマチツクミツシヨン用のオイルクーラは熱
交換コアをラジエータのロアタンク内に挿入し、
このように2組の熱交換器を用いている。後者の
ものは通常エンジンの後方から長い配管をし、し
かもホースで連結してエンジン前方のラジエータ
までオイルを導びいている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように従来の熱交換器は一方の流体例え
ば冷媒が同一であつても被冷却流体が異なる毎に
別個に熱交換器を設けねばならず配管が複雑とな
り各機器のレイアウト上も不便である。
(問題点を解決するための手段) この考案の複合式熱交換器は2種の流体と他の
1つの流体との間で熱交換を行わせる熱交換器で
ある。
皿形のプレートを積層し1層おきに2流体の流
路が形成される上部熱交換コアの上面に第2流体
の出入口を設けた上部ユニツトと、下部熱交換コ
アとアダプタとでなる下部ユニツトとが重ね合わ
されて複合式熱交換器を形成している。下部ユニ
ツトは下面に第1流体の入口を備え、上面に第3
流体の流出通孔、流入通孔を備えている。アダプ
タは中央開口を有し、第3流体入口室、第3流体
出口室および第1流体通路を設ける。第1流体通
路は中央開口と前記下部熱交換コアに設けた第1
流体流出通孔とを連通させる。上部ユニツトと下
部ユニツトとは第3流体の流入通孔と流出通孔と
が連通するように重ね合わせさる。
この考案の複合式熱交換器は上部熱交換コアと
下部熱交換器の間にアダプタが置かれても、最下
部にアダプタが置かれてもよい。
(作用) この考案の複合式熱交換器は上部ユニツトに第
2流体が上面の出入口から出入し、下面の第3流
体流出流入通孔から入つた第3流体との間で熱交
換を行なう。下部ユニツトは下面から第1流体を
受け入れて下部熱交換コア内へ流入させ下部熱交
換コアからアダプタの第1流体通路へ流入させ中
央開口へ導びく。なお中央開口へ至つた第1流体
は、後述の中空センターボルトの中空部に流入し
て送出されるようになる。第3流体はアダプタの
入口パイプから第3流体入口室へ入り下部熱交換
コアへ流入して第1流体との間で熱交換を行ない
第3流体出口室を経て出口パイプから流出する。
上部ユニツトへは下部ユニツトから第3流体が流
入し、上部ユニツトから下部ユニツトへ流出する
が、下部ユニツトの上部にアダプタが配設された
場合はアダプタと上部ユニツトの間で、アダプタ
が下部に設けられた場合は下部熱交換コアと上部
ユニツトの間で第3流体が流入流出するものであ
る。
このように第3流体を例えば冷媒として、1基
の熱交換器で第1、第2流体の冷却が行なわれ
る。
(実施例) 第1図〜第3図に第1の実施例を示す。この例
の第1流体はエンジンオイル、第2流体はトルク
コンバータオイル、第3流体は冷却水である。複
合式熱交換器1は上部熱交換コア2と上下端板
3,4と第2流体の入口パイプ5、出口パイプ6
とでなる上部ユニツト7に下部ユニツト14を重
ねたものである。下部ユニツト14は下部熱交換
コア8と上下端板9,10と、そして第3流体の
入口パイプ12、出口パイプ13を側面に備えた
アダプタ11とでなる。
上部、下部の熱交換コア2,8は第4図のよう
に周縁と中央開口とにフランジ15a,15bを
設け、同心円上に等ピツチで4個の開口15cを
設けそのうち対向する2個にフランジ15dを設
けたプレート15を1ピツチずつずらせて適宜枚
数重ね合わせたものである。フランジ15dが1
層おきに配列されて2個の流路が区画される。
上部ユニツト7の上端板3は第2流体の入口パ
イプ5、出口パイプ6を上部熱交換コア2の1つ
の流路に連通させて第2流体を流通させ、下端板
4には第3流体の流入通孔4a、流出通孔4bが
設けられて上部熱交換コア2の他の流路に連通す
る。
下部ユニツト14の上端板9には第1流体の流
出通孔9aと第3流体の流入流出通孔9b,9c
とアダプタの中央開口を連通させる第1流体通路
11cとを備えている。入口室11aには上下面
に第3流体流出通孔11dが設けられ、出口室1
1bの上下面には第3流体流入通孔11eが設け
られる。又、下端板10には第3図に示すように
第1流体の入口が設けられる。
この複合式熱交換器1は中央開口を貫通する中
空センターボルト30によつて取付ベース31に
取付けられる。アダプタ11の第1流体通路11
cは中空センターボルト30に設けられた横孔と
中空部とによつて取付ベースのセンターボルト孔
に連通し、第1流体の戻り通路となる。
次に第2の実施例を第5図、第6図、第7図に
示す。複合式熱交換器20は第1の実施例と同様
な上部ユニツト7と下部ユニツト21とでなる下
部ユニツト21は上方に下部熱交換コア23、下
方にアダプタ24が配設される。上部および下部
熱交換コア2,23を形成するプレートは第4図
のプレート15である。下部ユニツト21の上端
板25には第3流体の流出通孔25a、流入通孔
25bが設けられ下端板26には第1流体流入通
孔26a、流出通孔26bおよび第3流体流入通
孔26c、流出通孔26dが設けられる。アダプ
タ24内は第3流体の入口室24a、出口室24
bおよび中央開口に連通する第1流体流路24d
が設けられ、さらに第1流体入口24cが設けら
れる。入口24cは下端板の第1流体流入通孔2
6aに連通する。32は中空センターボルトであ
る。
(考案の効果) この考案の複合式熱交換器は熱交換コアを2個
設けアダプタから流入された流体と、上下熱交換
コアへ流入する他の2種の流体との間で熱交換を
行なわせるので、従来の2個の熱交換器を1基に
まとめることができる。従つて配管が簡単にな
り、機器のレイアウト上も便利となり、保守点検
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の熱交換器の断面図で、第3流
体の流れを示す図、第2図はその平面図である。
第3図は第1図の熱交換器の第1、第2流体の流
れを示す断面図である。第4図はプレートの図で
ある。第5図は他の実施例の第1、第2流体の流
れを示す断面図、第6図はその第3流体の流れを
示す断面図、第7図は第5図の実施例のアダプタ
の図である。 7……上部熱交換コア、11,24……アダプ
タ、11c,24d……第1流体流路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央開口を有する皿形のプレートを積層して
    形成される層状の環状空室を1層おきに連通さ
    せて第1流体及び第3流体の流路とした下部熱
    交換コアと、中央開口を有し、第3流体入口
    室、第3流体出口及び中央開口に連通する第1
    流体通路を設けたアダプタとを重ね合わせて、
    下部熱交換コアの端面に設けた第1流体流出通
    孔と、第1流体通路とを連通させ、上端面に第
    3流体流出通孔、第3流体流入通孔を設け、下
    端面に第1流体の入口を設けて下部ユニツトと
    し、中央開口を有する皿形のプレートを積層し
    て形成される層状の環状空室を1層おきに連通
    させて第2流体及び第3流体の流路とした上部
    熱交換コアの上面に、第2流体の入口、出口を
    設け、下面に第3流体の流入通孔と流出通孔を
    設けて上部ユニツトとし、下部ユニツトの上面
    に上部ユニツトを重ね合わせて、上下ユニツト
    の第3流体流出通孔を相手側の第3流体流入通
    孔に連通させてなる複合式熱交換器。 (2) 下部ユニツトは上側にアダプタ、下側に下部
    熱交換コアが配設されてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の複合式熱交換器。 (3) 下部ユニツトは上側に下部熱交換コア、下側
    にアダプタが配設されてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の複合式熱交換器。
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JPS63142578U JPS63142578U (ja) 1988-09-20
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JP7057654B2 (ja) * 2017-12-14 2022-04-20 株式会社マーレ フィルターシステムズ オイルクーラ
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