JPH055207Y2 - - Google Patents

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JPH055207Y2
JPH055207Y2 JP1986150399U JP15039986U JPH055207Y2 JP H055207 Y2 JPH055207 Y2 JP H055207Y2 JP 1986150399 U JP1986150399 U JP 1986150399U JP 15039986 U JP15039986 U JP 15039986U JP H055207 Y2 JPH055207 Y2 JP H055207Y2
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JP
Japan
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oil
bracket
flow path
annular recess
oil cooler
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JP1986150399U
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 内燃機関の潤滑オイルを冷却するためのオイル
クーラ装置に関する。
〔従来の技術〕
オイルクーラ装置は、第8図のようにエンジン
ブロツク1の潤滑オイル流路にブラケツト2を固
着し、このブラケツト2にオイルクーラ3を螺着
して成るものである。また、このブラケツト2に
は、オイルフイルタ7の取付部8も形成されてい
る。この例は、実公昭59−36650号公報に示され
ている。ブラケツト2は、鋳造されたものであ
り、内部に、エンジンブロツク1とオイルクーラ
3とオイルフイルタ7とを連通させるオイル連通
路4を有している。オイルクーラ3は、ほぼ円筒
状をなしており、内部にオイル室と水室とが隔絶
されて設けられている。水室には、水パイプ5,
6が連結される。オイルフイルタ7は、使い捨て
型のものであり、円筒ケース内にフイルタエレメ
ントを配設して成る通常のものである。
潤滑オイルは、エンジンブロツク1の潤滑オイ
ル流路からブラケツト2のオイル連通路4を通つ
てオイルクーラ3内のオイル室に導かれそこから
再度オイル連通路を通つてオイルフイルタ7に流
入する。オイルフイルタ7を通つた潤滑オイル
は、逆にエンジンブロツク1に向け戻つていく。
オイルクーラ3の水パイプ5からは、冷却水が導
入され、水室に流入し、そこから水パイプ6に戻
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のオイルクーラ装置のブラケツト2には、
潤滑オイルをオイルフイルタ7およびオイルクー
ラ3へ供給させるためのオイル連通路4が設けら
れるが、このオイル連通路4はオイルをエンジン
ブロツク1からオイルクーラ3さらにオイルフイ
ルタ7へ流通させその後エンジンブロツク1へ戻
るように形成させなければならないので、きわめ
て複雑化し高価なものになつてしまう。また、ブ
ラケツト2の外方には、オイルクーラ3とオイル
フイルタ7とが共に突出して設けられており、ブ
ラケツト2外周囲のスペースを広く占拠し、スペ
ースの有効利用を防げている。
〔問題を解決するための手段〕
ほぼ円筒状のものであつて上面に環状凹部が設
けられ該環状凹部の底面に潤滑油オイル流路と冷
却水流路とを設けたブラケツトの環状凹部に、 中央に立上り縁を有する開口が設けられており
外周に外周立上り縁を有しさらに立上り縁と外周
立上り縁との間の同心円上にオイルが流通する一
対の流通口と水が流通し立上り壁を有する一対の
流通口とを設けたデイスク状平板を所定角度ずら
して複数枚積層し最下段に上記オイルが流通する
一対の流通口に連通する開口を設けた下プレート
を設けこれらを一体的に固着し各平板間に水室と
オイル室とを交互に形成させ中央に挿通口を設け
たオイルクーラを挿設し、 挿通口にねじ付中空ボルトを挿入してオイルク
ーラをブラケツトに固着し環状凹部の潤滑オイル
流路にねじ付中空ボルトと下プレートのオイル室
に連通する開口を連結し、また冷却水流路に下プ
レートの水室に連通する開口を連結した構成とし
たものである。
〔作用〕
オイルクーラは、ブラケツト内に挿設され、オ
イルフイルタは、オイルクーラ上に固定される。
オイルクーラとオイルフイルタとは、複雑なオイ
ルの流通路によることなく、直接に連通する。
〔実施例〕
第1図〜第3図は、本考案のオイルクーラ装置
であり、ブラケツト10、オイルクーラ11およ
びオイルフイルタ12から成る。ブラケツト10
は、ほぼ円筒状のものであり、その上面に環状凹
部13が設けられ該凹部の底面14に潤滑オイル
流路15および冷却水流路16を有する。潤滑オ
イル流路15のうち一方すなわち出口路となるも
のは、中央部に位置しており、その周りに他方の
潤滑オイル流路15、冷却水流路16,16が配
置される。オイルクーラ11は、第4図〜第7図
のように、デイスク状平板17を多数積重し、一
体的に固着して形成される。すなわち、第5図〜
第7図のように、中央に立上り縁18を有する開
口19が設けられており、外周に外周立上り縁2
0を設け、さらにその間の同心円上に流通口2
1,21および流通口22,22を設けたデイス
ク状平板17を、所定角度ずらして順次積層する
ものである。なお、23は突起であり、流通口2
2,22には各々立上り壁22a,22aが設け
られている。所定角度ずらして積層するというこ
とは、デイスク状平板17の連通口21が次のデ
イスク状平板17の連通口22と嵌合するように
順次積層することである。オイルクーラ11に
は、各デイスク状平板17間に環状の室が形成さ
れ、これらの室は各段毎に水室38とオイル室3
9とに分割される。
このようにして積層されたユニツトの最上段に
は、比較的厚目の上プレート24が、また最下段
には同じく厚目の下プレート25が設けられる。
上プレート24には、流通口21,21の一方に
対応する1個の開口26のみ設けられ、下プレー
ト25には流通口22,22に対応する2個の開
口27,27および前記流通口21,21の他方
に対応する開口28が設けられている。さらに、
上プレート24の上方には、環状膨出部29を有
しその一部に通孔30を穿設して成る支持プレー
ト31が固着される。
オイルフイルタ12は、円筒ケース32内にフ
イルタエレメント33を配して成り、中央ねじ口
34の周りにオイル入口35を設けた底板36で
円筒ケース32を閉じた構造のものであり、一般
に使い捨て型オイルフイルタと称される。
オイルクーラ11は、ブラケツト10の環状凹
部13内に挿設され、その上部外周でブラケツト
10に固定される。この状態において、オイルク
ーラ11の下プレート25の開口27,27は
各々ブラケツト10の冷却水流路16,16に連
結され、また流通口21,21の他方が潤滑オイ
ル流路15に連結される。オイルクーラ11の各
平板17の開口19には、両端外周にねじ溝を設
けた中空のねじ付ボルト37が挿設され、その下
端がブラケツト10の潤滑オイル流路15に螺着
され、その上端がオイルフイルタ12の中央ねじ
34に螺着される。
オイルフイルタ12、オイルクーラ11を装着
したブラケツト10は、図示しないエンジンブロ
ツクに取付けられ使用に供される。
エンジンブロツクからのオイルは、ブラケツト
10の潤滑オイル流路15を通つてオイルクーラ
11の下プレート25の開口28に至り、ここか
らオイル室39に流入し、次いで上プレート24
の開口26、支持プレート31の通孔30を通つ
てオイルフイルタ12のオイル入口35からケー
ス32内に入る。さらに、オイルはケース32内
のフイルタエレメント33を流通して濾過され、
中央ねじ口34内を流下しブラケツト10の潤滑
オイル流路15に戻る。他方ブラケツト10の冷
却水流路16からの冷却水は、オイルクーラ11
の下プレート25の一方の開口27を通つて水室
に流入し、そこを通つて他方の開口27から冷却
水流路16へ戻る。
〔効果〕
本考案のオイルクーラ装置は、内部に複雑な流
路を設けたブラケツトを用いず、きわめて単純な
ブラケツトを有して成るので、オイル流路が簡素
化し、流通抵抗を低下させる。また、ブラケツト
の上方にオイルクーラが突出していないので、そ
の分だけスペースを有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の一部断面図、第2
図は、ブラケツトの平面図、第3図は第1図の他
の一部断面図、第4図はオイルクーラの断面図、
第5図はデイスク状平板の平面図、第6図は第5
図の断面図、第7図は第5図の他の断面図。そし
て第8図は従来の装置断面図である。 10……ブラケツト、11……オイルクーラ、
12……オイルフイルタ、13……環状凹部、1
5……潤滑オイル流路、16……冷却水流路、3
7……ねじ付中空ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほぼ円筒状のものであつて上面に環状凹部が設
    けられ該環状凹部の底面に潤滑油オイル流路と冷
    却水流路とを設けたブラケツトの環状凹部に、 中央に立上り縁を有する開口が設けられており
    外周に外周立上り縁を有しさらに立上り縁と外周
    立上り縁との間の同心円上にオイルが流通する一
    対の流通口と水が流通し立上り壁を有する一対の
    流通口とを設けたデイスク状平板を所定角度ずら
    して複数枚積層し最下段に上記オイルが流通する
    一対の流通口に連通する開口を設けた下プレート
    を設けこれらを一体的に固着し各平板間に水室と
    オイル室とを交互に形成させ中央に挿通口を設け
    たオイルクーラを挿設し、 挿通口にねじ付中空ボルトを挿入してオイルク
    ーラをブラケツトに固着し環状凹部の潤滑オイル
    流路にねじ付中空ボルトと下プレートのオイル室
    に連通する開口を連結し、また冷却水流路に下プ
    レートの水室に連通する開口を連結して成る内燃
    機関のオイルクーラ装置。
JP1986150399U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH055207Y2 (ja)

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JP1986150399U JPH055207Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP1986150399U JPH055207Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6357308U JPS6357308U (ja) 1988-04-16
JPH055207Y2 true JPH055207Y2 (ja) 1993-02-10

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ID=31066508

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JP1986150399U Expired - Lifetime JPH055207Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114540A (en) * 1975-03-11 1976-10-08 Audi Ag Oil cooler construction for lubricating medium of liquid cooled internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624252Y2 (ja) * 1978-08-17 1981-06-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51114540A (en) * 1975-03-11 1976-10-08 Audi Ag Oil cooler construction for lubricating medium of liquid cooled internal combustion engine

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JPS6357308U (ja) 1988-04-16

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