JPH0338117B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はキー操作により頁の更新が可能な大形
の筆記用シートを有する電子黒板装置に関し、特
に筆記用シートの移動に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の電子黒板装置として、例えば特願昭58−
85774号（特開昭59−212070号）等が提案されて
おり、第２図にその概略図を示す。

図において、１は水性フエルトペン等の筆記具
により画像の書込みができると共にその消去が容
易なシート材によつて数頁分の大きさに形成され
た筆記用シートで、正転用パルスモータ２及び巻
戻し用パルスモータ３にそれぞれ連結された軸に
結合されており、該両軸間で１頁分の大きさに張
設されていて、他の部分は軸に巻取られている。

尚、ここでは図示していないが、この筆記用シ
ート１にはセンサによつて検出される頁マークが
各頁の境に施されている。

４は主制御部、５はキー入力部、６は表示出力
部、７は前記両パルスモータ２と３を接続したシ
ート駆動部、８は前記筆記用シート１に書込まれ
た画像を光学的に読取る読取手段、９は該読取手
段８からの画像情報を記憶する記憶手段、１０は
該記憶手段９からの信号により画像を所定サイズ
の用紙に縮小印刷する印刷手段である。

この様な構成による電子黒板装置は、会議等に
使用されるもので、会議室等において筆記用シー
ト１に文字，記号，図形等による所望の画像が書
込まれ、書込まれた画像は出席者に表示される。
新しい頁に画像を書込む場合は、キー入力部５の
キーを操作して他のページを選択すると、主制御
部４からシート送りまたは戻しの信号がシート駆
動部７に出力され、それに基づくシート駆動部７
の動作により正転用パルスモータ２もしくは巻戻
し用パルスモータ３が回転して筆記用シート１を
軸に巻取るので、これにより筆記用シート１は右
または左方向に送られる。このときシート駆動部
７では図示しないセンサにより検出した頁マーク
を判定し、その情報を主制御部４によりフイード
バツクすることにより、選択された頁がパルスモ
ータ２，３の軸間に位置付けられる。

一方、筆記用シート１に書込まれた画像を印刷
複写する場合は、キー入力部５のコピーキーを押
すと、主制御部から、シート駆動部７、読取手段
８、記憶手段９、及び印刷手段１０へそれぞれ、
シート送り指示、読取指示及び印刷指示の信号が
出力される。また、このとき、キー入力部５のキ
ー操作により印刷枚数を指定すると、その指定枚
数が表示出力部６に表示される。

シート駆動部７は主制御部４からの信号を受け
ると、正転用パルスモータ２を回転させ、これに
より前記と同様に筆記用シート１が軸に巻取られ
てシート送りが行われるが、この軸に巻取られる
とき筆記用シート１に書込まれている１頁分の画
像が読取手段８によつて読取られ、電気信号に変
換される。この電気信号が画像情報として記憶手
段９に送られ、記憶されると共に、更に印刷手段
１０に転送されることにより、該印刷手段１０に
よつて前記画像が所定寸法の用紙に縮小印刷され
る。

印刷枚数が複数枚のときは、主制御部４により
記憶手段９から指定枚数分の画像情報が印刷手段
１０に出力され、それに基づいて印刷手段１０に
より印刷が行われる。

以上従来の電子黒板装置について説明したが、
この装置は以下に述べる問題を有している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

すなわち、上述した電子黒板装置では筆記用シ
ート１頁分が装置表面に露出するように構成要素
が筐体内収納され、該筐体に設けられた脚部によ
り一定の高さに保持されているため、例えば頁の
中央付近に画像を書込む場合は筆記者が無理のな
い姿勢で書くことができるが、頁の上部や下部に
画像を書込む場合は、筆記者が背伸びしたり、あ
るいは腰をかがめなければならず、不安定な姿勢
で書込みを行わなければならないために使い勝手
が悪く、更に隣接する頁の境界部付近への画像の
書込み等も行いにくいので、筆記用シート全体の
有効利用が困難であるという問題を有している。

また、筆記用シートは第２図に示したように左
右方向に送るものの他、上下方向に送るようにし
た装置もあるが、筆記用シートが頁単位で送られ
るため、同様の問題を生じている。

本発明はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、筆記者が安定した姿勢で無理なく筆
記用シートの頁全体に画像を書込むことが可能な
電子黒板装置を実現することを目的とするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するため、本発明は、複数頁分
の大きさを有すると共に上下に配置された２本の
軸により支持されかつ両軸間において１頁分の大
きさに張設された筆記用シートと、該筆記用シー
トを前記軸を介して上下方向に移動させるモータ
と、筆記用シートの移動を指示するキーとを有す
ると共に、筆記用シートに書込まれた画像を読取
る手段と、読取つた画像を用紙に印刷する手段を
備えた電子黒板装置において、前記筆記用シート
の１頁分の移動と１頁未満の一定量の移動とを選
択入力するキーと、前記キーの入力を検出して前
記筆記用シートの移動量を決定し、前記モータの
駆動を制御して前記筆記用シートを１頁分または
前記一定量分のいずれの移動量でも移動させるシ
ート移動量可変制御手段を設けたことを特徴とす
る。

〔作用〕

上述した構成を有する本発明は、筆記用シート
への画像の書込みあるいは書込んだ画像の表示に
際して、筆記者が前記キーにより筆記用シートの
一定量の移動を選択入力すると、それに応じてシ
ート移動量可変制御手段は筆記用シートを移動さ
せ、これにより画像を書込むべき個所あるいは画
像を書込んだ個所等の筆記用シートの所望個所
を、筆記者が画像を書込み易い位置あるいは第三
者が画像を見易い位置に位置付けられる。

従つて、これによれば、筆記用シートの使い勝
手がよくなり、また頁の境界部付近への画像の書
込みや、その表示も容易に行えるので筆記用シー
ト全体を有効に利用することが可能となる。

〔実施例〕

以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は本発明による電子黒板装置の一実施例
を示す概略図で、図において１１は筆記用シート
である。この筆記用シート１１は第２図の筆記用
シート１と同一の素材により無端状に形成されて
いて、ここでは２頁分の大きさを有し、その頁と
頁との境に頁マーク１２が施されている。この頁
マーク１２はセンサで検出できればよく、例えば
図示したように線状とすることもできる。

１３と１４は軸で、上下に平行に配置されてお
り、この軸１３，１４に前記筆記用シート１１が
巻掛けられて張設されている。尚、ここで軸１
３，１４間の間隔は筆記用シート１１の１頁分に
相当するように設定されている。

１５は正逆両方向に回転可能なパルスモータ
で、後述するシート駆動部２０に接続されてお
り、このパルスモータ１５の回転力がベルト１６
を介して前記軸１３に伝達されることによつて筆
記用シート１１が矢印ａ，ｂで示した上下方向に
移動する。

１７は主制御部、１８はキー入力部、１９は表
示出力部、２０はシート駆動部、２１は読取手
段、２２は記憶手段、２３は印刷手段で、これら
は第２図における４〜１０の構成要素に相当する
ものであるが、本実施例の主制御部１７は以下の
機能が付加され、筆記用シート１１の移動量を可
変制御する手段として働くものとなつている。

すなわち、主制御部１７にはキー入力部１８に
設けられている筆記用シート移動用の送りキー
（図示せず）と、戻しキー（これも図示せず）の
押下時間をカウントするカウンタ２４が設けてあ
つて、前記送りキーまたは戻しキーが例えば0.5
秒以上の比較的長い時間押下（以下長押下とい
う）されると、筆記用シート１１が矢印ａまたは
ｂ方向へ１頁分移動し、また前記キーを0.5秒未
満の短い時間押下（以下短押下という）されると
筆記用シート１１が矢印ａまたはｂ方向へ一定量
例えば1/4頁だけ移動するようにシート駆動部２
０を介してパルスモータ１５を駆動するように制
御を行う。尚、キー入力部１８には、上述した送
りキー及び戻しキーの他、印刷複写を指示するコ
ピーキーや印刷枚数等を指定するキー等が設けら
れている。

次に上述した構成の作用を説明する。

第３図はキー入力から筆記用シートの移動及び
印刷複写完了までの処理を示すフローチヤート、
第４図はパルスモータの正転及び逆転処理を示す
フローチヤート、第５図は頁マークサーチ処理を
示すフローチヤートである。

まず、画像の書込みについて説明すると、第１
図に示すように軸１３，１４間の1/2の位置から、
軸１３までの1/2の位置に至る1/4頁の領域が筆記
用シート１１に対する画像の書込みが容易な位置
である場合、つまり筆記者が無理のない姿勢で画
像を書込むことができる位置である場合、この領
域を書込み位置Ｃとする。

そこで、いま筆記用シート１１の一方の頁の上
端から下端まで順に画像を書込もうとする場合、
図示されている頁マーク１２が軸１３または１４
側に位置していたとすると、該頁マーク１２が書
込み位置の上端にくるように筆記用シート１１を
矢印ａ，ｂで示した上または下方向へ移動させ
る。

この移動は第３図におけるキー入力処理で、キ
ー入力部の送りキーまたは戻しキーを短押下する
ことにより以下のように行われる。すなわち、頁
マーク１２が軸１３側にあるときは送りキーを短
押下し、また頁マーク１２が軸１４側にあるとき
は戻しキーを短押下すると、主制御部１７ではカ
ウンタ２４によりこの送りキーまたは戻しキーの
短押下を検知し、シート駆動部２０を介してパル
スモータ１５を一定時間正転または逆転させるの
で、これにより筆記用シート１１が第４図に示す
ように前記一定量例えば1/4頁分だけ矢印ａまた
はｂ方向へ移動する。また、このとき主制御部１
７では筆記用シート１１の移動と共に図示しない
位置カウンタの更新が行われる。

このように、送りキーまたは戻しキーを短押下
した場合、第３図及び第４図に太線で示した流れ
の制御が行われる。

１度の一定量移動で頁マーク１２が書込み位置
Ｃの上端に来ない場合は、再び上述した動作を操
返し行つて頁マーク１２を書込み位置Ｃの上端に
位置付ける。

このようにして頁マーク１２を書込み位置Ｃの
上端に位置付けた後、この書込み位置にある筆記
用シート１１の1/4頁の部分に画像を書込み、そ
の後送りキーを短押下して筆記用シート１１を矢
印ａ方向へ1/4頁分送る。これにより書込み位置
Ｃには画像が書込まれていない次の1/4頁の部分
が来るので再び画像の書込みを行い、これを数回
繰返すことで１頁全体に画像を書込むことができ
る。

ここで１頁全体の画像の書込みが終了すると、
最初に画像を書込んだ1/4頁は軸１４の後側に回
込んで見えなくなるので、戻しキーを短押下する
ことにより筆記用シート１１を1/4頁分矢印ｂ方
向に戻せば、装置正面に１頁分の画像を表示する
ことができる。

また、最後の1/4頁に画像を書込んだ後、これ
を一度軸１４側の高い位置に送り、会議場等にお
いて後方の位置にいる出席者等にも良く見えるよ
うにした後、戻すことも任意である。

更に、そのまま次の頁に画像を書込む場合は、
前記と同様に送りキーを短押下して筆記用シート
１１の一定量送りを行つた後、書込み位置Ｃで画
像の書込みを行うという動作を複数回繰返すこと
により、その頁全体に画像の書込みを行うことが
できる。

次に、上述した如く筆記用シート１１に書込ま
れた画像の印刷複写について説明する。第３図の
キー入力処理においてキー入力部１８の送りキー
または戻しキーを長押下すると、主制御部１７で
はカウンタ２４によりこの長押下を検知し、シー
ト駆動部２０を介してパルスモータ１５を一定時
間正転または逆転させる。これにより第４図に示
す筆記用シート１１の頁送りまたは戻しが行われ
ると共に、図示しないセンサにより頁マーク１２
が検出される。つまり第５図に示すフローチヤー
トのような頁マークサーチ処理が行われ、これに
より印刷複写すべき画像を書込んだ頁が選択され
る。このとき同時に主制御部１７では図示しない
位置カウンタ及び頁カウンタがクリアされる。

このようにして頁を選択した後、キー入力部１
８のコピーキーを押下すると、主制御部１７から
シート駆動部２０、読取手段２１、記憶手段２２
及び印刷手段２３へそれぞれシート送り指示、読
取指示、印刷指示等の信号が出力される。また、
このとき他のキー処理として印刷複写の枚数を指
定するキーを押下するとその指定枚数が表示出力
部１９に表示される。

さて、シート駆動部２０は主制御部１７からの
信号を受けるとパルスモータ１５を正転させ、こ
れにより筆記用シート１１の送りが行われると同
時に、読取手段２１によつて前記の選択された頁
に書込まれている画像が順次読取られて電気信号
に変換される。この電気信号は画像情報として記
憶手段２２に送られ、該記憶手段２２に記憶され
ると共に、印刷手段２３に転送されることによ
り、この印刷手段２３によつて前記画像が所定寸
法の用紙に縮小印刷される。

印刷複写枚数が複数枚のときは、主制御部１７
により記憶手段２２から指定枚数分の画像情報が
出力され、それに基づいて印刷手段２３により印
刷複写が行われる。

尚、上述した実施例では無端状の筆記用シート
１１を用い、これを上下方向に移動するように軸
１３，１４によつて支持しているが、第２図にお
ける筆記用シート１を送り方向が上下方向となる
ように配置して用いることも可能である。

また、上述した実施例では、送りキーまたは戻
しキーの押下時間によつて筆記用シート１１の一
定量送りまたは戻しと、頁送りまたは戻し指定を
行うようにしているが、それぞれ別のキーを設け
て指定を行うようにしてもよい。つまり一定量送
りキー、一定量戻しキー、頁送りキー、頁戻しキ
ーという４種類のキーを設けて、これらのキーに
より筆記用シート１１の移動を行うようにしても
よい。

更に、上述した実施例では、送りキーまたは戻
しキーを短押下したときの筆記用シート１１一定
送り量を1/4頁分としたが、これに限られるもの
ではない。例えば、このときの筆記用シート１１
の送り量は約５cm〜1/4頁以内とするのが適当で
あるるが、１頁未満の一定量であれば少なくとも
本発明の主要な目的であるところの、画像を書込
むべき部分を筆記者が書易い位置へ移動できると
いう構成を実現できる。

この他本発明では、筆記用シート１１の移動量
を頁マーク１２と対応するホームポジシヨンより
カウントしておいて、選択したページの先頭から
１頁分だけを印刷複写することもできるし、以下
に述べるような印刷複写処理も可能である。

すなわち、いま筆記用シート１１の装置表面に
でている状態が、例えば第１図に示すように両頁
にまたがる状態にあるとき、この状態に対して
直前の頁、いまでている両頁にまたがる部分、
直後の頁の３種類を選択することが可能であ
る。

この場合のキー入力処理は、戻しキーを１回長
押下するか、あるいは送りキーを複数回長押下し
て筆記用シート１１の移動を行うと、頁マークサ
ーチにより前頁全面を装置表面に出せるので、そ
の後コピーキーを押下すればの頁の画像の印刷
複写を行うことができ、また単にコピーキーを押
下すればの両頁にまたがる部分の画像の印刷複
写が可能である。そして、送りキーを１度長押下
して筆記用シート１１の送りを行うと、頁マーク
サーチにより後頁全面を装置表面に出させるの
で、その後コピーキーを押下すればの頁の画像
を印刷複写することができる。

更に、上述した筆記用シート１１は無端状でか
つ２頁分大きさを有することから、以下の構造を
加えることで上述した３種類の印刷複写をより容
易に行うことができる。

すなわち、第６図に示すように前頁、該（いま
でている部分）及び後頁のモードを切替えるモー
ド切替キー２５と、それに対応して点灯する表示
ランプ２６〜２８をキー入力部１８に設けてお
き、コピーキーの押下時にモード切替キー２５を
押すとそれにより選択された前頁、該、または後
頁の画像が印刷複写されるようにしておけば、３
種類の印刷複写を簡単なキー操作により実現でき
る。

更にまた本発明は、電子黒板装置に適用するの
みでなく、例えば筆記用シートと、これを上下方
向への移動が可能なように支持する軸、モータ、
送りキー、戻しキー、及びこれらのキーの押下に
より前記モータを駆動して筆記用シートを移動さ
せる制御手段等から成る黒板装置、つまり画像の
読取手段や印刷手段を持たない黒板装置にも適用
可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、筆記用シートの
１頁分の移動と１頁未満の一定量の移動とを選択
入力するキーと、前記キーの入力を検出して前記
筆記用シートの移動量を決定し、前記モータの駆
動を制御して前記筆記用シートを１頁分または前
記一定量分のいずれの移動量でも移動させるシー
ト移動量可変制御手段を設けた構成とすることに
より、筆記用シートへの画像の書込み時に、筆記
者が前記キーにより筆記用シートの一定量の移動
を選択入力すると、それに応じてシート移動量可
変制御手段は筆記用シートを移動させて、画像を
書込むべき所望の個所を、筆記者が書込み易い位
置に位置付けるようにしているため、筆記者は腰
を曲げたり背伸びしたりすることなく、無理の無
い安定した姿勢で画像の書込みを行うことができ
るという効果が得られる。無論、椅子等に座つた
ままの状態で頁全体の書込みも可能となる利点も
ある。

また、筆記用シートの一定量移動を行えること
から、書込んだ画像を順次上方へ送れば、会議場
等において後方にいる人でも前の人の頭等に邪摩
されることなく画像を良く見ることができる等の
効果も得られる。更に、筆記用シートの頁の境界
部付近への画像の書き込みや、その画像の第三者
への表示も容易に行えるという効果も得られる。

このようなことから、本発明は筆記用シートの
使い勝手がよくなり、筆記用シート全体を有効に
利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電子黒板装置の一実施例
を示す概略図、第２図は従来の電子黒板装置を示
す概略図、第３図は第１図の電子黒板装置のキー
入力処理から筆記用シートの移動及び印刷複写完
了までの処理を示すフローチヤート、第４図はモ
ータの正転及び逆転処理を示すフローチヤート、
第５図は頁マークサーチ処理を示すフローチヤー
ト、第６図は印刷位置を選択するためのキー及び
表示ランプの平面図である。 １，１１：筆記用シート、１７：主制御部、１
８：キー入力部、１９：表示出力部、２０：シー
ト駆動部、２１：読取手段、２２：記憶手段、２
３：印刷手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数頁分の大きさを有すると共に上下に配置
   された２本の軸により支持されかつ両軸間におい
   て１頁分の大きさに張設された筆記用シートと、
   該筆記用シートを前記軸を介して上下方向に移動
   させるモータと、筆記用シートの移動を指示する
   キーとを有すると共に、筆記用シートに書込まれ
   た画像を読取る手段と、読取つた画像を用紙に印
   刷する手段を備えた電子黒板装置において、 前記筆記用シートの１頁分の移動と１頁未満の
   一定量の移動とを選択入力するキーと、 前記キーの入力を検出して前記筆記用シートの
   移動量を決定し、前記モータの駆動を制御して前
   記筆記用シートを１頁分または前記一定量分のい
   ずれの移動量でも移動させるシート移動量可変制
   御手段を設けたことを特徴とする電子黒板装置。