JPH0337841Y2 - - Google Patents

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JPH0337841Y2
JPH0337841Y2 JP12842885U JP12842885U JPH0337841Y2 JP H0337841 Y2 JPH0337841 Y2 JP H0337841Y2 JP 12842885 U JP12842885 U JP 12842885U JP 12842885 U JP12842885 U JP 12842885U JP H0337841 Y2 JPH0337841 Y2 JP H0337841Y2
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JP
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saddle
movable
axis direction
tailstock
cross slide
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JP12842885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は旋削工作機械特に上下2個の刃物台を
有する4軸制御NC旋盤に関する。
〈従来の技術〉 従来、上下2個の刃物台を有する4軸制御NC
旋盤は第5図および第6図に示す如く、第1ベツ
ド100上に第1ガイド部材101が斜行して取
付けられる。該第1ガイド部材101上にはZ軸
方向に移動可能な第1サドル102が載置され
る。第1サドル102上にはX軸方向に移動可能
な第1クロススライド103が載置され、該第1
クロススライド103上には下側刃物台104が
取付けられる。下側刃物台104の側面には旋回
割出し可能な第1タレツトヘツド105が取付け
られる。第1ベツド100の後方には第2ベツド
106が上方へ延在して一体的に取付けられ、該
第2ベツド106上に第2ガイド部材107が斜
行して取付けられる。該第2ガイド部材107上
にはZ軸方向に移動可能な第2サドル108が載
置される。第2サドル108上にはX軸方向に移
動可能な第2クロススライド109が載置され、
該第2クロススライド109上には上側刃物台1
10が取付けられる。上側刃物台110の側面に
は旋回割出し可能な第2タレツトヘツド111が
取付けられる。
第1ベツド100と第2ベツド106の左側に
またがつて主軸台112が載置され、該主軸台1
12には主軸113が回転自在に軸承される。主
軸113の前面には図略のチヤツクを介して加工
すべきワークが把持される。第2ガイド部材10
7上に心押し台114がZ軸方向へ移動可能に載
置され、心押し台114の先端部に取付けられた
センタ115でワークの端面を支持する。
而して、主軸113の前面に図略のチヤツクを
介して把持されたワークが回転され、ワークの端
面中心は心押し台114のセンタ115で支持さ
れる。下側刃物台104、上側刃物台110が
夫々第1サドル102、第2サドル108を介し
てZ軸方向に移動し、かつ第1クロススライド1
03、第2クロススライド109を介してX軸方
向に移動する。さらに下側刃物台104、上側刃
物台110の側面に旋回割出しされた第1タレツ
トヘツド105および第2タレツトヘツド111
に挿着された図略の工具で所定の旋削加工が施こ
される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前述した上下2個の刃物台を有
する4軸制御NC旋盤では、ワーク中心までの加
工、すなわち主軸軸線位置までのX軸方向の加工
を必要とし、下側刃物台104の第1サドル10
2と上側刃物台110の第2サドル108間のX
軸方向の距離は一般的に小さくせざるを得ない。
心押し台114を使用する場合、第1サドル10
2と第2サドル108の両サドルの下側刃物台1
04と上側刃物台110の間を通過させてワーク
を支持する必要がある為、心押し台114と下側
刃物台104あるいは上側刃物台110とのZ軸
方向の干渉を避ける為心押し台114の心押し軸
114aがクロスの巾の長さ分ロングノーズとな
つて剛性が出ないという問題がある。
また、第1サドル102か第2サドル108の
第1ガイド部材101,第2ガイド部材107の
どちらか一方の案内面を心押し台114の案内面
とする併用型が多い。従つて第2サドル108の
移動カバー、第1サドル102の移動カバーまた
心押し台114の移動カバーが交錯する構成とな
り複雑となつていた。
〈目的〉 本考案の目的は上記事情に鑑み問題を解決する
ために提案されたものであつて、移動カバーを単
純化し得る構成でかつ心押し軸のオーバーハング
がなくなり剛性が高まる旋削工作機械を提供する
ことにある。
〈問題点を解決するための手段と作用〉 本考案は従来の旋削工作機械特に上下2個の刃
物台を有する4軸制御NC旋盤の改良であつて、
その具体的な手段は、スラント型ベツド上にZ軸
方向へ移動可能な上下2個の第1移動台例えばサ
ドルを載置する。また前記ベツド上には上下2個
の第1移動台との間を独立した案内面に沿つてZ
軸方向へ通過可能な心押し台を載置する。前記上
下2個の第1移動台上にX軸方向へ移動可能な上
下2個の第2移動台例えばクロススライドを載置
し、該第2移動台上に刃物台を取付け、該刃物台
の側面には割出し可能なタレツトヘツドを有す
る。
前記上下2個の第2移動台のうち、下側の第1
移動台上をオーバーハングして移動出来るように
構成されている。
而して本考案の旋削工作機械は、心押し台が上
下2個の第1移動台の移動に干渉せず独立して移
動出来るから、機械構成が無理なく簡素化され、
特に、心押し軸を長くする必要がなくなる。
〈実施例〉 本考案の一実施態様を図面に基づいて詳細に説
明する。第1図は本考案の正面図、第2図は第1
図の矢視図、第3図は第1図の矢視図であ
る。第4図は第2図の拡大図である。第1図〜第
4図において、スラント型ベツド1上の傾斜した
面の下側に第1ガイド部材2を、上側に第2ガイ
ド部材3を設ける。夫々の第1ガイド部材2およ
び第2ガイド部材3に案内面(リニアモーシヨン
ガイド)4および5を介して下サドル6および上
サドル7がZ軸方向へボールスクリユ8および9
をサーボモータ8A,9Aの駆動により回転させ
移動可能に載置される。下サドル6および上サド
ル7上には夫々下クロススライド10および上ク
ロススライド11がX軸方向へ移動可能に載置さ
れる。上クロススライド11はサーボモータ12
により駆動され、下クロススライド10はサーボ
モータ13より駆動される。上クロススライド1
1はX軸方向の下方へ移動される際上サドル7の
下端部よりオーバーハングしないように構成され
ているが、下クロススライド10は従来のクロス
スライドよりも厚みを厚くしてX軸方向の上方へ
移動される際、下サドル6の上端部よりオーバー
ハングして二点鎖線の位置10′(第4図)まで
移動可能である。第4図において、下クロススラ
イド10の二点鎖線の位置10′は工具TがX軸
方向のワーク中心位置、すなわち主軸軸線位置
に移動した位置である。下クロススライド10お
よび下刃物台19の重心Gは、位置10′におい
て、G′の位置にある。従つてスラント型では重
量Wが鉛直方向にあり、下サドル6の内方へ向か
う為、剛性のバランスが良好となつている。
スラント型ベツド1上の傾斜した面の略中央部
に主軸台14が取付けられ、該主軸台14には主
軸15が回転自在に軸承される。該主軸15の前
面には図略のチヤツクを介してワークが把持され
る。一方、スラント型ベツド1上の傾斜した面で
下サドル用の第1ガイド部材2と上サドル用の第
2ガイド部材3との間に、独立した第3ガイド部
材16が設けられ、該第3ガイド部材16に心押
し台18がZ軸方向に移動可能に載置される。而
して心押し台18は下サドル6と上サドル7の間
をZ軸方向に独立して通過される。すなわち、心
押し台18の心押し軸18bを長くとる必要がな
くなり短くて済む。
下クロススライド10上には下刃物台19、上
クロススライド11上には上刃物台20が取付け
られる。下刃物台19、上刃物台20の夫々側面
には下タレツトヘツド21、上タレツトヘツド2
2が旋回割出し可能に取付けられる。下タレツト
ヘツド21および上タレツトヘツド22の面には
夫々複数の工具Tが着脱可能に挿着される。
本考案の動作を説明する。
主軸台14に回転自在に軸承された主軸15の
前面に図略のチヤツクを介して加工すべきワーク
を把持させる。心押し台18のZ軸方向の左方へ
独立して移動せしめ、心押し台18の前面に取付
けたセンタ18aをワークの端面中心に支持させ
る。主軸15を所定の回転数で回転させてワーク
を回転させる。下サドル6、上サドル7は夫々Z
軸方向へ移動する。下クロススライド10、上ク
ロススライド11は夫々X軸方向に移動せしめて
下クロススライド10、上クロススライド11上
に載置された下刃物台19、上刃物台20がX軸
方向に移動する。下刃物台19、上刃物台20の
側面に夫々取付けられた下タレツトヘツド21、
上タレツトヘツド22を旋回し、所定の工具Tを
割出して旋削加工が施される。この際下クロスス
ライド10は10′の位置までオーバーハングが
可能であり、かつ心押し台18は下サドル6と上
サドル7との間を独立して移動できるようにして
あるから交錯することはない。
〈効果〉 本考案は下サドル上に載置された剛性バランス
のよい下クロススライドをオーバハング出来るよ
うにし、さらに下サドルと上サドル間の距離を大
きくすると共に各案内面を独立型としたから、心
押し台の心押し軸を従来の長さより短かくできる
構造となるから、心押し台の剛性が高まり切削性
が向上する。
さらに上サドル、下サドルおよび心押し台をそ
れぞれ独立して移動可能な案内面を設けて載置し
たので、それぞれの移動カバーが交錯しないので
平面的に形成可能で単純化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案である上下2個の刃物台を有す
る4軸制御NC旋盤の正面図、第2図は第1図の
矢視図および第3図は第1図の矢視図であ
る。第4図は第2図の拡大図である。第5図は従
来の上下2個の刃物台を有する4軸制御NC旋盤
の斜視図である。第6図は第5図の−線断面
図である。 1……スラント型ベツド、2……第1ガイド部
材、3……第2ガイド部材、4,5,17……案
内面、6……下サドル、7……上サドル、8,9
……ボールスクリユ、12,13……サーボモー
タ、10……下クロススライド、11……上クロ
ススライド、14……主軸台、15……主軸、1
6……第3ガイド部材、18……心押し台、19
……下刃物台、20……上刃物台、21……下タ
レツトヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スラント型ベツド上に上下2個の刃物台を有す
    る4軸制御旋削工作機械において、前記ベツドの
    上下の案内面にそれぞれ載置され該案内面に沿つ
    てZ軸方向に移動可能な上下2個の第1移動台
    と、前記ベツド上の中間の独立した案内面に載置
    され前記上下2個の第1移動台の間を該案内面に
    沿つてZ軸方向に通過可能な心押し台と、前記上
    側の第1移動台上に設けられX軸方向に移動可能
    な上側の第2移動台と、前記下側の第1移動台上
    に設けられ該下側の第1移動台上をオーバーハン
    グしてX軸方向に移動可能な下側の第2移動台
    と、該上下2個の第2移動台に夫々載置され且つ
    側面に割出し可能なタレツトヘツドを有する刃物
    台とからなる旋削工作機械。
JP12842885U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0337841Y2 (ja)

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JP12842885U JPH0337841Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JP12842885U JPH0337841Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JPS6246501U JPS6246501U (ja) 1987-03-20
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JP2007160461A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 2主軸対向旋盤

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JPS6246501U (ja) 1987-03-20

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