JP2007160461A - 2主軸対向旋盤 - Google Patents

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【課題】スラント型のベッドと、同一軸線上に対向配置された2主軸と、主軸軸線の上下に配置されたY軸移動可能な刃物台とを備えた旋盤に関し、上下の刃物台の加工反力ないし重量を高い剛性でかつコンパクトな構造で受止めることができる技術手段を得る。
【解決手段】上刃物台ユニット41を案内する2本のガイドレール25a、25bは、当該上刃物台ユニットの重心Gから下ろした垂線Vが当該2本のガイドレール25a、25bの間を通る位置に配置され、下刃物台ユニット42を案内する2本のガイドレール26a、26bは、下刃物台38に装着した工具によるワークの切削位置Pから下ろした垂線Uが当該2本のガイドレール26a、26bの間を通る位置に配置されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、スラント型のベッドと、同一軸線上に対向配置された2主軸と、当該主軸の軸線の上下に配置されたY軸移動可能な刃物台とを備えた旋盤に関するものである。
同一軸線上にワーク把持端を対向させた2本の主軸と、それぞれの主軸と協働動作する2個以上の刃物台を備えた2主軸対向旋盤は、2主軸での並行加工により、生産性を高くできること及び2主軸間で同一ワークを受け渡すことにより、主軸チャックでの把持部分を含むワーク全体の加工が可能であるという長所がある。
旋盤のベッドは、ベッド上からの切削液や切粉の排出を円滑にし、かつ加工部へのオペレータの接近性及び視認性を良くするために、オペレータ側が低くなる方向に傾斜したいわゆるスラント型のベッドが多く用いられている。スラント型ベッドは、そのガイド面(刃物台ユニットを案内している面)1aの水平面に対する傾斜角を大きくして垂直に近くすることにより、オペレータのワークや刃物台に対する接近性及び視認性を向上させることができる。従来の一般的な傾斜角は45度であったが、近年、60度の傾斜角を備えた旋盤も提供されている。
また、3個以上の刃物台を備えた2主軸対向旋盤も提供されており、1個のワークを2個の刃物台で同時加工することにより、生産性の向上を図ることができると共に、ワークを2主軸間で受け渡して加工をする際に、両主軸での加工時間のバランスを調整して待ち時間を低減し、それによる加工時間の短縮も実現できる。3個以上の刃物台を備えた2主軸対向旋盤は、主軸軸線の上下に刃物台を配置する必要がある。
更に、刃物台にドリルやフライスなどを回転させる工具駆動装置を備え、当該刃物台を主軸方向をZ軸、工具をワークの半径方向に切込む方向をX軸として互いに直交するZ軸、X軸及びY軸方向に制御移動可能にした旋盤が提供されている。
旋盤の主軸チャックや刃物台のタレットが動作するワーク加工領域は、隔壁や前カバーで区画して、切粉や切削油が機械内部や工場内に飛散しないようにしている。前カバーは一般にスライド開閉式で、小型の旋盤ではオペレータから見て左方向にスライドして開く一枚の前カバーを備えており、当該スライドカバーの閉移動方向延長上、すなわち一般的には加工領域に向いて立ったオペレータの右側に操作盤が配置されている。前カバーには閉鎖時でも加工領域を覗くことができるように透明窓が設けられている。
なお、上記の背景技術は、特に文献を挙げるまでもない周知の事項である。
刃物台をZ軸、X軸及びY軸方向に制御移動可能にするためには、刃物台を2個のスライド台を介してベッドのガイド面上に装着する必要がある。特にY軸方向の移動は、ベッドのガイド面と直交する方向の移動となるため、刃物台をY軸方向に移動させようとすると、刃物台ユニット(刃物台とスライド台及びこれらの付属部材からなる構造部分)がガイド面から上方に高く突出する構造となる。ベッドのガイド面に設けられているガイドレールは、刃物台ユニットの重量と工具に作用する加工反力とを高い剛性で支持する必要があり、刃物台ユニットがガイド面から高く突出すればするほどこの支持剛性の維持が困難になる。
更にスラント型のベッドでは、刃物台ユニットを支持するガイド面が傾斜しているので、高く突出した刃物台ユニットの重量が当該ユニットを前倒れ(オペレータ側への倒れ)方向に作用し、上記支持剛性の維持がますます困難になる。この困難は、ガイド面の傾斜角が大きくなるほど大きくなる。更にまた、主軸台の少なくとも一方をZ軸方向に移動可能に設ける必要がある2主軸対向旋盤の軸線の上下に刃物台を設けた複合旋盤では、ベッドのガイド面上に上刃物台ユニットのガイドレールと、主軸台のガイドレールと、下刃物台のガイドレールとの3対計6本のガイドレールを互いに干渉させることなく配置する必要があり、刃物台ユニットの上記前倒れに対する剛性を確保するために対となるガイドレールの間隔を拡げて剛性を確保することも困難になる。
また他の問題として、従来の旋盤のスライド開閉式前カバーに設けられている透明窓は、比較的小面積のものであり、扉を閉めた状態での機械内部の視認性が必ずしも充分とは言えなかった。例えば、加工領域の左右端に2本の主軸を備え、その主軸軸線を挟む上下に刃物台を配置した2主軸対向旋盤では、たとえばワークのテスト加工の際に、オペレータが透明窓を通して加工領域内の機械全体の動きを把握することは困難であった。
この発明の第1の課題は、Z軸、X軸及びY軸、すなわちベッドのガイド面と平行な面内とこれに垂直な方向とに刃物台を制御送りすることが可能な刃物台を主軸軸線の上下両方に備えた2主軸対向旋盤において、当該上下の刃物台の特に前倒れ方向の加工反力ないし重量を高い剛性でかつコンパクトな構造で受止めることができる技術手段を得ることである。
また、この発明の第2の課題は、上記第1の課題を達成しつつ、主軸軸線の上下に刃物台を備えている2主軸対向旋盤の機械動作の確認時やテスト加工時におけるオペレータの作業環境及び操作性を向上させることである。
本願の請求項1の発明は、水平面に対してオペレータ側が低くなる方向に傾斜したガイド面を備えたベッド1と、同一軸線上で対向する2本の主軸と、この主軸の軸線の上下に配置されて前記ガイド面に設けたZ軸方向の2本のガイドレール25a、25b及び26a、26bでそれぞれが案内されている上刃物台ユニット41及び下刃物台ユニット42とを備え、前記上下の刃物台ユニットは、それらの刃物台31、38を主軸軸線方向を前記Z軸として互いに直交するZ軸、X軸及びY軸方向に制御移動させるための各2個のスライド台32、33及び39、40を備えている2主軸対向旋盤において、前記上刃物台ユニットを案内する2本のガイドレール25a、25bは、当該上刃物台ユニットの重心Gから下ろした垂線Vが当該2本のガイドレール25a、25bの間を通る位置に配置され、前記下刃物台ユニットを案内する2本のガイドレール26a、26bは、下刃物台38に装着した工具によるワークの切削位置Pから下ろした垂線Uが当該2本のガイドレール26a、26bの間を通る位置に配置されていることを特徴とする2主軸対向旋盤を提供することにより、上記第1の課題を解決したものである。
また本願の請求項2の発明は、前記構造を備えた2主軸対向旋盤において、前記上刃物台及び下刃物台がタレット6、7、8を備えた刃物台であり、これらのタレット及び前記2主軸に装着したチャック4、5が位置する加工領域9のオペレータ側に設けた開閉自在な前カバー17に、当該カバーの前に立ったオペレータが前記2主軸及び上下の前記タレットを同時に視認できる大きさの透明窓18を備えていることを特徴とする2主軸対向旋盤を提供することにより、上記第2の課題を解決したものである。
この発明によれば、上下の刃物台に作用する前倒れ方向の刃物台ユニット41、42の重量及び下刃物台38に作用する前倒れ方向の加工反力を前下がり方向に傾斜しているスラント型のガイド面に設けたZ軸方向の2本のガイドレール25(25a、25b)及び26(26a、26b)で確実かつ高い剛性で受止めることができ、かつZ軸ガイドの2本のガイドレール25a、25b及び26a、26bの比較的狭い間隔で突出量の大きな刃物台ユニット41、42を高い剛性で支持することができるという効果がある。
また、請求項2の発明によれば、前カバー17を閉じた状態で機械の動作確認やテスト加工を行っても、加工領域の左右に位置する2主軸のチャック4、5や、その主軸軸線の上下に位置するタレット6、7、8の動作を容易に視認することができる。従って、機械動作の確認時やテスト加工時に前カバー17を開く必要がなく、作業環境も改善されるという効果がある。
なお、水平面に対して60度傾斜したガイド面を備えたベッドは、45度のベッドに比べて上下のタレット6、7、8からオペレータの目までの距離が略同距離となり、更に上タレットに装着した工具とワークとの位置関係がオペレータに視認しやすくなるので、テスト加工時における機械動作や加工動作の確認が容易である。
以下、図面を参照してこの発明の好ましい実施形態を説明する。図の2主軸対向旋盤は、主軸軸線の上方に2個、下方に1個の3個の刃物台を備えた2主軸対向旋盤で、図1は機械の動作確認を行っている状態で機械全体を示す斜視図、図2は前カバーを取り外して加工領域を前上方から見た模式的なパース図、図3はX−Y軸移動可能な上下刃物台とその主軸に対する配置関係を示す側面図である。
図2及び図3において、1はベッド、1aは水平面に対して手前側が低くなる方向に傾斜した前記ベッドのガイド面、3は右主軸台、4は図示されていない左主軸台のワーク把持端に装着された左チャック、5は右主軸台3のワーク把持端に装着された右チャックであり、チャック4、5は同一軸線上で対向している。6は主軸軸線の上方に配置されて左チャック4で把持されたワークを加工する左上タレット、7は右チャック5で把持されたワークを加工する右上タレット、8は主軸軸線の下方に配置された下タレットである。下タレット8は、左右のチャック4、5間を移動可能で、適時左右に移動して、左チャック4で把持されたワークと右チャック5で把持されたワークの両者を加工する。
図3に示すように、ベッドのガイド面1aには、各2本1対の左右の上ガイドレール25(25a、25b)と、2本1対の下ガイドレール26(26a、26b)と、その間に位置する図示しない2本1対の主軸ガイドレールとの、4対計8本(側面視では3対計6本)のZ軸方向(図3の紙面直角方向)のガイドレールが配置され、これらのそれぞれの2本のガイドレールの間に、図示しない送りモータで回転駆動される左右の上送りねじ28、下送りねじ29及び図示されていない主軸送りねじが、それぞれのレールと平行に配置されている。
上タレット6、7を装着した上刃物台31は、上Zスライド台32と上傾斜台33との2個のスライド台を介して上ガイドレール25で支持されており、Z軸を主軸方向として互いに直交するZ軸、X軸及びY軸方向に制御移動自在である。上タレット6、7を含む上刃物台31、上傾斜台33、上Zスライド台32及びこれらの送りモータなどの付属部材が上刃物台ユニット41を構成している。
図3の例でその詳細を説明すると、上Zスライド台32は、上ガイドレール25に摺動自在にかつ上送りねじ28に螺合してZ軸方向に制御移動自在に装着され、その上面にはX軸方向(図3の矢印X方向)のXガイドレール34が設けられ、このXガイドレールと平行にX送りモータ35で回転駆動される図示しないX送りねじが配置されている。上傾斜台33は、Xガイドレール34に摺動自在にかつ上記X送りねじに螺合してX軸方向に制御移動自在に装着され、その上面には傾斜方向(図3の矢印Su方向)の傾斜ガイドレール36が設けられ、この傾斜ガイドレールと平行に傾斜送りモータ37で回転駆動される図示しない傾斜送りねじが配置されている。上刃物台31は、傾斜ガイドレール36に摺動自在にかつ上記傾斜送りねじに螺合して傾斜方向に制御移動自在に装着されている。傾斜方向Suは、X軸方向とこれに直交するY軸方向との中間の方向であり、傾斜方向送りとX軸送りとの合成送りにより、上刃物台31をX軸と直交するY軸方向に送ることができる。
同様な構造により、下タレット8を装着した下刃物台38は、下Zスライド台39と下傾斜台40との2個のスライド台を介して、下ガイドレール26で支持されており、Z軸を主軸方向として互いに直交するZ軸、X軸及びY軸方向に移動自在である。下タレット8を含む下刃物台38、下傾斜台40、下Zスライド台39及びこれらの送りモータなどの付属部材が下刃物台ユニット42を構成している。ここで下傾斜台40の傾斜方向Slは、主軸軸線を含むZ−Y平面に対して上傾斜台33の傾斜方向Suと対称な方向である。
右チャック5を装着した右主軸の主軸台3は、図示しない2本の主軸ガイドレールに摺動自在かつその間に配置された主軸送りねじに螺合して、Z軸方向に制御移動自在に装着されている。
そして、上タレット6、7を含む上刃物台31、上傾斜台33、上Zスライド台32、X送りモータ35及び傾斜送りモータ37からなる上刃物台ユニット41の重心Gから下ろした垂線Vは、2本の上ガイドレール25a、25bの間(図3にWuで示した範囲)を通っている。また、工具加工位置に進出した下タレット8の工具の先端Pから下ろした垂線Uは、2本の下ガイドレール26a、26bの間(図3にWlで示した範囲)を通っている。工具の先端Pの位置は、ワークの径により異なるが、加工可能なワークの最大径は旋盤毎の仕様で決まっており、この最大径の加工を行うときの工具先端の位置から下ろした垂線が下ガイドレール26a、26bの間を通るようにすればよい。
なお、図3の刃物台ユニット41、42は、傾斜台33、40のX送りと当該傾斜台上での刃物台31、38のS(Su及びSl)方向の傾斜送りとの合成送りによりY送りを実現しているものであるが、Zスライド台32、39上にY軸方向のガイド及び送りねじを設けて刃物台31、38をY方向に送る構造の刃物台ユニットとした場合にも、同様に上刃物台ユニットの重心から下ろした垂線が2本の上ガイドレール25a、25bの間を通り、工具加工位置に進出した下タレット8の工具の先端Pから下ろした垂線が2本の下ガイドレール26a、26bの間を通るようにガイドレール25及び26を配置することで、この発明の上記効果が得られる。なお、重心位置を図3の右上側に寄せることができる理由で、上刃物台ユニット41は、図3に示す方向に傾斜した上傾斜台33を用いる構造が有利である。
再び図2を参照して、左右のチャック4、5及び上下のタレット6、7、8の配置ないし移動領域である加工領域9は、その左右の機械室に切削油や切粉が飛散しないように隔壁10、11で区画されている。タレット6、7、8を支持している刃物台本体は、左右の隔壁10、11から突出する角筒型の伸縮カバー12、13、14で遮蔽されている。更に隔壁10、11には、これらのカバーのX軸方向及びY軸方向の移動に伴ってスライドするスライドカバー15(Y軸方向のものは図示されていない。)が設けられている。
加工領域9の前面には、図1に示すスライド式の前カバー17が設けられており、この前カバー17は透明窓18を備えている。透明窓18は、機械の前に立ったオペレータ19が自然な姿勢で加工領域内の左右のチャック4、5及び上下のタレット6、7、8を視認することが可能な、たとえば図2に点線20で示す範囲を顔を動かしたり、前かがみになって透明窓18に顔を近づけたりすることなく視認することができる大きさを備えている。
すなわち、図の2主軸対向旋盤の前カバー17に設けた透明窓18は、閉じた前カバー17の前に立った標準的な身長のオペレータ19が顔を左右に動かしたり、前かがみになって透明窓18に顔を近づけたりすることなく、左右のチャック4、5と上タレット6、7の下半分及び下タレットの上半分を一時に視認できる大きさを備えている。
図に示した2主軸対向旋盤の前カバー17は、オペレータ19から見て左に移動して開き、右に移動して閉じる。この閉移動方向の延長上に操作盤21が配置されている。操作盤21は、前方から見て左側、すなわち前カバー17側の側辺を垂直軸24回りに揺動可能に装着されており、図1に示すように、そのディスプレイ22と操作面23とを加工領域9を前にして立ったオペレータ19に向けることができる。
従って、オペレータ19は、加工領域9の前に立ち、操作盤21を揺動して、その操作面23を自分の方に向け、前カバー17を閉じて、その透明窓18から左右の主軸台のチャック4、5及び上下のタレット6、7、8を一時に視認できる状態で操作盤21を操作し、必要に応じてディスプレイ22を見ながら機械の動作確認やテスト加工を行うことができる。
本発明の旋盤において動作確認を行っている状態を示す斜視図 前カバーを取り外して加工領域を見た模式的なパース図 ベッド上の主軸台と上下刃物台の配置関係を示す側面図
符号の説明
1 ベッド
1a ガイド面
4 左チャック
5 右チャック
25a,25b Z軸方向の上ガイドレール
26a,26b Z軸方向の下ガイドレール
31,38 刃物台
32,39 Zスライド台
33,40 傾斜台
41 上刃物台ユニット
42 下刃物台ユニット
G 上刃物台ユニットの重心
P 下刃物台に装着した工具のワーク切削位置
U ワークの切削位置から下ろした垂線
V 上刃物台ユニットの重心から下ろした垂線

Claims (2)

  1. 水平面に対してオペレータ側が低くなる方向に傾斜したガイド面を備えたベッド(1)と、同一軸線上で対向する2本の主軸と、この主軸の軸線の上下に配置されて前記ガイド面に設けたZ軸方向の2本のガイドレール(25a,25b)及び(26a,26b)でそれぞれが案内されている上刃物台ユニット(41)及び下刃物台ユニット(42)とを備え、前記上下の刃物台ユニットは、それらの刃物台(31,38)を主軸軸線方向を前記Z軸として互いに直交するZ軸、X軸及びY軸方向に制御移動させるための各2個のスライド台(32,33)及び(39,40)を備えている2主軸対向旋盤において、
    前記上刃物台ユニットを案内する2本のガイドレール(25a,25b)は、当該上刃物台ユニットの重心(G)から下ろした垂線(V)が当該2本のガイドレール(25a,25b)の間を通る位置に配置され、前記下刃物台ユニットを案内する2本のガイドレール(26a,26b)は、下刃物台(38)に装着した工具によるワークの切削位置(P)から下ろした垂線(U)が当該2本のガイドレール(26a,26b)の間を通る位置に配置されていることを特徴とする、2主軸対向旋盤。
  2. 前記上刃物台及び下刃物台がタレット(6,7,8)を備えた刃物台であり、これらのタレット及び前記2主軸に装着したチャック(4,5)が位置する加工領域(9)のオペレータ側に設けた開閉自在な前カバー(17)に、当該カバーの前に立ったオペレータが前記2主軸及び上下の前記タレットを同時に視認できる大きさの透明窓(18)を備えていることを特徴とする、請求項1記載の2主軸対向旋盤。
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