JPH0337701Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337701Y2
JPH0337701Y2 JP16779785U JP16779785U JPH0337701Y2 JP H0337701 Y2 JPH0337701 Y2 JP H0337701Y2 JP 16779785 U JP16779785 U JP 16779785U JP 16779785 U JP16779785 U JP 16779785U JP H0337701 Y2 JPH0337701 Y2 JP H0337701Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter element
support
central
boss
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16779785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6275814U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16779785U priority Critical patent/JPH0337701Y2/ja
Publication of JPS6275814U publication Critical patent/JPS6275814U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337701Y2 publication Critical patent/JPH0337701Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は積層型フイルタエレメントに関す
る。
〔従来の技術〕
膜状材を有する積層型フイルタエレメントは
多孔質の四ふつ化エチレン膜などを材とし板状
の支持体を積層してその過部を前記材で被つ
たものであつて、例えばISI製造時の洗浄液の
過などの精密過に用いられる。
従来の積層型フイルタエレメントの支持体は実
開昭58−161602号公報に開示されているようなも
のである。その支持体の例を第3図イ,ロに示
す。支持体20は中央貫通孔21aを設けたボス
部21とその周囲に環状に延設した内枠部22と
網目状の過部23とそして外枠部24とから成
る。過部23と内枠部22の内部を貫通してト
ンネル状に液通路25が設けられ過部の網目
状開口23aと中央貫通孔21aとを連通させ
る。このような支持体20は内部に液通路25
を形成させるため上部片20aと下部片20bと
に分割してあり、その合わせ面に溝25a,25
bを設け、係止爪24bによつて上部片20aと
下部片20bを重ねて係止し、溝25a,25b
を突き合わせて液通路25が形成されるように
なつている。この支持体20は過部が環形の膜
状材26で被われ、第4図に示すように適宜個
数積層されてボス部21の上下端面が互に当接
し、中央貫通孔に縦溝付のセンターボルト27が
挿通されて積層型フイルタエレメント29が形成
される。フイルタエレメント29は原液の入口孔
30a、液の出口孔30bを具えたケース30
に収容され、センターボルト27の端末が出口孔
30bに接続される。上記の膜状材26は環形
をなす内周縁が隣接上下層の材と互に蛇腹状に
溶着され、外周縁が支持体の外枠部24に溶着さ
れ、あるいは外枠部を被つて同一層の他の材の
外周縁と溶着される。また最上層上面および最下
層下面の材の内周縁は端板28a,8bに溶着
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記のような従来の積層型フイルタエレメント
の支持体内部の液通路は過部と中央貫通孔を
連通させてほぼ放射状に設けられるので、各液
通路はそれぞれ過部を扇形に分担して液を集
めることになり中央貫通路に向つて順次に断面積
が大きくなつてゆくことが望ましい。しかし、中
央寄りほど液通路間の間隔が狭まり、特にボス
部を貫通する個所で制限されて絞られ流速が上が
つて抵抗が高くなり、十分な過流量が得られな
い結果となる。
また、従来の支持体がその内部にトンネル状の
液通路を設けのは、材の内周縁がそれぞれの
支持体に溶着されていて、ボス部端面は原液側に
露出しているから、液密に溶着しなければなら
ず、液通路はボス部の内部に設けなければなら
ないからである。その支持体を上部片、下部片の
分割型としてトンネル状の液通路は溝形のもの
を重ね合わせて形成するなどの面倒な方法をとら
ざるをえない。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の問題を解決するためになされ
たものである。本考案の支持体は中央貫通孔を有
するボス部とその外周に環形板状の過部と外枠
部を具えていることは従来のものと同様である
が、上部片、下部片に分割しない一体型のもので
ある。そして過部の上下表面に複数の溝を設け
てこれらをボス部の上下端面に設けた切欠きを経
て中央貫通孔に連通させている。この支持体が積
層され上下端に端板が配設され環形の膜状材で
その過部が被われ縦溝付きセンターボルトが貫
挿されて積層型フイルタエレメントを形成するこ
とは従来のものと同様である。
〔作用〕
この考案の積層型フイルタエレメントは過す
べき流路中に外側から内方へ液が流れるよう組み
込まれる。
液は材を通過して過され支持体の過部の
溝を流れて集められボス部の切欠きを経て中央貫
通孔に至り、センターボルトの縦溝を通つてセン
ターボルト端末部から流出する。
この場合従来の支持体内部のトンネル状の液
通路と異なりこの考案の溝および切欠きは支持体
の上下表面に設けられるので従来と同じ分担面積
に対し約2倍の断面積が得られる。
〔実施例〕
この考案の実施例を第1図、第2図に示す。第
2図のような積層型フイルタエレメント1の支持
体2(第1図)は合成樹脂製であつて中央貫通孔
3aを設けたボス部3とその周囲に環形板状に延
在する過部4と外枠部5から成り、積層されて
上下端面に端板6a,6b、が配され、縦溝7a
を有するセンターボルト7を中央貫通孔3aに貫
通することによつて固定されている。四ふつ化エ
チレン膜でなる環形の材8が過部4を被い、
その外周縁は外枠部5に溶着され内周縁は互に隣
接する材8の内周縁同志で溶着され最上部材
と最下部材の内周縁はそれぞれ端板6a,6
b、に溶着されている。支持体2のボス部3は
過部4より上下方向に突出しておりこの段差3b
で形成される層間の隙間に材8が収容される。
過部4の上下面には放射状に複数の溝4aが設
けられ、ボス部の上下端面に設けられた複数の切
欠き3cと連通し中央貫通孔3aに通じている。
過部4の上下面にはまた円周方向に複数の溝4
bが設けられ前記溝4aと連通している。
なお、第1図、第2図に示すように過部4が
ボス部3に向つて順次に厚さを増し、その分だけ
中央寄りほど溝が深くなつており、切欠き3cも
これに応じて深くすれば液が集まるに従がい通
路断面積が増加する。また、支持板の間隙が外枠
部寄りほど広くなり材外面で外径寄りほど多い
原液流量に対応できる。
第2図の30は原液入口30a、液出口30
bを具ねたケースである。
〔効果〕
この考案の積層型フイルタエレメントはその支
持体の過部とボス部の上下表面に溝と切欠きを
設けたので、支持体中の液流路断面積が従来の
約2倍となり流速を下げて抵抗を減少させること
ができる。また支持体を分割型とする必要がない
ので薄型となり、同一高さで多層のフイルタエレ
メントとすることができるので過容量が向上す
る。しかも支持体の製造も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる支持体の部分斜視
図、第2図は実施例の断面図である。第3図イ,
ロは従来の支持体の平面図および側面断面図、第
4図は従来の積層型フイルタエレメントの断面図
である。 2……支持体、3c……ボス部の切欠き、4
a,4b……過部の溝、8……膜状材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央貫通孔を有するボス部とその外周に環形
    板状の過部と外枠部を具えた支持体が積層さ
    れ、多孔質膜でなる環状材で前記過部を被
    い、前記材は上下に隣接する材の内周縁同
    志が溶着されてなる積層型フイルタエレメント
    において、支持体の前記過部の上下表面に複
    数の溝が設けられ、その溝をボス部上下端面に
    設けた切欠きを通じて中央貫通孔に連通させて
    なる積層型フイルタエレメント。 (2) 外枠部と過部とが中心のボス部に向かい順
    次に厚さを増す板状をなし、過部の溝がボス
    部の切欠きに向かい順次に深さを増すように設
    けた支持体を有する実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の積層型フイルタエレメント。
JP16779785U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0337701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16779785U JPH0337701Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16779785U JPH0337701Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275814U JPS6275814U (ja) 1987-05-15
JPH0337701Y2 true JPH0337701Y2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=31100067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16779785U Expired JPH0337701Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337701Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212620A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Showa Senjoki Co Ltd ディスクフィルタエレメントおよび濾過システム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634816Y2 (ja) * 1987-10-05 1994-09-14 工業技術院長 シート状分離膜用支持体
JPH0628176Y2 (ja) * 1988-03-01 1994-08-03 株式会社キッツ 多孔性薄膜の支持体構造
CN105050683A (zh) * 2013-04-26 2015-11-11 长濑过滤器股份有限公司 过滤器用保持架及使用其的过滤器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212620A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Showa Senjoki Co Ltd ディスクフィルタエレメントおよび濾過システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6275814U (ja) 1987-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2795648B2 (ja) フィルタ
JPH0337701Y2 (ja)
JPS6014488Y2 (ja) フイルタ−ヘツド
US4774000A (en) Submicron disc filters
JPS6218250Y2 (ja)
JPH0337707Y2 (ja)
JPS6313774Y2 (ja)
JPH0443746Y2 (ja)
JPH0422814Y2 (ja)
JPH063352B2 (ja) パネル型熱交換器
JPS61144378U (ja)
JPH0628177Y2 (ja) 蛇腹式積層型の▲ろ▼過エレメント
JPH0422813Y2 (ja)
JPH0531418Y2 (ja)
JPS6240666Y2 (ja)
JPH0523976Y2 (ja)
JPH0751125Y2 (ja) カートリッジタイプオイルフィルタ
JPS6034330Y2 (ja) 濾紙エレメント
JPH0337709Y2 (ja)
JPH046806Y2 (ja)
JPH0120976Y2 (ja)
JPH064225Y2 (ja) ハウジングレス式オイルク−ラ
JPH0518629Y2 (ja)
JPS625585Y2 (ja)
JP3348968B2 (ja) 環形オイルクーラ