JPS6218250Y2 - - Google Patents

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JPS6218250Y2
JPS6218250Y2 JP3490882U JP3490882U JPS6218250Y2 JP S6218250 Y2 JPS6218250 Y2 JP S6218250Y2 JP 3490882 U JP3490882 U JP 3490882U JP 3490882 U JP3490882 U JP 3490882U JP S6218250 Y2 JPS6218250 Y2 JP S6218250Y2
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support
layer
central
mesh
holes
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JP3490882U
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JPS58137408U (ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は積層型薄膜フイルタの各層を形成す
る支持体に関する。積層型薄膜フイルタの支持体
はおゝむね円板状をなしており、その上下面を覆
う薄膜の材を支持するもので、中央の環状部分
で積み重ねられてシールされ過体となるもので
あるが、材で過された液又はガス体を、支
持体内を通して中央の貫通孔へ運ぶ内部通路が必
要である。この内部通路を、板状体の厚さの中に
穿孔することは製作上困難であるから従来は支持
体を層状に上下2片に分割してその背面に溝をつ
くり、この2片を組み合わせて1個の支持体とし
ていた。従つて上下2片の間に爪状の折曲げ部や
スナツプフイツト式の嵌め合い部を作つて係止す
るなど、2片の別形状のものを準備して組み合わ
せ固着する手間を要したり、2片の固着がゆるん
で機能を阻害したり、支持体としての強度が不足
するなどのおそれがあつた。また十分な強度を持
たせようとすれば勢い厚型のものとなつたり、内
部通路が狭くて抵抗が増したりする。
この考案は上記のような欠点をなくするためな
されたものであつて、支持体を2片に分離せず1
体的なものとし、内部通路を広くとつて抵抗を少
なくするようにした支持体に関するものである。
実施例によつてこの考案を説明すると、第1
図、第2図に示す支持体1は中央に貫通孔2を有
する中央環状部3と、その外周に過部4、さら
にその外周に外郭環状部5を有し、全体の外面形
状は円板形をなしている。中央環状部3には複数
の上下通孔6が穿設され、下面には中央貫通孔2
と上下通孔6を連通させる溝7が放射状に設けら
れ、上面には上下通孔6と過部4の網目状開口
9とを連通する放射状の溝8が設けられる。過
部4は上層、中層、下層の3層に区分され上層と
下層とには等角度の放射形の縦骨10a,10′
aと円周方向に等間隔に設けられた横骨10b,
10′bから成る骨格10,10′が形成され、残
余の部分は網目状の開口9となつている。開口9
の半径方向の巾mは横骨10b,10′bの巾n
より大であり、上層の横骨10bと下層の横骨1
0′bとは互に配列の位相を1/2ずらして、他層の
横骨の中間に配設されている。中層部は開口9の
奥底部分と横骨10b,10′bの背面部分によ
つて形成される空洞11であつて(第3図)、縦
骨10a,10′aは同じ位相で配列されてい
て、その背面間は中層部において接続され壁状の
支柱12を形成し、これにより縦骨10a,1
0′aは一体化されている。
上記のような支持体1は第2図に示すように薄
膜の材16で覆われ、中央環状部の上下通孔7
を挾む2条のOリングを連接した形状のシールパ
ツキン17を介して、上下方向を揃えて積重ねら
れる。シールパツキン17は合成樹脂等で成り、
適宜の剛性を持たせてあるので溝7,8によつて
Oリング部の押圧力に断点があつても、その反対
側は全周にわたりシールされる。また第4図に示
すように各支持体の上下向きを交互に反転して積
み重ね、溝7,8を避けた位置で、大小2種のO
リング18,19を交互に介在させてシールする
こともできる。
次に第5図に示す実施例について説明すると、
支持体21は第1図に示す支持体1における縦骨
10b,10′bを円周方向に位相をずらせて、
上層の縦骨30aと下層の縦骨30′aとが交互
に配列されるようにしたもので、縦骨30a,3
0′aの巾は開口29の円周方向の巾より小であ
る。中層部においては第5図に示すような上層と
下層の骨格の重複部分32に支柱を設け、他の部
分は空洞である。また中央環状部の溝27,28
および上下通孔26は縦骨30aと同数だけ設け
ず削減してもよい。
次に第6図に示す支持体41のように中央環状
部43の上面内周寄りに上方向け突出部43a、
下面の上下通孔46のやゝ外方に下方向け突出部
43bを設け、支持体41は上下方向を交互に反
転させて突出部43a,43bをそれぞれ突き合
わせて重ね、突き合わせ部を溶着して過体を構
成してもよい。この場合は内周寄りの放射状溝は
省略することができ、またこの場合材は支持体
の上、下面平担部に溶着されるものである。
さらに第7図に示す支持体51のように格子状
の骨格を有し、上層と下層とで縦骨60a,6
0′a横骨60b,60′bがいずれも位相を1/2
ずつずらせたものは、半径方向の位相もずれてい
ることとなり、第5図に示した実施例とほゞ同様
の構成となる。なお第7図において開口59の形
が円形のものも同様と考えることができる。
上記のような支持体は、板状の素材を上下方向
から垂直に掘削すれば得られる形状であるから、
たとえばステンレス材のような金属板を両面から
エツチングしたり、あるいは凸部を有する上下2
面の金型の間に樹脂を射出して成型するなどの方
法で、一体となつたものを簡単に製作することが
できる。
そして支持体内に液を流動させるのに中層の
空洞部が設けられているので、上下の開口を縫う
ようにして流れる必要がなく、流動抵抗を少なく
することができる。なお第5図に示す例のように
円周方向に位相をずらせたものにあつては、液
は空洞部内で円周方向への流動も自在であり、中
央環状部の放射状溝と上下通孔の数を削減するこ
とができる。
このように、この考案の支持体は2片を組み合
わせることなく一体的に形成されるので、組み合
わせる手間をかけることなく、係合手段がゆるん
で支障するなどの不都合を起さず、十分に強固な
支持体を得ることができ、2枚合わせのものに比
べて厚さを薄くできるので、同一高さの中に積層
段数を多くしてフイルタ全体としての過面積を
増大させることができる。また2枚合わせのもの
では上下各片が軟弱であるため十分に広くできな
かつた内部通路に代えて中層の空洞部を設けたの
で、流量を確保し流動抵抗を減少させる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の実施例を示す平面図、第2図、
第3図はその側面の断面図であり、第4図は支持
体の積み重ねの例を示す図、第5図は第2の実施
例の平面図、第6図は中央環状部の1例を示す
図、第7図は第3の実施例の平面図である。 6,26……上下通孔、7,8,27,28…
…溝、9,29,59……網目状開口、10a,
10′a,30a,30′a,60a,60′a…
…縦骨、10b,10′b,30b,30′b,6
0b,60′b……横骨、12,32……支柱
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央貫通孔を有する中央環状部とその外周に接
    して網目状の開口を有する過部とさらにその外
    周に接して外郭環状部を有する積層型薄膜フイル
    タの支持体において、中央環状部に上・下面を貫
    通する複数の上下通孔を設け、上面に上下通孔と
    網目状開口を連通する複数の溝を、下面に上下通
    孔と中央貫通孔を連通する複数の溝をそれぞれ放
    射状に設けるとともに、過部を上層、中層、下
    層に区分して、上層と下層とは繰返し周期で配列
    された網目状開口とその残余部分の骨格とで成
    り、少くとも半径方向においては開口長さが骨格
    巾より大であり、上層と下層との網目状開口の配
    列は半径方向における繰返し周期の1/2だけ互に
    位相をずらせて設定され、中層は空洞をなしてい
    て上層と下層の骨格の垂直投影が重複する部分に
    上下層の骨格を連結する支柱を設けたことを特徴
    とする、積層型薄膜フイルタの支持体。
JP3490882U 1982-03-12 1982-03-12 積層型薄膜フイルタの支持体 Granted JPS58137408U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3490882U JPS58137408U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 積層型薄膜フイルタの支持体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3490882U JPS58137408U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 積層型薄膜フイルタの支持体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137408U JPS58137408U (ja) 1983-09-16
JPS6218250Y2 true JPS6218250Y2 (ja) 1987-05-11

Family

ID=30046399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3490882U Granted JPS58137408U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 積層型薄膜フイルタの支持体

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JP (1) JPS58137408U (ja)

Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4783262A (en) * 1987-03-30 1988-11-08 Cuno Incorporated Separator for cell type filter element
JP5031663B2 (ja) * 2008-05-22 2012-09-19 長瀬産業株式会社 フィルター用リテーナ
CA2798246C (en) * 2010-05-03 2023-09-12 Creatv Microtech, Inc. Polymer microfilters and methods of manufacturing the same
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JP7470405B2 (ja) * 2020-06-29 2024-04-18 富士フィルター工業株式会社 フィルタ用リテーナ、その製造方法、及びリーフディスクフィルタエレメント

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58137408U (ja) 1983-09-16

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