JPH0337585Y2 - - Google Patents

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JPH0337585Y2
JPH0337585Y2 JP7793585U JP7793585U JPH0337585Y2 JP H0337585 Y2 JPH0337585 Y2 JP H0337585Y2 JP 7793585 U JP7793585 U JP 7793585U JP 7793585 U JP7793585 U JP 7793585U JP H0337585 Y2 JPH0337585 Y2 JP H0337585Y2
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cover
spring
main body
blade
mounting base
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はヘアーカツター、殊に毛屑掃除用のカ
バーを備えたヘアーカツターにおけるカバー支持
装置に関するものである。
〔背景技術〕
固定刃とこの固定刃に対して摺接駆動される可
動刃とからなる刃部が一端に配設された本体に取
り付けられて、刃部の一面を覆うとともに、内部
にたまつた毛屑の掃除の際には開かれるカバー
は、その掃除の際の便宜を考えると、少なくと
も、開状態を保つようにばね付勢されたものとな
つていることが好ましい。第8図はこのように構
成された従来例を示すものであつて、固定刃21
と可動刃22とからなる刃部が一端に配設されて
いる本体1には、刃部の一面を覆うことになるカ
バー11の一端が軸支されているとともに、ねじ
りコイルばねからなるばね15が軸支部に設けら
れて、カバー11はその開状態を維持するように
ばね付勢されている。そしてこのようにカバー1
1がばね付勢されていることから、本体1に形成
されている係合溝61に係合するフツク62をカ
バー11に設けて、この両者の係合によつて、カ
バー11の閉状態を保持し、ばね付勢により不用
意にカバー11が開くことがないようにしてい
る。
ところがこの場合、カバー11にはばね15に
よる開く方向への力が常に働いているために、カ
バー11と本体1との間には隙間が生じているも
のであり、このためにこのヘアーカツターを作動
させると、カバー11にがたつきが発生し、騒音
が大きくなるという問題点を有しているととも
に、フツク62と係合溝61との係合に抗してカ
バー11を開く際に、無理に開こうとした時に、
カバー11あるいは本体1の一部が破損するおそ
れを有している。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは毛屑掃除が容易であ
ることはもちろん、このためのカバーにがたつき
がない上に、カバーの開閉操作もスムーズで無理
な力が加わるようなことがないヘアーカツターの
カバー支持装置を提供するにある。
〔考案の開示〕
しかして本考案は、刃部が設けられた本体に開
閉自在に取り付けられる毛屑掃除用のカバーの支
持装置であつて、カバーは本体に対して軸支によ
り回動自在とされているとともに閉状態において
刃先方向にスライド自在とされ、カバーの上記ス
ライド移動に伴なう上記軸支点を越える移動によ
つてカバーの回動についての付勢方向を反転させ
るばねが、カバーと本体との間に設けられ、カバ
ーの開状態及び閉状態が共にばね付勢で保持され
ていることに特徴を有するものであり、カバーを
スライド自在とすることによつて、カバーの回動
についてのばね付勢方向を反転させることができ
るようにして、カバーの開状態はもちろん、閉状
態もばねによつて保持されるようにしたものであ
り、このために閉状態においてカバーと本体との
間に隙間が生じたりすることがなく、また開閉操
作は単にばね付勢に抗した操作をその初期におい
て行なうだけでよいようにしたものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、一端が閉じられた筒状に形成されている本体
1は、その他端開口にOリング16を介在させて
取り付けられる取付台10を備えたものであり、
この取付台10に刃ブロツク2やカバー11、更
にはスイツチカバー13やスイツチハンドル1
4、スイツチ防水ゴム12等が取り付けるように
している。取付台10の一面に配設される刃ブロ
ツク2は、基板20とこれの一面に固着される固
定刃21、固定刃21上に摺動自在に配設された
可動刃22、可動刃22に連結された連結板2
3、基板20に取り付けられて可動刃22を固定
刃21に押し付ける押さえばね24とからなり、
基板20には端縁から突出する突起25と左右よ
り夫々突設された一対の係合突起26とが設けら
れている。刃ブロツク2における可動刃22は、
モータ5の出力軸に取り付けられた偏心軸51と
係合して、回転運動を往復運動に変換する駆動子
52の先端に連結板23を介して連結される。
刃ブロツク2の取付台10への取り付けは、突
起25を取付台10に形成された係止溝19に差
し込むことと、押さえ板3に一体に形成されてい
る一対の係止ばね31を夫々係合突起26に夫々
係合させることによつて行なわれる。押さえ板3
は取付台10に固着されるものであつて、駆動子
52を貫通させる開口部30を備えた平板状であ
り、左右にはねじ挿通孔33が、上下縁には剛性
を高めるための折曲片32が形成されている。
一方防塵材4はゴムのような弾性材で円錐筒状
に形成されているものであつて、駆動子52の軸
部53の外周にその内周縁41を密着されるもの
であり、外周縁40は上記押さえ板3によつて取
付台10に固定される。すなわち、押さえ板3は
そのねじ挿通孔33と取付台10とを貫通して本
体1に螺着されるねじ39によつて取付台10に
固着されるのであるが、この時、取付台10に形
成されている溝に防塵材4の外周縁40を嵌めて
押さえ板3で押さえつけるものである。
さて、毛屑掃除用のカバー11は取付台10の
他面に回動自在に取り付けられ、カバー11を開
くことによつて毛屑の掃除を行なえるようにして
いるものであるが、これはその開状態及び閉状態
が共に圧縮コイルばねであるばね6によつて保持
されるものとなつている。すなわち、カバー11
の一端内面には共に長孔を有している一対のリブ
71,71が設けられて、これらリブ71,71
の長孔に取付台10から突設されている軸72,
72が嵌合することで、この軸72,72を中心
にカバー11が回動自在となつているとともに、
長孔の方向にカバー11がスライド自在に、つま
りカバー11を閉じた状態においては刃先方向に
スライド自在となつている。そしてカバー11と
取付台10との間が、ばね6で連結されているも
のである。尚、軸72,72とリブ71,71に
おける長孔との嵌合組立は、両者をたわませるこ
とによつて行なう。
ここにおいて、刃部を前方とすると、カバー1
1及び取付台10におけるばね6の連結点は、上
記カバー11のスライドによつてばね6の作用線
方向が軸72,72の前後に移動する位置とされ
ているものであつて、カバー11を閉じている第
1図及び第7図aに示す状態では、圧縮コイルば
ねであるばね6により、カバー11は閉じる方向
に付勢されて取付台10に当接した状態にある。
とともに、後方へと押された状態にある。しか
し、カバー11をばね6付勢に抗して前方(刃先
方向)にスライドさせると、第5図及び第7図b
に示すように、ばね6によるカバー11の付勢方
向は、開く方向となり、この状態でカバー11を
回動させて開くと、この時点においても第6図及
び第7図cに示すように、カバー11はばね6に
よつて開く方向に付勢された状態となつているも
のである。
カバー11を開くにあたつては、カバー11を
いつたん前方へスライドさせる操作を加えずにそ
のまま起こして開くようにしてもよい。この場
合、カバー11の後端縁と取付台10との当接に
よつてカバー11はスライドすることから、やは
りスムーズにカバー11を開くことができる。
尚、本実施例では軸72,72を取付台10、
つまりは本体1側に設け、軸72,72と嵌合し
てカバー11を回動自在とするとともにスライド
自在とするための長孔を備えたリブ71,71を
カバー11側に設けているが、これは逆であつて
もよく、またばね6として圧縮コイルばねを用い
たものを示したが、引張ばねでも構成することが
できる。
〔考案の効果〕 以上のように本考案においては、カバーはその
開状態及び閉状態が共に単一のばねによつて保持
されるものであり、毛屑の掃除が容易であること
はもちろん、ヘアーカツターを作動させた時にも
カバーにがたつきが生じたりすることもなく、騒
音が小さいものであり、またばねによるカバーの
回動付勢に抗した操作だけで開閉することができ
るために、カバーや本体に無理な力が加わるよう
なこともなくて、スムーズに開閉することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は
同上の分解斜視図、第3図及び第4図は同上の斜
視図、第5図は同上のカバーの開閉途中における
状態を示す縦断面図、第6図は同上のカバーを開
いた状態を示す縦断面図、第7図a,b,cは同
上の作用を示す断面図、第8図は従来例の縦断面
図であつて、1は本体、6はばね、11はカバ
ー、72は軸を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刃部が設けられた本体に開閉自在に取り付けら
    れる毛屑掃除用のカバーの支持装置であつて、カ
    バーは本体に対して軸支により回動自在とされて
    いるとともに閉状態において刃先方向にスライド
    自在とされ、カバーの上記スライド移動に伴なう
    上記軸支点を越える移動によつてカバーの回動に
    ついての付勢方向を反転させるばねがカバーと本
    体との間に設けられ、カバーの開状態及び閉状態
    が共にばね付勢で保持されているヘアーカツター
    のカバー支持装置。
JP7793585U 1985-05-25 1985-05-25 Expired JPH0337585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7793585U JPH0337585Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7793585U JPH0337585Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61194485U JPS61194485U (ja) 1986-12-03
JPH0337585Y2 true JPH0337585Y2 (ja) 1991-08-08

Family

ID=30621455

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JP7793585U Expired JPH0337585Y2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25

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JP5572048B2 (ja) * 2010-09-27 2014-08-13 パナソニック株式会社 ヘアカッター

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JPS61194485U (ja) 1986-12-03

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