JPH033756Y2 - - Google Patents

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JPH033756Y2
JPH033756Y2 JP6375685U JP6375685U JPH033756Y2 JP H033756 Y2 JPH033756 Y2 JP H033756Y2 JP 6375685 U JP6375685 U JP 6375685U JP 6375685 U JP6375685 U JP 6375685U JP H033756 Y2 JPH033756 Y2 JP H033756Y2
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JP
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movable panel
movable
panel
guide body
panels
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JP6375685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は部屋の天井に沿つて配設したレールに
吊懸けて移動できるようにした電動式あるいは手
動式の複数の移動パネルを、その移動方向の前後
端面箇所において、互いに相手側の移動パネルに
対してその厚さ方向に食い違いの生じないように
召合せる、召合せ用ガイド装置の構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
この種の移動パネルの前端部を、先行する移動
パネルの後端面に対して互いにその厚さ方向にお
いて食い違いが生じないように召合せる装置とし
て、例えば実開昭57−109165号公報等の先行技術
に開示されているように、一方の移動パネルの後
端面には、上下長手の突条シール片を後向き突出
させて装着し、後続の移動パネルの前端面には、
前記突条シール片を左右両側から挟むように厚さ
方向の左右に適宜隔てて突出する左右一対の突条
密閉シール片を、設けたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この突条シール片も、左右一対の突条密閉シー
ル片も共に、各々の移動パネルの端面から突出す
る量が当該移動パネルの上下長手方向に沿つて一
定である。
換言すれば、前後両移動パネルが近付くとき、
先行する移動パネルの後端面に取付く突条シール
片の後端面と、後続の移動パネルにおける突条密
閉シール片の前端面との隙間が、移動パネルの上
端から下端にわたつて略一定であり、上下部がほ
とんど同時に嵌挿する。
他方、移動パネルの下端が地レール等に拘束さ
れない自由端であると、移動パネルの下端側は当
該移動パネルの厚さ方向に振れ動く。各移動パネ
ルの下端に床面に向かつて突出し得る密閉装置に
より、先行する移動パネルを停止位置において予
め略鉛直状に固定させて、移動パネルの突条シー
ル片を鉛直状に配設することができたとしても、
後続の移動パネルが近付くとき、その前端におけ
る突条密閉シール片は、移動パネルの厚さ方向に
おいて鉛直に対して傾斜することになり、前記鉛
直状条シール片と食い違いが生じ、いわゆる召合
せが円滑にできないと云う問題があつた。
特に、体育館等のように天井から床までの高さ
の高い部分を締め切る移動パネルにおいては、移
動パネルの厚さ方向の振れ角度が小さくても、下
端の振れ量が大きくなり、前記食い違い量が増大
して召合せできなくなる。
また、移動パネルを電動モータ等で強制駆動す
る場合には、シール片同士の食い違い状の接触に
因る互いの押圧力の増大を別途の感知センサーで
知る必要があるため構造が複雑になると云う問題
も生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案では、複数の移動パネルを、天井
に配設したレールに吊懸けてこれに沿つて移動で
きるように構成し、移動方向の前後に相隣合う2
つの移動パネルのうち、その一方の移動パネルに
は、その移動方向の前端面または後端面に、上下
長手の凹溝を形成し、他方の移動パネルにおける
移動方向端面には、前記一方の移動パネルの凹溝
に嵌まる上下長手の召合せ用ガイド体を装着し、
該召合せ用ガイド体を、その上端側において移動
パネルの端面から突出する量が大きく、下方に行
くに従つて突出量が少なくなるように構成したも
のである。
〔作用及び効果〕
このように、召合せ用ガイド体の移動パネル端
面からの突出量が移動パネルの上端側で大きく、
下端側に行くに従つて突出量が少なくなるように
構成すると、前後移動パネルが互いに近付くと
き、一方の移動パネルにおける凹溝に対して、召
合せ用ガイド体の上端側から順次下端側に向かつ
て嵌挿することになる。
この場合、各移動パネルの上端が天井のレール
に吊下げられているから、当該前後両移動パネル
の上端部は、その厚さ方向(レールの幅方向)に
対しては少ししか移動できず、従つて、その上端
部に近い箇所から順に召合せ用ガイド体の先端が
相手側の凹溝に嵌まることにより、召合せ用ガイ
ド体の先端が相手側の凹溝に対して横位置ずれを
生じることなく嵌まり得るのである。
そして、前後両移動パネルが互いに近付くにつ
れて、上下長手の召合せ用ガイド体が凹溝に順次
下方にまで嵌まることになり、隣合う前後両移動
パネルが互いにその厚さ方向にはずれず、且つガ
タ付くことが無くなるのである。
〔実施例〕
つぎに、実施例について説明すると、図におい
て1,1は移動パネル、2は床面、3は側壁、4
は天井面、5は天井面に配設した箱型案内レール
で、該箱型案内レール5は断面中空矩形状でその
下面には長手方向に沿つて開口通路が形成されて
いる。
6,6は各移動パネル1の上端適宜箇所から上
向き突出させて前記前記案内レール5に吊支し、
案内レール5に沿つて移動自在にする前後一対の
吊懸装置である。
各移動パネル1は、その下端部が他レール等床
面に拘束されない自由端である。
本実施例では、各移動パネル1の移動方向後端
面の厚さ方向略中央部に、その上端から下端にわ
たつて適宜深さの凹溝7を穿設し、該凹溝7を挟
んで両側には、相手側の移動パネル1の前端面か
ら突出する一対の上下長手のシール片8,8が嵌
まるシール溝9,9が前記凹溝7より浅い深さで
形成されている。
なお、先頭の移動パネル1の前端が側壁3に接
当する箇所にも、前記と同様の凹溝7とシール溝
9,9が形成されている。
前記各移動パネル1の前端面には、前記先行す
る移動パネル1の後端面もしくは、前記側壁3に
おけるシール溝9,9に嵌挿密接できる左右一対
の上下長手のシール片8,8を突設する一方、こ
の一対のシール片8,8の間には、前記凹溝7に
嵌挿できる板状の上下長手の召合せ用ガイド体1
0を突出状態にて設ける。そして、該召合せ用ガ
イド体10を、移動パネル前端面からの突出量が
当該移動パネルの上端側で大きく、下端側に行く
に従つて突出量が少なくなるように構成するもの
である。
第1図及び第2図の実施例では、移動パネル1
の上下寸法(h1)よりもやや短い上下寸法(h2)
の召合せ用ガイド体10を出没不能に固定的に設
けるものであり、召合せ用ガイド体10の上端部
における移動パネル1の前端面からの突出寸法を
(l1)としており、これが嵌まる凹溝7の深さは
前記寸法(l1)より深い。
この構成により、部屋の天井面4に配設した案
内レール5に吊懸けられた移動パネル1を移動さ
せ、先頭の移動パネル1の前端を側壁3に接近さ
せると、召合せ用ガイド体10がその上端箇所よ
り順に側壁3における凹溝7内に嵌まり、当該移
動パネル1の下端が自由に振れる状態から、略鉛
直状態に拘束される。
後続の移動パネル1も前記と同様にして、先行
する移動パネル1の後端面に近付けることによ
り、前後移動パネル1,1は次次と召合せするこ
とができるのであり、相隣接する移動パネル1,
1が勝手に振れるのを防止することができる。
第3図および第4図は第2の実施例を示し、上
下長手の板状の召合せ用ガイド体11を、移動パ
ネル1の前端面に対して出没自在となるように配
設し、該召合せ用ガイド体11の下端部をピン1
2枢着し、上端部の背面を押圧付勢するばね13
により、外向きに突出させその突出量が下端側に
おけるよりも多くなるようにする。
このとき召合せ用ガイド体11の上端部の突出
寸法(l2)よりも凹溝7の深さ寸法(l3)を浅く
しておくと、先行の移動パネル1へ後続の移動パ
ネル1が接近するとき、召合せ用ガイド体11の
上端部が凹溝7の底面に当たれば、その余分の突
出量だけ後退しつつ、且つ当該召合せ用ガイド体
11の上端部から順に下方に相手の凹溝7内に嵌
挿して、隣合う移動パネル1,1が互いに食い違
い状に振れることがない。
第5図及び第6図は第3実施例を示し、前記第
2実施例とは上下逆に、召合せ用ガイド体14の
上端部をピン15枢着し、下端側の背面をモータ
16や図示しない手動式のリンク機構等により突
出できるように構成してあり、召合せ用ガイド体
14の下端を移動パネル内に後退させた状態で、
その上端側の前方への突出量が下端側のそれより
も大きくなるようにしている。
従つて、この実施例においては、召合せ用ガイ
ド体14の下端部を移動パネル1内に後退させた
状態で後続する移動パネル1を先行する移動パネ
ル1に後端面に近付けて召合せた後、召合せ用ガ
イド体14の下端部を先行する移動パネル1方向
に突出させて、凹溝7と召合せ用ガイド体14と
の上下長手方向に沿う両者の嵌合関係を確実にす
ることができる。
なお、各移動パネル1の上下端に設けた密閉基
体を移動パネルの上下端部の凹所内に上下動自在
に収納し、移動パネル1の停止位置において各密
閉基体上向き及び下向きに突出させて、これに取
付くシール部材を案内レール5下面並びに床面2
との間の隙間を塞ぐように構成しておいても良
い。
この構成により、部屋の天井面4に配設した案
内レール5に吊懸けられた移動パネル1を移動さ
せる間は上下端の密閉基体を移動パネルの上下端
部の凹所内に収納させて、その各シール部材と案
内レール5下面並びに床面2との間に隙間を確保
して移動パネル1の移動を円滑に行えるようにす
る一方、移動パネルの停止位置では、案内レール
5及び床面2との隙間を塞ぎ、ここからの音及び
光を遮断すると共に、各移動パネル1の鉛直性を
確保することができる。
さらに、本考案は、電動モータの駆動による自
走型の移動パネルにも適用できることは云うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は移動パ
ネルの正面図、第2図は第1図の−線視平面
図、第3図は第2実施例の正面図、第4図は第3
図の−線視断面図、第5図は第3実施例の正
面図、第6図は第5図の−線視断面図であ
る。 1……移動パネル、2……床面、4……天井
面、5……案内レール、6,6……吊懸装置、7
……凹溝、8,8……シール片、9,9……シー
ル溝、10,11,14……召合せ用ガイド体、
12,15……ピン、13……ばね、16……モ
ータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の移動パネルを、天井に配設したレールに
    吊懸けてこれに沿つて移動できるように構成し、
    移動方向の前後に相隣合う2つの移動パネルのう
    ち、その一方の移動パネルには、その移動方向の
    前端面または後端面に、上下長手の凹溝を形成
    し、他方の移動パネルにおける移動方向端面に
    は、前記一方の移動パネルの凹溝に嵌まる上下長
    手の召合せ用ガイド体を装着し、該召合せ用ガイ
    ド体を、その上端側において移動パネルの端面か
    ら突出する量が大きく、下方に行くに従つて突出
    量が少なくなるように構成して成る吊懸式移動パ
    ネルの召合せ用ガイド装置。
JP6375685U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH033756Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6375685U JPH033756Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6375685U JPH033756Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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Publication Number Publication Date
JPS61179289U JPS61179289U (ja) 1986-11-08
JPH033756Y2 true JPH033756Y2 (ja) 1991-01-30

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ID=30594206

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JP6375685U Expired JPH033756Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JPS61179289U (ja) 1986-11-08

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