JPH0337555Y2 - - Google Patents

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JPH0337555Y2
JPH0337555Y2 JP20195085U JP20195085U JPH0337555Y2 JP H0337555 Y2 JPH0337555 Y2 JP H0337555Y2 JP 20195085 U JP20195085 U JP 20195085U JP 20195085 U JP20195085 U JP 20195085U JP H0337555 Y2 JPH0337555 Y2 JP H0337555Y2
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lock lever
bottom wall
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shaft support
handle
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、炊飯器等の片開き式の蓋のロツク装
置に関するものであり、蓋の開閉自由端に設けら
れるロツクレバーの軸支部の構造の簡略化を図る
ものである。
(従来技術及びその問題点) 保温式炊飯器では、炊飯釜内の米飯の保温性能
を高めるため、炊飯釜を収容する胴部と、蓋のそ
れぞれに断熱材を充填した保温層を設け、この保
温層内に温度コントロールされるヒーターを設け
ている。このように、蓋と胴部分とに電気配線す
る必要があることから、この種炊飯器では、蓋を
片開き式とし、さらに、持ち運びの便宜を図るた
め、この蓋に把手を具備させるとともに、その自
由端部に蓋と胴部を連結するロツク装置を設けて
いる。
上記形式の炊飯器としては、すでに第6図のも
の(大阪ガス株式会社発行「ガス炊飯電子ジヤ
ー:強火だきパツパ」についての新製品の知識参
照)があり、このものでは、蓋1の中央部の下面
にヒーター31を内蔵した保温層32を設け、把
手2を蓋1の上面の直径線上に位置するようにこ
の蓋に取付け、この把手2の一端を胴部4の一側
の上端で軸支し、他方の自由端部にロツク装置5
を設けている。
このロツク装置5は操作つまみ51を具備させ
たロツクレバー52と、このレバーを回動自在に
支持する軸53及び軸受台54と、ロツクレバー
52を付勢するバネ55と、さらには胴部4に設
けた係合突起41とからなる。前記ロツクレバー
52の先端部には係合突起41が嵌入する係合部
56が設けられており、蓋1を閉じると、前記係
合部56と係合突起41とが係合し、蓋1が閉じ
た状態にロツクされる。
ところが、この従来のものでは、ロツクレバー
52を把手2内に組み付ける作業が面倒であつ
た。
把手2は中央部に開放部を有する主体部21
と、この開放部に嵌め込まれる蓋板22とからな
ることから、ロツクレバー52の取付けは、この
蓋板22を取外した状態で行えるものの、まず、
ロツクレバー52と軸53と軸受台54の三者を
組立てブロツク化したあと、この軸受台54を把
手の主体部21にネジ止めしなければならないか
らである。
すなわち、作業工程数が多く、部品点数が多い
からである。
(技術的課題) 本考案は、上記したような、操作つまみ51
を、上端に設けたロツクレバー52を蓋1の上面
に設けた把手2の一端に回動自在に取付け、この
ロツクレバーの先端に係合部56を設け、蓋1を
閉じたときこの係合部が係合し得る係合突起41
を胴部4の上端に設け、前記ロツクレバー52を
バネ55により常時係合方向に付勢した、片開き
式の蓋のロツク装置において、ロツクレバーの組
付作業を簡略化するため、ロツクレバーの軸支の
みによつて組付が完了するようにすることをその
技術的課題とする。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、ロツクレバー52の支点部の断
面を逆U字状としてこの断面の側壁に内方に開放
した軸孔57,57を形成し、他方、把手2のロ
ツクレバー取付部を上方に開放する凹陥部20と
するとともに、この凹陥部の底壁23に上方に開
放し且この底壁と一定の間〓を有する押え片24
を形成し、さらに、底壁23の弾性変形可能域に
前記押え片の基端部と一定の間隔を有するように
突起25を設け、弾性線材をU字状に曲成した軸
支体6の上端を外向きに屈曲させて軸部61,6
1とし、前記軸支体6の下端に位置する横桟部6
2の断面が突起25と押え片24との間隔に略一
致し且軸支体6の下端部63が押え片24と底壁
23との間〓に一致するようにしたことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
軸支体6は弾性線材をU字状に曲成したもので
あるから、この上端部の間隔を縮めるように撓ま
せると、軸部61,61の先端の間隔は、ロツク
レバーの支点部の断面の内寸法より小さくなり、
この状態で軸部61,61を軸孔57,57に一
致させて外力を開放すると、両者は相互に嵌合す
る。
次いで、底壁23とロツクレバー52との間に
バネ55を介装して、軸支体6の下端を押え片2
4と底壁23との間に挿入する。最終挿入位置で
は、軸支体6の横桟部62が押え片24の基端部
と突起25との間に抜け止め状態に装着され、し
かも、軸支体6の下端部は底壁23と押え片24
との間に圧入されることとなり、軸支体6の取付
姿勢は一定姿勢に固定されることとなる。
従つて、ロツクレバー52は把手2により一定
姿勢に取付けられ、しかも、バネ55による付勢
力が付与された状態となる。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
ロツクレバー52は、これに軸支体6を取付
け、この軸支体を把手2に取付けるだけで、把手
に所定の状態に組付けられるから、従来のものに
比べて、部品点数が削減され、ネジ止め等の作業
も不要となる。従つて、コストダウンが図れると
ともに組立作業の作業性も良くなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第5図に基い
て説明する。
この実施例では、把手2及びロツクレバー52
は共に合成樹脂の射出成形により製作する。
把手2の一端に形成する凹陥部20は第2図の
如くであり、その3の下端に押え片24及び突起
25が一体的に形成されている。この突起25は
弾性復帰を可能にするため、第3図の如く、突起
25の下辺部からその両側に延びるU字状のスリ
ツト26により囲まれた弾性舌片27の下端に設
けられる。スリツト26の下辺に連設した立上が
り部28に続けて押え片24が直立し、この押え
片24と底壁23との間隔が後述の、軸支体6の
素線径に一致させてある。又、突起25の下端と
立上がり部28との間隔も、前記素線径に一致さ
せてある。
ロツクレバー52は、下端部に設けた係合部5
6の近傍から上方が断面U字状となり、このU字
状の断面部の外寸法は、凹陥部20の内寸法より
小さく設定されている。前記U字状の断面部分の
側壁には、第4図のような、軸孔57,57が設
けられ、これが回動支点となる。
次に軸支体6は、第6図のようなU字状の形状
で、直径2mm程度の弾性線材からなり、上端部が
外向きに屈曲して軸部61,61となる。又、こ
の軸支体の側面形状は所定形状に仕上げられてお
り、下端部を押え片24と底壁23との間に完全
に挿入すると、ロツクレバー52の上面が把手2
の上面と一致する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部断面図、第2図
は把手2の要部断面図、第3図はX−X断面図、
第4図はY−Y断面図、第5図は軸支体6の斜視
図、第6図は従来例の説明図であり、 図中、1……蓋、2……把手、23……底壁、
24……押え片、25……突起、4……胴部、4
1……係合突起、52……ロツクレバー、55…
…バネ、56……係合部、57……軸孔、6……
軸支体、61……軸部、62……横桟部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作つまみ51を、上端に設けたロツクレバー
    52を蓋1の上面に設けた把手2の一端に回動自
    在に取付け、このロツクレバーの先端に係合部5
    6を設け、蓋1を閉じたときこの係合部が係合し
    得る係合突起41を胴部4の上端に設け、前記ロ
    ツクレバー52をバネ55により常時係合方向に
    付勢した、片開き式の蓋のロツク装置において、
    ロツクレバー52の支点部の断面を逆U字状とし
    てこの断面の側壁に内方に開放した軸孔57,5
    7を形成し、他方、把手2のロツクレバー取付部
    を上方に開放する凹陥部20とするとともに、こ
    の凹陥部の底壁23に上方に開放し且この底壁と
    一定の間隔を有する押え片24を形成し、さら
    に、底壁23の弾性変形可能域に前記押え片の基
    端部と一定の間隔を有するように突起25を設け
    弾性線材をU字状に曲成した軸支体6の上端を外
    向きに屈曲させて軸部61,61とし、前記軸支
    体6の下端に位置する横桟部62の断面が突起2
    5と押え片24との間隔に略一致し且軸支体6の
    下端部63が押え片24と底壁23との間〓に一
    致するようにした蓋のロツク装置。
JP20195085U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0337555Y2 (ja)

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JP20195085U JPH0337555Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JP20195085U JPH0337555Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS62109026U JPS62109026U (ja) 1987-07-11
JPH0337555Y2 true JPH0337555Y2 (ja) 1991-08-08

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JP4830798B2 (ja) * 2006-11-08 2011-12-07 パナソニック株式会社 炊飯器のフックレバー

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JPS62109026U (ja) 1987-07-11

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