JPS5830506Y2 - 炊飯ジヤ−のヒンジ部構造 - Google Patents

炊飯ジヤ−のヒンジ部構造

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Publication number
JPS5830506Y2
JPS5830506Y2 JP7396881U JP7396881U JPS5830506Y2 JP S5830506 Y2 JPS5830506 Y2 JP S5830506Y2 JP 7396881 U JP7396881 U JP 7396881U JP 7396881 U JP7396881 U JP 7396881U JP S5830506 Y2 JPS5830506 Y2 JP S5830506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge part
lead wire
hinge
cover
rice cooker
Prior art date
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Expired
Application number
JP7396881U
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JPS57187124U (ja
Inventor
隆三 右田
幸二 徳田
楝一郎 楠本
勉 大村
三三夫 大島
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Publication date
Application filed by 象印マホービン株式会社 filed Critical 象印マホービン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯ジャーのヒンジ部構造、とくにヒンジ部カ
バーの取付構造の改良に関する。
炊飯ジャーは、内蓋に結露が生じるのを防止するために
外蓋内に保温用ヒータを配設しており、このヒータへの
給電用リード線を本体側から外蓋内へ配線する場合に、
ヒンジ部から一旦外部へ導出した後、外蓋へ配線する方
式のものが提供されている。
ところが、これでは外部に露出した配線が断線する危険
性が高いため、近年、ヒータへの給電用リード線を外部
に導出することなく、第1図に示すごとくヒンジ部1か
ら直接外蓋2内へ挿通するようにした炊飯ジャーが提供
されるに至っている。
この場合には、ヒンジ部1にリード線3を配設するため
の空間1aが形成され、この空間を外方より閉鎖するヒ
ンジ部カバー4がヒンジ部1に装着されている。
ところが、外蓋2を開蓋したとき、外蓋2の基端部2a
がヒンジ部カバー4の背面に当接することにより外蓋2
の開蓋角を規制しているので、ヒンジ部カバー4は外蓋
2との当接点が内方に押圧されるのに対し、上端部4a
は反作用的に外方へそり返り、ヒンジ部1とヒンジ部カ
バー4との上端接合部に隙間が発生する不具合がある。
ヒンジ部1には上記のようにリード線3が配設されてお
り、特にこの部分で本体側リード線3aと外蓋側リード
線3bとが結線されている場合には、上記隙間から露等
の水分が浸入すると、絶縁不良等電気的故障をきたす問
題があつ、た。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、外蓋開蓋時
においてヒンジ部カバーに外力が作用しても、ヒンジ部
とヒンジ部カバーとの接合部に隙間が生じない炊飯ジャ
ーのヒンジ部構造を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である図面に従って説明する。
第2図において、10は炊飯ジャーの外装体24と外容
器とを上端部で連結する環状の肩体で、この肩体には露
受は部11とヒンジ部12とが一体成形されている。
ヒンジ部12は第3図〜第6図に示すごとく、外方に開
口したリード線収納室13と、上端中央には外蓋内に連
通ずるリード線挿通路14と、上部両側に外蓋を枢支す
る枢軸の軸受孔15と、背部に本体内に通じる一部の連
通路16(第4図参照)とを有し、この連通路16の中
央部両側には突起17が設けられている。
この突起17は本体側リード線3a(第1図参照)を外
装体24の切欠25を介して連通路16内に挿通したと
き、リード線3aの下方への脱落を防止するものである
上記ヒンジ部12の背部には、上端が上記露受は部11
に開口し下端がヒンジ部12下面に開口する露案内孔1
8が形成されている。
また、ヒンジ部12の上端面には2個の凹部19が形成
されており、下端部にはネジ孔20と保合部21と上記
連通路16に至る切欠溝22とが形成されている。
上記肩体10は外装体24の上方より嵌合固定され、そ
のとき外装体24の切欠25より導出されたリード線3
aはヒンジ部12の連通路16内に挿入され、ここでリ
ード線3aを引き上げることにより、リード線3aは突
起17によって連通路16の上部に保持される。
26は上記ヒンジ部12のリード型収納室13の開口部
に装着されるヒンジ部カバーで、第7図〜第11図で示
すごとく、下部両側にはヒンジ部12の両側係合溝23
に嵌合する側片27を有し、下端部にはネジ挿通孔28
と上記保合部21に係合する係合爪29とリード線保護
突部30とを有している。
このリード線保護突部30はヒンジ部12の切欠溝22
および連通路16の下部に嵌合し、リード線3aの下面
を支持してリード線3aが外装体24の切欠25と摺接
して絶縁性が劣化するのを防止している。
ヒンジ部カバー26の下部外側面にはガイドリブ31が
突設されている。
また、ヒンジ部カバー26の上端部にはヒンジ部12の
リード線挿通部13の前面をおおう湾曲した突片32が
突設されており、この突片32の内面にはヒンジ部上端
面の凹部19と係合する掛取33が下方に突設されてい
る。
このヒンジ部カバー26はリード線収納室13の開口部
をおおうように嵌合され、上記掛取33を凹部19に係
合させた後、止めネジ5(第1図参照)をネジ挿通孔2
8を介してネジ孔20に螺着することにより固定される
なお、止めネジの締付力により、ヒンジ部カバー26の
突片32が外方へそり返る心配があるが、上記掛取33
と凹部19との係合によりそり返りは防止される。
34は露受は部11から露案内孔18を介して流れ落ち
た水を受ける露受は具で、下部には凹所35を有し、両
側部内面にはヒンジ部カバー26のガイドリブ31と係
合するガイド溝36を有している。
この露受は具34は、ヒンジ部カバー26の下部にガイ
ド溝36をガイドリブ31にスライドさせることにより
取付けられる。
なお、外蓋、本体、鍋、外容器、リード線等の構成は第
1図のものと同様である。
上記構成からなる炊飯ジャーにおいて、外蓋を開蓋する
と、その基端部がヒンジ部カバー26の突片32の背面
に当接し、ヒンジ部カバー26の上端部には外方へそり
返る方向の力が作用する。
ところが、ヒンジ部カバー26の上端部内面の掛取33
がヒンジ部12の凹部19に係合しているため、ヒンジ
部カバー26がそり返ることがなく、ヒンジ部12とヒ
ンジ部カバー26との接合部に隙間が生しる心配がない
また、外蓋開蓋時に、リード線3の屈曲にともないヒン
ジ部カバー12の上端部が外方へ付勢されることになる
が、この場合も上記掛取33と凹部19との係合により
上端部の変位は規制される。
以上のように、本考案によれば、ヒンジ部上端面に凹部
を形成し、ヒンジ部カバーの上端部内面に上記凹部と係
合する掛取を設けるという簡単な構成で、ヒンジ部カバ
ーの背部に外蓋開蓋時の力が作用しても、ヒンジ部カバ
ーのそり返りを防止できる。
したがって、ヒンジ部とヒンジ部カバーとの接合部から
の水の浸入を未然に防止でき、電気的故障の心配はない
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の前提となる炊飯ジャーのヒンジ部分の
断面図、第2図以下は本考案を示し、第2図は要部の分
解斜視図、第3図はヒンジ部の平面図、第4図はその正
面図、第5図は第4図の■−■断面図、第6図はその一
部の拡大断面図、第7図〜第10図はヒンジ部カバーの
正面図、背面図、平面図、左側面図、第11図は第7図
のM−M断面図である。 10・・・・・・肩体、12・・・・・・ヒンジ部、1
3・・・・・・リード線収納室、14・・・・・・リー
ド線挿通路、15・・・・・・軸受孔、16・・・・・
・連通路、19・・・・・・凹部、24・・・・・・外
装体、26・・・・・・ヒンジ部カバー、32・・・・
・・突片、33・・・・・・掛取。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装体の内側に鍋を収納する外容器を配置し、外装体と
    外容器とをその上端部で環状の肩体を介して連結するこ
    とにより本体を構成し、上記肩体に一体に設けたヒンジ
    部により外蓋を枢着し、外蓋内に配設したヒータへの給
    電用リード線を本体からヒンジ部を介して外蓋内に挿通
    し上記ヒータと接続した炊飯ジャーにおいて、上記ヒン
    ジ部は、外方に開口したリード線収納室と、上端中央に
    外蓋内に連通ずるリード線挿通路と、上部に外蓋を枢支
    する枢軸と、背部に本体内に通じる連通路とを有し、上
    記ヒンジ部の上端面に凹部を形成する一方、上記リード
    線収納室の開口部に装着されるヒンジ部カバーの上端内
    面に、上記凹部と係合する掛取を突設したことを特徴と
    する炊飯ジャーのヒンジ部構造。
JP7396881U 1981-05-20 1981-05-20 炊飯ジヤ−のヒンジ部構造 Expired JPS5830506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7396881U JPS5830506Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 炊飯ジヤ−のヒンジ部構造

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JP7396881U JPS5830506Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 炊飯ジヤ−のヒンジ部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57187124U JPS57187124U (ja) 1982-11-27
JPS5830506Y2 true JPS5830506Y2 (ja) 1983-07-05

Family

ID=29869734

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7396881U Expired JPS5830506Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 炊飯ジヤ−のヒンジ部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012022A (ja) * 1984-05-23 1985-01-22 松下電器産業株式会社 調理器等の露受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57187124U (ja) 1982-11-27

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