JPH0337516B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337516B2 JPH0337516B2 JP57097372A JP9737282A JPH0337516B2 JP H0337516 B2 JPH0337516 B2 JP H0337516B2 JP 57097372 A JP57097372 A JP 57097372A JP 9737282 A JP9737282 A JP 9737282A JP H0337516 B2 JPH0337516 B2 JP H0337516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- thermal transfer
- thermal
- transfer ribbon
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 24
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明はサーマルヘツドを発熱させて熱転写
リボン上に塗布された熱溶融性のインクを普通紙
よりなる印字用紙に転写するサーマルプリンタに
係り、特に熱転写リボンを収納したリボンカセツ
トに関するものである。
リボン上に塗布された熱溶融性のインクを普通紙
よりなる印字用紙に転写するサーマルプリンタに
係り、特に熱転写リボンを収納したリボンカセツ
トに関するものである。
［従来技術］
熱転写リボンをキヤリア上に支持し、印字動作
のたびに所定量の熱転写リボンを送り出すように
構成されたサーマルプリンタは、例えば、本出願
人が出願した実願昭57−52946号（実開昭58−
155246号）明細書および図面に示したようなもの
である。この種のサーマルプリンタにおいて、熱
転写リボンを印字用紙と熱転写リボンとの間のま
さつ力および熱転写リボンとサーマルヘツドさの
まさつ力の差によつて供給スプールから引き出
し、使用後の該リボンをスリツプ手段を介して回
転駆動される巻取りスプールに巻取つている。
のたびに所定量の熱転写リボンを送り出すように
構成されたサーマルプリンタは、例えば、本出願
人が出願した実願昭57−52946号（実開昭58−
155246号）明細書および図面に示したようなもの
である。この種のサーマルプリンタにおいて、熱
転写リボンを印字用紙と熱転写リボンとの間のま
さつ力および熱転写リボンとサーマルヘツドさの
まさつ力の差によつて供給スプールから引き出
し、使用後の該リボンをスリツプ手段を介して回
転駆動される巻取りスプールに巻取つている。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、サーマルヘツドへの印加パルス
とキヤリヤ移動とのタイミング、プリンタの入力
電圧の変動、あるいはサーマルヘツドを印字用紙
に向つて押圧する押圧力等の各種要因またはそれ
らの相乗効果により、サーマルヘツドの熱によつ
て熱転写リボンが軟化され、そのリボンがサーマ
ルヘツドの表面にステイツクするという状態が発
生し、印字状態が悪くなることがあつた。また、
熱転写リボンのサーマルヘツドと接する面にごみ
等が付着し、サーマルヘツドを破損したり、印字
不良の原因になつたりしていた。
とキヤリヤ移動とのタイミング、プリンタの入力
電圧の変動、あるいはサーマルヘツドを印字用紙
に向つて押圧する押圧力等の各種要因またはそれ
らの相乗効果により、サーマルヘツドの熱によつ
て熱転写リボンが軟化され、そのリボンがサーマ
ルヘツドの表面にステイツクするという状態が発
生し、印字状態が悪くなることがあつた。また、
熱転写リボンのサーマルヘツドと接する面にごみ
等が付着し、サーマルヘツドを破損したり、印字
不良の原因になつたりしていた。
［発明の目的］
この発明は上記従来の欠点を解消するために、
リボンカセツト内の供給スプールとサーマルヘツ
ドとの間のリボン通路上に、熱転写リボンを潤滑
剤塗布部材に対して押圧せしめる弾性を有する押
圧部材を備え、熱転写リボンのサーマルヘツドと
接する側に耐熱性の潤滑剤を塗布することによ
り、印字用紙と熱転写リボンとの間のまさつ力
を、熱転写リボンとサーマルヘツドとの間のまさ
つ力より大きくし、また、潤滑剤が冷却効果を有
しているため熱転写リボンがサーマルヘツドにス
テイツクすることを防止することができると共
に、ごみ等を取り除くことができ、印字不良を起
こすことなく、鮮明な印字が可能なサーマルプリ
ンタを提供しようとするものである。
リボンカセツト内の供給スプールとサーマルヘツ
ドとの間のリボン通路上に、熱転写リボンを潤滑
剤塗布部材に対して押圧せしめる弾性を有する押
圧部材を備え、熱転写リボンのサーマルヘツドと
接する側に耐熱性の潤滑剤を塗布することによ
り、印字用紙と熱転写リボンとの間のまさつ力
を、熱転写リボンとサーマルヘツドとの間のまさ
つ力より大きくし、また、潤滑剤が冷却効果を有
しているため熱転写リボンがサーマルヘツドにス
テイツクすることを防止することができると共
に、ごみ等を取り除くことができ、印字不良を起
こすことなく、鮮明な印字が可能なサーマルプリ
ンタを提供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］
この発明は、上記目的を達成するために、印字
用紙を支持する用紙支持装置と、サーマルヘツド
を支持し、かつ印字用紙の印字行に沿つて移動可
能なキヤリヤと、サーマルヘツドと印字用紙との
間に熱転写リボンを供給するリボンカセツトとを
備えたサーマルプリンタにおいて、リボンカセツ
トが、未使用の熱転写リボンを巻回した供給スプ
ールと、その供給スプールから引き出され、サー
マルヘツドと印字用紙との間を通過した熱転写リ
ボンを巻取るスプールと、供給スプールとのサー
マルヘツドとの間のリボンカセツト内リボン通路
上に配置され、熱転写リボンのサーマルヘツドと
対向する一側面に耐熱性の潤滑剤を塗布する潤滑
剤塗布部材と、熱転写リボンを潤滑塗布部材に対
して押圧せしめる弾性を有する押圧部材とを備
え、印字用紙と熱転写リボンとの間のまさつ力
を、熱転写リボンとサーマルヘツドとの間のまさ
つ力よりも十分に大きくしたことを特徴とするも
のである。
用紙を支持する用紙支持装置と、サーマルヘツド
を支持し、かつ印字用紙の印字行に沿つて移動可
能なキヤリヤと、サーマルヘツドと印字用紙との
間に熱転写リボンを供給するリボンカセツトとを
備えたサーマルプリンタにおいて、リボンカセツ
トが、未使用の熱転写リボンを巻回した供給スプ
ールと、その供給スプールから引き出され、サー
マルヘツドと印字用紙との間を通過した熱転写リ
ボンを巻取るスプールと、供給スプールとのサー
マルヘツドとの間のリボンカセツト内リボン通路
上に配置され、熱転写リボンのサーマルヘツドと
対向する一側面に耐熱性の潤滑剤を塗布する潤滑
剤塗布部材と、熱転写リボンを潤滑塗布部材に対
して押圧せしめる弾性を有する押圧部材とを備
え、印字用紙と熱転写リボンとの間のまさつ力
を、熱転写リボンとサーマルヘツドとの間のまさ
つ力よりも十分に大きくしたことを特徴とするも
のである。
［作用］
リボンカセツト内の供給スプールとサーマルヘ
ツドのと間のリボン通路上に設けられた潤滑剤塗
布部材は、その接近位置に設けられた弾性を有す
る押圧部材と協同して、熱転写リボンのサーマル
ヘツドと接する面に耐熱性の潤滑剤を塗布すると
共に、熱転写リボンに付着しているごみやチリ等
を取り除き、且つ引き出される熱転写リボンにバ
ツクテンシヨンを付与する。
ツドのと間のリボン通路上に設けられた潤滑剤塗
布部材は、その接近位置に設けられた弾性を有す
る押圧部材と協同して、熱転写リボンのサーマル
ヘツドと接する面に耐熱性の潤滑剤を塗布すると
共に、熱転写リボンに付着しているごみやチリ等
を取り除き、且つ引き出される熱転写リボンにバ
ツクテンシヨンを付与する。
［実施例］
以下に、この発明を具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
図において、１はプリンタの側板（図示せず）
間に回転可能に支持された横断面円形のプラテン
があり、軟質材料により成形されている。このプ
ラテン１は本発明の用紙支持装置を構成するもの
であり、このプラテン１上に巻回支持された印字
用紙２を一行の印字のたびに用紙送り方向へ移動
させる。
間に回転可能に支持された横断面円形のプラテン
があり、軟質材料により成形されている。このプ
ラテン１は本発明の用紙支持装置を構成するもの
であり、このプラテン１上に巻回支持された印字
用紙２を一行の印字のたびに用紙送り方向へ移動
させる。
プリンタの側板間には前記プラテン１と平行に
ガイド軸３が固定されている。このガイド軸３に
はキヤリヤ４が図示しない駆動装置によりガイド
軸３上を印字用紙２の印字行に沿つて移動可能に
支持されている。キヤリヤ４には前記印字用紙２
と対向するようにヘツドホルダー５が直立して設
けられ、そのヘツドホルダー５の印字用紙２側に
は縦一列に多数の発熱素子６を有するサーマルヘ
ツド７が固定されている。サーマルヘツド７は図
示しない付勢手段によりプラテン１に向つて所定
の押圧力で付勢されている。
ガイド軸３が固定されている。このガイド軸３に
はキヤリヤ４が図示しない駆動装置によりガイド
軸３上を印字用紙２の印字行に沿つて移動可能に
支持されている。キヤリヤ４には前記印字用紙２
と対向するようにヘツドホルダー５が直立して設
けられ、そのヘツドホルダー５の印字用紙２側に
は縦一列に多数の発熱素子６を有するサーマルヘ
ツド７が固定されている。サーマルヘツド７は図
示しない付勢手段によりプラテン１に向つて所定
の押圧力で付勢されている。
キヤリヤ４上にはリボンカセツト８が載置さ
れ、キヤリヤ４に形成された一対の保持爪９，９
によりリボンカセツト８を固定している。リボン
カセツト８のハウジング１０の左後部（図示にお
いて左上方）には、前記サーマルヘツド７および
ヘツドホルダー５が挿通される凹所１１が形成さ
れている。また、ハウジング１０内には供給スプ
ール１２と巻取りスプール１３とがそれぞれ回転
可能に支持されている。供給スプール１２にはフ
イルム状の熱転写リボン１４の一端側が巻回さ
れ、他端側は巻取りスプール１３に巻回されてい
る。供給スプール１２から引き出された熱転写リ
ボン１４はリボンカセツト８内のリボン通路に沿
つて移動し、巻取りスプール１３に巻取られる。
すなわち、熱転写リボン１４はハウジング１０と
一体に形成されたリボンガイド１５に沿つて案内
され、出口開口１６からハウジング１０外部へ導
出され、印字用紙２とサーマルヘツド７との間を
挿通されたのち入口開口１７からハウジング１０
内へ導入されて巻取りスプール１３上に巻取られ
る。巻取りスプール１３は、キヤリヤ４上に支持
された駆動カム１８によりリボン巻取り方向に回
転駆動されるものであり、駆動カム１８は図示し
ないスリツプ機構を介して駆動装置に連結されて
いる。
れ、キヤリヤ４に形成された一対の保持爪９，９
によりリボンカセツト８を固定している。リボン
カセツト８のハウジング１０の左後部（図示にお
いて左上方）には、前記サーマルヘツド７および
ヘツドホルダー５が挿通される凹所１１が形成さ
れている。また、ハウジング１０内には供給スプ
ール１２と巻取りスプール１３とがそれぞれ回転
可能に支持されている。供給スプール１２にはフ
イルム状の熱転写リボン１４の一端側が巻回さ
れ、他端側は巻取りスプール１３に巻回されてい
る。供給スプール１２から引き出された熱転写リ
ボン１４はリボンカセツト８内のリボン通路に沿
つて移動し、巻取りスプール１３に巻取られる。
すなわち、熱転写リボン１４はハウジング１０と
一体に形成されたリボンガイド１５に沿つて案内
され、出口開口１６からハウジング１０外部へ導
出され、印字用紙２とサーマルヘツド７との間を
挿通されたのち入口開口１７からハウジング１０
内へ導入されて巻取りスプール１３上に巻取られ
る。巻取りスプール１３は、キヤリヤ４上に支持
された駆動カム１８によりリボン巻取り方向に回
転駆動されるものであり、駆動カム１８は図示し
ないスリツプ機構を介して駆動装置に連結されて
いる。
前記リボンガイド１５の熱転写リボン１４と当
接する側面には潤滑剤塗布部材としてのフエルト
１９が貼着され、そのフエルト１９には潤滑剤と
してのシリコンオイルが含浸されている。
接する側面には潤滑剤塗布部材としてのフエルト
１９が貼着され、そのフエルト１９には潤滑剤と
してのシリコンオイルが含浸されている。
２０は板ばねにより形成された押圧部材として
のリボン押えであり、そのＵ字状に折曲された基
端はハウジング１０上のピン２１に嵌合され、先
端部にはフエルト２２が貼着されて、そのフエル
ト２２を介してリボン１４をリボンガイド１５方
向に押圧している。
のリボン押えであり、そのＵ字状に折曲された基
端はハウジング１０上のピン２１に嵌合され、先
端部にはフエルト２２が貼着されて、そのフエル
ト２２を介してリボン１４をリボンガイド１５方
向に押圧している。
次に、以上のように構成されたサーマルプリン
タのリボン送り作用について説明する。
タのリボン送り作用について説明する。
印字動作時に、複数個の発熱素子６のうち所要
のものにパルスを印加しつつキヤリヤ４が印字行
に沿つて移動すると、印字用紙２と熱転写リボン
１４との間のまさつ力は熱転写リボン１４とサー
マルヘツド７との間のまさつ力に比べて十分に大
きいため、印字用紙２と熱転写リボン１４との間
の相対的な移動はなく、サーマルヘツド７がキヤ
リヤ４とともに移動する量だけ熱転写リボン１４
が供給スプール１２から引き出される。また、サ
ーマルヘツド７が通過した後、印字用紙２に貼り
ついていた使用後の熱転写リボン１４は強制駆動
されている巻取りスプール１３により引き剥がさ
れて巻取りスプール１３上に巻き上げられる。こ
のようなリボン移動時に、リボンガイド１５上の
フエルト１９に沿つて進む熱転写リボン１４のサ
ーマルヘツド７と接する面にはフエルト１９に含
浸されているシリコンオイルが塗布されるため、
サーマルヘツド７と熱転写リボン１４との間のま
さつ力はきわめて小さいものとなる。また、この
潤滑剤は副次作用として冷却効果があり、発熱素
子の放熱を助長するものである。
のものにパルスを印加しつつキヤリヤ４が印字行
に沿つて移動すると、印字用紙２と熱転写リボン
１４との間のまさつ力は熱転写リボン１４とサー
マルヘツド７との間のまさつ力に比べて十分に大
きいため、印字用紙２と熱転写リボン１４との間
の相対的な移動はなく、サーマルヘツド７がキヤ
リヤ４とともに移動する量だけ熱転写リボン１４
が供給スプール１２から引き出される。また、サ
ーマルヘツド７が通過した後、印字用紙２に貼り
ついていた使用後の熱転写リボン１４は強制駆動
されている巻取りスプール１３により引き剥がさ
れて巻取りスプール１３上に巻き上げられる。こ
のようなリボン移動時に、リボンガイド１５上の
フエルト１９に沿つて進む熱転写リボン１４のサ
ーマルヘツド７と接する面にはフエルト１９に含
浸されているシリコンオイルが塗布されるため、
サーマルヘツド７と熱転写リボン１４との間のま
さつ力はきわめて小さいものとなる。また、この
潤滑剤は副次作用として冷却効果があり、発熱素
子の放熱を助長するものである。
なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば潤滑剤は耐熱性があり、経年変
化の少ないものであればよく、シリコンオイルに
限るものではない。
ではなく、例えば潤滑剤は耐熱性があり、経年変
化の少ないものであればよく、シリコンオイルに
限るものではない。
［発明の効果］
以上詳述したように、この発明のサーマルプリ
ンタは、リボンカセツト内に、未使用の熱転写リ
ボンを巻回した供給スプールと、その供給スプー
ルから引き出されて、サーマルヘツドと印字用紙
との間を通過した熱転写リボンを巻取る巻取りス
プールと、供給スプールとサーマヘツドとの間の
リボン通路上に配置され、熱転写リボンのサーマ
ルヘツドと対向する一側面に耐熱性の潤滑剤を塗
布する潤滑剤塗布部材と、熱転写リボンを潤滑剤
塗布部材に対して押圧せしめる弾性を有する押圧
部材を備えたことにより、印字用紙と熱転写リボ
ンとの間のまさつ力を、熱転写リボンとサーマル
ヘツドとの間のまさつ力より大きくすると共に、
塗布した潤滑剤の冷却効果により、熱転写リボン
がサーマルヘツドにステイツクすることを防止す
ることができ、印字不良を起こすことがない。ま
た、熱転写リボンに付着しているごみを取り除い
て、サーマルヘツドに供給することができ、サー
マルヘツドを破損することがないとともに、弾性
を有する押圧部材により熱転写リボンにバツクテ
ンシヨンを付与することができ、熱転写リボンが
リボンカセツトから必要以上に引き出されないよ
うになるなど極めて優れた効果を有するものであ
る。
ンタは、リボンカセツト内に、未使用の熱転写リ
ボンを巻回した供給スプールと、その供給スプー
ルから引き出されて、サーマルヘツドと印字用紙
との間を通過した熱転写リボンを巻取る巻取りス
プールと、供給スプールとサーマヘツドとの間の
リボン通路上に配置され、熱転写リボンのサーマ
ルヘツドと対向する一側面に耐熱性の潤滑剤を塗
布する潤滑剤塗布部材と、熱転写リボンを潤滑剤
塗布部材に対して押圧せしめる弾性を有する押圧
部材を備えたことにより、印字用紙と熱転写リボ
ンとの間のまさつ力を、熱転写リボンとサーマル
ヘツドとの間のまさつ力より大きくすると共に、
塗布した潤滑剤の冷却効果により、熱転写リボン
がサーマルヘツドにステイツクすることを防止す
ることができ、印字不良を起こすことがない。ま
た、熱転写リボンに付着しているごみを取り除い
て、サーマルヘツドに供給することができ、サー
マルヘツドを破損することがないとともに、弾性
を有する押圧部材により熱転写リボンにバツクテ
ンシヨンを付与することができ、熱転写リボンが
リボンカセツトから必要以上に引き出されないよ
うになるなど極めて優れた効果を有するものであ
る。
図面は、この発明を具体化した一実施例を示す
サーマルプリンタの要部を示す部分断面図であ
る。 図中、１はプラテン、２は印字用紙、４はキヤ
リヤ、７はサーマルヘツド、８はリボンカセツ
ト、１２は供給スプール、１４は熱転写リボン、
１５はリボンガイド、１９はフエルト（潤滑剤塗
布部材）、２０はリボン押え（押圧部材）である。
サーマルプリンタの要部を示す部分断面図であ
る。 図中、１はプラテン、２は印字用紙、４はキヤ
リヤ、７はサーマルヘツド、８はリボンカセツ
ト、１２は供給スプール、１４は熱転写リボン、
１５はリボンガイド、１９はフエルト（潤滑剤塗
布部材）、２０はリボン押え（押圧部材）である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 印字用紙を支持する用紙支持装置と、サーマ
ルヘツドを支持し、かつ前記印字用紙の印字行に
沿つて移動可能なキヤリヤと、前記サーマルヘツ
ドと印字用紙との間に熱転写リボンを供給するリ
ボンカセツトとを備えたサーマルプリンタにおい
て、 前記リボンカセツトが、 未使用の熱転写リボンを巻回した供給スプール
と、 その供給スプールから引き出され、前記サーマ
ルヘツドと印字用紙との間を通過した熱転写リボ
ンを巻取る巻取りスプールと、 前記供給スプールとサーマルヘツドとの間のリ
ボンカセツト内のリボン通路上に配置され、前記
熱転写リボンのサーマルヘツドと対向する一側面
に耐熱性の潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、 前記熱転写リボンを前記潤滑剤塗布部材に対し
て押圧せしめる弾性を有する押圧部材とを備え、 前記印字用紙と熱転写リボンとの間のまさつ力
を、熱転写リボンとサーマルヘツドとの間のまさ
つ力よりも十分に大きくしたことを特徴とするサ
ーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9737282A JPS58212977A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | サ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9737282A JPS58212977A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | サ−マルプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58212977A JPS58212977A (ja) | 1983-12-10 |
| JPH0337516B2 true JPH0337516B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=14190674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9737282A Granted JPS58212977A (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | サ−マルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58212977A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59124158U (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | 大日本印刷株式会社 | 感熱転写フイルム用カセツトケ−ス |
| JPH068063B2 (ja) * | 1984-03-07 | 1994-02-02 | 北村 篤識 | リボンカ−トリツジ |
| JPS60255464A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-17 | Hitachi Ltd | 熱転写プリンタ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54130218A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-09 | Fuji Kagaku Shikogyo | Ribbon for typewriter |
| JPS55105579A (en) * | 1978-11-07 | 1980-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Multiple time transfer material having heat sensitivity |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5472542U (ja) * | 1977-10-31 | 1979-05-23 |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP9737282A patent/JPS58212977A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54130218A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-09 | Fuji Kagaku Shikogyo | Ribbon for typewriter |
| JPS55105579A (en) * | 1978-11-07 | 1980-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Multiple time transfer material having heat sensitivity |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58212977A (ja) | 1983-12-10 |
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|---|---|---|
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