JPH0337489B2 - - Google Patents

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JPH0337489B2
JPH0337489B2 JP7321682A JP7321682A JPH0337489B2 JP H0337489 B2 JPH0337489 B2 JP H0337489B2 JP 7321682 A JP7321682 A JP 7321682A JP 7321682 A JP7321682 A JP 7321682A JP H0337489 B2 JPH0337489 B2 JP H0337489B2
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JP
Japan
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veneer
planer
log
feed
stand
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Expired
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JP7321682A
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English (en)
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JPS58188610A (ja
Inventor
Takashi Uchida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uroko Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Uroko Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Uroko Seisakusho Co Ltd filed Critical Uroko Seisakusho Co Ltd
Priority to JP7321682A priority Critical patent/JPS58188610A/ja
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原木丸太から合成製品の素材となるシ
ート状のベニヤ単板を剥き削りするベニヤレース
において、各種厚さに切削製出する単板の切削量
を測定する剥板量測定装置に関する。
ベニヤレースから切削される単板は切削進行に
伴い露呈する原木材質の性状に対応して、例えば
辺材良質部から合板製品の商品面となる表裏用単
板を比較的薄く剥いたり、ないしは脆弱化した芯
材部から中板用の厚い単板を剥くなど各種厚さの
単板を切削する。一般的な合板工場では1日に数
十ないし数百本の原木を処理し剥かれる単板の厚
さは5〜10種類におよぶ、従つて各種厚さの単板
が錯綜して生産工程を流れ、それらを厚さと品質
の両面から吟味し、無駄なく配分して3プライや
5プライの合板に仕組むのである。しかしながら
合板工場の実態は剥かれた各種単板毎の積み山を
目算しながら適宜、表裏単板や中板単板の切削を
促すといつた存外、効率の低い生産状況である。
本発明は合板工場の単板生産管理を合理的に行
うことを目的に単板切削のベニヤレースにおいて
被削原木の回転半径を検出する鉋台位置検出装置
と該原木の回転速度を検出する原木回転速度検出
装置により切削単板長さの基礎データを構成し、
さらに切削単板厚設定の歩送りスイツチ、単板切
削スタートスイツチ、単板切削解消スイツチ、お
よび補正スイツチ等を組み込んだ操作制御盤の信
号により切削する単板の厚さ毎、その切削製出長
さを正しく検出して指示記録計に表示、または記
録させることを特徴としている。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図はベニヤレースVLの側面図を断面して図
示し、同時に動力伝導系統を模式的に表したもの
である。1はスピンドルで被削原木Lの左右木口
端面を挟持し、主電動機EM1によつて矢示A方
向に回転する。TG1は原木回転速度検出装置であ
り、例えば主電動機EM1の軸端部に係止されて
電動機の回転数に比例した電圧を発生するタコゼ
ネ等により構成される。つまり主電動機EM1
回転はスピンドル1の回転速度に比例し、スピン
ドル把持の原木回転速度を検出することになるの
である。原木回転速度検出装置TG1の検出信号
は、制御装置CP1に入力される。
10は鉋台で上部先端に単板切削用の刃物11
を取付けている。12は鉋台下部に回転自在に軸
支されたガイドローラで下部移動ガイド13上面
に載置状態で転動し、鉋台の前後進をガイドす
る。20はプレツシヤーバーボデで鉋台10に配
置され先端部にプレツシヤーバー21を設置し、
鉋台配備の刃物11先端とプレツシヤーバー21
先端により所要切削単板厚に対応した刃口間隔を
形成して単板切削を行うものである。プレツシヤ
ーバーボデ20を載置した鉋台10は鉋台ガイド
(図示省略)により左右端面を挟持され、左右の
鉋台ガイドに各々螺合する送りねじ25の回転に
より原木Lに接近、または離間することになる。
送りねじ25末端部にはベベルギア26が係止
されカウンタ軸28に係止されたベベルギア26
と噛合している。28Cは前記カウンタ軸に係止
されたチエンホイールで後述の歩送り共通軸29
に係止されたチエンホイール29Cとチエーンに
より連絡し歩送り共通軸からの回転動力が伝達さ
れる。
またカウンタ軸28には他のチエンホイール2
8Bが係止されポテンシヨメータ、またはパルス
発信器等による鉋台位置検出装置PM1がチエー
ンにより連結された送りねじ25の回転が伝達さ
れる。つまり送りねじにより移動する鉋台位置に
対応した信号を出力するのである。なお鉋台に装
備された単板切削用の刃物11の刃先位置が切削
中の原木径に相当し鉋台位置検出装置PM1は結
果的に被削原木径を検出することになるのであ
る。鉋台位置検出装置の検出信号は制御装置CP1
へ伝えられる。
EM2は歩送り装置で図示実施例では直流変速
電動機が用いられ、後述の操作制御盤CP1により
あらかじめ設定した所要切削単板厚に対応したス
イツチ操作により鉋台を原木Lの軸心に向けて前
進させる。すなわち直流変速電動機の回転は該電
動機軸端配備のチエンホイール30Cから、差動
ギア装置31を構成する差動ギアケース34末端
に係止されたチエンホイール30C′へ回転が伝達
され、次いで差動ギアケースからベベルギア3
5、そして該ギアと噛み合う遊星ベベルギア3
6,36′を経て遊星ギアと噛合する出力軸ベベ
ルギア37を回転し、出力軸に連結した歩送り共
通軸29を駆動するのである。
以下前記したように歩送り共通軸29からチエ
ンホイール29C28Cカウンタ軸28ベ
ベルギア2726を経て左右の送りねじ25を
回転駆動して鉋台を前進させ単板を切削するので
ある。なお通常歩送り作動中は後述の早送り伝導
系統にブレーキが働き、軸端部に遊星ベベルギア
36,36′を遊転自在に軸支したクロス軸36
Sは静止状態に保たれるのである。以上の歩送り
装置EM2、カウンタ軸28、ベベルギア26,
27、および左右配置の送りねじ25等により歩
送り伝導系統が構成されるのである。
なお歩送り装置EM2は主電動機EM1から回転
を授受されて各種歩送り回転を出力するギアボツ
クスを採用する例もある。
EM3は早送り装置で、本実施例ではブレーキ
付き電動機が用いられ、操作制御盤CP2のスイツ
チ操作により鉋台を急速に前後進するものであ
る。早送り装置EM3の回転はカツプリングCU3
ら差動ギア装置31のウオーム32を駆動し噛み
合うウオームホイール33を廻して同ホイールに
軸止されれたクロス軸36Sを公転させ、同軸端
に遊転自在に軸支された遊星ベベルギア36,3
6′は自転し、同ギアと噛合する出力軸ベベルギ
ア37を経て歩送り共通軸29を早い速度で回転
し、以下歩送り時と同じ伝導系統を経て鉋台を急
速前後進するのである。なお早送り作動中は前記
歩送り伝導系統にブレーキが働くように構成さ
れ、差動ギアケース34に係止されたベベルギア
35は静止状態に保持される。
なお本実施例は鉋台前後進に差動ギア装置31
を採用した例を詳述したが、該装置に代えて歩送
り装置EM2と早送り装置EM3のいずれか一系統
の回転のみ伝達するクラツチを介装して歩送り共
通軸29を駆動する例もある。
CP2は操作制御盤であり鉋台急速前進、後退の
早送りスイツチと、あらかじめ設定可能な複数の
切削単板厚に対応した複数の歩送りスイツチと、
単板切削スタートスイツチ、単板切削解消スイツ
チ、および補正スイツチ等が配備されている。早
送りスイツチの信号は制御装置CP1へ伝えられ早
送り装置EM3を正逆回転して鉋台を移動し、歩
送りスイツチはあらかじめ設定した所要切削単板
厚の信号を制御装置CP1へ出力し、歩送り装置
EM2を単板厚に対応して駆動するのである。
さらに剥かれた単板は切削厚さや被削原木の性
質等によつて伸び縮みがあり、それらを見込んで
経験的に現実に近い単板収得長さを得るよう補正
するのが補正スイツチで信号は制御装置CP1へ伝
えられる。操作制御盤CP2に配置された他のスイ
ツチと制御装置CP1は実施態様とともに説明す
る。
上記構成に基づき本発明実施態様を説明すると
被削原木LはベニヤレースVLのスピンドル1に
挟持され主電動機EM1によつて矢示A方向に回
転駆動される。一方鉋台10は最初に早送り装置
EM3を発動し原木に向かつて急速接近する。次
に接近した適宜位置で操作制御盤CP2の例えば1.2
mmの歩送りスイツチを押して信号を制御装置CP1
に伝える、該制御装置には原木回転速度検出装置
TG1からの検出信号も入力され、それらを処理し
て原木回転速度に対応した1.2mm相当の鉋台前進
速度を歩送り装置EM2に伝えて所要回転で駆動
し、送りねじ25を介して鉋台は原木へ向かつて
漸次前進する。
やがて原木外周面に刃物11の刃先が食い込
み、不整形で所定幅に満たない屑単板が断続的に
製出し始め、次第に所定幅を満たす1.2mm厚の、
いわゆる荒剥き単板が製出する。外周面の凹凸を
剥かれた原木が略円筒状になつたところで一般的
に木材質も良くなり、操作制御盤CP2の例えば0.6
mmの歩送りスイツチを押して単板厚を切換え、良
質な表裏単板を剥くのである。この際同時に前記
操作盤配置の単板切削スタートスイツチを押し、
また剥かれて製出する単板の延伸度合い等を経験
的に勘案して補正スイツチを操作補正するのであ
る。
前記単板切削スタート・スイツチの発動により
制御装置CP1は、原木回転速度検出装置TG1から
の回転速度信号と、鉋台位置検出装置PM1によ
る被削原木径信号と、操作制御盤CP2からの歩送
りスイツチによる単板信号、および補正スイツチ
の補正信号に基づき切削製出する単板長さを演算
し指示記録計IR1にデータを表示、または記録す
るのである。切削がさらに進んで原木把持のスピ
ンドル径近くに到達すると、操作制御盤CP2の単
板切削解消スイツチを押し、単板測定長さの記録
を指示記録計IR1に記憶し、次の原木切削に備え
るのである。
なお切削途中で切削を一旦後退させた場合は単
板の表示、または記録が一時中断し、鉋台前進に
より旧位置まで進むと、鉋台位置検出装置PM1
の信号により単板長さの表示・記録を自動的に再
開するのである。また切削単板長さの表示や記録
は原木1本毎行うほか、例えば作業時間単位に単
板長さを累計して表示・記録することも可能であ
る。さらに被削原木が略円筒状に整形されるまで
に断続的に製出する、いわゆる荒剥き単板におい
ても切削進行に追随して漸増する有効単板収得率
を経験的に推量しながら補正スイツチを操作活用
すれば剥板量の目安を把握することも可能であ
る。
以上本発明によれば従来の目算による単板生産
を合理的に管理することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の側面図である。 1……原木、10……鉋台、25……送りね
じ、CP1……制御装置、CP2……操作制御盤、
EM2……歩送り装置、EM3……早送り装置、IR1
……指示記録計、PM1……鉋台位置検出装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原木を挟持して回転させながら単板を切削す
    るベニヤレースにおいて、刃物を備えた鉋台とプ
    レツシヤーバーを備えたプレツシヤーバーボデを
    一体に原木へ前進または後退する送りねじと、切
    削単板厚に対応して送りねじを駆動する歩送り装
    置と、送りねじを急速回転駆動する早送り装置
    と、原木を回転する主電動機から駆動され原木回
    転速度に比例した信号を出す原木回転速度検出装
    置と鉋台の歩送り伝導系統から駆動され鉋台位置
    に対応した信号を出す鉋台位置検出装置と、複数
    の切削単板厚をあらかじめ設定する歩送りスイツ
    チと単板長さを補正する補正スイツチと単板測定
    を開始する単板切削スタートスイツチと単板測定
    を解除する単板測定解消スイツチとを配備して前
    記各操作を行う操作制御盤を備え、原木回転速度
    検出装置と鉋台位置検出装置および操作制御盤か
    らの信号を処理する制御装置と、制御装置の信号
    により単板厚さ毎の切削単板長さを表示、または
    記録する指示記録計を備えたことを特徴とするベ
    ニヤレースにおける剥板量測定装置。 2 原木回転速度検出装置はタコゼネレータによ
    り構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のベニヤレースにおける剥板量測定装
    置。 3 鉋台位置検出装置はポテンシヨメータ、また
    はパルス発信器により構成されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載のベニ
    ヤレースにおける剥板量測定装置。
JP7321682A 1982-04-28 1982-04-28 ベニヤレースにおける剥板量測定装置 Granted JPS58188610A (ja)

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JP5305881B2 (ja) * 2008-01-29 2013-10-02 株式会社名南製作所 単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の剥き厚の切替え方法
JP5305942B2 (ja) * 2009-01-22 2013-10-02 株式会社名南製作所 単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の剥き厚の切り替え方法

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