JP5049113B2 - 単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法 - Google Patents

単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法 Download PDF

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Description

本発明は、単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法の改良に関するものである。
従来、例えば図1・図2に例示する如く、スピンドル1a、切削刃1b等を有するベニヤレース1によって原木5からベニヤ単板(以下、単に単板と称す)を削成すると、図1・図9に例示する如く、原木5の不定形な外周部分からは、不連続状の単板6Aが、また原木5が略円柱状に切削された後は、図9に例示する如く、連続状の単板6Bが、夫々削成されることになるので、それらの各単板6A、6Bを、合板・単板積層材等の製造に使用するに際しては、相応の成形処理が必要であって、例えば不用部分yを有する不連続状の単板6Aと、連続状の単板6Bの内で、不用部分yを有する連続状の単板6aとについては、少なくとも不用部分yの除去が必要であり、また図示は省略したが、より好ましくは、不用部分yの除去に加えて、有効部分6f同士を相互に剥ぎ合わせる横剥ぎ処理を施すことにより、所要寸法の横剥ぎ定尺単板に成形するのが一層適切であるが、いずれにしても、連続状の単板6Bの内で、不用部分を有しない帯状の単板6bについては、単に所定長さh毎に順次定尺切断することにより、所要寸法の定尺単板6cを順次形成すれば足りる。
そこで、例えば特許文献1に開示される如く、スピンドル1aに付設した原木回転センサー7によって、原木5の回転信号を、また切削刃1bに付設した位置検知センサー8によって、切削刃1bの現存位置信号を、更にベニヤレース1の後位に単板搬送方向と直交して左右対称に備えた複数の単板検知センサー9によって、連続状の単板6Bに含まれる不用部分yの検知信号を、夫々シーケンサー等の制御機構(図示省略)に発信させ、前記単板検知センサー9の検知信号に基づいて、連続状の単板6Bに含まれる不用部分yの所在を確認し、不用部分を有しない帯状の単板6bについては、所定長さh毎に順次定尺切断して、所要寸法の定尺単板6cを順次形成する処理を施すことにより、単板切削切断処理工程の合理化を図る試みが成されている。
図中、2は、特許文献1には開示されてはいないが、定尺切断に用いる代表的装置として例示した定尺切断装置であって、アンビルロール2a、回転式切断刃2b等を具備すると共に、連結コンベヤ3を介してベニヤレース1に連結されており、図示しない制御機構の制御に基づいて、不用部分を有しない帯状の単板6bを、所定長さh毎に順次定尺切断して、所要寸法の定尺単板6cを順次形成する。また4a、4bは、移送コンベヤであって、移送コンベヤ4aは、不用部分yを有する不連続状の単板6Aと不用部分yを有する連続状の単板6aとを、該移送コンベヤ4aの後位に配設された屑切断除去装置(図示省略)に移送し、移送コンベヤ4bは、実線と点線とで示す如く、適時に往復揺動するよう備えられており、定尺切断装置2によって定尺切断された定尺単板6cを、該移送コンベヤ4bの後位に配設された堆積装置(図示省略)に移送するが、移送コンベヤ4aについては、少なくとも不用部分yを有する連続状の単板6aを移送する際に、連結コンベヤ3の搬送速度よりも速い搬送速度で走行させ、先行する連続状の単板6aと後続する定尺単板6cとの間に、移送コンベヤ4bが揺動介入できる空間が生じるように構成する。
特開平11−147208号公報
しかし、特許文献1の発明を含めた従前のこの種の定尺切断処理は、図9に破線(z)で示す如く、不用部分yを有する連続状の単板6aと不用部分を有しない帯状の単板6bとの境界位置zを、換言すれば、連続状の単板6Bの最も搬送方向下手側にある不用部分yと不用部分を有しない帯状の単板6bとの境界位置zを、定尺切断の起点位置として、定尺切断処理を開始する処理形態を採ることから、常に各原木毎に、最後に切断成形される定尺単板6cに続いて、所定長さhに満たない不定長さαを有する端尺単板6dが生成される結果となる。図中、6eは、原木切削の完了に伴って、帯状の単板6bの後尾に付随的に削成される、展開した際の断面が三角状となる不良単板であって、いずれかの時点で、破線(p)で示した、帯状の単板6bと不良単板6eとの境界位置pに於て切断し、除去することが必要である。
従って、必然的に、原木の処理本数と同数の端尺単板6dの後処理が必要となるが、例えば該端尺単板6dを未乾燥状態のまま横矧き処理する場合には、少なくとも搬送方向上手側の端面を、横矧に適するように再び正確に切断成形し直す必要が生じるので、切屑が無駄になる不具合があり、また前記不定長さαが使用には差支えない短さであっても、一定限度以下の短さである場合には、後工程への移送途中に於て落下して紛失したり、或は乾燥工程に於ける搬送に適さないことから、意図的に捨てられたりする実例も多く、総じて、単板歩留りを悪化させる弊害を惹起していた。
本発明は、前記弊害を解消すべく開発したものであって、具体的には、先述の如き単板切削切断処理工程に於て、適宜の単板全長予測手段を用いて、個々の原木毎に、各原木を規定の剥芯径まで切削した場合に削成される帯状の単板の全長を予測的に算出すると共に、先記展開した際の断面が三角状の不良単板と帯状の単板との境界位置から逆算した距離が、前記予測的に算出した全長の範囲内で、且つ、定尺単板の定尺長さの整数倍となる特定の箇所を算定し、該特定の箇所を定尺切断の起点位置として、定尺切断処理を開始することを特徴とする単板切削切断処理工程に於ける単板の定尺切断方法(請求項1)と、ベニヤレースの前位に原木の芯出し装置を備え、該原木の芯出し装置に於ける各原木の外周形状の検知信号に基づいて、ベニヤレースに於ける各原木の回転中心軸を定めると共に、各原木から削成される帯状の単板の全長を予測的に算出して成る請求項1記載の単板切削切断処理工程に於ける単板の定尺切断方法(請求項2)と、ベニヤレースと定尺切断装置との間に、不用部分の有無の判別に用いる検知信号を発信する単板検知機構を配設し、削成される単板の最も搬送方向下手側にある不用部分の所在位置を、前記単板検知機構の検知信号に基づいて判別した時点に於ける、ベニヤレースの切削刃の現存位置と、前記最も搬送方向下手側にある不用部分との離間距離に基づいて算出される、既に削成された帯状の単板の長さと、ベニヤレースの切削刃の現存位置に基づいて算出される、残余の原木部分から削成される帯状の単板の長さとを合算することによって、帯状の単板の全長を予測的に算出して成る請求項1記載の単板切削切断処理工程に於ける単板の定尺切断方法(請求項3)と、ベニヤレースに於て現に切削する原木が、帯状の単板の削成に適する状態に至ったか否かを、適宜の原木判別手段によって判別すると共に、帯状の単板の削成に適する状態に至った時点に於ける、ベニヤレースの切削刃の現存位置に基づいて、残余の原木部分から削成される、帯状の単板の全長を予測的に算出して成る請求項1記載の単板切削切断処理工程に於ける単板の定尺切断方法(請求項4)と、ベニヤレースに於て現に切削する原木が、帯状の単板の削成に適する状態に至ったか否かを、ベニヤレースの運転者の目視によって判別して成る請求項4記載の単板切削切断処理工程に於ける単板の定尺切断方法(請求項5)と、帯状の単板の全長を予測的に算出するに際し、予め切削した近似的な原木の性状を参照することにより、予め規定した補正値を加減して、現に切削する原木から削成される帯状の単板の全長を予測的に算出して成る請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の単板切削切断処理工程に於ける単板の定尺切断方法(請求項6)とを提案する。
本発明に係る単板の定尺切断方法によれば、展開した際の断面が三角状の不良単板と帯状の単板との境界位置が、常に定尺切断の終点位置となって、定尺切断処理が終了し、最後に切断成形される定尺単板の後位に端尺単板が生成されなくなるので、先記弊害の発生が回避されることになる。より具体的に言及すると、端尺単板に相当する不定長さの有効部分は、切断前に於ては、不用部分を有する連続状の単板に一体的に付属することになるので、たとえ前記不定長さが一定限度以下の短さであるとしても、後工程への移送途中に於て落下して紛失する虞がなくなるのは勿論のこと、必要に応じては、不用部分の少なくとも一部と一緒に乾燥処理を施すことが可能であって、従前の如く予め切断してしまう場合に比べて、乾燥処理が容易化するから、不用意に捨てられる虞も少なくなり、更に例えば不用部分の除去に加えて、未乾燥状態のまま横矧ぎ処理を施す場合には、一度だけ切断すれば済むので、無駄な切屑が発生する虞もなく、総じて、従来に比べて単板歩留りが向上することとなる。
尚、各原木から削成される帯状の単板の全長を予測的に算出する単板全長予測手段としては、ベニヤレースの前位には既に原木の芯出し装置が備えられている実例が多いことからして、請求項2に係る発明の如く、原木の芯出し装置を活用する単板全長予測手段が至便であるが、請求項3に係る発明の如く、単板検知機構を用いる単板全長予測手段や、請求項4に係る発明の如く、原木判別手段を利用する単板全長予測手段などによっても、格別に複雑な装置類や機器類の配設を新たに要することなく、所望通り、帯状の単板の全長を予測的に算出することが可能である。因に、請求項4に係る発明に用いる原木判別手段としては、請求項5に係る発明の如く、ベニヤレースの運転者の目視による原木判別手段が最も簡便で実用的である。
また、原木は、天然資源である故に、幾何学的に予測算出される帯状の単板の全長と、実際に削成される帯状の単板の長さとが、単なる誤差以上に異なることがあり得る。従って、帯状の単板の全長を予測的に算出するに際しては、請求項6に係る発明の如く、予め切削した近似的な原木の性状を参照することにより、予め規定した補正値を加減して、現に切削する原木から削成される帯状の単板の全長を予測的に算出するのが好ましい。
以下、本発明を図面に例示した実施の一例と共に更に詳述するが、便宜上、既に説明した単板類、機器類、部材類等については、同一の符号を付して、重複する詳細な説明を省略する。但し、図面に例示した機器類、部材類は、代表的な例を挙げたものであって、特に型式を限定したものではなく、要は所望の機能を奏し得る機器類、部材類であれば、支障なく本発明の実施に適用することが可能であるので、それら機器類、部材類の変更例については、後に改めて言及する。
本発明に係る単板の定尺切断方法は、図1・図2に例示する如く、ベニヤレース1と定尺切断装置2とをコンベヤ3を介して連結し、ベニヤレース1によって原木5から削成する一様な厚さの単板(不連続状の単板6A及び連続状の単板6B)の内で、不用部分を有しない帯状の単板6bについては、図面に例示する如き定尺切断装置2を用いて所定長さ毎に順次定尺切断することにより、所要寸法の定尺単板6cを順次形成する単板切削切断処理工程に於て、後記各単板全長予測手段を含めた適宜の単板全長予測手段を用いて、例えば図3に例示する如く、個々の原木毎に、各原木を規定の剥芯径まで切削した場合に削成される帯状の単板6bの全長Wを予測的に算出すると共に、規定の剥芯径に於ける原木切削の完了に伴って、帯状の単板6bの後尾に付随的に削成される、展開した際の断面が三角状の不良単板6eと帯状の単板6bとの境界位置pから逆算した距離Lが、前記予測的に算出した全長Wの範囲内で、且つ、定尺単板6cの定尺長さhの整数倍となる特定の箇所sを算定し、該特定の箇所sを定尺切断の起点位置として、定尺切断処理を開始するものである。
斯様な関係を数式化して表すと、
L=h×n≦W
(但し、n=正の整数)となる。
述上の如き特定の箇所sを定尺切断の起点位置とする定尺切断方法によれば、前記境界位置pが、常に定尺切断の終点位置となって、定尺切断処理が終了し、最後に切断成形される定尺単板6cの後位に端尺単板が生成されなくなり、端尺単板に相当する不定長さαの有効部分6fは、切断前に於ては、不用部分yを有する連続状の単板6aに一体的に付属したまま、後工程へ移送されることになるので、たとえ前記長さαが一定限度以下の短さであるとしても、後工程への移送途中に於て落下して紛失する虞がなくなるのは勿論のこと、必要に応じては、不用部分yの少なくとも一部と一緒に乾燥処理を施すことが可能であって、従前の如く予め切断してしまう場合に比べて、乾燥処理が容易化するから、不用意に捨てられる虞も少なくなり、更に例えば不用部分yの除去に加えて、未乾燥状態のまま横矧ぎ処理を施す場合には、一度だけ切断すれば済むので、無駄な切屑が発生する虞もなく、総じて、従来に比べて単板歩留りが向上することになる。
次に、述上の如き定尺切断方法に用いる単板全長予測手段について詳述すると、例えばベニヤレースの前位に備えた原木の芯出し装置の検知信号を活用する単板全長予測手段が挙げられる。即ち、公知の原木の芯出し装置(図示省略)に於ては、通常、図4に例示する如く、原木5Aの外周形状に応じて、原木の最大内接円柱5aが求められ、該最大内接円柱5aの中心軸Qが、ベニヤレース1に於ける原木5Aの回転中心軸(Q1)に定められるので、一応は、前記最大内接円柱5aの部分から定尺単板の取得に適する帯状の単板6bが削成され始めることになる。但し、前記最大内接円柱5aの全ての部分から帯状の単板6bが取得できるとするのは早計であって、公知の如く、切削刃による原木の切削軌跡5bは、原木5Aの一回転当りに於て、単板の厚さTづつ、徐々に細くなる渦巻状であるから、不用部分yの介在を確実に避けるためには、前記最大内接円柱5aと切削刃による原木の切削軌跡5bとの、原木5Aの一回転分に相当する断面積の差異の面積だけは、帯状の単板6bが取得できない部分として除外する必要がある。
而して、前記断面積の差異の面積は、展開した際の断面が、最大内接円柱の円周(π×D1)を底辺とし、単板の厚さ(T)を高さとする、直角三角形と仮定することにより、また先記不良単板6eの断面積は、図7に例示する如く、展開した際の断面が、剥芯5cの円周(π×D2)を底辺とし、単板の厚さ(T)を高さとする、直角三角形と仮定することにより、夫々近似的に算出することができるので、最終的には、前記最大内接円柱の断面積から、前記剥芯の断面積と、前記断面積の差異の面積と、前記不良単板の断面積とを全て差し引き、残余の面積を単板の厚さで除すれば、帯状の単板の全長を予測的に算出することができる。
斯様な関係を数式化して表すと、
W≒(π×R1×R1−π×R2×R2−π×D1×T÷2−π×D2×T÷2)÷T
(但し、R1=最大内接円柱の半径、R2=剥芯の半径、D1=最大内接円柱の直径、D2=剥芯の直径、T=単板の厚さ)となる。
因に、述上の如き単板全長予測手段を用いて、帯状の単板の全長を予測的に算出する場合に於ては、切削刃による各原木の切削が、帯状の単板を削成し得る状態に至ったこと(最大内接円柱の半径よりも単板の厚さだけ短い半径を有する仮想円の半径にまで至ったこと)を、位置検知センサーによる切削刃の現存位置信号に基づいて判別することができ、更に先記数式に基づいて算定された特定の箇所が、定尺切断装置の切断位置に到達する時期を、切削刃の現存位置から定尺切断装置の切断位置に至るまでの工程長さと原木回転センサーによる原木の回転信号とに基づいて算術的に算出できるので、必ずしも単板検知センサー類を用いて、最も搬送方向下手側にある不用部分の所在を再検知する必要はなく、後記図6に例示した他の単板全長予測手段の場合と同様に、単板検知センサー類の配設を省略しても差支えない。
次に、別の単板全長予測手段としては、ベニヤレースと定尺切断装置との間に単板検知機構を備えて、不用部分の通過を検知し、その検知信号を活用する単板全長予測手段が挙げられる。即ち、例えば図5に例示する如く、コンベヤ3の上方に単板検知機構を構成する単板検知センサー9を備えて、不用部分yの通過を検知する。そして更に、図示しない制御機構により、位置検知センサー8による切削刃1bの現存位置信号に基づいて、切削に伴って漸減する原木5Bの周長を時々刻々と算出すると共に、原木5Bの切削に伴って漸増する不用部分yの搬送距離x1と漸減する原木5Bの周長とを順次比較する。而して、いずれかの時点で検知した不用部分yの搬送距離x1が、当該不用部分yを切削した時点に於ける原木5Bの周長と同じ長さに至っても、単板検知センサー9が次の不用部分yの通過を検知しない場合には、先に検知した不用部分yが、不用部分を有する連続状の単板6aと不用部分を有しない帯状の単板6bとの境界を成す、最も搬送方向下手側にある不用部分yであることが判明する。
そこで、前記搬送距離x1と、切削刃1bの現存位置から単板検知センサー9に至る工程長さx2とを合算することにより、切削刃1bの現存位置と、前記最も搬送方向下手側にある不用部分yとの離間距離、つまり、既に削成された帯状の単板6bの長さ(W1)を算出することができる。他方、不用部分yの搬送距離x1が、漸減する原木5Bの周長と同じ長さに至った時点に於ける、残余の原木部分から削成される帯状の単板(W2)の長さは、切削刃1bの現存位置に基づいて、以下のように算出することができる。
即ち、不用部分yの搬送距離x1が、漸減する原木5Bの周長と同じ長さに至った時点に於ける、残余の原木部分の断面積は、図8からも明らかな如く、原木の回転中心軸Q1を中心として切削刃1bの現存位置を通る仮想円5dの断面積に、展開した際の断面が、前記仮想円5dの円周(π×D3)を底辺とし、単板の厚さ(T)を高さとする、直角三角形の断面積を合算することにより、近似的に算出することができるので、当該残余の原木部分の断面積から、剥芯の断面積と、不良単板の断面積とを差し引き、残余の面積を単板の厚さで除すれば、残余の原木部分から削成される帯状の単板の長さ(W2)を予測的に算出することができる。
従って、先述した既に削成された帯状の単板6bの長さ(W1)と、残余の原木部分から削成される帯状の単板の長さ(W2)とを合算することによって、最終的に、帯状の単板6bの全長Wを予測的に算出することができる。
斯様な関係を数式化して表すと、
W=W1+W2
W1=x1+x2
W2≒(π×R3×R3+π×D3×T÷2−π×R2×R2−π×D2×T÷2)÷T
(但し、W1=既に削成された帯状の単板の長さ、W2=残余の原木部分から削成される帯状の単板の長さ、x1=単板検知センサーで検知した最も搬送方向下手側にある不用部分の搬送距離、x2=切削刃の現存位置から単板検知センサーに至る工程長さ、R3=原木の回転中心軸を中心として切削刃の現存位置を通る仮想円の半径、D3=前記仮想円の直径、R2=剥芯の半径、D2=剥芯の直径、T=単板の厚さ)となる。
また、更に別の単板全長予測手段としては、原木の外周面に於ける不用部分の有無を判別し、その判別結果と切削刃の現存位置の現存位置信号とを活用する単板全長予測手段が挙げられる。即ち、例えば図に例示する如く、ベニヤレース1に於て現に切削する原木5Cが、帯状の単板6bの削成に適する状態に至ったか否かを、換言すると、原木5Cから全ての不用部分yが切削されたか否かを、後述する原木判別手段を含めた適宜の原木判別手段によって判別すると共に、帯状の単板6bの削成に適する状態に至った時点に於ける、ベニヤレース1の切削刃1aの現存位置に基づいて、残余の原木部分から削成される、帯状の単板6bの全長を予測的に算出することができる。
残余の原木部分から削成される帯状の単板の長さ(本例にあっては全長)を算出する方式は、前記単板全長予測手段で用いた方式と同様の方式で差支えなく、原木5Cが帯状の単板6bの削成に適する状態に至った時点に於て、原木の回転中心軸Q1を中心として切削刃1aの現存位置を通る仮想円5eの断面積に、展開した際の断面が、前記仮想円5eの円周(π×D4)を底辺とし、単板の厚さ(T)を高さとする、直角三角形の断面積を合算することにより、残余の原木部分の断面積を近似的に算出することができるので、該残余の原木部分の断面積から、剥芯の断面積と、不良単板の断面積とを差し引き、残余の面積を単板の厚さで除すれば、帯状の単板の全長が算出できる。
斯様な関係を数式化して表すと、
W≒(π×R4×R4+π×D4×T÷2−π×R2×R2−π×D2×T÷2)÷T
(但し、R4=原木が帯状の単板の削成に適する状態に至った時点に於て、原木の回転中心軸を中心として切削刃の現存位置を通る仮想円の半径、D4=前記仮想円の直径、R2=剥芯の半径、D2=剥芯の直径、T=単板の厚さ)となる。
尚、述上の如き単板全長予測手段を用いて、帯状の単板の全長を予測的に算出する場合に於ては、先記数式に基づいて算定された特定の箇所が、定尺切断装置の切断位置に到達する時期を、切削刃の現存位置から定尺切断装置の切断位置に至るまでの工程長さと原木回転センサーによる原木の回転信号とに基づいて算術的に算出できるので、必ずしも単板検知センサー類を用いて、最も搬送方向下手側にある不用部分の所在を再検知する必要はなく、単板検知センサー類の配設を省略しても差支えない。
因に、ベニヤレースに於て現に切削する原木が、帯状の単板の削成に適する状態に至ったか否かを判別する原木判別手段としては、ベニヤレースの運転者の目視による原木判別手段が最も簡便で実用的であるが、必ずしも運転者の目視に限るものではなく、必要に応じては、図示は省略したが、ベニヤレースにラインセンサー等の原木検知センサーを有する原木判別機構を付設すると共に、制御機構を用いて、前記原木判別機構の原木検知センサーからの原木検知信号に基づく画像処理を施し、不用部分の有無を判別するように構成しても差支えなく、要はベニヤレースに於て現に切削する原木が、帯状の単板の削成に適する状態に至ったか否かを判別できる原木判別手段であれば足りる。
尚、原木は、天然資源である故に、樹種が異なると、性状が異なる実例が多く、更に一本の原木であっても、局部的に性状が異なる実例も多く、結果的に、たとえ同じ太さの原木であっても、性状の違いなどに起因して、個々の原木毎に、実際に削成される帯状の単板の長さが変動することがあり得る。従って、帯状の単板の全長を予測的に算出するに際しては、予め切削した近似的な原木の性状を参照することにより、予め規定した補正値(零を含む)を加減して、現に切削する原木から削成される帯状の単板の全長を予測的に算出するのが好ましい。
因に、使用に支障のない単板の厚さについて、相応の許容誤差があるのは当然であるから、先記不良単板の一部についても、使用して差支えない範囲が含まれていること、また一般的に、不良単板に近い部分の単板の材質は、最良の単板の品質に比べて劣るので、仮に少々の長さを余分に切り捨てたとしても、実用上の損害は比較的軽微で済むことなどからして、たとえ予測的に算出した帯状の単板の全長と実際に削成される帯状の単板の長さとの間に誤差が生じて、先記境界位置(p)と定尺切断の終点位置とがぴったり一致しないことがあっても、該誤差が一定範囲内の僅差であれば、実用的に格別問題は無く、本発明の実施に際しては、斯様な若干の長さの誤差は許容されるものである。
また、これまでは、帯状の単板の全長を算出する為の面積計算に関する理解を容易化する便宜上、展開した際の不良単板の断面が、剥芯の円周を底辺とし単板の厚さを高さとする直角三角形となると仮定して、説明を進めてきたし、現実的にも、ベニヤレースによって原木を規定の剥芯径まで切削した際に、切削刃の原木求芯方向への前進を暫時停止させると共に、剥芯の断面が真円状となるまで、原木の回転を継続(原木一回転分)することによって、展開した際の断面が、前述の如き直角三角形となる不良単板を削成する実例も多いが、本発明に於ける原木の切削態様としては、必ずしも斯様な切削態様に限定するものではなく、必要に応じては、原木を規定の剥芯径まで切削し終えたら、切削刃を速やかに原木遠芯方向へ後退させることにより、展開した際の断面が、前記直角三角形よりも狭い、略三角状の不良単板を削成し、剥芯の断面を非真円状に留める、一段と能率的な切削処理を行うようにしても差支えない。
次に、本発明の実施に用いる機器類、部材類の設計変更例について述べると、先記各実施例に於て図示した機器類、部材類は、代表的な例を挙げたものであって、特に型式を限定したものでないことは既述の通りであるが、より具体的に詳述すると、先ずベニヤレースについては、図示したスピンドル駆動式の外に、図示は省略したが、例えば駆動源を具備した外周駆動機構の外周駆動部材を、原木の外周に係合させて備え、原木の駆動に要する動力の少なくとも一部を、前記外周駆動部材から供給するよう構成して成る外周駆動式のベニヤレース、或は例えば切削刃(及び/又は外周駆動部材)と対向する位置等に、適数本のバックアップロールを備えて成る形式のベニヤレース、更には例えば外周駆動式のベニヤレースに於て、適時に原木とスピンドルとの係合を開放して、スピンドルの太さよりも細くまで原木を剥くよう構成した、所謂、スピンドルレス併用式のベニヤレース等々、従来公知のあらゆる形式のベニヤレースが適用の対象となる。
また、定尺切断装置についても、図示したロータリー式の外に、図示は省略したが、例えば上下一対の搬送ロールの出口側へ、刃先を単板搬送方向と逆向きに向けて切断刃を備えると共に、刃先が上下一対の搬送ロールの出口側周面に交互に接するよう、前記切断刃を交互に往復揺動させ、定尺単板を一枚づつ交互に異なる搬送路へ分配搬送するよう構成して成る定尺切断装置、或は例えば斜め上方と斜め下方とに往復移動自在に備えた可動刃を、略直角の刃先を有する固定刃に対して交互に斜めに往復移動させて、定尺単板を一枚づつ交互に異なる搬送路へ分配搬送するよう構成して成る定尺切断装置、更には例えば上方に往復移動自在に備えた可動刃を、下方に固定的に備えた固定アンビルに対して往復移動させて、単に単板の切断のみを行う形式の定尺切断装置等々、従来公知のあらゆる形式の定尺切断装置が適用の対象となる。
更に、ベニヤレースと定尺切断装置とを連結するコンベヤについても、図示した形式の外に、図示は省略したが、例えば往復揺動する振分けコンベヤを適宜位置に併設して、先記不連続状の単板の内で、有効部分を全く有しない屑単板については、定尺切断装置まで搬送する以前に、予め捨て去るよう構成して成る形式のコンベヤ、或は例えば前記単に単板の切断のみを行う形式の定尺切断装置に適応するように、定尺切断時に限って、暫時搬送工程長さを微増させるよう構成して成る形式のコンベヤ等々、従来公知のあらゆる形式の連結コンベヤが適用の対象となる。
その外にも、例えば先記実施例に於ける複数の単板検知センサーに代えて、ラインセンサーを備える例など、本発明の実施に用いる機器類、部材類に格別の制約はなく、要は所要の機能を奏し得るものであれば足りる。
以上明らかな如く、本発明は、この種の単板切削切断処理工程に於て、従来に比べて単板歩留りを向上させることができるものであり、近時、資源の枯渇に伴って原木が次第に小径化する傾向に照らせば、原木の処理本数の増大に比例して歩留りが向上する特性からして、合板工場・LVL生産工場等に於ける実施効果は甚だ大きいものである。
単板切削切断処理工程の側面概要説明図である。 単板切削切断処理工程の側面概要説明図である。 本発明に係る定尺切断方法によって処理する単板の平面説明図である。 原木の最大内接円柱と切削軌跡との関係位置を示した側面説明図である。 帯状の単板を切削する途中の状態を示した処理工程の側面説明図である。 帯状の単板の切削が始まる状態を示した処理工程の側面説明図である。 連続状の単板の最後尾と剥芯との関係長さを示した側面説明図である。 原木の回転中心軸と切削刃との関係位置を示した側面説明図である。 従来の定尺切断方法によって処理する単板の平面説明図である。
符号の説明
1 :ベニヤレース
1a :スピンドル
1b :切削刃
2 :定尺切断装置
2a :アンビルロール
2b :回転式切断刃
3 :連結コンベヤ
4a、4b :移送コンベヤ
5、5A、5B、5C :原木
5a :原木の最大内接円柱
5b :切削刃による原木の切削軌跡
5c :剥芯
5d、5e :原木の回転中心軸を中心として切削刃の現存位置を通る仮想円
6A :不連続状の単板
6B :連続状の単板
6a :不用部分を有する連続状の単板
6b :不用部分を有しない帯状の単板
6c :定尺単板
6d :所定長さに満たない不定長さを有する端尺単板
6e :展開した際の断面が三角状の不良単板
6f :単板の有効部分
7 :原木回転センサー
8 :位置検知センサー
9 :単板検知センサー
L :定尺切断の起点位置と定尺切断の終点位置との距離
T :単板の厚さ
W :帯状の単板の全長
h :定尺単板の定尺長さ
p :不良単板と帯状の単板との境界位置
s :本発明に於ける定尺切断の起点位置
y :単板の不用部分
z :従来の定尺切断の起点位置

Claims (6)

  1. ベニヤレースと定尺切断装置とをコンベヤを介して連結し、ベニヤレースによって原木から削成する一様な厚さのベニヤ単板の内で、不用部分を有しない帯状のベニヤ単板については、前記定尺切断装置を用いて所定長さ毎に順次定尺切断することにより、所要寸法の定尺ベニヤ単板を順次形成する単板切削切断処理工程に於て、適宜の単板全長予測手段を用いて、個々の原木毎に、各原木を規定の剥芯径まで切削した場合に削成される帯状のベニヤ単板の全長を予測的に算出すると共に、規定の剥芯径に於ける原木切削の完了に伴って、帯状のベニヤ単板の後尾に付随的に削成される、展開した際の断面が三角状の不良単板と帯状のベニヤ単板との境界位置から逆算した距離が、前記予測的に算出した全長の範囲内で、且つ、定尺ベニヤ単板の定尺長さの整数倍となる特定の箇所を算定し、該特定の箇所を定尺切断の起点位置として、定尺切断処理を開始することを特徴とする単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法。
  2. ベニヤレースの前位に原木の芯出し装置を備え、該原木の芯出し装置に於ける各原木の外周形状の検知信号に基づいて、ベニヤレースに於ける各原木の回転中心軸を定めると共に、各原木から削成される帯状のベニヤ単板の全長を予測的に算出して成る請求項1記載の単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法。
  3. ベニヤレースと定尺切断装置との間に、不用部分の有無の判別に用いる検知信号を発信する単板検知機構を配設し、削成されるベニヤ単板の最も搬送方向下手側にある不用部分の所在位置を、前記単板検知機構の検知信号に基づいて判別した時点に於ける、ベニヤレースの切削刃の現存位置と、前記最も搬送方向下手側にある不用部分との離間距離に基づいて算出される、既に削成された帯状のベニヤ単板の長さと、ベニヤレースの切削刃の現存位置に基づいて算出される、残余の原木部分から削成される帯状のベニヤ単板の長さとを合算することによって、帯状のベニヤ単板の全長を予測的に算出して成る請求項1記載の単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法。
  4. ベニヤレースに於て現に切削する原木が、帯状のベニヤ単板の削成に適する状態に至ったか否かを、適宜の原木判別手段によって判別すると共に、帯状のベニヤ単板の削成に適する状態に至った時点に於ける、ベニヤレースの切削刃の現存位置に基づいて、残余の原木部分から削成される、帯状のベニヤ単板の全長を予測的に算出して成る請求項1記載の単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法。
  5. ベニヤレースに於て現に切削する原木が、帯状のベニヤ単板の削成に適する状態に至ったか否かを、ベニヤレースの運転者の目視によって判別して成る請求項4記載の単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法。
  6. 帯状のベニヤ単板の全長を予測的に算出するに際し、予め切削した近似的な原木の性状を参照することにより、予め規定した補正値を加減して、現に切削する原木から削成される帯状のベニヤ単板の全長を予測的に算出して成る請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の単板切削切断処理工程に於けるベニヤ単板の定尺切断方法。
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