JPH0337217Y2 - - Google Patents

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JPH0337217Y2
JPH0337217Y2 JP18630283U JP18630283U JPH0337217Y2 JP H0337217 Y2 JPH0337217 Y2 JP H0337217Y2 JP 18630283 U JP18630283 U JP 18630283U JP 18630283 U JP18630283 U JP 18630283U JP H0337217 Y2 JPH0337217 Y2 JP H0337217Y2
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JP
Japan
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coil
terminal
coil terminal
wound
present
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JP18630283U
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JPS6093470U (ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコイル端子、特にモータ用コイルの終
端部を容易にしかも確実に処理できるものに関す
る。
従来のモータ、特に時計用の小型モータのコイ
ルブロツクは第1図に示した様な構成になつてい
る。すなわち励磁作用を行なうためのコイル2が
巻回されるコイルボビン4には、コイル終端部2
a及び2bを巻着するためのコイル端子6a及び
6bが圧入等によつて固着される。コイル端子6
aにはコイル終端部2aが、コイル端子6bには
コイル終端部2bが、それぞれ巻付けられ、半田
8a及び8bにて溶着されることによつて巻着さ
れる。そしてコイル端子6a及び6bは駆動回路
パターン等が形成された基板10の端子挿入孔に
半田12a及び12bによつて溶着され、駆動回
路との導通が行なわれるのである。
上記従来のコイルブロツクの構成においては、
上述の様に4ケ所もの半田による溶着作業によつ
て工数が増大しており、このうち半田8a,8b
による溶着はプラスチツク等で成形されるコイル
ボビン4の極めて近傍で行なわれるため、溶着の
際の熱によつてコイルボビン4とコイル端子6
a,6bとの固着を不完全にしてしまうこともあ
つた。この半田8a,8bによる溶着は、コイル
終端部2a,2bの断線を防止するものである
が、一方では上述の様な欠点を生じさせていた。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、コイル終端部の断線を生じさ
せることなく、半田による溶着作業を減少させる
ことにある。
本考案は、上記目的を達成するために、上記コ
イル端子において、コイル終端部が巻着される巻
着部以外にコイル切断を防止するための保護部材
を形設したことを特徴とする。
以下図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。
第2図は本考案を適用したコイル端子を示した
斜視図である。
コイル端子14は、主部14a,巻着部14
b、保護部材14c及び14d、それに固着部1
4eから成り、上記コイル端子14は、例えばプ
レス加工時に一体成形されものである。本実施例
では、保護部14fを凹形状としてコ字に形成し
ている。なお固着部14eはコイルボビン4にコ
イル端子14を圧入等により固着させるための挿
入部として設けたが、主部14a、保護部材14
c及び14dを直接固着させるための挿入部とし
て設けたが、主部14a,保護部材14c及び1
4dを直接固着させるための挿入部として用いる
ことも可能である。
第3図は本考案を適用した他の実施例を示した
斜視図である。
本実施例では、保護部16fを凹形状としての
U字に形成しており、主部16a、巻着部16
b、保護部材16c及び16d、それに固着部1
6eが一体成形されている。無論本実施例におい
ても固着部16eを設けずに、コイルボビン4と
固着されることも可能である。
なお、前述の実施例の他に、保護部を凹形状と
してV字に形成しても良い。
本考案に係るコイル端子は以上の様に構成され
以下本考案の作用について説明する。
第4図は第2図に示したコイル端子を用いた場
合のコイルブロツク構成を示し、第5図は第4図
A−A面での断面図である。
コイル端子14は、前述の様に、固着部14e
をコイルボビン4に圧入することにより所定の位
置に固着される。コイル終端部2a及び2bは、
第5図に示す様に、保護部14fを通して巻着部
14bに巻付けられる。そしてコイル端子14は
基板10の端子挿入孔に半田12a及び12bに
て溶着されるのである。
この様な構成では、コイル終端部2a及び2b
に何かの物質等を接触させることは極めて困難で
あり、従つて何らの外因によつてコイル終端部2
a及び2bが切断されることが防止される。また
第1図での半田8a,8bによる溶着作業を省く
ことができ、溶着作業の工数を減らすことができ
ると共に、コイルボビン4とコイル端子14との
固着を完全なものにできる。
なお他のコイル端子の構成によつても同様の効
果が得られることは容易に理解されるものであ
り、その説明を省略する。
以上の説明の様に、本考案は、コイル終端部の
断線を生じさせることなく、半田による溶着作業
を減少させたものであり、従来からのコイルブロ
ツク組立て作業の工数を大幅に減少させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイルブロツクの構成を示す
図。第2図は本考案を適用した実施例を示す図。
第3図は他の実施例を示す図。第4図は本考案を
適用したコイル端子を用いたコイルブロツクの構
成を示す図。第5図は第4図A−A面での断面
図。 2……コイル、2a,2b……コイル終端部、
4……コイルボビン、14……コイル端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 励磁作用を行なうコイル線が巻回されるコイ
    ルボビンに固着され、前記コイルの終端部が巻
    着されるコイル端子において、前記コイル終端
    部が巻着される巻着部以外にコイル切断を防止
    するための保護部材を形設したことを特徴とす
    るコイル端子。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載において
    前記保護部材により形成される保護部を凹形状
    に形成したことを特徴とするコイル端子。
JP18630283U 1983-11-30 1983-11-30 コイル端子 Granted JPS6093470U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18630283U JPS6093470U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 コイル端子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18630283U JPS6093470U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 コイル端子

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Publication Number Publication Date
JPS6093470U JPS6093470U (ja) 1985-06-26
JPH0337217Y2 true JPH0337217Y2 (ja) 1991-08-07

Family

ID=30402442

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JP18630283U Granted JPS6093470U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 コイル端子

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JPS6093470U (ja) 1985-06-26

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