JPH0337187Y2 - - Google Patents

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JPH0337187Y2
JPH0337187Y2 JP4081885U JP4081885U JPH0337187Y2 JP H0337187 Y2 JPH0337187 Y2 JP H0337187Y2 JP 4081885 U JP4081885 U JP 4081885U JP 4081885 U JP4081885 U JP 4081885U JP H0337187 Y2 JPH0337187 Y2 JP H0337187Y2
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pickup
error signal
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は螺旋状又は同心円状に形成されたトラ
ツクに情報を記録又は再生するデイスク記録再生
装置におけるトラツクジヤンプ装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案はデイスク記録再生装置のトラツクジヤ
ンプ装置において、トラツキングエラー信号を微
分し、その信号に対応してブレーキパルスのレベ
ルを制御するようにし、安定したトラツクジヤン
プが行えるようにしたものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の光学式ビデオデイスクプレー
ヤ、デイジタルオーデイオデイスクプレーヤ等に
おけるトラツクジヤンプ装置のブロツク図であ
る。同図において1は、螺旋状又は同心円状に形
成されたトラツクに情報が記録されたデイスクで
あり、モータ2により回転されるようになつてい
る。3はピツクアツプであり、半導体レーザ等よ
り発せられたレーザ光をデイスク1に照射し、そ
の反射光から情報を再生するようになつている。
4はピツクアツプ3が載置されたキヤリツジであ
り、リニアモータ5によりデイスク1の半径方向
に移動される。6はピツクアツプ3(ビームスポ
ツト)とデイスク1のトラツクとの相対位置を表
わすトラツキングエラー信号を生成するトラツキ
ングエラー生成回路である。トラツキングエラー
信号はイコライザ増幅回路7、増幅回路8、ルー
プスイツチ9を介して駆動回路10に供給され
る。11はジヤンプパルス生成回路であり、出力
されたジヤンプパルスが増幅回路12を介して駆
動回路10に供給されるようになつている。
しかしてトラツキングエラー生成回路6により
生成されたトラツキングエラー信号が、イコライ
ザ増幅回路7、増幅回路8、ループスイツチ9を
介して駆動回路10に入力され、駆動回路10が
ピツクアツプ3のトラツクに対する位置を微調整
する。またトラツキングエラー信号の直流成分が
リニアモータ5に供給され、キヤリツジ4、従つ
てピツクアツプ3の位置が粗調整される。通常の
再生時においてはこのようにしてトラツキング制
御がなされ、ピツクアツプ3がトラツクを追従す
るようになつている。
ピツクアツプ3を例えば隣接トラツクにジヤン
プさせる場合、先ずループスイツチ9がオープン
とされ、ジヤンプパルス生成回路11よりジヤン
プパルスが増幅回路12を介して駆動回路10に
供給される。ジヤンプパルスは第2図bに示す如
く、ピツクアツプ3を移動させる一定幅かつ一定
レベルのキツクパルスと、ピツクアツプ3の移動
を制動する一定幅かつ一定レベルのブレーキパル
スとからなつている。キツクパルスによりピツク
アツプ3は隣接トラツクの方向に移動される。こ
のときトラツキングエラー信号は第2図aに示す
ように、一旦所定のピーク値に達した後、再び減
少する。トラツキングエラー信号がピーク値に達
した後、キツクパルスに代つてブレーキパルスが
印加される。ピツクアツプ3がトラツクとトラツ
クの略中央に達したとき、トラツキングエラー信
号は零レベルとなる。このときループスイツチ9
がクローズされ、ピツクアツプ3は以後トラツキ
ングエラー信号とブレーキパルスとの重畳信号に
より駆動される。ブレーキパルスは所定の幅とさ
れているからブレーキパルスが終了した後は、ト
ラツキングエラー信号のみによつてピツクアツプ
3が駆動される。このキツクパルスとブレーキパ
ルスの幅とレベルが所定の値に設定されているの
で、ブレーキパルスが終了し、トラツキングエラ
ー信号のみが印加されるようになつたとき、ピツ
クアツプ3が隣接した新たなトラツクを追従する
ようになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のトラツクジヤンプ装置においては、以上
の如く、幅と高さ(レベル)が一定なジヤンプパ
ルスによりピツクアツプ3をジヤンプさせている
ので、デイスク1にバラ付きがあり、トラツクピ
ツチにムラがあつたり、あるいは温度変化等によ
りトラツキングエラー信号のレベル(トラツキン
グサーボループのゲイン)が変化したりすると、
ブレーキパルス終了時におけるピツクアツプ3の
位置が変化し、安定したジヤンプを行うことがで
きなくなる欠点があつた。従つて例えば再生だけ
でなく記録も可能な所謂DRAWデイスク等、既
に情報が記録されている部分と未だ記録されてい
ない部分とでトラツキングエラー信号のレベルが
異なるデイスクの記録再生装置においては利用す
ることができなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案のトラツクジヤンプ装置のブロ
ツク図である。同図において第3図における場合
と対応する部分には同一の符号を付してあり、そ
の詳述は省略する。本考案においては第3図にお
けるジヤンプパルス生成回路11として、キツク
パルスを生成するキツクパルス生成回路21とブ
レーキパルスを生成するブレーキパルス生成回路
22とが設けられている。キツクパルスは増幅回
路23を介して、またブレーキパルスはクリツプ
回路24、増幅回路25を介して、各々駆動回路
10に供給されるようになつている。26はトラ
ツキングエラー信号を微分する微分回路、27は
その出力をサンプルホールドするサンプルホール
ド回路である。サンプルホールド回路27の出力
は増幅回路28とスイツチ29を介してクリツプ
回路24に供給されている。30はトラツキング
エラー信号のゼロクロスを検出する検出回路であ
る。31はマイクロコンピユータ等よりなる制御
回路であり、ループスイツチ9、キツクパルス生
成回路21、ブレーキパルス生成回路22、サン
プルホールド回路27、スイツチ29等を制御す
るようになつている。その他の構成は第3図にお
ける場合と同様である。
〔作用〕
しかしてその作用を第2図を参照して説明す
る。通常の再生動作が行われる場合は、制御回路
31によりループスイツチ9がクローズされ、前
述した場合と同様にトラツキング制御が行われ
る。
隣接トラツクにジヤンプする場合、制御回路3
1はループスイツチ9をオープンさせ、同時にキ
ツクパルス21を動作させ、増幅回路23を介し
てキツクパルスを駆動回路10に出力させる。キ
ツクパルスが入力されると駆動回路10はピツク
アツプ3を所定の方向(デイスク1の内周方向又
は外周方向)に移動させる(その方向はキツクパ
ルスの極性により定まる)。このキツクパルスは
前述した場合と同様に一定の幅と高さ(レベル)
を有しており、ピツクアツプ3の移動に伴いトラ
ツキングエラー信号のレベルが所定のピーク値に
達した後終了する(第2図c)。制御回路31は
キツクパルス終了と同時にブレーキパルス生成回
路22に信号を発し、キツクパルスと反対の極性
のブレーキパルスをクリツプ回路24に出力させ
る。このとき制御回路31はスイツチ29を接点
B側に位置させ、所定の基準電圧Vをクリツプ回
路24に入力させている。従つてクリツプ回路2
4はブレーキパルスのレベルをこの基準電圧Vに
対応する一定のレベルにクリツプして出力する
(第2図cにおいてはキツクパルスが正であるの
で基準電圧Vが負とされている)。
ピツクアツプ3がトラツクとトラツクの中央に
到達するとトラツキングエラー信号のレベルが零
となり、検出回路30がこのゼロクロスを検出す
る。このとき制御回路31はループスイツチ9を
クローズさせるとともに、サンプルホールド回路
27を動作させ、またスイツチ29を接点A側に
切り換える。従つてトラツキングエラー信号が駆
動回路10に入力される。一方サンプルホールド
回路27は微分回路26により微分されたトラツ
キングエラー信号の、ループスイツチ9をクロー
ズしたときの値をサンプルホールドする。このサ
ンプルホールドされた値は増幅回路28、スイツ
チ29の接点Aを介してクリツプ回路24に基準
電圧Vに代えて入力される。従つてクリツプ回路
24におけるブレーキパルスのクリツプレベルが
このサンプルホールドされた値に対応して変化す
る。すなわち例えば何等かの理由でトラツキング
サーボループのゲインが小さくなつた場合はクリ
ツプレベルも小さくなり(第2図c)、大きくな
つた場合は大きくなり(第2図e)、設計値(理
論値)通りである場合は変化しない(第2図d)。
トラツキングエラー信号は位置誤差信号であるか
ら、その微分出力は速度誤差信号となる。従つて
クリツプレベルが小さいのはループスイツチ9の
クローズ時におけるピツクアツプ3の移動速度が
遅い場合に、クリツプレベルが大きいのは移動速
度が速い場合に、またクリツプレベルが変化しな
いのは移動速度が設計値(理論値)通りである場
合に、各々対応する。換言すればサンプルホール
ド回路27によりピツクアツプ3の移動速度に比
例した電圧を検出し、その検出電圧に対応してブ
レーキパルスのレベル(ゲイン)を制御している
ことを意味する。
ブレーキパルスの幅は一定であり、所定の時間
が経過したときブレーキパルスは消滅する。従つ
て以後はトラツキングエラー信号のみが駆動回路
10に供給される。その結果ピツクアツプ3が隣
接するトラツクにジヤンプした後、そのトラツク
を追従するようになる。
尚以上においては微分回路26を特別に設けた
が、例えばイコライザ増幅回路7が微分特性を有
している場合はそれを微分回路として兼用しても
よい。またブレーキパルスのレベルを制御する回
路はクリツプ回路に限らない。さらに本考案は光
学式以外のデイスク記録再生装置においても応用
が可能である。
〔効果〕
以上の如く本考案においては、デイスク記録再
生装置のトラツクジヤンプ装置において、トラツ
キングエラー信号を微分し、その信号に対応して
ブレーキパルスのレベルを制御するようにしたの
で、温度変化、デイスクのバラ付き等があつても
安定したトラツクジヤンプを行うことができる。
またDRAWデイスクの記録再生装置等において
も応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトラツクジヤンプ装置のブロ
ツク図、第2図はその波形図、第3図は従来のト
ラツクジヤンプ装置のブロツク図である。 1……デイスク、3……ピツクアツプ、6……
トラツキングエラー生成回路、9……ループスイ
ツチ、21……キツクパルス生成回路、22……
ブレーキパルス生成回路、26……微分回路、2
7……サンプルホールド回路、30……検出回
路、31……制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 螺旋状又は同心円状に形成されたトラツクにピ
    ツクアツプを追従させ、情報を記録又は再生する
    デイスク記録再生装置において、 該ピツクアツプの該トラツクに対する相対位置
    を表わすトラツキングエラー信号を生成するトラ
    ツキングエラー生成回路と、 該トラツキングエラー信号を微分する微分回路
    と、 該ピツクアツプをジヤンプさせ、異なるトラツ
    クに移動させるキツクパルスを生成するキツクパ
    ルス生成回路と、 該ピツクアツプの移動を制動するブレーキパル
    スを生成するブレーキパルス生成回路と、 該微分回路の出力に対応して該ブレーキパルス
    のレベルを制御するレベル制御回路とを有するこ
    とを特徴とするトラツクジヤンプ装置。
JP4081885U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0337187Y2 (ja)

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JP4081885U JPH0337187Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4081885U JPH0337187Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61158660U JPS61158660U (ja) 1986-10-01
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JP4081885U Expired JPH0337187Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61158660U (ja) 1986-10-01

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