JPH0336903Y2 - - Google Patents

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JPH0336903Y2
JPH0336903Y2 JP1985087736U JP8773685U JPH0336903Y2 JP H0336903 Y2 JPH0336903 Y2 JP H0336903Y2 JP 1985087736 U JP1985087736 U JP 1985087736U JP 8773685 U JP8773685 U JP 8773685U JP H0336903 Y2 JPH0336903 Y2 JP H0336903Y2
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JP
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weight
floor
support shaft
disk
disc
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JP1985087736U
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 〔産業上の利用分野〕 この考案は、床の固有振動数を測定するため
に、床に衝撃を与えて、同床を振動させる自動単
発加振器に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、建物においては、床、壁等の音の伝わ
り方を知るために、建物の振動数を測定してい
る。この振動数の測定は、建物に衝撃を与え、こ
の衝撃で建物を振動させることにより行なわれる
ものであり、この建物の振動は、特に床の場合、
ある重量を持つた物体を一定の高さから落下し、
床に衝撃を与えることにより起こすものである。
従来、床を振動させる手段としては、砂袋を一
定の高さまで手で持上げ落下させる。床に油粘土
を敷き、この上に手で一定の高さまで持上げた鋼
球を落下させる、ゴムを下面に取付けた鋼製の重
錘を手で持ち上げ落下させる等の手段がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような床を振動させる手段に
おいては、砂袋、鋼球、あるいは鋼製の重錘を手
で持上げてこれらを落下させるため、高さが一定
に定まらず、測定される振動数にばらつきが多く
その再現性に問題があり、加えて、人手によつて
振動を起こすため、多くの時間と労力が必要であ
つた。また、鋼製の重錘においては、その下面に
取付けたゴムのため同重錘がリバウンドし、これ
によつて、測定した振動の分析に著しい支障を来
していた。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、上記の欠点を解消し得る衝撃加振器を何如に
実現するかを問題としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、床の固有振動数を測定するため
に、床に衝撃を与えて、同床を振動させる自動単
発衝撃加振器であつて、床上に設置される枠体
に、軸線が略鉛直とされた支軸が上下方向移動自
在かつ回転自在に支持され、その支軸の下端に
は、床に振動を起させる重錘が固定され、この重
錘の下面には、該重錘のリバウンドを防止するリ
バウンド防止材が設けられ、かつ、前記枠体に
は、前記支軸を一定の高さまで持ち上げて落下さ
せる落下機構が備えられるとともに、この落下機
構は、前記支軸に直交する状態で固定された円盤
と、この円盤の側部に該円盤に対して直交状態で
配置された回転板と、該回転板の板面の外周付近
に突起して設けられ、前記円盤の下面に当接する
ローラとによつて構成されてなり、また前記枠体
には、この落下機構の回転板の回転動作を駆動す
る駆動装置が設けられてなるものである。
〔作用〕
この考案においては、駆動装置が駆動して、重
錘を一定の高さまで持上げて落下させ、これによ
つて、重錘が床でリバウンドすることなしに、床
を振動させる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は、この考案の一実施例を
示す図である。第1図ないし第3図において、符
号1は枠部である。枠部1は、その外枠を形成す
る上面部2、側壁部4,4……と、その内部に位
置し、前記側壁部4,4……に固定された支軸支
持部5,6とから構成されている。枠部1の上面
部2、および支軸支持部5,6の略中央部には、
穴部7,8,9が各々形成され、これら穴部7,
8,9には、同穴部7,8,9を貫通して支軸1
0が緩挿されている。支軸10は、その軸線が略
鉛直方向に配置されるとともに、穴部7,8,9
に上下方向移動自在、すなわち枠体1に上下方向
移動自在に、かつ、自身の軸線を中心として回転
自在に支持されている。支軸10の下端部には、
鋼鉄製の重錘11が固定され、重錘11の下面に
は、重錘11のリバウンドを防止するリバウンド
防止材12が取付けられている。また、支軸支持
部5,6間の支軸10には、その軸線が盤面と直
交するように円盤13が固定されている。一方、
枠部1の側壁部4には、駆動装置であるモーター
14が固定されている。モーター14の回転軸1
5には、円盤状の回転板16が固定され、回転板
16の外周近傍には、前記円盤13を持上げるこ
とのできる回転自在のローラ17が設けられてい
る。ローラ17は、回転板16の回転によつて、
円盤13を一定の高さまで持上げ落下させる、す
なわち重錘11を一定の高さまで持上げ落下させ
るものである。また、前記枠体1の下部には、装
置を支える脚部18,18,……が固定されてい
る。以上の構成において、円盤13と、回転板1
6と、ローラ17は、落下機構19を構成する。
次に、上記構成からなる自動単発衝撃加振器の
使用法およびそれに伴なう作用について説明す
る。まず、装置本体を床の振動数を測定する位置
に設置した上で、モーター14を駆動させる。モ
ーター14の駆動によつて、回転板16が矢印C
方向に回転しローラ17が円盤13を持上げる。
そして、ローラ17が円盤13を一定の高さまで
持上げたところで、ローラ17が円盤13から離
れ、すなわち実線で示したローラ17が二点鎖線
で示したローラ17の位置に移動する間に、ロー
ラ17が円盤13から離れ、これによつて、重錘
11が床に落下する。重錘11は、その落下によ
る衝撃力を床に伝えるとともに、リバウンド防止
材12は、その落下による反発力を吸収し、これ
によつて、重錘11のリバウンドを防止する。そ
して、上記動作および作用は、回転板16の一定
の回転によつて、一定時間毎に繰返される。
上記のような自動単発衝撃加振器においては、
落下機構19およびモーター14によつて自動的
に動作が行なわれるので、測定作業を省力化する
とともに、測定精度の向上を図ることができる。
また落下機構19およびモーター14によつて、
重錘11を一定の高さまで持上げて、床に落下さ
せるように構成したことから、重錘11を落とす
高さが定まり、ばらつきの少ない再現性のある振
動が容易に得られ、また、重錘11の下面に、リ
バウンド防止材12を取付けたことから、重錘1
1がリバウンドせず、これによつて、測定した振
動の分析を支障なく行なうことができる等の利点
がある。また、回転板16の回転によりローラ1
7が円盤13を持上げた際には、円盤13が支軸
10とともにその支軸10を回転軸として回転さ
せられることになり、したがつて、ローラ17と
円盤13との接触箇所はその都度変わり、このた
め、円盤13の一定箇所のみが摩耗してしまうこ
とがない、という利点もある。
なお支軸10は、上面部2、支軸支持部5,6
によつて支持されているが、支軸10の軸線を略
鉛直に位置させることができれば、枠部1は、必
ずしも上記のように構成する必要はない。また、
脚部18,18……は、必要でない時には、設け
なくとも良い。
〔考案の効果〕
この考案における自動単発衝撃加振器によれ
ば、落下機構および駆動モーターが重錘に固定し
た支軸を一定の高さまで持上げて落下させ、前記
重錘の下面に取付けたリバウンド防止材が同重錘
の落下によるリバウンドを防止するように構成し
たことから、自動的に動作を行つて、測定作業の
省力化および測定精度の向上を図り、また重錘を
落とす高さが定まり、ばらつきの少ない再現性の
ある振動が容易に得られるとともに、重錘がリバ
ウンドしないことで、測定した振動の分析を支障
なく行なうことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
図であつて、第1図は自動衝撃加振器の側断面
図、第2図は第1図を矢印a方向から視た側断面
図、第3図は第1図、第2図を矢印b方向から視
た上断面図、第4図は重錘にリバウンド防止材を
取付けた状態を示す図である。 1……枠部、10……支軸、11……重錘、1
2……リバウンド防止材、14……モーター(駆
動装置)、19……落下機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床の固有振動数を測定するために、床に衝撃を
    与えて、同床を振動させる自動単発衝撃加振器で
    あつて、床上に設置される枠体に、軸線が略鉛直
    とされた支軸が上下方向移動自在かつ回転自在に
    支持され、その支軸の下端には、床に振動を起さ
    せる重錘が固定され、この重錘の下面には、該重
    錘のリバウンドを防止するリバウンド防止材が設
    けられ、かつ、前記枠体には、前記支軸を一定の
    高さまで持ち上げて落下させる落下機構が備えら
    れるとともに、この落下機構は、前記支軸に直交
    する状態で固定された円盤と、この円盤の側部に
    該円盤に対して直交状態で配置された回転板と、
    該回転板の板面の外周付近に突起して設けられ、
    前記円盤の下面に当接するローラとによつて構成
    されてなり、また前記枠体には、この落下機構の
    回転板の回転動作を駆動する駆動装置が設けられ
    てなることを特徴とする自動単発衝撃加振器。
JP1985087736U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH0336903Y2 (ja)

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JP1985087736U JPH0336903Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP1985087736U JPH0336903Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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Publication Number Publication Date
JPS61203326U JPS61203326U (ja) 1986-12-20
JPH0336903Y2 true JPH0336903Y2 (ja) 1991-08-05

Family

ID=30640230

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JP1985087736U Expired JPH0336903Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP4257279B2 (ja) * 2004-09-08 2009-04-22 積水化学工業株式会社 固有振動数測定システム
JP2011226960A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Shimizu Corp 衝撃音発生装置
JP5508334B2 (ja) * 2011-04-21 2014-05-28 ホソカワミクロン株式会社 粉体測定装置用衝撃付与装置
JP5834486B2 (ja) * 2011-05-18 2015-12-24 横浜ゴム株式会社 コンベヤベルトの評価装置および評価方法

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JPS61203326U (ja) 1986-12-20

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