JPH0336810Y2 - - Google Patents

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JPH0336810Y2
JPH0336810Y2 JP1983096031U JP9603183U JPH0336810Y2 JP H0336810 Y2 JPH0336810 Y2 JP H0336810Y2 JP 1983096031 U JP1983096031 U JP 1983096031U JP 9603183 U JP9603183 U JP 9603183U JP H0336810 Y2 JPH0336810 Y2 JP H0336810Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
lower reflector
plate
reflector
front plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983096031U
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JPS602717U (ja
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Publication date
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Publication of JPS602717U publication Critical patent/JPS602717U/ja
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Publication of JPH0336810Y2 publication Critical patent/JPH0336810Y2/ja
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は石油燃焼器の本体キヤビネツトに関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 従来の前面開放型石油燃焼器の本体キヤビネツ
トは第1図に示すように1は前面を開放したキヤ
ビネツト、2はキヤビネツト1の上面をおおう天
板、3はキヤビネツト1を上下に仕切る下反射板
で、3aはその下反射板3をキヤビネツトにビス
等により固定する為の下反射板取り付け片であ
る。4は下反射板3に沿つてツメ止め又はスポツ
ト溶接等により固定された正面反射板である。5
は下反射板3の下方に上端部を差し込んでキヤビ
ネツト1の前面開口部を閉塞する前板である。
この構成の本体キヤビネツトは下反射板3を下
反射板取り付け片3aだけでキヤビネツト1に固
定する為、下反射板取り付け片3aの変形や、ち
よつとした衝撃で下反射板取り付け片3aが変形
し、第2図に示すように、キヤビネツト1の前面
フランジ部1aと下反射板3のキヤビネツト前面
フランジ部に当接すべき部分に隙間Aが出来、し
いてはキヤビネツト1の前面フランジ部1aと前
板5との間にも隙間が出来、外観的に見て美観を
大きくそこねるという問題があつた。又本体キヤ
ビネツトの組立においては、下反射板3に正面反
射板4をツメ止め又はスポツト溶接等により固定
し、下反射板3と正面反射板4のユニツトとして
キヤビネツト1の前面フランジ部1aにビス等を
用いて固定するが、この場合キヤビネツト1は、
薄板の板金加工であり、スプリングバツクや組み
立までの輸送工程で容易に変形する為、キヤビネ
ツト1の前面フランジ部1aの取り付け穴と下反
射板3と正面反射板4とのユニツトの取り付け穴
が合わせにくく、組立に必要以上の時間がかかつ
たり、余分な治具を必要とするという問題点もあ
つた。
考案の目的 本考案は上記問題点に鑑みてなしたもので、キ
ヤビネツトの前面フランジ部と下反射板との間の
隙間をなくして仕上りを良くし、外観的な価値を
高めるとともに、作業性を向上し生産コストを低
減することを目的としたものである。
考案の構成 上記目的を達成するため本考案は、下反射板の
前面を開放したキヤビネツトと、このキヤビネツ
トを上下に仕切る下反射板と、下反射板に取り付
けられ、下反射板より上方に位置する正面反射板
と、前記下反射板の下に位置し、下反射板下方の
前面開口を閉塞する前板とを備え、上記下反射板
は両端をキヤビネツトの前面フランジ部に当接さ
せ、かつ前記両端にキヤビネツトの前面フランジ
部と当接する所より始まり上方に向けて開口した
切り欠きをもつ突片を設けるとともに前板にはそ
の両端下部に突片を設け、さらに上記キヤビネツ
トの前面フランジ部には前記下反射板の突片の切
り欠きが係合する透孔を設けるとともに、前記前
板の突片が嵌合する透孔を設け、かつ前記下反射
板はその両端突片の切り欠きをキヤビネツトの前
面フランジ部に設けた上方の透孔に嵌合させると
ともに、前板はその上端縁を前記下反射板の前方
下面に当接させて両端部の突片をキヤビネツトの
前面フランジ部に設けた下方の透孔に嵌合させて
前板で下反射板を押し上げ方向へ付勢した構成と
してある。
実施例の説明 以下その一実施例を第3図、第4図を用いて説
明する。第3図において、1は前面を開放したキ
ヤビネツトで、2はキヤビネツト1の上面をおお
う天板である。3はキヤビネツト1を上下に仕切
る下反射板で、3aは下反射板をキヤビネツト1
の前面フランジ部1cに固定するための下反射板
取り付け片である。さらに下反射板3の両端部に
は下反射板突片3bが設けてあり、この下反射板
突片3bにはキヤビネツト1の前面フランジ部1
cと下反射板3の両端が当接する所より始まる上
方に開口部を有する傾斜切欠き3cを設けてあ
る。4は下反射板に沿わせてツメ止め、スポツト
溶接等により固定した正面反射板、5は下反射板
3により仕切られたキヤビネツト1の下方開口部
を閉塞する前板であり、5aは前板5の両端部に
設けられた前記突片である。又キヤビネツト1の
前面フランジ部1cには、前記の下反射板突片3
bに対応する位置に下反射板用透孔1bと上記前
板突片5aに対応する位置に前板用透孔1aが設
けてある。なおキヤビネツト1の下反射板3と前
板5を装着した状態においては、第4図に示すよ
うに、キヤビネツト1に設けられた下反射板用透
孔1bの上端は、下反射板突片3bに設けられた
切り欠き3cに当接するか、又はその切り欠き3
cの間にあり、自然に下反射板3が前方に出てく
ることはない。又前板5に設けられた前板突片5
aの下端は、キヤビネツト1に設けられた前板用
透孔1aの下端と当接し、常に下反射板3を押し
上げる作用としている。
上記構成において、例え下反射板取り付け片3
aが変形していたとしても、下反射板突片3bの
切り欠き3cがキヤビネツト1の前面フランジ部
1cをはさみ込んでいるので、決してキヤビネツ
ト1と下反射板3の間に隙間があくという問題は
ない。また前板5の前板突片5aをキヤビネツト
1の前面フランジ部1cに設けた前板用透孔1a
に差し込み、常に下反射板3を押し上げ方向に付
勢しているため、衝撃等により下反射板3の位置
変化が起つたりすることがなく、又下反射板用透
孔1bより下反射板突片3bが飛び出すこともな
く、衝撃によつてキヤビネツト1と下反射板3と
の間に隙間があくという問題もなくなる。また上
記下反射板突片3bの嵌合及び前板突片5aの嵌
合による前板5の押し上げの協働作用により強固
な取付けが可能となり堅牢なキヤビネツトとな
る。
さらに組立時においては、キヤビネツト1が例
え変形していたとしても、下反射板3の下反射板
突片3bをキヤビネツト1に設けられた下反射板
用透孔1bに差し込みビス等で固定するため、取
り付け穴の位置決めに必要以上の時間がかかつた
り、余分な治具を使用するという問題もなくな
る。
考案の効果 このように本考案によれば、下反射板の取り付
け片の変形や本体キヤビネツトに衝撃が加わわつ
た場合においても、キヤビネツトと下反射板との
間に隙間が大きくあくということがなくなるとと
もに堅牢で変形の少ないものとなり、外観的な価
値が著しく向上する。さらにキヤビネツトへ下反
射板を取り付ける場合も容易に取り付け孔の位置
決めが出来るなど作業性の向上を図り生産コスト
を低減する効果もある。
また前板と反射板を一体化することなしに容易
に組立てられ、しかもその際の外観も常に一定し
た美しいものが得られる。さらに下反射板より上
の幅方向をすべて反射板として利用できるので見
栄えのよいものとすることができる。
さらにまた前板単独で着脱できるためメンテナ
ンス時、燃焼筒などの余分な部品を取り除かなく
てもよいという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキヤビネツト本体の一例を示す
分解斜視図、第2図は同部分側面図、第3図は本
考案の一実施例におけるキヤビネツト本体の分解
斜視図、第4図は同組立状態における要部断面図
である。 1……キヤビネツト、2……天板、3……下反
射板、4……正面反射板、5……前板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面を開放したキヤビネツトと、このキヤビネ
    ツトを上下に仕切る下反射板と、下反射板に取り
    付けられ、下反射板より上方に位置する正面反射
    板と、前記下反射板の下に位置し、下反射板下方
    の前面開口を閉塞する前板とを備え、上記下反射
    板は両端をキヤビネツトの前面フランジ部に当接
    させ、かつ前記両端にキヤビネツトの前面フラン
    ジ部と当接する所より始まり上方に向けて開口し
    た切り欠きをもつ突片を設けるとともに前板には
    その両端下部に突片を設け、さらに上記キヤビネ
    ツトの前面フランジ部には前記下反射板の突片の
    切り欠きが係合する透孔を設けるとともに、前記
    前板の突片が嵌合する透孔を設け、かつ前記下反
    射板はその両端突片の切り欠きをキヤビネツトの
    前面フランジ部に設けた上方の前記透孔に嵌合さ
    せるとともに、前板はその上端縁を前記下反射板
    の前方下面に当接させて両端部の前記突片をキヤ
    ビネツトの前面フランジ部に設けた下方の前記透
    孔に嵌合させて前板で下反射板を押し上げ方向へ
    付勢した石油燃焼器の本体キヤビネツト。
JP9603183U 1983-06-21 1983-06-21 石油燃焼器の本体キヤビネツト Granted JPS602717U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9603183U JPS602717U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 石油燃焼器の本体キヤビネツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9603183U JPS602717U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 石油燃焼器の本体キヤビネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS602717U JPS602717U (ja) 1985-01-10
JPH0336810Y2 true JPH0336810Y2 (ja) 1991-08-05

Family

ID=30229049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9603183U Granted JPS602717U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 石油燃焼器の本体キヤビネツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602717U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51134063U (ja) * 1975-04-18 1976-10-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS602717U (ja) 1985-01-10

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