JPH0336784Y2 - - Google Patents

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JPH0336784Y2
JPH0336784Y2 JP8521887U JP8521887U JPH0336784Y2 JP H0336784 Y2 JPH0336784 Y2 JP H0336784Y2 JP 8521887 U JP8521887 U JP 8521887U JP 8521887 U JP8521887 U JP 8521887U JP H0336784 Y2 JPH0336784 Y2 JP H0336784Y2
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resin
tightening nut
metal tube
diameter
tube
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、樹脂コーテイングした金属管用管継
手に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、汎用の管継手の一種に、2個の管を接合
する際、次のような管継手が知られている(例え
ば、実公昭44−29661号公報、特公昭56−16316号
公報参照)。これを第4図に示して説明すれば、
ニツプル1を備えた継手本体2と、管3の内端に
形成したフレア部(ラツパ部)4とにより気密に
結合する構造にして、この管3を、ナツト5を備
えた雄ネジ6の中心孔に内嵌し、その先端部を雄
ネジ6より突出させて、継手本体2のコーン部で
前記フレア部4を形成するとともに、雄ネジ6に
軸方向の切込み7を形成することにより、雄ネジ
6が継手本体2の雌ネジ8に螺入したとき、その
切込み7が閉じて、管3、継手本体2および雄ネ
ジ6の気密性を向上しようとするものである。
しかしながら、ここで紹介された管継手では、
必要以上に拡径したフレア部4を形成する傾向が
あつて、かえつて気密性を損なうおそれがあるこ
とが判明した。すなわち、かかる管継手には、フ
レア部4を外周より直接掴持する構造がないこと
に問題点のあることが判明した。しかも、かかる
管継手で、樹脂コーテイングした金属の管3にフ
レア部4を形成して、仮に、このフレア部4の外
周より掴持して締付けようとしても、コーテイン
グ樹脂が金属の管3より剥離するおそれがあつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、従来技術のかかる問題点を解
決するために案出されたもので、その要旨とする
ところは、樹脂コーテイングした金属管10の管
端側に、剛性を有し、かつ、縮径可能のリング1
2をその一端側に内嵌した筒体13を外嵌し、該
筒体13内面に螺着されて該金属管10の外周と
の間で螺進する締付ナツト14を設け、該締付ナ
ツト14の内面に継手本体15を螺着し、該継手
本体15に、前記金属管10に挿入される先端部
16、該先端部16より小径の小径部17およ
び、軸方向に形成した複数の嵌合溝26を有し、
かつ、先端部16より拡径されたコーン部18、
該コーン部18に隣接したOリング19用嵌合溝
20を順次形成して、前記締付ナツト14の漏斗
状拡径部14cにより掴持される位置において、
螺進する前記コーン部18により、前記金属管1
0の管端の内周面の樹脂を切削するようにして、
フレア部を形成するようにしたことを特徴とする
樹脂コーテイングした金属管用管継手にある。
〔実施例〕
本考案の構成を作用とともに、添付図面に示す
実施例により詳細に説明る。
第1図は本実施例の組付状態図、第2図は第1
図の締付後の状態図、第3図は第1図の要部斜視
図である。
これらの図において、本実施例は樹脂コーテイ
ングしたアルミニユーム管10(径φ20〜30mmの
ものが好適)に、管継手11を介して、他のアル
ミニユーム管(図示せず)を接合するものであ
る。
アルミニユーム管10には、シールを保持する
テーパ面付リング12をその一端側に内嵌した筒
体13が外嵌されている。このリング12には切
目を有し、後記の第1の締付ナツト14の螺入に
より縮径するようになつている。また、筒体13
は剛性を有し、しかも雌ネジ13aが刻設されて
いる。雌ネジ13aには第1の締付ナツト14の
雄ネジ14aが螺合されている。第1の締付ナツ
ト14には若干の拡径部14cが形成され、それ
に隣接して雌ネジ14bが刻設され、この雌ネジ
14bには継手本体15の雄ネジ15aが螺合さ
れている。
継手本体15は、アルミニユーム管10に内嵌
できる先端部16、先端部16に続いて設けら
れ、かつ、先端部16より小径の小径部17、小
径部17に続いて設けられたフレア部を成形する
コーン部18、コーン部18に続いて設けられた
Oリング19用の嵌合溝20、嵌合溝20に続い
て設けられた前記雄ネジ15a、雄ネジ15aに
続いて設けられた六角フランジ21、六角フラン
ジ21に続いて設けられたスリーブ22、から構
成されている。
ここにおいて、コーン部18には軸方向に複数
の溝26が形成されている(第3図参照)。
なお、スリーブ22には、第1図示の中心線a
より上方に図示された第2の締付ナツト23が外
嵌されている。24はOリング、25はサークリ
ツプを示す。また、第2の締付ナツト23は雌ネ
ジを刻設したものでもよい。また、スリーブ22
と第2の締付ナツト23は第1図の下半分や第2
図示のように、一体であつてもよい。
本実施例は次のような使い方をする。すなわ
ち、第1図のように、合成樹脂をコーテイングし
たアルミニユーム管10に筒体13を外嵌し、筒
体13の雌ネジ13aに第1の締付ナツト14の
雄ネジ14aを螺合して一体化しておく。特に、
アルミニユーム管10と筒体13との位置決めを
しておく。
次いで、継手本体15の先端部16と、小径部
17とをアルミニユーム管10内に挿入するとと
もに、第1の締付ナツト14の雌ネジ14bに雄
ネジ15aを螺合する。
そこで、第1の締付ナツト14および六角フラ
ンジ21を工具(図示せず)で強固にそれぞれ回
動させれば、筒体13は特に剛性をもつているか
ら、第1の締付ナツト14の螺進により、リング
12の切れ目がなくなり、リング12は縮径する
よう圧縮されて、アルミニユーム管10が継手本
体15の小径部17に絞り込まれる。同時に六角
フランジ21の螺進により、溝26付のコーン部
18が、アルミニユーム管10の内周面の不均一
にコーテイングされた樹脂を微小量切削しなが
ら、アルミニユーム管10内に進入して行く。な
お、樹脂コーテイング管は、加熱された管内に、
樹脂粉末をふりかけてコーテイングするので、そ
のコーテイング層は不均一となるのが通常である
が、このコーテイング層に対し、溝26付のコー
ン部18が回転しながら進入すると、あたかも、
リーマやドリルが進入するのと同様となつて、不
均一なコーテイング層を削りながら進入すること
になる。
一方、アルミニユーム管10は熔接によつて成
形された管体であるため真円でないことから、コ
ーン部18が進入しながら、その形状を真円に形
状修正する。そして、継手本体15の段部15c
がアルミニユーム管10の管端に当接すれば、締
付けが終了する。その結果を第2図に示す。
なお、本実施例は樹脂コーテイングされたアル
ミニユーム管で説明したが、本考案はこれに限ら
ず、他の比較的柔軟性のある金属管(例えば、銅
管)に樹脂コーテイングしたものでもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、樹脂コーテイングした金属管
の管端に、継手本体のコーン部によつてフレア部
を形成するに際し、剛性を有する筒体で金属管外
周を掴持された位置において行われるので、フレ
ア部がみだりに拡径とならず、しかも、金属管の
真円度が形状修正できるとともに、金属管と継手
本体との気密性が確実となる。また、継手本体の
コーン部によりフレア部を成形するに際し、不均
一にコーテイングされた樹脂を微量、切削しなが
ら進入するので、樹脂の剥離がなく進入でき、樹
脂そのものの真円度が確保され、ひいては、樹脂
コーテイングの機能(例えば、耐蝕性)を損なわ
ず、気密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の組付状態図、第2図は第1
図を締付した状態図、第3図は第1図の要部外観
斜視図、第4図は従来例の断面図である。 10……アルミニユーム管、13……筒体、1
5……継手本体、18……コーン部、26……
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂コーテイングした金属管10の管端側に、
    剛性を有し、かつ、縮径可能のリング12をその
    一端側に内嵌した筒体13を外嵌し、該筒体13
    内面に螺着されて該金属管10の外周との間で螺
    進する締付ナツト14を設け、該締付ナツト14
    の内面に継手本体15を螺着し、 該継手本体15に、前記金属管10に挿入され
    る先端部16、該先端部16より小径の小径部1
    7および、軸方向に形成した複数の嵌合溝26を
    有し、かつ、先端部16より拡径されたコーン部
    18、該コーン部18に隣接したOリング19用
    嵌合溝20を順次形成して、 前記締付ナツト14の漏斗状拡径部14cによ
    り掴持される位置において、螺進する前記コーン
    部18により、前記金属管10の管端の内周面の
    樹脂を切削するようにして、フレア部を形成する
    ようにしたことを特徴とする樹脂コーテイングし
    た金属管用管継手。
JP8521887U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0336784Y2 (ja)

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JP8521887U JPH0336784Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP8521887U JPH0336784Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63193190U JPS63193190U (ja) 1988-12-13
JPH0336784Y2 true JPH0336784Y2 (ja) 1991-08-05

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