JPH0336754Y2 - - Google Patents

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JPH0336754Y2
JPH0336754Y2 JP1986072265U JP7226586U JPH0336754Y2 JP H0336754 Y2 JPH0336754 Y2 JP H0336754Y2 JP 1986072265 U JP1986072265 U JP 1986072265U JP 7226586 U JP7226586 U JP 7226586U JP H0336754 Y2 JPH0336754 Y2 JP H0336754Y2
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sun gear
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planetary
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車用自動変速機に利用さ
れる遊星歯車変速機の潤滑装置に関するものであ
る。 (従来技術及びその問題点) 一般にラビニヨー式遊星ギヤ列の遊星キヤリア
には、比較的長さが長い第1遊星ギヤと、長さが
短い第2遊星ギヤとが軸支されている。 ところで、当然に両遊星ギヤを遊星キヤリヤに
軸支する軸受部には潤滑が必要であるが、第2遊
星ギヤの軸受部の潤滑は、該軸受部が狭隘な潤滑
油の届き難い部位にあるために困難であり、第2
遊星ギヤの軸受部への潤滑油が不足するという問
題がある。 (考案の目的) 本考案は、第1、第2遊星ギヤを遊星キヤリア
に軸支して、それぞれ個別のサンギヤ及びリング
ギヤに噛み合せた遊星ギヤ列において、第2遊星
ギヤへ充分な潤滑油を供給することができる遊星
歯車変速機の潤滑装置を提供することを目的とし
ている。 (考案の構成) (1) 技術的手段 本考案はエンジンに4要素2段型トルクコンバ
ータ10を介して遊星歯車変速機12を接続した
ものにおいて、変速機出力軸34のエンジン側の
端部に円板状の第1板状部材32aを一体に設
け、この第1板状部材32aのエンジン側に順次
第1サンギヤ30aと第2サンギヤ28aを同心
に配置し、第1板状部材32aに第1サンギヤ3
0aよりやや多くエンジン側へ軸方向に突出する
複数の筒状ボス50を一体に設け、筒状ボス部5
0に嵌合固定した軸のエンジン側突出部にニード
ルベアリング54を介して第2遊星ギヤ28bを
支承して第1サンギヤ30aを覆うと共に、第2
遊星ギヤ28bよりエンジン側への突出部先端を
環状の第2板状部材32bに固定し、隣接した筒
状ボス部50間の第1板状部材32aにエンジン
側へ軸方向に突出する別の軸58を固定してその
軸58上に第1サンギヤ30aと第2遊星ギヤ2
8bに噛み合いかつ筒状ボス部50と共に第1サ
ンギヤ30aを覆う第1遊星ギヤ30bを支承す
ると共に隣接した噛み合わない第2遊星ギヤ28
bとの隙間Lを狭く定め、上記の別の軸58の先
端を第2板状部材32bに固定し、筒状ボス部5
0に第1サンギヤ30aの外周に近接して広い部
分円筒凹面100を設け、この部分円筒凹面10
0に第1サンギヤ30aの歯先に向い開口する第
1潤滑油孔68を設けてボス部50とその中の軸
に設けた順次半径方向外方へ延びる油通路を介し
てニードルベアリング54に接続したことを特徴
とする遊星歯車変速機の潤滑装置である。 (作用) 第1サンギヤ30aで跳ね飛ばされた潤滑油の
油滴を第1潤滑油孔68へ導入し、そこから順次
半径方向外方へ延びる油通路を介してニードルベ
アリング54へ供給する。 (実施例) 本考案を例えばトラツク等の商用車用の自動変
速機に適用した実施例を示す第1図において、1
0は4要素2段型のトルクコンバータである。ト
ルクコンバータ10の後段には前進3速、後進1
速の変速機12が連結されている。変速機12は
1個の遊星キヤリア32を共有する第1遊星ギヤ
30b、第2遊星ギヤ28bからなる遊星ギヤ列
および遊星ギヤ列を制御するクラツチF3或はブ
レーキF1,F2、Rを有している。 この変速機12、トルクコンバータ10および
詳しくは後述する油圧変速段制御装置で自動変速
機が構成されている。 トルクコンバータ10はポンプ14、タービン
16、固定ステータ18、逆転ステータ20、ロ
ツクアツプクラツチ21からなり、フロントカバ
ー22からポンプ14にエンジンの動力が伝達さ
れる構造である。 タービン16はタービン軸16aに連結され、
逆転ステータ20はステータ軸20aに連結され
ている。固定ステータ18は軸18aでハウジン
グ12aに固定され、ポンプ14はポンプ軸14
aに連結されている。ポンプ軸14aの変速機側
端部にはリングギヤ14bが設けられており、リ
ングギヤ14bの歯数はZe1に設定されている。 リングギヤ14bはハウジング12aの上部に
配置された中間軸のギヤ(歯数Ze2)と噛み合つ
ており、さらに中間軸のギヤはPTO軸(Power
Take Off)のギヤと噛み合つている。ハウジン
グ12aの下部には油圧発生源であるチヤージン
グポンプ25が設けられており、チヤージングポ
ンプ25は前記リングギヤ14bに噛合する駆動
ギヤ25aで駆動されるようになつている。 タービン軸16aの途中には第3速用のクラツ
チF3のクラツチデイスク26aが固定されてい
る。クラツチF3のクラツチカバー26bはステ
ータ軸20aに連結している。クラツチカバー2
6bの外方には第2速用のブレーキF2が配置さ
れ、ブレーキF2はハウジング12aに固定され
ている。 ステータ軸20aの端部には第2サンギヤ28
a(歯数Za2)が固定され、タービン軸16aの
端部には第1サンギヤ30a(歯数Za1)が固定
されている。第1サンギヤ30aは第1遊星ギヤ
30bと噛み合い、第2サンギヤ28aは第2遊
星ギヤ28bと噛み合つている。 第1遊星ギヤ30bの外方には第1リングギヤ
30c(歯数Zr1)が設けられ、第1リングギヤ
30Cと第1遊星ギヤ30bは噛み合つている。
第1リングギヤ30cのさらに外方にはハウジン
グ12aに固定された第1速用のブレーキF1が
配置されている。 第2遊星ギヤ28bの外方には第2リングギヤ
28c(歯数Zr2)が噛み合い、第2リングギヤ
28cの更に外方には後進用のブレーキRが配置
されている。ブレーキRはハウジング12aに固
定されている。 第1遊星ギヤ30bと第2遊星ギヤ28bは第
2図に示すように、遊星キヤリア32上に回転自
在に噛み合つた状態で保持されている。 遊星キヤリア32には出力軸34が連結されて
いる。 以上の変速機12はクラツチF3、ブレーキF
1,F2,Rを選択的にON動作させることによ
つて次の表1に示す減速比を発生させ得る。な
お、表中の○印はクラツチ、ブレーキのON動作
を示す。
【表】 次に変速機12の遊星ギヤ列の詳細構造を第3
図で説明する。 第3図中で第2サンギヤ28aはクラツチF3
のクラツチカバー26aを介して前方に延びるス
テータ軸20aに連結している。またステータ軸
20aの内方のタービン軸16aには第1サンギ
ヤ30aがスプライン嵌合している。更にタービ
ン軸16aの後端部は遊星キヤリア32の第1板
状部材32aにニードルベアリング40を介して
軸支されている。第1板状部材32aと第1サン
ギヤ30aとの間にはスラストニードルベアリン
グ42が介装されている。 第1板状部材32aの後端部には出力軸34が
一体に連続しており、出力軸34には駐車時用の
パーキングギヤ44がスプライン嵌合している。
パーキングギヤ44の下方には、パーキングギヤ
44をロツクするロツキングアーム46が設けら
れている。 第1板状部材32aは詳しくは後述するよう
に、略円板状をなしており、第1板状部材32a
は第1板状部材32aに対向する第2板状部材3
2bと略ピン状のリベツト48で連結されて遊星
キヤリヤ32を構成している。 第1板状部材32aには円周方向に等間隔を隔
てて例えば3箇所にボス部50が形成されてい
る。ボス部50の内方にはスリーブ筒軸52が圧
入されており、スリーブ筒軸52にはニードルベ
アリング54を介して前記第2遊星ギヤ28bが
軸支されている。第2遊星ギヤ28bは第2サン
ギヤ28aに噛み合つている。 第2遊星ギヤ28bの外方には第2リングギヤ
28cが噛み合つており、第2リングギヤ28c
の更に上方には前記ブレーキRが配置されてい
る。 第2遊星ギヤ28bに噛み合う第1遊星ギヤ3
0bが遊星キヤリヤ32に軸支されている。この
第1遊星ギヤ30bはニードルベアリング56を
介して軸58に軸支されており、軸58は両第1
板状部材32a、第2板状部材32bの軸受孔5
8a,58bに圧入されている。 第1遊星ギヤ30bは内方の第1サンギヤ30
aおよび外方の第1リングギヤ30cに噛み合つ
ており、第1リングギヤ30cの更に外方にはブ
レーキF1が設けられている。 以上の遊星キヤリヤ32の詳細を第4図、第5
図で説明する。 第1板状部材32aは例えば鍛造製の円板状を
なし、第1板状部材32aの前端部には筒状のボ
ス部50が形成されている。このボス部50は円
周方向に等間隔を隔てて3箇所に設けられてい
る。ボス部50およびスリーブ筒軸52を貫通し
ているリベツト48の両端部は座金60を挟んだ
状態で両第1板状部材32a、第2板状部材32
bに「かしめ加工」で固着されている。 第2板状部材32bは第1板状部材32aに対
向する略環状に例えば鍛造で形成されている。両
第1板状部材32a、第2板状部材32bの軸受
孔58a,58bに圧入されている軸58で軸支
される第1遊星ギヤ30bは第5図に示すよう
に、第2遊星ギヤ28bに隣接して配置され、両
第2遊星ギヤ28b、第1遊星ギヤ30bが噛み
合つている。 第5図で互いに噛み合う3組の両第2遊星ギヤ
28b、第1遊星ギヤ30bの間の隙間Lは最小
限度に設定されており、遊星キヤリヤ32の外径
Dも最小に設定されている。 次に第2遊星ギヤ28b、第1遊星ギヤ30b
の潤滑装置について第3図〜第6図で説明する。 第3図のタービン軸16aには油通路62が穿
孔されている。油通路62に繋がる油通路62a
からは第1サンギヤ30a、スラストニードルベ
アリング42を潤滑するための潤滑油が半径方向
外方に流れるようになつている。 まず第1遊星ギヤ30bでは、第1板状部材3
2aの油通路64から軸58の油通路64a、油
通路64bを通つて油通路64cからニードルベ
アリング56へ潤滑油が供給される構造である。
したがつて、油通路64と油通路64aは常に連
通している必要があり、軸58はピン66で第1
板状部材32aに回り止めされた状態で固定され
ている。 一方、第2遊星ギヤ28bのニードルベアリン
グ54へは次のように潤滑油を供給する通路が繋
がつている。すなわち、遊星キヤリヤ32の一部
である第1板状部材32aのボス部50は第1サ
ンギヤ30aの外方を覆うように形成されてお
り、ボス部50の第1サンギヤ30aの歯面に面
した部分には第1潤滑油孔68が穿孔されてい
る。 この第1潤滑油孔68は第6図に示すように、
ボス部50とスリーブ筒軸52の間に円周方向の
全周にわたつて形成された第1円周通路70に連
続している。第1円周通路70はスリーブ筒軸5
2に穿孔された第2潤滑油通路72に繋がり、第
2潤滑油通路72は更にスリーブ筒軸52とリベ
ツト48の間に形成された第2潤滑油通路74に
連通している。第2潤滑油通路74も円周方向の
全周にわたつて連続しているが、第2潤滑油通路
74は第4図に示すように、リベツト48の軸方
向に沿つて第2遊星ギヤ28bに向かつて伸びて
いる。 第6図の−断面を示す第4図中の第2潤滑
油通路74の左端部にはスリーブ筒軸52を貫通
する第3潤滑油孔76が連通している。第2潤滑
油通路74の外周側端部は第2遊星ギヤ28bと
スリーブ筒軸52の間に介装されたニードルベア
リング54に対向して開口している(第6図)。 次に作用を説明する。まず、遊星キヤリヤ32
は両第1板状部材32a、第2板状部材32bに
2分割され、ボス部50に第2遊星ギヤ28bを
軸支し、軸受孔58a,58bに第1遊星ギヤ3
0bを軸支した状態ではリベツト48によつて一
体に連結される。 第6図のように組立てられた状態では、第1サ
ンギヤ30aの歯面で半径方向外方に跳ね飛ばさ
れた潤滑油の油滴は第1潤滑油孔68に流入す
る。第1潤滑油孔68からの油滴は第1円周通路
70に流れ込み、第1円周通路70を流通する潤
滑油はスリーブ筒軸52の第2潤滑油通路72を
通つて更に内方の第2潤滑油通路74に流れ込
む。以上の第1円周通路70、第2潤滑油通路7
4は円周方向の全周にわたつて連続しているの
で、スリーブ筒軸52がボス部50およびリベツ
ト48に対して多少回動した場合でも常に連通
し、格別の位置決め機構は不要である。 第2潤滑油通路74に流入した潤滑油は第2潤
滑油通路74に沿つて軸方向に流れ、第3潤滑油
孔76(第4図)から第2遊星ギヤ28bとスリ
ーブ筒軸52の間のニードルベアリング54に供
給される。 ボス部50に穿孔される第1潤滑油孔68は第
6図に示すように、第1板状部材32a、第2板
状部材32bが一体化される前の状態、すなわち
組立て前の状態では、第1板状部材32aに連続
したボス部50の内周部は、他の2箇所のボス部
50の間から露出しているので、この空間から容
易にドリル加工で穿孔される。 (考案の効果) 以上説明したようにラビニヨー式遊星ギヤ列の
内の第2遊星ギヤ28bの軸受部(ニードルベア
リング54)の潤滑は、軸受部が狭隘で潤滑油の
届きにくい場所にあるが、潤滑油の油滴を跳ね飛
ばす第1サンギヤ30aの外周部を囲むように、
第1遊星ギヤ30b、ボス部50、遊星キヤリア
32の第1板状部材32a、第2遊星ギヤ28b
で外方及び側方が略完全に覆われた空間を作り、
その空間内に潤滑油の油滴を滞留しやすくしたの
で、第1サンギヤ30aの歯に面したボス部50
の部分円筒凹面100(第6図)から効果的に潤
滑油の油滴を第1潤滑油孔68内に送り込むこと
ができ、又孔68からニードルベアリング54ま
では第6図の第1円周通路70、第2潤滑油孔7
2、第2円周通路74、第3潤滑油孔76のよう
に、出力軸34を中心として順次半径方向外方へ
延びる油通路を介してニードルベアリング54へ
接続しているので、孔68内に導入された潤滑油
が遠心力の作用により積極的にニードルベアリン
グ54へ供給され、ニードルベアリング54へ到
達する潤滑油量が増大する。第1サンギヤ30a
の外周部には、3個のボス部50と3個の第1遊
星ギヤ30bが配置されているが、これらは第6
図のように協働して第1サンギヤ30aの外周面
をできるだけ広く覆つている。又第1遊星ギヤ3
0bと噛み合う第2遊星ギヤ28bと、上記第1
遊星ギヤ30bに噛み合わない隣接した第2遊星
ギヤ28bの間の隙間L(第5図)をできるだけ
小さくしているため、第1遊星ギヤ30bとボス
部50の間隔が減ると共に、第2遊星ギヤ28b
により第1サンギヤ30aのエンジン側(第4図
左側)の側面を広く覆い、第1サンギヤ30aの
反対側(第4図右側)は円板状の第1板状部材3
2aで完全に覆われているため、前述の如く第1
サンギヤ30aの外周を可及的に広く覆う形にな
り、第1サンギヤ30aや、第1遊星ギヤ30b
が跳ね飛ばした油滴を上記空間内にできるだけ滞
留させることができ、第1サンギヤ30aの外周
に近接したボス部50の部分円筒凹面100に付
着して孔68内へ送り込まれる油滴の量が増加す
ることになる。更に本考案によると、第1遊星ギ
ヤ30bを支持している軸58と、第2遊星ギヤ
28bを軸支している軸(スリーブ筒軸52、リ
ベツト48)は、エンジン側端部が環状の第2板
状部材32bで支持され、反対側は出力軸34と
一体の遊星キヤリア32の第1板状部材32aで
支持され、両持支持構造となるため両遊星ギヤ3
0b,28bの動作が安定すると共に、エンジン
側の第2板状部材32bが第1サンギヤ30a、
第2サンギヤ28aを収容した狭隘な空間のエン
ジン側の壁となり、内部に潤滑油滴を保持する面
からも有効に作用する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を採用した自動変速機の縦断面
構造略図、第2図は第1図の−断面図、第3
図は第1図の部拡大図、第4図は遊星キヤリヤ
の縦断面図、第5図は第4図の矢視図、第6図
は第5図の要部破断図である。10……トルクコ
ンバータ、12……変速機、28b……第2遊星
ギヤ、30b……第1遊星ギヤ、32……遊星キ
ヤリヤ、32a……第1板状部材、32b……第
2板状部材、48……リベツト、50……ボス
部、52……スリーブ筒軸、54……ニードルベ
アリング、68……第1潤滑油孔、70……第1
円周通路、72……第2潤滑油孔、74……第2
円周通路、76……第3潤滑油孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンに4要素2段型トルクコンバータ10
    を介して遊星歯車変速機12を接続したものにお
    いて、変速機出力軸34のエンジン側の端部に円
    板状の第1板状部材32aを一体に設け、この第
    1板状部材32aのエンジン側に順次第1サンギ
    ヤ30aと第2サンギヤ28aを同心に配置し、
    第1板状部材32aに第1サンギヤ30aよりや
    や多くエンジン側へ軸方向に突出する複数の筒状
    ボス50を一体に設け、筒状ボス部50に嵌合固
    定した軸のエンジン側突出部にニードルベアリン
    グ54を介して第2遊星ギヤ28bを支承して第
    1サンギヤ30aを覆うと共に、第2遊星ギヤ2
    8bよりエンジン側への突出部先端を環状の第2
    板状部材32bに固定し、隣接した筒状ボス部5
    0間の第1板状部材32aにエンジン側へ軸方向
    に突出する別の軸58を固定してその軸58上に
    第1サンギヤ30aと第2遊星ギヤ28bに噛み
    合いかつ筒状ボス部50と共に第1サンギヤ30
    aを覆う第1遊星ギヤ30bを支承すると共に隣
    接した噛み合わない第2遊星ギヤ28bとの隙間
    Lを狭く定め、上記の別の軸58の先端を第2板
    状部材32bに固定し、筒状ボス部50に第1サ
    ンギヤ30aの外周に近接して広い部分円筒凹面
    100を設け、この部分円筒凹面100に第1サ
    ンギヤ30aの歯先に向い開口する第1潤滑油孔
    68を設けてボス部50とその中の軸に設けた順
    次半径方向外方へ延びる油通路を介してニードル
    ベアリング54に接続したことを特徴とする遊星
    歯車変速機の潤滑装置。
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JP2892019B2 (ja) * 1988-10-19 1999-05-17 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機における潤滑装置
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