JPH0336628A - ディジタル信号処理プロセッサ及びその制御方法 - Google Patents

ディジタル信号処理プロセッサ及びその制御方法

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JPH0336628A
JPH0336628A JP17270889A JP17270889A JPH0336628A JP H0336628 A JPH0336628 A JP H0336628A JP 17270889 A JP17270889 A JP 17270889A JP 17270889 A JP17270889 A JP 17270889A JP H0336628 A JPH0336628 A JP H0336628A
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秀夫 水谷
Noritsugu Matsubishi
松菱 則嗣
Shosaku Tsukagoshi
塚越 昌作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば逐次サンプリングによりディジタル化
された音声データや画像データ等を入力し、それらのデ
ータをプログラムに従ってリアルタイム(実時間)で高
速演算処理し、その演算結果を出力するためのディジタ
ル信号処理プロセッサ(以下、DSPという)に関する
ものである。
(従来の技術) 従来このような分野の技術としては、例えばアイイーイ
ーイー ジャーナル オブ ソリッド−ステイト サー
’r ッ”7 (IEEE JOURNAL OF 5
QLIO−3TATE  CIRCUITS)  、 
 5C−21[1]   (1986−2〉 (米)、
「ア セカンド−ジェネレーション ディジタル シグ
ナル プロセッサ(ASE’C0nd−Generat
ion Digital Signal Proces
sor) J、P、86−91 (文献■)、及びμP
D7720ファミリ シグナル・プロセッサ ユーザー
ズ・マニュアル、PEB、−25−85P版(■980
〉日本電気(株)(文献2〉に記載されるものがあった
従来、DSPは、外部から逐次供給されるサンプリング
データをリアルタイムで高速演算処理するもので、その
性格上、処理速度が速いほど望ましい。
このようなりSPは、一般に、プログラムカウンタ、命
令ROM (リード・オンリ・メモリ)、命令レジスタ
及び命令デコーダを有するシーケンス制御部と、演算デ
ータ等を格納するメモリ部と、演算部と、入出力制御部
と、クロック発生回路とで、構成されている。そして、
シーケンス制御部において、プログラムカウンタの示す
アドレスに対応する命令ROMの内容を続出し、それを
命令レジスタに格納し、命令デコーダにより解読される
。命令デコーダの出力は、メモリ部、演算部、及び入出
力制御部を制御して命令を実行する。また、外部より入
力される外部クロック信号を、DSP内部のクロック発
生回路が分周して内部クロック信号を発生し、その内部
クロック信号により、各処理部が時間的秩序を持って順
序制御され、処理動作を実行する構成になっている。
この種のDSPにおいて、1マシンサイクルのサイクル
クロック数は、通常、4相クロック形式を採っている。
その代表的なものとしては、前記文献1に記載されたテ
キサス・インスツルメンツ社製のDSP (TMS32
020>がある。このDSPの内部クロック信号は、重
なりの無い4相クロツクから成っている。これは多様な
異なったタイプの回路の制御に柔軟に対応でき、メモリ
部のタイミング設計が容易なために採用されたものであ
る。このDSPでは、外部クロック信号(メインクロッ
ク入力)としてマシンサイクルの4倍の速度が使用され
ている。この場合、各相のクロック幅(時間〉は、外部
クロック信号のデユーティ比に依存しないため、そのデ
ユーティ比の調整が不要となる。
また、他の例として前記文献2に記載された日本電気(
株)製のμPD7720が4相クロック形式を使ったも
のとして知られている。このDSPでは、外部クロック
信号としてマシンサイクルの2倍の速度が使用されてい
る。ぽし、この場合には2分周して内部クロック信号(
システムタイミング)を作っているため、外部クロック
信号のデユーティ補正を行ない、50%に合わせる必要
がある。
従来の4相クロック形式を採用したDSPの一楕成例と
して、7720系フアミリーにおけるDspを第2図に
示す。
第2図は、従来のDSPの機能ブロック図である。
このDSPは、シーケンス制御部、メモリ部、演算部、
及び入出力制御部等で構成されている。
シーケンス制御部は、命令ROM10を有し、その命令
ROM10には、アドレス指定用のプログラムカウンタ
(PC)11及びスタックポインタ12等が接続されて
いる。メモリ部は、データ格納用のデータRAM (ラ
ンダム・アクセス・メモリ〉20及びデータROM22
を有している。
そのデータRAM20には、アドレス指定用のデータポ
インタ(DP>21が接続され、更にデータROM22
には、アドレス指定用のROMポインタ23及びROM
出力レジスタ24等が接続されている。
演算部は、乗算器30及び算術論理ユニット(以下、A
LUという)35を有している。乗算器30には、入力
用のにレジスタ31及びLレジスタ32が接続されると
共に、出力用のMレジスタ33及びNレジスタ34が接
続されている。更に、ALU35の入力側には、信号選
択用のマルチプレクサ36及び桁移動用のシフタ37が
接続され、そのALU35の出力1則に、累算器である
Aアキュムレータ(ACC>38及びBアキュムレータ
(ACC>39が接続されている。Aフラグ40及びB
フラグ41は、それぞれACC38及びACC39が選
択された場合にその演算によって生ずるフラグ類のレジ
スタである。
入出力制御部は、シリアルアウト端子50、シリアルイ
ン端子51.ポート52、パラレルレジスタ53、シリ
アルレジスタ54、及びリード/ライト・コントロール
ゲート55等で構成されている。
次に、第2図の命令実行タイミング例を第3図を参照し
つつ説明する。なお、第3図は、第2図の動作の一例を
示すタイムチャートである。
この命令実行タイミングは、次の(1)〜〈5〉のステ
ップに従って実行される。
(1)  まず、クロック信号CKI−CK4に同期し
て動作するステー1・T1〜T4からなるマシンサイク
ルMlの間、プログラムカウンタ1■の値nを保持する
(2) クロック信号CK2により、ステートT2で、
命令ROM10より命令をフェッチ(取込み)、クロッ
ク信号CK3.CK4により、ステートT3.T4で、
命令ROM10内で命令デコード(命令解読)を行なう
。この間、命令ROM10尚の命令レジスタに、命令R
OMデータを一時保持する。
(3) クロック信号CKIにより、次のマシンサイク
ルM2のステートT1で、データRAM20のリード/
ライト、データROM22のリード、レジスタ(アキュ
ムレータ38.39、レジスタ33.34>のリード/
ライトを行なう。
(4)  ALU35は、マシンサイクルM2のステー
トT1での前記レジスタの値の確定と同時にオペレーシ
ョン(演算〉をスタートし、その演算結果が、クロック
信号CK3によるステートT3でアキュムレータ38.
39にラッチされる(取込まれる)。
(5〉 乗算器30は、ALU35と同時にマシンサイ
クルM2のステートT1から演算をスタートする。即ち
、K、Lレジスタ31.32からデータを入力し、その
入力データの乗算を行なって、その乗算結果を出力する
。次のマシンサイクルM3のステートT1で、M、Nレ
ジスタ33.34は乗算器30からの出力データをラッ
チする。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記構成のDSPでは、次のような課題
があった。
前記文献1.2に記載されたいずれのDSPも、4相ク
ロツクにより、ALU、乗算器、データRAM、データ
ROM、命令デコーダを含む命令ROM等のシーケンス
制御部、及びシリアルアウト端子等の入出力制御回路を
、それぞれ制御している。
そのため、前記文献1のDSPでは、外部より、マシン
サイクルタイムめ4倍の速度の外部クロック信号を供給
する必要がある。その上、DSPをより高速動作させる
ために、マシンサイクルにおける各クロック信号位相ご
との実行時間が更に短くなり、それによってクロック信
号位相ごとの時間単位で内部処理をより高速にする必要
があり、また、DSPに要求される処理能力に対して、
クロック信号位相数の多い分だけ外部クロック信号の速
度が高くなり、デバイスの動作可能周波数の上限に対す
る余裕が少なくなる問題があった。
一方、前記文献2のDSPの場合には、外部から供給す
る外部クロック信号の速度が2倍でよいため、デバイス
の動作可能な上限速度によってそのDSPの処理能力が
決められてしまうという問題が起きない。しかし、外部
クロック信号のデユーティ比を精度よく50%に補正す
る機能が必要になり、この補正ばらつきを最小限に抑え
込むことが要求される。この要求は、処理速度が上がる
につれて要求精度を向上させなければならず、それによ
って設計が難しくなるという問題があった。
本発明は前記従来技術が持っていた課題として、演算処
理の高速化に伴ない、4分周による4相クロツク制御を
特徴とするDSPに派生するそのDSPデバイス性能に
対する速度限界、演算処理時間の不足、及び2分周によ
り4相クロツクを発生させるときの外部クロック信号の
デユーティ補正機能付加の困難性等の点について解決し
たDSPを提供するものである。
(課題を解決するための手段〉 本発明は前記課題を解決するために、逐次サンプリング
によりディジタル化された音声データや、音声帯域信号
データ等をプログラムに従ってリアルタイムで高速演算
処理するDSPにおいて、次の手段を講じたものである
。即ち、シーケンス制御部の命令デコード機能を一部、
演算部とメモリ部の各部に移すため、シーケンス制御部
御部の命令デコーダから送られてくる制御信号を一時保
持するレジスタとそのレジスタの内容の部分デコードを
行なうデコード回路とで構成される第1と第2のデコー
ダのうち、第1のデコーダを前記演算部に、第2のデコ
ーダを前記メモリ部にそれぞれ設け、それらの演算部及
びメモリ部にデコード処理を分担させる。また、クロッ
ク発生回路に、外部から供給される外部クロック信号を
3分周して3相クロック信号を発生する機能を持たせる
。そして、DSPの内部回路動作を3相クロツク制御に
よる構成にしたものである。
(作用) 本発明によれば、以上のようにDSPを構成したので、
クロック発生回路に3分周機能を持たせることは、DS
Pの内部回路を4相から3相クロツク制御に変更するこ
とが可能となる。また演算部及びメモリ部に第1.第2
のデコーダを設けるることは、シーケンス制御部におけ
るデコード機能の一部をその第1.第2のデコーダに機
能分担させ、シーケンス制御部における命令デコード時
間の短縮化及び高速化を図る働きがある。これにより、
演算処理時間の不足を補い、速度限界の点に対する高速
化、更に外部クロック信号のデユーティ補正機能の省略
等が図れる。従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示すDSPの概略の機能ブロ
ック図であり、その基本的な機能ブロックが第4図に示
されている。
まず、第4図の基本的な機能ブロック図について説明す
る。
この第4図に示すDSPlooは、3相の内部クロック
信号CK1〜CK3でDSP全体を時系列順序制御する
シーケンス制御部110と、データの演算処理を行なう
演算部120と、演算処理用のデータを格納するメモリ
部130と、データ、クロック信号及び制御信号等の入
出力を行なう入出力制御部140と、その入出力制御部
140を通して外部クロック信号を入力し、3相の内部
クロック信号CKI〜CK3を発生じて各部に分配する
クロック発生回路150とを備え、それらの各部110
〜140が内部データバス160を介して相互に接続さ
れている。
シーケンス制御部110は、プログラム命令を格納した
命令ROM112の読出しアドレス(番地)を更新、制
御しそのアドレスを指示するプログラムカウンタ(PC
>111と、命令ROM112のリード内容を一時保持
する命令レジスタ(IR)113と、命令レジスタ11
3の出力を解読しその解読結果を演算部120、メモリ
部130、入出力制御部140及び内部のプログラムカ
ウンタ111に制御信号81〜S4として送出するデコ
ード部114とを、備えている。
演算部120は、デコード回路121.制御信号用レジ
スタ(C3R)122及び演算回路123を有している
。レジスタ122はデコード部114からの制御信号S
2を一時保持する機能を有し、デコード回路121はそ
のレジスタ122の出力を部分解読する機能を有し、更
に演算回路123はデコード回路121の解読結果に従
って演算処理を行なう機能を有している。
メモリ部130は、デコード回路131.制御信号用レ
ジスタ(C8R)132及びメモリ回路133を有して
いる。レジスタ132はデコード部114からの制御信
号S1を一時保持する機能を有し、デコード回路131
はそのレジスタ132の出力を部分解読する機能を有し
ている。メモリ回路133は、デコード回路131の解
読結果に基づきアドレスの設定を行ない、リード/ライ
ト動作を行なう回路である。
入出力制御部140は、パラレル双方向端子140aを
介して図示しない外部メモリから逐次、データの入力及
び内部処理データのその外部メモリへの書込み、パラレ
ル出力端子140bを介して外部メモリのアドレス設定
、入/出力個別信号端子群140cを介しての外部クロ
ック信号の入力、モード設定信号、割込み信号、リセッ
ト信号等の送受を行ない、更にデータを内部データバス
160を介して各部に送り、制御信号S5をデコード部
114へ送る機能を有している。
次に、第4図の具体的な回路構成を示す第1図のDSP
の構成を説明する。なお、第1図では、第4図中の要素
と共通の要素には共通の符号が付されている。
演算部120において、デコード回&412Hi2つの
演算制御信号用のデコーダ121−1.121−2を有
し、制御信号用レジスタ122は2つの演算制御信号用
のレジスタ122−1,122−2を有している。演算
回路123は、乗算器200とALU207を有し、そ
の乗算器200の入力側に入力レジスタ201.202
が接続され、更にその乗算器200の出力側に出力レジ
スタ203が接続されている。出力レジスタ203は、
信号選択用のセレクタ204”及び入力レジスタ205
を介してALU207の一方の入力側に接続され、その
ALUの他方の入力側に、入力レジスタ206が接続さ
れている。更にALU207の出力1則には、アキュム
レータ(ACC)208が接続されている。なお、デコ
ーダ121−1゜121−2及びレジスタ122−1,
122−2は、第1のデコーダを構成している。
メモリ部130において、デコード回路131はデータ
メモリ制御信号用デコーダ131−1及び続出し専用メ
モリ制御信号用デコーダ1312を有し、制御信号用レ
ジスタ132はデータメモリ制御信号用レジスタ132
−1及び続出し専用メモリ制御信号用レジスタ132−
2を有し、それらは第2のデコーダを構成している。メ
モリ回路133は、データRAM210、及び′読出し
専用のデータROM212を有し、そのデータRAM2
10には、続出しデータ出力用の出力バッファ211が
接続され、更にデータROM212には、読出しデータ
を一時保持するための出力レジスタ213が接続されて
いる。
入出力制御部140は、データバス・コントローラ14
1及び入出力レジスタ部142より構成されている。
第5図は、第1図の並列動作の一例を示すタイムチャー
トであり、この図を参照しつつ第1図及び第4図におけ
るDSP内の各部の動作を説明する。
(I>  シーケンス制御部110の動作シーケンス制
御部110において、プログラムカウンタ111は、第
3相の内部クロック信号CK3により、その立下がり時
にセットされる。その内容が第5図のマシンサイクルM
1の先頭で確定すると、命令ROM112は、第1相の
内部クロック信号CKIの間、その命令ROM112内
のROMセルのプリチャージを行ない、第2相の内部ク
ロック信号CK2から命令語の読出しを開始する。
命令ROM112は、次のマシンサイクルM2のクロッ
ク信号CKIの立上がりで、命令レジスタ113に、続
出しデータをセットし、そのマシンサイクルM2の期間
中、プログラム命令データを保持させる。これと同時に
、デコード部114では、プログラム命令を解読し、モ
ード設定のための制御信号81〜S3をメモリ部130
、演算部120及び入出力制御部140の各部に分配す
ると共に、制御信号S4を出力する。この制御信号S4
は、ジャンプ命令実行時、初期設定時等にプログラムカ
ウンタ111のスタート番地の指定制御信号として、そ
のプログラムカウンタ111にフィードバックされる。
これによりマシンサイクルM1とM2の間でシーケンス
制御部110は、命令語の読出しからデコードまでを実
行する。
次に、シーケンス制御部110からモード設定用の制御
信号S1.S2を受けたメモリ部130及び演算部12
0の3相クロツク制御による内部動作を説明する。
(I[)  メモリ部130の動作 メモリ部130において、データメモリ制御信号用のレ
ジスタ132−1は、内部クロック信号CKIの立上が
りで制御信号S1をセットする。
マシンサイクルM3の先頭からそのマシンサイクルM3
の間、制御信号S1は保持される。同時に、内部クロッ
ク信号CKIが“°Hパレベルの間に、データメモリ制
御信号用デコーダ131−1によりその制御信号S1が
解読され、アドレスポインタ即値データ、アドレスポイ
ンタ名−ド指定信号として、内部クロック信号CK2〜
CK3の間のデータRAM210の読出しまたは書込み
動作に使われる。
データRAM210の読出し動作は、マシンサイクルM
3の内部クロック信号CK2の立上がりから始まり、次
のマシンサイクルM4のプリチャージの始まる前まで実
行され、その読出しデータが出力バッファ211を介し
て内部データバス160に出力される。書込み動作は、
制御信号S1の解読が内部クロック信号CKI内に行わ
れた後、内部クロック信号CK3の期間内に実行される
なお、書込み動作時の入力データは内部データバス16
0より入力される。
一方、データROM212の読出し動作は、次のように
して行われる。内部クロック信号CKIが゛°H′°レ
ベルの間に制御信号用デコーダ131−2による制御信
号S1のデコードが行われ、内部クロック信号CK2の
立上がりからデータROM212に対する読出しが始ま
る。データROM212の読出しデータは、内部クロッ
ク信号CK2の立下がりタイミングで、出力レジスタ2
13にラッチされる。
(1)  演算部120の動作 演算部120において、乗算器200の乗数及び被乗数
データは、内部データバス160、ROM出力レジスタ
213から入力レジスタ201゜202を介してその乗
算器200に取込まれる。
乗算器200の乗算出力は、出力レジスタ203を介し
てセレクタ204へ送られる。内部データバス160上
のデータは入力レジスタ206を介してALU207の
一方の入力側に送られる。また、ROM出力レジスタ2
13の出力データまたは出力レジスタ203の出力のい
ずれか一方がセレクタ204で選択され、その選択され
たデータが入力レジスタ205を介してALU207の
他方の入力側に送られる。ALU207では2人力の加
減算を行ない、その結果をアキュムレータ208に順次
累算させる。
この演算部120の演算動作を更に詳細に説明する。
演算部120において、乗算器200は、マシンサイク
ルM3の終りまでに確定した出力バッファ211及び出
力レジスタ213内の各データを次のマシンサイクルM
4の先頭で、内部クロック信号CKIによって入力レジ
スタ201,202に取込み、1サイクルで乗算を完了
する。乗算器200は、乗算を完了すると、その乗算結
果を内部クロック信号CK3の立下がりで出力レジスタ
203にセットする。
ALU207側では、内部データバス160上のデータ
を内部クロック信号CKIの立上がりのタイミングで、
入力レジスタ206に入力する。
乗算器200の出力レジスタ203の出力と、ROM出
力レジスタ213の出力とのいずれが一方がセレクタ2
04で選択され、入力レジスタ2゜5、に入力される。
ALU207では、2つの入力データ205と206に
同一タイミングでセットされたデータの2入力データを
用い、マシンサイクルM5の期間内に算術論理演算を実
行し、その演算結果をアキュムレータ208に累算する
。これにより、2マシンサイクルM4とM5の期間に乗
算と加算のパイプライン処理が実行される。
なお、シーケンス制御部110より演算部120へ送ら
れてくる複数の制御信号S2は、演算制御信号用のレジ
スタ122−1,122−2に、内部クロック信号CK
Iの立上がりタイミングでセットされ、直ちに演算制御
信号用のデコーダ121−1,121−2で解読され、
ALU20?、セレクタ204及び乗算器200に供給
される。
これにより前記の演算動作が実行される。
(1v)  入出力制御部140の動作入出力制御部1
40において、データバス・コントローラ141は、シ
ーケンス制御部110のデコード部■↓4から送られて
くる入出力用の制御信号S5により、内部クロック信号
CK2のタイミングで、内部データバス160のプリチ
ャージ動作を制御する。入出力レジスタ部142は、こ
のDSPlooの外部に接続されて並列動作する図示し
ないDSPマイクロプロセッサ及びローカルメモリ群等
との間をインタフ呈−スするためのものである。即ち、
この入出力レジスタ部142は、図示しない入出力デー
タ、アドレスデータ個別信号の一時保持レジスタ群、ロ
ーカルメモリ群、等との間で、データの読出し/書込み
に使用する双方向データ端子140b、アドレス指定情
報を送り出すアドレスデータ端子140a、読出し/書
込みモード指定、メモリチップ選択情報、データイネー
ブル信号等の入力・出力信号個別端子140Cとして使
用される。従って、この人出カレジスタ部142を介し
て、DSPlooは外部との間でデータの授受を行なう
以上説明したように、本実施例では次のような利点を有
している。
(a)  DSPlooの内部回路が3相クロツク制御
で動作する構成になっており、外部より与えられる外部
クロック信号はクロック発生回路■50によって3分周
した内部クロック信号CKI〜CK3に変換して用いら
れるため、このDSP 100の速度限界は次式で決定
される。
イ旦し、 f caax   ;  H大のマシンサイ
クル周波数fMCに1.X ; 最大の外部クロック信
号周波数この式から明らかなように、従来の4相クロツ
ク制御と比較すると、本実施例の速度限界は約30%(
= (4/3−1)X100)向上する。
(b)  演算部120とメモリ部130に、レジスタ
122−1,122−2及びデコーダ121112↓−
2よりなる分散された第Iのデコーダと、レジスタ13
2−1,132−2及びデコーダ131−1,131−
’2よりなる分散さ゛れた第2のデコーダを、それぞれ
付加したので、命令ROM112へのアクセスと、命令
レジスタ(■3のセット及びデコードと、各部における
分散デコード及び実行との3段パイプライン動作となり
、演算処理時間の不足が低減され、高速処理が可能とな
る。
(C)  制御信号81〜S5のデコード処理過程が、
シーケンス制御部110内のデコード部114と演算部
120及びメモリ部130内のデコーダ121−L 1
21−2,131−1,131−2とに物理的に分割さ
れるため、制御信号線の配線数を少なくでき、それによ
ってDSPの小型化が図れる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、例えばシー
ケンス制御部110、演算部)20、メモリ部130、
入出力制御部140内に他の回路を付加したり、あるい
はメモリ部130を他の半導体メモリで構成したり、演
算部120内に除算器等の他の演算回路を付加する等、
種々の変形が可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、第1のデ
コーダを演算部に、第2のデコーダをメモリ部にそれぞ
れ設けたので、その第1と第2のデコーダにより、シー
ケンス制御部内のデコード機能の一部を機能分担させる
ことが可能となり、シーゲンスMi制御部内において命
令デコード時間を短縮し、その高速化が図れる。更に、
内部回路が3相クロツク制御で動作する構成であり、外
部より供給される外部クロック信号は、クロック発生回
路によって3分周した3相クロック信号に変換して用い
られるため、DSPの限界速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すDSPの機能ブロック図
、第2図は従来のDSPの機能ブロック図、第3図は第
2図のタイムチャート、第4図は本発明のDSPの基本
的機能ブロック図、第5図は第1図のタイムチャートで
ある。 100・・・・・・DSP、110・・・・・・シーケ
ンス制御部、111・・・・・・プログラムカウンタ、
112・・・・・・命令ROM、113・・・・・・命
令レジスタ、114・・・・・・デコード部、120・
・・・・・演算部、121・・・・・・デコード回路、
121−1.121−2・・・・・・デコーダ、122
.122−1,122−2・・・・・・レジスタ、13
0・・・・・・メモリ部、131・・・・・・デコード
回路、131−1.131−2・・・・・・デコーダ、
132.132−1.132−2・・・・・・レジスタ
、133・・・・・・メモリ回路、140・・・・・・
入出力制御部、150・・・・・・クロック発生回路、
210・・・・・・データRAM、212・・・・・・
データROM、CKI〜CK3・・・・・・内部クロッ
ク信号、S1〜S5・・・・・・制御信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 データを算術論理演算及び乗算処理する演算部と、 演算処理用のデータを格納するメモリ部と、命令データ
    を格納する命令メモリ、該命令メモリのアドレスを指定
    するプログラムカウンタ、該命令データを一時保持する
    命令レジスタ及び該命令データを解読する命令デコーダ
    を有するシーケンス制御部と、 データ、クロック信号及び制御信号の入出力を行なう入
    出力制御部と、 前記クロック信号を前記入出力制御部より入力し、前記
    演算部、メモリ部、シーケンス制御部及び入出力制御部
    を動作させる内部クロック信号を発生するクロック発生
    回路とを備え、 前記内部クロック信号に従い、前記プログラムカウンタ
    の示すアドレスの命令を前記命令メモリより読出して前
    記命令デコーダで解読し、その解読結果に基づき、前記
    演算部、メモリ部及び入出力制御部を制御して前記命令
    を実行するディジタル信号処理プロセッサにおいて、 前記シーケンス制御部より制御信号を受けてそれを保持
    するレジスタと、その制御信号を解読するデコード回路
    とで構成される第1と第2のデコーダを、前記演算部と
    前記メモリ部にそれぞれ設け、 前記クロック発生回路に、3相クロック信号を発生させ
    る機能を持たせ、 前記演算部、メモリ部、シーケンス制御部及び入出力制
    御部の処理を前記3相クロック信号で時系列順序制御す
    る構成にした、 ことを特徴とするディジタル信号処理プロセッサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001016712A1 (fr) * 1999-08-31 2001-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de traitement du signal numerique et procede pour la commande de cet appareil
DE102023203232A1 (de) 2022-04-27 2023-11-02 Nippon Mektron, Ltd. Flexible gedruckte verdrahtungsplatine und elektrische verdrahtung

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US6704853B1 (en) 1999-08-31 2004-03-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital signal processing apparatus and method for controlling the same
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