JPH0553794A - 制御記憶制御回路 - Google Patents

制御記憶制御回路

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Publication number
JPH0553794A
JPH0553794A JP24283991A JP24283991A JPH0553794A JP H0553794 A JPH0553794 A JP H0553794A JP 24283991 A JP24283991 A JP 24283991A JP 24283991 A JP24283991 A JP 24283991A JP H0553794 A JPH0553794 A JP H0553794A
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JP
Japan
Prior art keywords
address
arithmetic unit
control memory
control
selector
Prior art date
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Pending
Application number
JP24283991A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Katano
敦 片野
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
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Publication of JPH0553794A publication Critical patent/JPH0553794A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演算ユニットのマルチ動作時に、制御記憶の
容量を減らす。 【構成】 演算ユニット1,2より出力されたマイクロ
プログラム読み出しのためのアドレスは、アドレスレジ
スタ3,4に入力される。セレクト信号発生回路8はア
ドレスセレクタ7を切り換えアドレスレジスタを制御記
憶セレクタ9へ接続する。制御記憶セレクタはアドレス
を参照し、該当する制御記憶へ読み出しアドレスを出力
する。ここで制御記憶とアドレスセレクタは演算ユニッ
トの基本クロック周波数の数倍の早さで動作する。また
制御記憶の容量は、1つで演算ユニットのシングル動作
に必要な分だけ確保されマルチ動作時に増設されること
により、必要な記憶容量を確保する。制御記憶12,1
3より読み出されたデータは各演算ユニットに取り込ま
れるが、同じクロックタイミングで取り込むために、演
算ユニット1のデータは一時データレジスタに取り込ま
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中央処理装置に関し、特
に演算ユニットのマイクロプログラムを格納する制御記
憶に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御記憶は図3に示すように、そ
れぞれの演算ユニット1,2と、演算ユニット1,2の
マイクロプログラム読み出しアドレスを制御記憶に伝え
るアドレス線3,4と、制御記憶5,6と、制御記憶
5,6より読み出されたマイクロプログラムを演算ユニ
ットへ伝えるデータ線7,8とを有している。尚、図3
で示す従来の制御記憶は2台の演算ユニットが存在する
場合の例である。
【0003】次に動作について図4をもとに説明する。
T0で演算ユニット1より出力されたマイクロプログラ
ム読み出しのためのアドレスは、アドレス線3によって
制御記憶5に伝えられる。
【0004】制御記憶5より読み出されたマイクロプロ
グラムは、データ線7を伝わって演算ユニット1にT1
までに出力される。ここで、演算ユニットが、T0で次
のマイクロプログラム読み出しアドレスを生成するの
と、制御記憶をアクセスしてT1でデータ(マイクロプ
ログラム)を取り込むためのセットアップ時間がそれぞ
れ必要なため1サイクルの大半の時間を使用する。よっ
て、各演算ユニットは単独で制御記憶を占有せざるを得
ない。
【0005】そのためマルチ動作を前提としているシス
テムの場合シングル動作時でも、制御記憶の容量をマル
チ対応のマイクロプログラム分接続しておかなければ演
算ユニットを増設して即マルチ動作に切り換えることが
できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の制御記憶は、マ
ルチ動作時はシングル動作時に比べてマイクロプログラ
ムの容量が増加する。そのうえ演算ユニットと直接接続
せざるを得ない。そのため、複数の演算ユニットが一つ
の中央処理装置内に存在しても、同じ内容の制御記憶を
演算ユニットの数だけ用意しなくてはならないため、使
用するメモリーが増加するという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、前記課題を解決した制御
記憶制御回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る制御記憶制御回路においては、制御記
憶に格納されたマイクロプログラムにより制御される演
算ユニットを有する中央処理装置において、増設可能な
演算ユニットと、前記演算ユニットの動作クロックの周
波数に対し数逓倍のクロック周波数で動作し、演算ユニ
ットが単体で動作しているシングル動作時には必要最小
限のマイクロプログラムを格納する容量を持ち、演算ユ
ニットが複数で動作しているマルチ動作時には、マイク
ロプログラムのステップ数がマルチ動作対応分増加して
記憶容量が増設可能な制御記憶と、各演算ユニットから
マイクロプログラム読み出しのために必要な前記制御記
憶へのアドレスを切り換えるセレクタと、前記演算ユニ
ットの基本ユニットの基本クロックの1サイクル内に全
演算ユニットからの制御記憶アクセスを行うために、前
記セレクタを切り換えるセレクト信号を発生する制御回
路と、マルチ動作時に、各演算ユニットよりのアドレス
を参照して、該当する制御記憶にマイクロプログラム読
み出しのためのアドレスを切り換える制御記憶セレクタ
と、演算ユニットと制御記憶の間でのアドレス,データ
の授受を行う際のタイミングをとるレジスタとを有する
ものである。
【0009】
【作用】本発明では、シングル動作時に必要最小限の記
憶容量だけ制御記憶を用意し、マルチ動作時に制御記憶
を増設し、複数の演算ユニットから1組の制御記憶にア
クセスするようにしたものである。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示すものであ
り、1台の演算ユニットが1台の制御記憶をアクセスす
るシステムに、演算ユニットと制御記憶が増設可能とし
た実施例を示すブロック図である。
【0012】図1において、1,2は演算ユニットであ
り、演算ユニット2はマルチ動作時に制御記憶13と一
緒に増設される。
【0013】3,4は各演算ユニット1,2より出力さ
れたマイクロプログラム読み出しのためのアドレスを次
のTで制御記憶12,13に出力し、マイクロプログラ
ム読み出しを行うために格納しておくアドレスレジスタ
である。
【0014】5,6は各演算ユニット1,2が制御記憶
12,13に格納されているマイクロプログラムを読み
出すためのアドレスを制御記憶へ伝える信号線である。
【0015】7は演算ユニット増設時に各ユニットより
制御記憶へアクセスするためのアドレス信号を制御記憶
セレクタ9に接続するアドレスセレクタである。
【0016】8は演算ユニットの基本クロックの1サイ
クル内に全ての演算ユニットがマイクロプログラム読み
出しのアクセスを行うためにアドレスセレクタ7を切り
換えるセレクト信号を発生するセレクト信号発生回路で
ある。
【0017】12,13は演算ユニットの動作クロック
周波数の2倍のクロック周波数で読み出しを行う制御記
憶である。
【0018】本実施例では、アドレスの最上位bitで
分けられる下半分にシングル部、上半分にマルチ部のマ
イクロプログラムが制御記憶にそれぞれ記憶されてい
る。制御記憶12は、制御記憶13,演算ユニット2が
増設されていないシングル動作時に演算ユニットのシン
グル動作用の全マイクロプログラムを格納しておき、演
算ユニット2,制御記憶13の増設時(マルチ動作時)
はアドレスの最上位bitで分けられるマイクロプログ
ラムを格納する。
【0019】そのため記憶容量は最低でも、演算ユニッ
トのシングル動作時に必要な容量だけ確保しなければな
らない。制御記憶13はマルチ動作時に演算ユニット2
と一緒に接続され、アドレスの最上位bitで分けられ
るマルチ動作対応のマイクロプログラムを格納してあ
る。
【0020】すなわち制御記憶12,13を接続するこ
とによりマルチ動作時の全マイクロプログラムを格納す
るのに必要なメモリ容量を確保する。
【0021】9はアドレスセレクタ7より出力された制
御記憶12,13へのアドレスを、制御記憶が1台しか
接続されていないときは制御記憶12のみに出力し、2
台接続されているときはアドレスの最上位bitを参照
して“0”の時は制御記憶12、“1”の時は制御記憶
13に対してそれぞれマイクロプログラム読み出しのた
めのアドレスを出力する制御記憶セレクタである。
【0022】10,11は制御記憶セレクタより指定さ
れた制御記憶へアドレスを伝えるアドレス線である。
【0023】14は制御記憶12,13より読み出され
たマイクロプログラムを各演算ユニットに伝える制御記
憶データ線である。
【0024】15は制御記憶より読み出された演算ユニ
ット1のマイクロプログラムを演算ユニットのクロック
のタイミングで読み込むための演算ユニット1のデータ
レジスタである。
【0025】次に本発明の制御記憶制御回路をタイミン
グチャートをもとに説明する。図2は本発明の動作を示
すタイミングチャートである。ここでT1の立ち上がり
とは、T0〜T1間のクロックの立ち上がりのことであ
る。演算ユニットの基本クロックに対し制御記憶のクロ
ックは、1/2の周期を持つ。
【0026】T0〜T1間で各演算ユニットのマイクロ
プログラム読み出しのためのアドレス(アドレス1,ア
ドレス2)が出力され、各演算ユニットのアドレスレジ
スタ3,4にT1のクロックの立ち上がりで取り込まれ
る。
【0027】T1〜T2間で各演算ユニットアドレスレ
ジスタの出力が各演算ユニットアドレス線5,6にマイ
クロプログラム読み出しのためのアドレスとしてアドレ
スセレクタ7にそれぞれ入力される。演算ユニット1の
読み出しアドレス(アドレス1)が先に制御記憶をアク
セスするようにセレクト信号発生回路8によりアドレス
セレクタ7は切り換えられる。
【0028】そして、演算ユニット1アドレス線5の制
御記憶読み出しアドレス(アドレス1)は、制御記憶セ
レクタ9に出力される。制御記憶セレクタ9は入力した
アドレスを、シングル動作時はそのまま制御記憶Aアド
レス線10に出力する。
【0029】マルチ動作時は、アドレスの最上位bit
を参照し、“0”の時は制御記憶Aアドレス線10に対
して、“1”の時は制御記憶Bアドレス線11に対して
マイクロプログラム読み出しのためのアドレスが出力さ
れる。このとき制御記憶12には全マイクロプログラム
のシングル動作分が記憶されており、制御記憶13には
全マイクロプログラムのマルチ動作分が記憶されてい
る。
【0030】制御記憶12,13より読み出された演算
ユニット1のマイクロプログラム(データ1)は、制御
記憶データ線14により、演算ユニット1データレジス
タ15の入力となる。演算ユニット1データレジスタ1
5は演算ユニットの基本クロックT1の立ち下がり時に
演算ユニット1のマイクロプログラムを取り込む。
【0031】次に演算ユニット2のマイクロプログラム
読み出しアドレス(アドレス2)が制御記憶12,13
をアクセスするように、セレクト信号発生回路8により
アドレスセレクタ7が切り換えられる。そして、演算ユ
ニット2アドレス線6の制御記憶アドレス(アドレス
2)は、制御記憶セレクタ9に出力される。
【0032】制御記憶セレクタ9はアドレス1の場合と
同様に、アドレスの最上位bitを参照しアドレス線1
0,11にマイクロプログラム読み出しのためのアドレ
スが出力される。制御記憶12,13より読み出された
演算ユニット2のマイクロプログラム(データ2)は、
制御記憶データ線14により、演算ユニット2へ出力さ
れる。
【0033】T2のクロックで、演算ユニット1,2は
それぞれ制御記憶12,13より読み出されたマイクロ
プログラムを同時に取り込むことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明による制御記
憶制御回路を用いることによりシングル動作時は必要最
小限の記憶容量だけ制御記憶を用意でき、マルチ動作時
は、制御記憶を増設し、複数の演算ユニットから1組の
制御記憶にアクセスすることによって、制御記憶の量を
減らすことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した制御回路のタイミングチャートで
ある。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】従来例の制御回路のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 演算ユニット 2 演算ユニット 3 演算ユニット1アドレスレジスタ 4 演算ユニット2アドレスレジスタ 5 演算ユニット1アドレス線 6 演算ユニット2アドレス線 7 アドレスセレクタ 8 セレクト信号発生回路 9 制御記憶セレクタ 10 制御記憶Aアドレス線 11 制御記憶Bアドレス線 12 制御記憶A 13 制御記憶B 14 制御記憶データ線 15 演算ユニット1データレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御記憶に格納されたマイクロプログラ
    ムにより制御される演算ユニットを有する中央処理装置
    において、増設可能な演算ユニットと、 前記演算ユニットの動作クロックの周波数に対し数逓倍
    のクロック周波数で動作し、演算ユニットが単体で動作
    しているシングル動作時には必要最小限のマイクロプロ
    グラムを格納する容量を持ち、演算ユニットが複数で動
    作しているマルチ動作時には、マイクロプログラムのス
    テップ数がマルチ動作対応分増加して記憶容量が増設可
    能な制御記憶と、 各演算ユニットからマイクロプログラム読み出しのため
    に必要な前記制御記憶へのアドレスを切り換えるセレク
    タと、 前記演算ユニットの基本ユニットの基本クロックの1サ
    イクル内に全演算ユニットからの制御記憶アクセスを行
    うために、前記セレクタを切り換えるセレクト信号を発
    生する制御回路と、 マルチ動作時に、各演算ユニットよりのアドレスを参照
    して、該当する制御記憶にマイクロプログラム読み出し
    のためのアドレスを切り換える制御記憶セレクタと、 演算ユニットと制御記憶の間でのアドレス,データの授
    受を行う際のタイミングをとるレジスタとを有すること
    を特徴とする制御記憶制御回路。
JP24283991A 1991-08-28 1991-08-28 制御記憶制御回路 Pending JPH0553794A (ja)

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JP24283991A JPH0553794A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 制御記憶制御回路

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JPH0553794A true JPH0553794A (ja) 1993-03-05

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ID=17095063

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JP24283991A Pending JPH0553794A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 制御記憶制御回路

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