JPH0336578B2 - - Google Patents
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- JPH0336578B2 JPH0336578B2 JP59066132A JP6613284A JPH0336578B2 JP H0336578 B2 JPH0336578 B2 JP H0336578B2 JP 59066132 A JP59066132 A JP 59066132A JP 6613284 A JP6613284 A JP 6613284A JP H0336578 B2 JPH0336578 B2 JP H0336578B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- crushing
- grinding
- liner
- table liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉛直回転軸線を有するテーブルライ
ナ上に粉砕ローラを圧接回転して、テーブルライ
ナと粉砕ローラとの間で原料を粉砕する竪型ミル
に関する。
ナ上に粉砕ローラを圧接回転して、テーブルライ
ナと粉砕ローラとの間で原料を粉砕する竪型ミル
に関する。
第1図は、本発明の一実施例を説明するととも
に、先行技術を説明するための断面図である。竪
型ミルのケーシング1には、鉛直回転軸線を有す
るテーブル2が配置されており、駆動手段3によ
つてテーブル2が回転駆動される。このテーブル
2は、粉砕を行うためのテーブルライナ2aを含
む。テーブル2の真上で回転軸線に同心の供給管
4が配置される。この供給管4からは、被粉砕
物、たとえばセメント原料などが供給される。
に、先行技術を説明するための断面図である。竪
型ミルのケーシング1には、鉛直回転軸線を有す
るテーブル2が配置されており、駆動手段3によ
つてテーブル2が回転駆動される。このテーブル
2は、粉砕を行うためのテーブルライナ2aを含
む。テーブル2の真上で回転軸線に同心の供給管
4が配置される。この供給管4からは、被粉砕
物、たとえばセメント原料などが供給される。
第2図は、第1図の切断面線−から見た簡
略化した断面図である。テーブルライナ2a上に
は、周方向に複数(この実施例では3)の粉砕ロ
ーラ5が配置される。この粉砕ローラ5は、テー
ブルライナ2a上に圧接して回転することができ
る。粉砕ローラ5は、アーム6に枢支される。粉
砕ローラ5の回転軸線は、テーブル2の半径方向
に延びかつその半径方向の内方に向けて下方に傾
斜している。アーム6は、水平な支軸7のまわり
に角変位可能となつている。圧加手段8は、アー
ム6を支軸7のまわりに弾発的に押圧し、これに
よつて粉砕ローラ5はテーブルライナ2a上に圧
接される。
略化した断面図である。テーブルライナ2a上に
は、周方向に複数(この実施例では3)の粉砕ロ
ーラ5が配置される。この粉砕ローラ5は、テー
ブルライナ2a上に圧接して回転することができ
る。粉砕ローラ5は、アーム6に枢支される。粉
砕ローラ5の回転軸線は、テーブル2の半径方向
に延びかつその半径方向の内方に向けて下方に傾
斜している。アーム6は、水平な支軸7のまわり
に角変位可能となつている。圧加手段8は、アー
ム6を支軸7のまわりに弾発的に押圧し、これに
よつて粉砕ローラ5はテーブルライナ2a上に圧
接される。
供給管4から投入された被粉砕物は、テーブル
2の中心位置2b上に落下し、遠心力によつてテ
ーブルライナ2aと粉砕ローラ5との間に入り込
んで粉砕される。この粉砕された粒状物は、噴出
口9からの気体によつて噴き上げられる。
2の中心位置2b上に落下し、遠心力によつてテ
ーブルライナ2aと粉砕ローラ5との間に入り込
んで粉砕される。この粉砕された粒状物は、噴出
口9からの気体によつて噴き上げられる。
ケーシング1内には、分級器11が内装されて
いる。この分級器11は、供給管4と同一の軸線
を有する逆円錐状のコーン12と、コーン12内
で鉛直軸線まわりに回転駆動される分級羽根13
と、粉砕されて浮遊した微粉を案内する案内羽根
15とを含む。
いる。この分級器11は、供給管4と同一の軸線
を有する逆円錐状のコーン12と、コーン12内
で鉛直軸線まわりに回転駆動される分級羽根13
と、粉砕されて浮遊した微粉を案内する案内羽根
15とを含む。
テーブルライナ2aと粉砕ローラ5との間に挟
まれて粉砕された微粉は、噴出口9からの気体に
よつて噴き上げられ、ケーシング1の上部におい
て導入口14から分級器11の案内羽根15を経
てコーン12内に入り込み、分級羽根13によつ
て分級され、微粉は出口16から排出される。粒
径の大きい粉体はコーン12からテーブル2上に
落下して再び粉砕される。
まれて粉砕された微粉は、噴出口9からの気体に
よつて噴き上げられ、ケーシング1の上部におい
て導入口14から分級器11の案内羽根15を経
てコーン12内に入り込み、分級羽根13によつ
て分級され、微粉は出口16から排出される。粒
径の大きい粉体はコーン12からテーブル2上に
落下して再び粉砕される。
第3図は先行技術の粉砕ローラ5とテーブルラ
イナ2aの一部の断面図である。粉砕ローラ5
は、回転軸線に垂直な接触中心線l2に関してテ
ーブル2の半径方向に同一の幅d1,d2を有し
ている。粉砕ローラ5の外周面51は、接触中心
線l2上に中心位置53を中心とする曲率半径R
0を有する円弧面である。テーブルライナ2aの
粉砕を行う表面部分21は、接触中心線l2上
で、前記中心位置53よりも位置20に関して離
反する方向に中心位置25を有する曲率半径R1
の円弧面である。
イナ2aの一部の断面図である。粉砕ローラ5
は、回転軸線に垂直な接触中心線l2に関してテ
ーブル2の半径方向に同一の幅d1,d2を有し
ている。粉砕ローラ5の外周面51は、接触中心
線l2上に中心位置53を中心とする曲率半径R
0を有する円弧面である。テーブルライナ2aの
粉砕を行う表面部分21は、接触中心線l2上
で、前記中心位置53よりも位置20に関して離
反する方向に中心位置25を有する曲率半径R1
の円弧面である。
このような先行技術では、接触中心位置20よ
りもテーブル2の半径方向内方では粉砕ローラ5
の外周面51とテーブルライナ2aの粉砕を行う
表面部分21との間〓W1は、テーブル2の半径
方向外方に小さくなるように変化し、粗粒は噛み
込まれて粉砕される。
りもテーブル2の半径方向内方では粉砕ローラ5
の外周面51とテーブルライナ2aの粉砕を行う
表面部分21との間〓W1は、テーブル2の半径
方向外方に小さくなるように変化し、粗粒は噛み
込まれて粉砕される。
接触中心位置20よりもテーブル2の半径方向
外方では、粉砕ローラ5の外周面51とテーブル
ライナ2aとの間〓W2は、半径方向外方に大き
くなるように変化している。したがつて被粉砕物
が、テーブル2の半径方向外方に押し出され、効
率よく粉砕が行われない。
外方では、粉砕ローラ5の外周面51とテーブル
ライナ2aとの間〓W2は、半径方向外方に大き
くなるように変化している。したがつて被粉砕物
が、テーブル2の半径方向外方に押し出され、効
率よく粉砕が行われない。
本発明の目的は、粉砕ローラの外周面とテーブ
ルライナの表面との間で、被粉砕物を確実に噛み
込み、しかも高い粉砕効率で粉砕できる竪型ミル
を提供することである。
ルライナの表面との間で、被粉砕物を確実に噛み
込み、しかも高い粉砕効率で粉砕できる竪型ミル
を提供することである。
本発明は、鉛直回転軸線を有するテーブルライ
ナ上に粉砕ローラを圧接回転して、テーブルライ
ナと粉砕ローラとの間で原料を粉砕する竪型ミル
において、 粉砕ローラの外周面は、両側部よりも軸線方向
内方寄りで大径となり、かつ回転軸線を含む平面
内で、円弧状に形成され、 テーブルライナには、粉砕ローラの外周面が嵌
まり込む環状凹溝が形成され、 環状凹溝の半径方向外方の部分は、半径方向外
方になるにつれて上方に立上つて形成され、 この環状凹溝の半径方向外方の前記部分の上端
部には、半径方向内方に突出したオーバハング部
が設けられることを特徴とする竪型ミルである。
ナ上に粉砕ローラを圧接回転して、テーブルライ
ナと粉砕ローラとの間で原料を粉砕する竪型ミル
において、 粉砕ローラの外周面は、両側部よりも軸線方向
内方寄りで大径となり、かつ回転軸線を含む平面
内で、円弧状に形成され、 テーブルライナには、粉砕ローラの外周面が嵌
まり込む環状凹溝が形成され、 環状凹溝の半径方向外方の部分は、半径方向外
方になるにつれて上方に立上つて形成され、 この環状凹溝の半径方向外方の前記部分の上端
部には、半径方向内方に突出したオーバハング部
が設けられることを特徴とする竪型ミルである。
第4図は本発明の基礎となる構成を示す粉砕ロ
ーラ5とテーブルライナ2aの一部の断面図であ
る。粉砕ローラ5では、回転軸線に垂直な接触中
心線l2に関して第4図の左右の部分5a,5b
は、粉砕ローラ5の軸線方向に同一の幅d1,d
2を有する(d1=d2)。粉砕ローラ5の外周
面51,52は、接触中心線l2上の中心位置5
3を中心とする曲率半径R0の円弧面である。
ーラ5とテーブルライナ2aの一部の断面図であ
る。粉砕ローラ5では、回転軸線に垂直な接触中
心線l2に関して第4図の左右の部分5a,5b
は、粉砕ローラ5の軸線方向に同一の幅d1,d
2を有する(d1=d2)。粉砕ローラ5の外周
面51,52は、接触中心線l2上の中心位置5
3を中心とする曲率半径R0の円弧面である。
テーブルライナ2aの粉砕を行う表面におい
て、前記接触中心線l2と交わる位置20よりも
テーブル2の半径方向内方側(第4図の右方側)
の第1表面部分21では、接触中心線l2上で前
記中心位置53よりも位置20に関して離反した
中心位置25で、曲率半径R1を有する円弧面で
ある。
て、前記接触中心線l2と交わる位置20よりも
テーブル2の半径方向内方側(第4図の右方側)
の第1表面部分21では、接触中心線l2上で前
記中心位置53よりも位置20に関して離反した
中心位置25で、曲率半径R1を有する円弧面で
ある。
このため、粉砕ローラ5の接触中心線l2より
もテーブル2の半径方向内方の外周面51と、テ
ーブルライナ2aの表面21との間〓W3は、テ
ーブル2の半径方向内方から外方になるにつれて
徐々に狭くなり、第1粉砕領域A1が形成され
る。したがつて被粉砕物の噛み込みは良好に行わ
れ、粉砕ローラ5の圧力は、被粉砕物の粉砕に確
実に寄与する。
もテーブル2の半径方向内方の外周面51と、テ
ーブルライナ2aの表面21との間〓W3は、テ
ーブル2の半径方向内方から外方になるにつれて
徐々に狭くなり、第1粉砕領域A1が形成され
る。したがつて被粉砕物の噛み込みは良好に行わ
れ、粉砕ローラ5の圧力は、被粉砕物の粉砕に確
実に寄与する。
テーブルライナ2aの前記接触中心線l2と交
わる位置20よりもテーブル2の半径方向外方側
(第4図の左方側)の表面22では、粉砕ローラ
5のテーブル2の半径方向外方の部分5b内に中
心位置26を有し、粉砕ローラ5の曲率半径R0
よりも小さい曲率半径R2を有する円弧面が形成
されている。したがつてR1,R0,R2は次式
の関係を満たす。
わる位置20よりもテーブル2の半径方向外方側
(第4図の左方側)の表面22では、粉砕ローラ
5のテーブル2の半径方向外方の部分5b内に中
心位置26を有し、粉砕ローラ5の曲率半径R0
よりも小さい曲率半径R2を有する円弧面が形成
されている。したがつてR1,R0,R2は次式
の関係を満たす。
R1>R0>R2 ……(1)
このため前記表面22と、位置20に関してテ
ーブル2の半径方向外方の粉砕ローラ5の外周面
52との間〓W4は、位置20からテーブル2の
半径方向最外方端23の中間の位置27までに亘
つて徐々に膨大して第2粉砕領域A2が形成され
る。さらに外方の中間の位置27から最外方端2
3までに亘つて間〓W4は徐々に狭くなり、第3
粉砕領域A3が形成される。そのため膨大部Hで
は、被粉砕物が粉砕されてできた粉体の層が厚く
なつて滞留し、被粉砕物による相互の粉砕作用が
増大することによつて、微粉砕が可能となる。ま
た、粉体の層が厚くなることによつて、粉砕ロー
ラ5の振動が抑えられて安定した運転ができ、テ
ーブルライナ2aの摩耗が減少してテーブルライ
ナ2aの寿命を延ばすことができる。テーブル外
側に向けて間〓の狭くなる第3領域によつて外方
へ押される粉体が圧縮され、粉体の逃げが抑制さ
れる結果安定した粉体層が形成され、効率のよい
粉砕が行われる。
ーブル2の半径方向外方の粉砕ローラ5の外周面
52との間〓W4は、位置20からテーブル2の
半径方向最外方端23の中間の位置27までに亘
つて徐々に膨大して第2粉砕領域A2が形成され
る。さらに外方の中間の位置27から最外方端2
3までに亘つて間〓W4は徐々に狭くなり、第3
粉砕領域A3が形成される。そのため膨大部Hで
は、被粉砕物が粉砕されてできた粉体の層が厚く
なつて滞留し、被粉砕物による相互の粉砕作用が
増大することによつて、微粉砕が可能となる。ま
た、粉体の層が厚くなることによつて、粉砕ロー
ラ5の振動が抑えられて安定した運転ができ、テ
ーブルライナ2aの摩耗が減少してテーブルライ
ナ2aの寿命を延ばすことができる。テーブル外
側に向けて間〓の狭くなる第3領域によつて外方
へ押される粉体が圧縮され、粉体の逃げが抑制さ
れる結果安定した粉体層が形成され、効率のよい
粉砕が行われる。
第4A図は本発明の他の基礎となる構成を示す
断面図であり、前述の構成の対応する部分には同
一の参照符を付す。テーブルライナ2aの表面2
1は、接触中心線l2よりもテーブル2の半径方
向内方にずれた位置101を中心とする半径R1
を有する円弧面である。このような構成によつて
も粉砕効率が向上される。
断面図であり、前述の構成の対応する部分には同
一の参照符を付す。テーブルライナ2aの表面2
1は、接触中心線l2よりもテーブル2の半径方
向内方にずれた位置101を中心とする半径R1
を有する円弧面である。このような構成によつて
も粉砕効率が向上される。
第5図は、本発明の他の基礎となる構成を示す
粉砕ローラ5とテーブルライナ2aの一部の断面
図である。この構成は前述の構成に類似し、対応
する部分には同一の参照符を付す。テーブルライ
ナ2aの表面21は、接触中心線l2上の中心位
置25を中心として半径R3を有する円弧面であ
る。接触中心線l2が表面21と交差する位置2
0よりも、テーブル2の半径方向外方の位置29
まで表面21が連なる。位置29よりもテーブル
2の半径方向外方における表面72は、粉砕ロー
ラ5のテーブル2の半径方向外方の部分5b内に
中心位置26を有し、粉砕ローラ5の曲率半径R
0よりも小さい曲率半径R4を有する円弧面とな
つている。
粉砕ローラ5とテーブルライナ2aの一部の断面
図である。この構成は前述の構成に類似し、対応
する部分には同一の参照符を付す。テーブルライ
ナ2aの表面21は、接触中心線l2上の中心位
置25を中心として半径R3を有する円弧面であ
る。接触中心線l2が表面21と交差する位置2
0よりも、テーブル2の半径方向外方の位置29
まで表面21が連なる。位置29よりもテーブル
2の半径方向外方における表面72は、粉砕ロー
ラ5のテーブル2の半径方向外方の部分5b内に
中心位置26を有し、粉砕ローラ5の曲率半径R
0よりも小さい曲率半径R4を有する円弧面とな
つている。
R3>R0>R4 ……(2)
表面21の位置20よりもテーブル2の半径方
向内方の部分では、間〓W3は徐々に小さくな
り、第1粉砕領域A11が形成される。また、表
面21の位置20〜29の範囲において、間〓W
4は徐々に大きくなり、第2粉砕領域A12が形
成される。粉砕ローラ5の外周面52と、テーブ
ルライナ2aの表面72の膨大部Hから開放端2
3にわたる部分との間の間〓W4は、テーブル2
の半径方向外方になるにつれて狭くなり、こうし
て第3粉砕部分が形成される。
向内方の部分では、間〓W3は徐々に小さくな
り、第1粉砕領域A11が形成される。また、表
面21の位置20〜29の範囲において、間〓W
4は徐々に大きくなり、第2粉砕領域A12が形
成される。粉砕ローラ5の外周面52と、テーブ
ルライナ2aの表面72の膨大部Hから開放端2
3にわたる部分との間の間〓W4は、テーブル2
の半径方向外方になるにつれて狭くなり、こうし
て第3粉砕部分が形成される。
第6図は、本発明の一実施例の粉砕ローラ5と
テーブルライナ2aの一部の断面図である。この
実施例は前述の構成に類似し、対応する部分には
同一の参照符を付す。テーブルライナ2aの表面
21は、接触中心線l2上の位置25を中心とす
る半径R5の円弧面となつている。中心位置25
は、粉砕ローラ5の外周面51,52の曲率半径
R0の中心位置53よりも、テーブルライナ2a
から遠ざかつた位置にある。粉砕ローラ5の外周
面51とテーブルライナ2aの表面21との間の
間〓W3は、接触中心線l2よりもテーブル2の
半径方向内方側で、テーブル2の半径方向外方に
向けて狭くなつており第1粉砕領域A21が形成
される。
テーブルライナ2aの一部の断面図である。この
実施例は前述の構成に類似し、対応する部分には
同一の参照符を付す。テーブルライナ2aの表面
21は、接触中心線l2上の位置25を中心とす
る半径R5の円弧面となつている。中心位置25
は、粉砕ローラ5の外周面51,52の曲率半径
R0の中心位置53よりも、テーブルライナ2a
から遠ざかつた位置にある。粉砕ローラ5の外周
面51とテーブルライナ2aの表面21との間の
間〓W3は、接触中心線l2よりもテーブル2の
半径方向内方側で、テーブル2の半径方向外方に
向けて狭くなつており第1粉砕領域A21が形成
される。
表面21におけるテーブル2の半径方向最外方
の端部63には、粉砕ローラ5へ向けて近接する
表面82が形成され、この端部63はオーバハン
グ部とされる。テーブルライナ2aの表面21に
おける位置20から表面82の基部83までは、
テーブル2の半径方向内方から外方に向つて大き
くなるように変化しており、第2粉砕領域A22
が形成される。位置83付近では膨大部Hが形成
され、ここから粉砕ローラ5の外周面52とテー
ブルライナ2aの表面82との間〓W4は、テー
ブル2の半径方向内方から外方に向つて狭く変化
しており、ここに第3粉砕領域A23が形成され
る。テーブルライナ2aの表面21は、粉砕ロー
ラ5の外周面51,52が嵌まり込む環状凹溝を
構成する。この環状凹溝の半径方向外方の部分
は、上述の実施例では第2粉砕領域A22であつ
て、この部分は、半径方向外方(第6図の左方)
になるにつれて上方に立上つて形成される。この
前記部分の上端部には、オーバハング部を構成す
る前記表面82が、半径方向内方に突出して形成
される。
の端部63には、粉砕ローラ5へ向けて近接する
表面82が形成され、この端部63はオーバハン
グ部とされる。テーブルライナ2aの表面21に
おける位置20から表面82の基部83までは、
テーブル2の半径方向内方から外方に向つて大き
くなるように変化しており、第2粉砕領域A22
が形成される。位置83付近では膨大部Hが形成
され、ここから粉砕ローラ5の外周面52とテー
ブルライナ2aの表面82との間〓W4は、テー
ブル2の半径方向内方から外方に向つて狭く変化
しており、ここに第3粉砕領域A23が形成され
る。テーブルライナ2aの表面21は、粉砕ロー
ラ5の外周面51,52が嵌まり込む環状凹溝を
構成する。この環状凹溝の半径方向外方の部分
は、上述の実施例では第2粉砕領域A22であつ
て、この部分は、半径方向外方(第6図の左方)
になるにつれて上方に立上つて形成される。この
前記部分の上端部には、オーバハング部を構成す
る前記表面82が、半径方向内方に突出して形成
される。
第7図は、本発明の他の実施例の粉砕ローラ5
とテーブルライナ2aの一部の断面図である。こ
の実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分
には同一の参照符を付す。粉砕ローラ5の外周面
51,52は半径R0を有し、テーブルライナ2
aの表面21は中心85の半径R9を有する。
とテーブルライナ2aの一部の断面図である。こ
の実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分
には同一の参照符を付す。粉砕ローラ5の外周面
51,52は半径R0を有し、テーブルライナ2
aの表面21は中心85の半径R9を有する。
注目すべきはテーブルライナ2aには、環状の
オーバハング部を構成する案内部材30が固定さ
れている。案内部材30の内周面30aは、上方
になるにつれて小径となつている。したがつて案
内部材30の内周面30aと、粉砕ローラ5の外
周面52との間に膨大部Hが形成される。こうし
て位置20よりもライナ2の半径方向内方では、
第1粉砕領域A51が形成される。位置20と膨
大部Hとの間では第2粉砕領域A52が形成され
る。膨大部Hから上方に向つて、粉砕ローラ5の
外周面52と案内部材30の内周面30aとの間
の間〓は小さく変化し、第3粉領域A53が形成
される。
オーバハング部を構成する案内部材30が固定さ
れている。案内部材30の内周面30aは、上方
になるにつれて小径となつている。したがつて案
内部材30の内周面30aと、粉砕ローラ5の外
周面52との間に膨大部Hが形成される。こうし
て位置20よりもライナ2の半径方向内方では、
第1粉砕領域A51が形成される。位置20と膨
大部Hとの間では第2粉砕領域A52が形成され
る。膨大部Hから上方に向つて、粉砕ローラ5の
外周面52と案内部材30の内周面30aとの間
の間〓は小さく変化し、第3粉領域A53が形成
される。
第8図は、本発明の他の実施例の断面図であ
る。この実施例は、前述の第6図の実施例に類似
するけれども、注目すべきはオーバハング部を構
成するオーバハング板101をボルトを用いてテ
ーブル2に取付け、テーブルライナ2aにオーバ
ハングさせている。ボルトの軸線は、参照符10
2で示されている。
る。この実施例は、前述の第6図の実施例に類似
するけれども、注目すべきはオーバハング部を構
成するオーバハング板101をボルトを用いてテ
ーブル2に取付け、テーブルライナ2aにオーバ
ハングさせている。ボルトの軸線は、参照符10
2で示されている。
このような構成にすれば、オーバハング板10
1を分離製造し、テーブルライナ2aへの取付け
構造となる。これによつてオーバハング板101
の高さ、形状の調整が容易となり、また最適な運
転が可能となるようにオーバハング板101を粉
砕ローラ5に対し、前後に出し入れして調整可能
となる。図中b点をa点より高くすると、さらに
オーバハング板101の効果は大きくなる。
1を分離製造し、テーブルライナ2aへの取付け
構造となる。これによつてオーバハング板101
の高さ、形状の調整が容易となり、また最適な運
転が可能となるようにオーバハング板101を粉
砕ローラ5に対し、前後に出し入れして調整可能
となる。図中b点をa点より高くすると、さらに
オーバハング板101の効果は大きくなる。
第9図は、本発明の他の実施例の一部の断面図
である。この実施例では、オーバハング板103
の形状を簡単とし、製作コストの低減が可能とな
る。
である。この実施例では、オーバハング板103
の形状を簡単とし、製作コストの低減が可能とな
る。
第10図は、本発明のさらに他の実施例の一部
の断面図である。この実施例では、ローラ5の外
周面51とテーブルライナ2aの表面21との間
〓W6は、接触中心線l2からテーブル半径方向
外側にわたつて少なくとも一部を一定とする。
の断面図である。この実施例では、ローラ5の外
周面51とテーブルライナ2aの表面21との間
〓W6は、接触中心線l2からテーブル半径方向
外側にわたつて少なくとも一部を一定とする。
第11図は、本発明の他の実施例の一部の断面
図である。間〓W6は、前述の第10図の実施例
と同様に、接触中心線l2からテーブル半径方向
外側で、少なくとも一部を一定とする。
図である。間〓W6は、前述の第10図の実施例
と同様に、接触中心線l2からテーブル半径方向
外側で、少なくとも一部を一定とする。
第12図を参照して、竪型ミルの基本的な粉砕
メカニズムを説明する。この竪型ミルによる粉砕
状況を解析すると、第12図のとおりとなり、テ
ーブル2およびローラ5の各点の周速について考
察すると、テーブルの回転軸線105の角速度を
ωTとし、その軸線105を中心とする半径をR
とするとき、テーブル周速vMは、 vM=R・ωT ……(3) であり、外周に向つて比例的に増大する。
メカニズムを説明する。この竪型ミルによる粉砕
状況を解析すると、第12図のとおりとなり、テ
ーブル2およびローラ5の各点の周速について考
察すると、テーブルの回転軸線105の角速度を
ωTとし、その軸線105を中心とする半径をR
とするとき、テーブル周速vMは、 vM=R・ωT ……(3) であり、外周に向つて比例的に増大する。
一方、ローラ5は、テーブル2に追従して回転
するので、ローラ5の接触中心線l2上の同期点
Mで、ローラ周速がテーブル周速と同一となる。
ローラ5の回転軸線106まわりの角速度をωR
とし、その軸線106を中心とする半径rとする
とき、 R0・ωT=r0・ωR ……(4) となり、ローラ5は角速度ωRで回転する。
するので、ローラ5の接触中心線l2上の同期点
Mで、ローラ周速がテーブル周速と同一となる。
ローラ5の回転軸線106まわりの角速度をωR
とし、その軸線106を中心とする半径rとする
とき、 R0・ωT=r0・ωR ……(4) となり、ローラ5は角速度ωRで回転する。
したがつてローラ各点の周速は、ローラ形状に
依存し、第12図1のタイヤ型ローラ5では、同
期点Mを中心としてローラ周速は両側に行くほど
低減する。このテーブル周速とローラ周速を重ね
て描いたのが第12図2である。これから明らか
なように、同期点Mを境に、テーブル2内側に向
かうほどテーブル周速、ローラ周速ともに低減
し、その周速差、すなわち相対滑りは小さい。一
方、同期点Mよりテーブル外側に向かうほど、テ
ーブル周速は増大するが、ローラ周速は逆に低下
し、周速差すなわち相対滑りはテーブル外側に行
くほど大きくなり、ローラ最外端では極めて大き
くなる。
依存し、第12図1のタイヤ型ローラ5では、同
期点Mを中心としてローラ周速は両側に行くほど
低減する。このテーブル周速とローラ周速を重ね
て描いたのが第12図2である。これから明らか
なように、同期点Mを境に、テーブル2内側に向
かうほどテーブル周速、ローラ周速ともに低減
し、その周速差、すなわち相対滑りは小さい。一
方、同期点Mよりテーブル外側に向かうほど、テ
ーブル周速は増大するが、ローラ周速は逆に低下
し、周速差すなわち相対滑りはテーブル外側に行
くほど大きくなり、ローラ最外端では極めて大き
くなる。
従来、セメントクリンカ、水滓スラグなど硬い
ものを微粉砕するとき、粉砕効率の悪いチユーブ
ミルが用いられていた。このように硬いものを竪
型ミル、すなわちローラミルにより微粉砕しよう
とすると、竪型ミルはチユーブミルに比べて粉砕
時間が短いため、微粉の生成が困難で、微粉量が
少なく、粒度分布の狭い製品となり、セメントに
使用する上で品質問題が生じていた。
ものを微粉砕するとき、粉砕効率の悪いチユーブ
ミルが用いられていた。このように硬いものを竪
型ミル、すなわちローラミルにより微粉砕しよう
とすると、竪型ミルはチユーブミルに比べて粉砕
時間が短いため、微粉の生成が困難で、微粉量が
少なく、粒度分布の狭い製品となり、セメントに
使用する上で品質問題が生じていた。
本発明の第8図に示されるオーバハング板10
1は、このように硬いものを竪型ミルにより微粉
砕するに際し、微粉量および粒度分布の広さをチ
ユーブミルによる製品並にすることを可能とした
決定的に重要な装置である。
1は、このように硬いものを竪型ミルにより微粉
砕するに際し、微粉量および粒度分布の広さをチ
ユーブミルによる製品並にすることを可能とした
決定的に重要な装置である。
上記を可能としてオーバハング板101による
粉砕メカニズムを前述の粉砕状況によつて説明す
る。
粉砕メカニズムを前述の粉砕状況によつて説明す
る。
粉砕において、粗粉砕領域には圧縮粉砕が、ま
た微粉砕領域には摩砕が効率的であるといわれ、
特に微粉量のある値以上の生成には摩砕が不可欠
であり、摩砕の強さが微粉生成量を左右すること
が明らかになつている。
た微粉砕領域には摩砕が効率的であるといわれ、
特に微粉量のある値以上の生成には摩砕が不可欠
であり、摩砕の強さが微粉生成量を左右すること
が明らかになつている。
竪型ミルの粉砕状況にこれを対応させると、原
料はテーブル2中心から外側に流れことにより明
らかなように、ローラ5の内側での粉砕は粗粉砕
領域となり、ローラ5の外側は微粉砕領域とな
る。すなわち、ローラ5の内側は圧縮粉砕、ロー
ラの外側は摩砕によることが粉砕効率の上で好ま
しく、特にチユーブミルによる製品並のもの(微
粉量が多く、粒度分布が広い製品)を得るために
は、ローラ5の外側の摩砕の強化が極めて重要で
あることが判つた。
料はテーブル2中心から外側に流れことにより明
らかなように、ローラ5の内側での粉砕は粗粉砕
領域となり、ローラ5の外側は微粉砕領域とな
る。すなわち、ローラ5の内側は圧縮粉砕、ロー
ラの外側は摩砕によることが粉砕効率の上で好ま
しく、特にチユーブミルによる製品並のもの(微
粉量が多く、粒度分布が広い製品)を得るために
は、ローラ5の外側の摩砕の強化が極めて重要で
あることが判つた。
上記観点から第12図のローラ5の粉砕状況を
考察すると、テーブル周速とローラ周速の差、す
なわち相対滑りが小さい所は力は圧縮力、言い換
えれば圧縮粉砕力として原料に伝わり、一方、相
対滑りが大きい所は摩砕力として原料に伝わる可
能性を秘めていることがわかる。ここで秘めてい
るという表現を用いた理由は、せつかくローラ5
の加圧力により圧縮粉砕力、摩砕力を生じさせよ
うとしても、原料が粉砕領域より逃げてしまえ
ば、原料には圧縮粉砕力、摩砕力として働かない
からである。粉砕力のためには、しつかりした原
料層が不可欠である。
考察すると、テーブル周速とローラ周速の差、す
なわち相対滑りが小さい所は力は圧縮力、言い換
えれば圧縮粉砕力として原料に伝わり、一方、相
対滑りが大きい所は摩砕力として原料に伝わる可
能性を秘めていることがわかる。ここで秘めてい
るという表現を用いた理由は、せつかくローラ5
の加圧力により圧縮粉砕力、摩砕力を生じさせよ
うとしても、原料が粉砕領域より逃げてしまえ
ば、原料には圧縮粉砕力、摩砕力として働かない
からである。粉砕力のためには、しつかりした原
料層が不可欠である。
以上のことにより、理想的なテーブルおよびロ
ーラの形状あるいは装置は下記条件、を満足
するものにあることが判る。
ーラの形状あるいは装置は下記条件、を満足
するものにあることが判る。
粉体層を安定して形成させるメカニズムを持
つ。
つ。
ローラ加圧力が粉体に確実に伝える(特にテ
ーブル2外側)。
ーブル2外側)。
上記条件、を満足させるための本発明の構
成を、第13図を参照して説明する。
成を、第13図を参照して説明する。
まず条件に対して、次の構成(i)、(ii)とする。
(i) ローラ5とテーブル2間のクリアランスは、
ローラ5の接触中心線l2よりローラ5内側部
では、内側端が最も大きく、中心線l2方向に
従つて狭くすることによつて、原料の噛み込み
をよくするとともに、だんだん狭くなるクリア
ランスは原料粉砕層を締め付ける力となり、中
心線l2付近で最も狭くし、堰の役を果たさ
せ、ローラ加圧力下でも原料粉砕層形成をより
容易とする。
ローラ5の接触中心線l2よりローラ5内側部
では、内側端が最も大きく、中心線l2方向に
従つて狭くすることによつて、原料の噛み込み
をよくするとともに、だんだん狭くなるクリア
ランスは原料粉砕層を締め付ける力となり、中
心線l2付近で最も狭くし、堰の役を果たさ
せ、ローラ加圧力下でも原料粉砕層形成をより
容易とする。
(ii) テーブル2外周端にオーバハング板101を
設けることにより、ローラ中心線l2よりロー
ラ外側部では原料粉砕層が確実に形成されるた
め、テーブル2内側ローラ5でも安定して形成
され、ローラ5全幅の安定した原料粉砕層を形
成する。
設けることにより、ローラ中心線l2よりロー
ラ外側部では原料粉砕層が確実に形成されるた
め、テーブル2内側ローラ5でも安定して形成
され、ローラ5全幅の安定した原料粉砕層を形
成する。
次に上記条件に対しては、ローラの外側部で
の摩砕をより確実に行わせることが重要であり、
次の独特の構成(i)、(ii)とする。
の摩砕をより確実に行わせることが重要であり、
次の独特の構成(i)、(ii)とする。
(i) ローラ5外側部では、ローラ5とテーブル2
間のクリアランスを一定とすることにより、ロ
ーラ5内側部で締め付けられた粉体層は、その
まま粉砕に良好な状態でローラ5外側部にく
る。
間のクリアランスを一定とすることにより、ロ
ーラ5内側部で締め付けられた粉体層は、その
まま粉砕に良好な状態でローラ5外側部にく
る。
すなわち、ローラ5外側部での粉砕層は、よ
く締まつた状態で、また、粉砕層厚も最適状態
(層厚が許される範囲で薄い)であるため、ク
ツシヨン効果によるエネルギロスが少なく、ロ
ーラ5の加圧力をより確実に摩砕に寄与させ、
粉砕効率を高める。
く締まつた状態で、また、粉砕層厚も最適状態
(層厚が許される範囲で薄い)であるため、ク
ツシヨン効果によるエネルギロスが少なく、ロ
ーラ5の加圧力をより確実に摩砕に寄与させ、
粉砕効率を高める。
(ii) テーブル2外周端にオーバハング板101を
設けることにより、ローラ中心線l2よりロー
ラ5外側部で原料粉砕層が確実に形成されるだ
けでなく、ローラ5加圧力下では加圧力による
粉砕層の崩れを防止する反力板として働き、止
めボルト107が弱いときは、ボルト107を
切断するほどである。それほどに粉砕層の崩れ
の防止に役立ち、第12図に示される相対滑り
をローラ5外側部端部においても粉砕層のある
圧力下で生じさせ、強い摩砕を確実に行わせ
る。
設けることにより、ローラ中心線l2よりロー
ラ5外側部で原料粉砕層が確実に形成されるだ
けでなく、ローラ5加圧力下では加圧力による
粉砕層の崩れを防止する反力板として働き、止
めボルト107が弱いときは、ボルト107を
切断するほどである。それほどに粉砕層の崩れ
の防止に役立ち、第12図に示される相対滑り
をローラ5外側部端部においても粉砕層のある
圧力下で生じさせ、強い摩砕を確実に行わせ
る。
すなわちオーバハング板101がないとき
は、ローラ外側部端部では粉砕層が薄いため、
圧下力がローラ5から粉砕層に充分伝わらず、
相対滑りは空滑りとなり、摩砕がなくなつてし
まう。
は、ローラ外側部端部では粉砕層が薄いため、
圧下力がローラ5から粉砕層に充分伝わらず、
相対滑りは空滑りとなり、摩砕がなくなつてし
まう。
次に、第14図を参照してオーバハング板10
1の作用を詳しく述べる。ここで、第15図に示
されるように絞り型クリアランスのローラ5を採
用した場合、絞り型クリアランスは前記条件の
(i)に示したように原料粉砕層の形成に寄与するこ
とは事実であるが、第16図に示すようにローラ
5を平面上より見れば判るように、絞り型クリア
ランスだけでは、せつかく締め付けられた原料の
かなりの量が、クリアランスの大きなa,bの領
域に逃げてしまい、原料粉砕層保持の効果には限
度がある。
1の作用を詳しく述べる。ここで、第15図に示
されるように絞り型クリアランスのローラ5を採
用した場合、絞り型クリアランスは前記条件の
(i)に示したように原料粉砕層の形成に寄与するこ
とは事実であるが、第16図に示すようにローラ
5を平面上より見れば判るように、絞り型クリア
ランスだけでは、せつかく締め付けられた原料の
かなりの量が、クリアランスの大きなa,bの領
域に逃げてしまい、原料粉砕層保持の効果には限
度がある。
また、第15図のようなローラ5では、クリア
ランスの最少点が極端にローラ外側部に偏つてい
るため、第12図に示した同期点Mもローラ5外
側部に移動してしまうため、ローラ5外側部での
相対滑りも減少し、せつかくの摩砕力は低下し、
本来の目的を果たさなくしてしまう。また、ロー
ラ5外側部端部の原料はやはり、ローラ5加圧
時、第16図のcの領域に逃げて摩砕力は極端に
落ちる。
ランスの最少点が極端にローラ外側部に偏つてい
るため、第12図に示した同期点Mもローラ5外
側部に移動してしまうため、ローラ5外側部での
相対滑りも減少し、せつかくの摩砕力は低下し、
本来の目的を果たさなくしてしまう。また、ロー
ラ5外側部端部の原料はやはり、ローラ5加圧
時、第16図のcの領域に逃げて摩砕力は極端に
落ちる。
一方、第14図のオーバハング付き竪型ミルに
よれば、オーバハング板101は、第17図に示
すように溝の内側へオーバハングした部分が、原
料の移動に対して大きな抵抗力となり、ローラ5
に加圧力が加わつたときでも原料粉砕層の逃げ、
崩れを防止し、確実に原料粉砕層に粉砕力を伝
え、ローラ5外側部には大きな摩砕力、ローラ5
内側部には圧縮粉砕力を生じさせる。
よれば、オーバハング板101は、第17図に示
すように溝の内側へオーバハングした部分が、原
料の移動に対して大きな抵抗力となり、ローラ5
に加圧力が加わつたときでも原料粉砕層の逃げ、
崩れを防止し、確実に原料粉砕層に粉砕力を伝
え、ローラ5外側部には大きな摩砕力、ローラ5
内側部には圧縮粉砕力を生じさせる。
実験では、オーバハング板101が原料により
押上げられて、これを固定しているボルト107
が切断したことがあり、粉砕層を保持するオーバ
ハングの効果を確認した。
押上げられて、これを固定しているボルト107
が切断したことがあり、粉砕層を保持するオーバ
ハングの効果を確認した。
タイヤ型ローラ5の場合、第17図の参照符1
08に示すように、単に高さのみを与えたダムリ
ングも考えられるが、ローラの加圧力が加わつた
とき、粉砕層を保持するための抵抗力にならな
い。すなわち、ダムリング108の固定ボルトは
細いボルトで充分止められ、抵抗力としての力の
受け方がオーバハング板101とダムリング10
8とでは非常に差があることが判る。
08に示すように、単に高さのみを与えたダムリ
ングも考えられるが、ローラの加圧力が加わつた
とき、粉砕層を保持するための抵抗力にならな
い。すなわち、ダムリング108の固定ボルトは
細いボルトで充分止められ、抵抗力としての力の
受け方がオーバハング板101とダムリング10
8とでは非常に差があることが判る。
上述の説明では、主としてオーバハング板10
1に関して説明を行つたけれども、第9図に示さ
れるオーバハング板103に関しても同様であ
り、また第6図および第7図のようにオーバハン
グの状態を実現した実施例に関しても同様であ
る。
1に関して説明を行つたけれども、第9図に示さ
れるオーバハング板103に関しても同様であ
り、また第6図および第7図のようにオーバハン
グの状態を実現した実施例に関しても同様であ
る。
以上のように本発明によれば、粉砕ローラの外
周面に嵌まり込むテーブルライナに形成された環
状凹溝の半径方向外方の部分は、半径方向外方に
なるにつれて上方に立上つて形成され、この部分
の上端部には、半径方向内方に突出したオーバハ
ング部が設けられるので、粉砕ローラの圧下力が
その粉砕ローラから被粉砕物の粉砕層に充分に伝
わることができ、したがつて粉砕ローラ外周面と
環状凹溝との間における相対滑りによる摩砕が確
実に達成されることになる。
周面に嵌まり込むテーブルライナに形成された環
状凹溝の半径方向外方の部分は、半径方向外方に
なるにつれて上方に立上つて形成され、この部分
の上端部には、半径方向内方に突出したオーバハ
ング部が設けられるので、粉砕ローラの圧下力が
その粉砕ローラから被粉砕物の粉砕層に充分に伝
わることができ、したがつて粉砕ローラ外周面と
環状凹溝との間における相対滑りによる摩砕が確
実に達成されることになる。
第1図は本発明の一実施例を説明するととも
に、先行技術を説明するための断面図、第2図は
第1図の切断面線−から見た断面図、第3図
は先行技術の粉砕ローラ5とテーブルライナ2a
の一部の断面図、第4図は本発明の基礎となる構
成を示す粉砕ローラ5とテーブルライナ2aの一
部の断面図、第4A図は本発明の他の基礎となる
構成を示す一部の断面図、第5図は本発明の他の
基礎となる構成を示す粉砕ローラ5とテーブルラ
イナ2aの一部の断面図、第6図は本発明の一実
施例の粉砕ローラ5とテーブルライナ2aの一部
の断面図、第7図は本発明の他の実施例の粉砕ロ
ーラ5とテーブルライナ2aの一部の断面図、第
8図は本発明の他の実施例の一部の断面図、第9
図は本発明のさらに他の実施例の一部の断面図、
第10図は本発明の他の実施例の断面図、第11
図は本発明のさらに他の実施例の一部の断面図、
第12図は竪型ミルの粉砕メカニズムを説明する
ための図、第13図は本発明の作用を説明するた
めの一部の断面図、第14図および第15図はオ
ーバハング板101の作用を説明するための断面
図、第16図はローラ粉砕部分の簡略化した平面
図、第17図はオーバハング板101の作用を説
明するための一部の断面図である。 1……ケーシング、2……テーブル、2a……
テーブルライナ、5……粉砕ローラ、A11,A
21,A31,A41,A51……第1粉砕領
域、A12,A22,A32,A42,A52…
…第2粉砕領域、A13,A23,A33,A4
3,A53……第3粉砕領域、101……オーバ
ハング板。
に、先行技術を説明するための断面図、第2図は
第1図の切断面線−から見た断面図、第3図
は先行技術の粉砕ローラ5とテーブルライナ2a
の一部の断面図、第4図は本発明の基礎となる構
成を示す粉砕ローラ5とテーブルライナ2aの一
部の断面図、第4A図は本発明の他の基礎となる
構成を示す一部の断面図、第5図は本発明の他の
基礎となる構成を示す粉砕ローラ5とテーブルラ
イナ2aの一部の断面図、第6図は本発明の一実
施例の粉砕ローラ5とテーブルライナ2aの一部
の断面図、第7図は本発明の他の実施例の粉砕ロ
ーラ5とテーブルライナ2aの一部の断面図、第
8図は本発明の他の実施例の一部の断面図、第9
図は本発明のさらに他の実施例の一部の断面図、
第10図は本発明の他の実施例の断面図、第11
図は本発明のさらに他の実施例の一部の断面図、
第12図は竪型ミルの粉砕メカニズムを説明する
ための図、第13図は本発明の作用を説明するた
めの一部の断面図、第14図および第15図はオ
ーバハング板101の作用を説明するための断面
図、第16図はローラ粉砕部分の簡略化した平面
図、第17図はオーバハング板101の作用を説
明するための一部の断面図である。 1……ケーシング、2……テーブル、2a……
テーブルライナ、5……粉砕ローラ、A11,A
21,A31,A41,A51……第1粉砕領
域、A12,A22,A32,A42,A52…
…第2粉砕領域、A13,A23,A33,A4
3,A53……第3粉砕領域、101……オーバ
ハング板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉛直回転軸線を有するテーブルライナ上に粉
砕ローラを圧接回転して、テーブルライナと粉砕
ローラとの間で原料を粉砕する竪型ミルにおい
て、 粉砕ローラの外周面は、両側部よりも軸線方向
内方寄りで大径となり、かつ回転軸線を含む平面
内で、円弧状に形成され、 テーブルライナには、粉砕ローラの外周面が嵌
まり込む環状凹溝が形成され、 環状凹溝の半径方向外方の部分は、半径方向外
方になるにつれて上方に立上つて形成され、 この環状凹溝の半径方向外方の前記部分の上端
部には、半径方向内方に突出したオーバハング部
が設けられることを特徴とする竪型ミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6613284A JPS60209268A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 竪型ミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6613284A JPS60209268A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 竪型ミル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60209268A JPS60209268A (ja) | 1985-10-21 |
| JPH0336578B2 true JPH0336578B2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=13307031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6613284A Granted JPS60209268A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 竪型ミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60209268A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62129153A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-11 | 川崎重工業株式会社 | 竪型ミル |
| JPH04208885A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Osaka Gas Co Ltd | 多入力磁界検出装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1212365A (en) * | 1982-12-06 | 1986-10-07 | Theodore V. Maliszewski, Jr. | Trimetal pulverizer roll and a method of manufacture thereof |
| JPS6012151A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-22 | 株式会社神戸製鋼所 | ロ−ラミル |
| JPS6082145A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-10 | 株式会社神戸製鋼所 | ロ−ラミル |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP6613284A patent/JPS60209268A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60209268A (ja) | 1985-10-21 |
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