JPH0336390Y2 - - Google Patents

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JPH0336390Y2
JPH0336390Y2 JP771485U JP771485U JPH0336390Y2 JP H0336390 Y2 JPH0336390 Y2 JP H0336390Y2 JP 771485 U JP771485 U JP 771485U JP 771485 U JP771485 U JP 771485U JP H0336390 Y2 JPH0336390 Y2 JP H0336390Y2
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JP771485U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシヤープペンシル状の形態からロボツ
ト状の形態に形態変化が可能であつて、シヤープ
ペンシル状の形態変化時においてペンシルとして
機能するように形成した形態変化玩具に関する。
(考案の目的) 本考案は簡単な構造によつてペンシル状の形態
からロボツト状の形態に形態変化させることがで
き、それによつて、奇抜で意外性に富むととも
に、異なる二種類の遊びを楽しむこことができる
形態変化玩具を提案することを目的とする。
(目的を達成するための技術的手段) 上記目的を達成するための技術的手段として、
本考案に係る形態変化玩具は、ロボツト形態にお
いて胴体上部を第一の部材から、両腕部を第一の
部材の両側に設けられた1対の第二の部材から、
胴体下部と脚部とを第一の部材の略中央に設けら
れた一対の第三の部材から構成し、これら第一、
第二及び第三の各部材を下記のように構成したこ
とを特徴とする。
(イ) 第三の部材はそれぞれその一端が第一部材の
略中央部の側部に回動自在に軸受けされ、且つ
各第三の部材の上記軸受側には第一及び第二の
部材の収容溝が形成され、収容時には棒状に形
成されること。
(ロ) 少なくとも一方の第三の部材の他側にはノツ
ク式ペン手段が設けられていること。
(ハ) 第三の部材の収容溝内に収容された第二の部
材は第三の部材内のペン手段の後端をノツクす
るように移動可能に形成されていること。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る形態変化玩具
によれば玩具本体を構成する各部材を組替えるだ
けの簡単な操作によつてペンシル状の形態からロ
ボツト状の形態に変化させることができるから、
形態の変化が非常に意外性に富むとともに、その
変化の過程を楽しむことができる。また、第三の
部材にはノツク式ペン手段が装着されているの
で、上記ペンシル状態のときにこのペン手段のノ
ツク部材を第二の部材によつてノツクするだけの
操作で芯を簡単に連続的に突出させて利用するこ
とができ、持つたときの手触りも良い。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る形態変化玩
具を示し、この形態変化玩具Aは玩具本体1とキ
ヤツプ部材40,50とによつて構成されてい
る。そして、上記玩具本体1は第一の部材10
と、この第一の部材10の両端にヒンジを介して
連係された第二の部材20,20と、第一の部材
10の略中央部にそれぞれ回動自在に装着された
一対の第三の部材30,30とを備えている。
上記第一の部材10は逆U字状を有するととも
に、その対向面の両側端には第二の部材20,2
0用のヒンジ係合溝11,11,11,11が横
長穴状に形成され、また、中央部には第三の部材
30,30用のヒンジ係合溝12,12が形成さ
れている。そして、上記ヒンジ係合溝11,1
1,11,11には中央の長手方向に案内溝2
1,21を形成したヒンジ部材22,22の先端
に突設されたヒンジ23,23が摺動及び回動自
在に嵌着されている。これによつて、このヒンジ
部材22,22はこのヒンジ23,23を支点に
回動自在で、且つ、ヒンジ係合溝11,11,1
1,11内で摺動可能となる。
上記第二の部材20,20は中空状を有し、且
つ、その先端には手部24,24が設けられると
ともに、この手部を24,24の一方には切欠部
24aが形成されている。そして、この第二部材
20,20は上記ヒンジ部材22,22に形成さ
れた案内溝21,21に支軸25,25を介して
取着されている。これによつて、上記第二の部材
20,20はこの案内溝21,21に沿って摺動
自在になるとともに、このヒンジ部材22,22
は第二の部材20,20の中空部に出没自在に収
納される。26,26はこの第二の部材20,2
0の外側面に形成された押圧摘子を示す。
上記第三の部材30,30はそれぞれ基部材3
1と伸縮部材32とから構成されるとともに、こ
の基部材31の一端には第2図に示すようにブロ
ツク部39aが形成され、このブロツク部39a
にヒンジ39が設けられている。そして、このヒ
ンジ39は上記第一の部材10の中央部の対向面
に形成されたヒンジ係合溝12,12内に摺動自
在に嵌着されている。また、上記基部材31の外
側部には第一の部材10及び第二の部材20を収
納可能な収納空間部Sが形成されている。これに
よつて、この基部材31は上記ヒンジ39を介し
て回動自在となり、一対の基部材31,31がそ
れぞれ90゜回動して直線状となつたときに、基部
材31,31の収納空間部S内に上記第一の部材
10及び第二の部材20が収納される。
伸縮部材32,32は基部材31,31の端部
に枢着された軸体33,33とこの軸体33,3
3に嵌合する筒状部材34,34とから構成され
ている。そして、この軸体33,33の一方には
シヤープペンシル35が内蔵されるとともに、こ
のシヤープペンシル35のノツク部材35aは第
1図cに示すように上記軸体33の先端より突出
されている。そして、ノツク部材35aは中空に
形成され、ここからシヤープペンシル35の内部
に芯を入れる。また、軸体33,33と上記筒状
部材34,34とは抜脱しないように筒状部材3
4,34が軸体33,33から所定の長さだけ抜
け出したときに互いに係合するように、この両部
材にはそれぞれ係合突起33a,33a及び34
a,34aが形成されている。さらに、この筒状
部材34,34の端部には開口部36,36が形
成され、この開口部36,36には足部37,3
7が起伏自在に枢着されている。
形態変化玩具Aは上述のように構成されている
ので、その使用にあたつては、まず、第二の部材
20,20を第一の部材10の両端部に突合せて
棒状となす一方、第三の部材30,30の筒状部
材34,34を軸体33,33に嵌合して基部材
31,31と伸縮部材32,32とを棒状とす
る。そして、上記第三の部材30,30を互いに
90°まで拡開してこの第三の部材30,30の基
部材31,31に設けた収納空間部S内に上記第
一の部材10及び第二の部材20,20を収納す
ることによつて、玩具本体1は第3図aに示すよ
うにシヤ−プペンシル状の形態に変化する。この
状態で第二の部材20,20に設けられた押圧摘
子26,26の片方を押圧して、この第二の部材
20を上記基部材31内で摺動させれば、第3図
bに示すように第二の部材20に設けられている
手部24によつて軸体33に内蔵されたシヤ−プ
ペンシル35のノツク部材35aが押圧されてこ
の玩具本体1の先端よりシヤープペンシル35の
芯35bが突出し、これによつて、筆記用具とし
て用いることができる。
符号40及び50は上記シヤープペンシル状に
形態変化した玩具本体1の両端にそれぞれ装着さ
れたキヤツプ部材を示し、このキヤツプ部材40
は断面コの字状の一対の部材41,41を蝶着し
たもので、蝶着部42を中心に開閉自在であると
ともに、両部材41,41を閉じるとキヤツプ形
状となり、開くと第5図に示すようなミサイルを
模したロボツト小物としての形状となる。このと
き、係合部43,43が相対向する位置に設けら
れる。また、上記キヤツプ部材50はキヤツプ部
材本体51の一側にクリツプ部材52を設け、そ
の反対側に押え片54を設けて形成されたもの
で、このクリツプ部材52の先端部表面にはロボ
ツト状の顔部53が設けられている。このよう
に、キヤツプ部材40及び50が形成されている
ので、このキヤツプ部材40及び50をシヤープ
ペンシル状に形態変化させた玩具本体1の両端に
装着することにより、ポケツトに付けたり、ケー
ス等に収納して持ち運び、筆記具として使うこと
ができるので大変便利である。
次に、シヤープペンシル状に形態を変化させた
玩具本体1を第4図に示すようにロボツト状の形
態に変化させることができる。すなわち、この玩
具本体1を上述と反対に展開して第1図aに示す
ような形態に変化させる。そして、第三の部材3
0,30を垂直に対向させて伸縮部材32,32
の筒状部材34,34を伸長したのち、この筒状
部材34,34の開口部36,36から足部3
7,37を回動させて引き出すとともに、第一の
部材10と第三の部材30,30の基部材31,
31の隣接部にかけてキヤツプ部材50を係合さ
れて、このキヤツプ部材50のクリツプ部材52
と押え片54とによつて上記第一の部材10を両
側から教示すればよい。また、上記第三の部材3
0,30の基部材31,31の裏側に係合凹部3
1a,31aを形成しておき、この係合凹部31
a,31aにキヤツプ部材40の係合部43,4
3を係合させて装着することによつて、この第三
の部材30,30が開くのを防止する。これによ
つて、ペンシル状の形態からロボツト状の形態に
簡単に変化させることができる。
上述のように形態変化玩具Aによれば玩具本体
1は第一の部材10、第二の部材20,20及び
第三の部材30,30を備えているので、この各
部材を組替えることによつてシヤープペンシル状
の形態からロボツト状の形態、或はロボツト状の
形態からシヤーペペンシル状の形態に変化させる
ことができ、これによつて意外性に富むととも
に、その変化の過程を楽しむことができる面白い
玩具が得られる。また、シヤープペンシル状に形
態を変化させた状態において筆記具として利用す
ることができるので便利である。そして、二種類
の異なる遊びに供することができるので経済的で
もある。
なお、上記実施例においては、キヤツプ部材5
0をロボツト状の形態変化時における頭部として
構成されているが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、第一部材10の中央部に直接に、ま
たは出没自在に頭部を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係る形態変化玩具の玩具本
体の正面斜視図、同図bは玩具本体の裏面斜視
図、同図cは玩具本体の側面図、第2図は第一の
部材と第三の部材との連結態様を示す断面図、第
3図aはシヤープペンシル状の形態における斜視
図、同図bは第二の部材とペンシルとの関係を示
す説明図、第4図はロボツト状の形態における斜
視図、第5図はロボツト状の形態における玩具本
体とキヤツプ部材との関係を示す斜視図である。 符号、A……形態変化玩具、1……玩具本体、
10……第一の部材、11,12……ヒンジ係合
溝、20,22……ヒンジ部材、24……手部、
30……第三の部材、31……基部材、32……
伸縮部材、33……軸体、34……筒状部材、3
5……シャープペンシル、37……足部、40,
50……キヤツプ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロボツト形態において胴体上部を第一の部材か
    ら、両腕部を第一の部材の両側に設けられた1対
    の第二の部材から、胴体下部と脚部とを第一の部
    材の略中央に設けられた一対の第三の部材から構
    成し、これら第一、第二及び第三の各部材を下記
    のように構成したことを特徴とする形態変化玩
    具。 (イ) 第三の部材はそれぞれその一端が第一部材の
    略中央部の側部に回動自在に軸受けされ、且つ
    各第三の部材の上記軸受側には第一及び第二の
    部材の収容溝が形成され、収容時には棒状に形
    成されること。 (ロ) 少なくとも一方の第三の部材の他側にはノツ
    ク式ペン手段が設けられていること。 (ハ) 第三の部材の収容溝内に収容された第二の部
    材は第三の部材内のペン手段の後端をノツクす
    るように移動可能に形成されていること。
JP771485U 1985-01-23 1985-01-23 Expired JPH0336390Y2 (ja)

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