JPH0336367Y2 - - Google Patents

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JPH0336367Y2
JPH0336367Y2 JP1989025409U JP2540989U JPH0336367Y2 JP H0336367 Y2 JPH0336367 Y2 JP H0336367Y2 JP 1989025409 U JP1989025409 U JP 1989025409U JP 2540989 U JP2540989 U JP 2540989U JP H0336367 Y2 JPH0336367 Y2 JP H0336367Y2
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JP
Japan
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acupuncture
needle
skin
magnet
handle
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ORIENTAL MEDICAL RESEARCH INST Ltd
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ORIENTAL MEDICAL RESEARCH INST Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として、磁気治療用磁石体と共に
又は単独にて、絆創膏により人体皮膚面に接着保
持し、以つて幹部の治療用となす円皮鍼に関す
る。
[従来の技術] 皮内鍼のうちで円形鍼柄部を有する円皮鍼は、
長時間置き針とすることが可能なため、消炎鎮痛
作用、細胞賦活作用等に著効を有するものとして
広く用いられている。
従来のほとんどの円皮鍼は、ピンセツト等を用
いて、直接に円皮鍼をつまんで皮膚に刺入して使
用することが可能なように、鍼柄部の一部をピン
セツト等でつまむことにより皮膚に刺入し得るこ
とが要求されていた。
そのため、針金を屈曲させて製造する円皮鍼
は、第11図及び第12図に示すように、鍼柄部
aを構成する円周形状の針金の少なくとも一部を
上下2重に巻いていた。ピンセツトで鍼柄部aを
挟んで皮膚に刺入する場合に、2重部分がなけれ
ば鍼柄部a及び鍼柄部aと鍼穂部bの連続部cが
必要以上に撓んでしまい、鍼穂部bがうまく皮膚
に刺入されないからである。
近時においては、予め、円皮鍼をその鍼柄部a
において絆創膏の粘着面や磁気治療用磁石体の底
面側に接着しておき、そのまま皮膚に刺入及び貼
着するようにしたものが増えてきている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、鍼柄部aを構成する針金が上下2重
巻きであると、絆創膏の粘着面や磁気治療用磁石
体の底側面に接着した場合に、鍼柄部aが、絆創
膏や磁気治療用磁石体の被着面に対し傾斜した状
態となり、従つて、鍼穂部bもそのような被着面
に対し傾斜した状態となることが多くなる。
円皮鍼を、絆創膏の粘着面や磁気治療用磁石体
の底面側に接着したまま皮膚に刺入し、接着保持
するものである場合は、刺入においてあまり細か
い取り扱いは行い難く、絆創膏や磁石体により鍼
穂部bが見えにくいといつた、ピンセツトで直接
鍼柄部aをつまんで皮膚に刺入する場合とは異な
つた問題点がある。従つて、絆創膏や磁気治療用
磁石体の被着面に対し鍼穂部3bが傾斜した状態
となつていると、皮膚面に対し鍼穂部bが傾斜し
た状態で刺入されることとなり易い。特に鍼柄部
aを磁気治療用磁石体に接着したものにおいて
は、磁気治療用磁石体が皮膚面に圧接されるた
め、鍼穂部bの皮膚面に対する傾斜刺入は、一層
生じ易い。
このように鍼穂部bが皮膚面に対し傾斜した状
態で刺入されると、患者は痛みを感じることが多
く、治療上の障害となり易い。
この点を解決し得る円皮鍼として、実願昭58−
29033号及び実願昭58−140539号の図面に記載さ
れたものがある。
しかしながらこれらの円皮鍼は、鍼柄部に小さ
い切欠部を有しているため、多数寄せ集められた
状態において鍼柄部同士の絡み合いが生じ易く、
尚且、一旦絡み合うと、この程度の小さい切欠部
では絡み合いを解除するのが容易なことではな
く、取り扱いに困難を来すという大きな問題があ
る。
一方、磁気治療用磁石体の底面側に円皮鍼を接
着して使用する場合、円皮鍼の材料を強磁性材料
とし、円盤状の磁石体の底面に円形凹部を刻設
し、その凹部内に鍼柄部aを接着させるものが多
いが、磁石体の凹部内に鍼柄部aを接着剤と共に
載置した際に、円形凹部周囲、すなわち突起周縁
部の磁力が強いため、その突起周縁部に鍼柄部a
が吸い寄せられてしまうことがあり、磁気治療用
磁石と円皮鍼を組み合わせた磁気円皮鍼製造上の
障害となつていた。
本考案は、如上の問題点に鑑みなされたもので
あつて、絆創膏や磁気治療用磁石体の被着面に対
し鍼柄部が傾斜しないため皮膚に刺入された患者
が痛みを感じにくく、円皮鍼同士の絡まり合いに
よる取り扱いの困難性がなく、而も、円皮鍼の材
料が強磁性材料であつても、接着の際に磁気治療
用磁石体の突起周縁部に鍼柄部が吸い寄せられに
くいため、治療上、及び磁気円皮鍼の製造上好適
な円皮鍼を提供することを目的とする。
[考案を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案円皮鍼Aは
一端部が円周状部1aに滑らかに連続するほぼ直
線状の自由端部1bに形成された略四分の三円周
形状をなす線材製の鍼柄部1の他端を、その鍼柄
部1の中央部に向つて延設して連結部2となし、
その連結部2の先端部に、前記鍼柄部1に対しほ
ぼ垂直な方向に鍼穂部3を立設している。
[作用] 鍼柄部1を構成する線材はほぼ同一平面内に存
在することになるため、絆創膏4や磁気治療用磁
石体51の被着面6に鍼柄部1を接着する場合に
鍼柄部1は被着面6に対し傾斜し難い。従つて、
皮膚7に刺入する場合に鍼穂部3が傾斜状態にな
りにくく、患者が痛みを感じにくい。
鍼柄部1を構成する線材は、相当の切り欠き部
を有する円周形状であるところの、略四分の三円
周形状をなし、而も一端部が円周状部に滑らかに
連続するほぼ直線状の自由端部に形成されている
ため、乱雑に多数寄せ集められた状態の円皮鍼A
の絡まり合いを解除するのが容易である。
鍼柄部1が略四分の三円周形状をなすものであ
つて、十分な中心角の円弧状であるため、円皮鍼
Aに振動を与え、その振動により鍼穂部3を上向
きにして鍼柄部1でもつて円皮鍼Aを立たせるこ
とも可能である。
円盤状の磁石体の底面に円形凹部8が刻設され
た磁気治療用磁石体51の円形凹部8内に円皮鍼
Aの鍼柄部1を接着剤と共に載置した場合に、円
皮鍼Aの材料が強磁性材料であつても鍼柄部1が
略四分の三円周形状であることから鍼柄部1に作
用する磁力が比較的弱いので、磁力の強い部分で
ある突起周縁部9に鍼柄部1が吸い寄せられにく
い。
[実施例] 本考案の実施例を、第1図〜第10図を参照し
つつ説明する。
第1図〜第10図に示す円皮鍼Aは、ステンレ
ス鋼製の線材により構成されている。
線材の断面形状は円形であり、その直径は約
0.2mmである。
略四分の三円周形状をなす鍼柄部1の一端部が
円周状部1aに滑らかに連続するほぼ直線状の自
由端部1bに形成されており、他端は連結部2に
連なつている。鍼柄部1の半径及び連結部2の長
さは、何れも約1.3mmである。
連結部2は、鍼柄部1に対し若干の立ち上がり
角を有しており、連結部2の先端部に、その立ち
上がる方向に向つて鍼柄部1に対し垂直に鍼穂部
3が立設されている。鍼穂部3の長さは約1.1mm
であり、その先端は尖つている。
円皮鍼Aの材料としては、各種金属、合成樹
脂、セラミクス等を採用し得るが、磁気治療用磁
石体と共に、磁気円皮鍼Aとして用いる場合は、
強磁性材料を用いることが望ましい。
第8図は、円皮鍼Aの鍼柄部1を、絆創膏4の
粘着面に直接接着したものを、鍼穂部3を皮膚7
に刺入させて接着保持する態様を示す。
第9図は、円盤状の磁石体の底面に円形凹部8
を刻設して磁気治療用磁石体51となし、その凹
部8内に円皮鍼Aの鍼穂部1を接着すると共に、
皮膚7面接着保持用の絆創膏4を磁気治療用磁石
体51の上面側に貼着したものを、鍼穂部3を皮
膚7に刺入させ、磁気治療用磁石体5の突起周縁
部9を皮膚7面に当接させて接着保持する態様を
示す。
第10図は、円盤状磁石体の上面に鍼柄部1を
収容する円形腔部10を凹設し、その中央部に磁
石体の底面に達する貫通孔11を設けて成る磁気
治療用磁石体52の貫通孔11に、鍼柄部1を絆
創膏4の粘着面に直接接着した円皮鍼Aの鍼穂部
3(長さ約2mm)を先端部露出状態に挿通させた
ものを、鍼穂部3の先端部を皮膚7に刺入させ、
磁気治療用磁石体52の底面を皮膚面に当接させ
て接着保持する態様を示す。
絆創膏4や磁気治療用磁石体51の被着面6…
6に鍼柄部1を接着した場合に鍼柄部1が傾斜し
にくいので、第8図〜第10図に示す何れの場合
においても、鍼穂部3は皮膚7面に対しほぼ垂直
に刺入されることになる。
通常、円皮鍼Aは、製造後、乱雑に多数寄せ集
めた状態で取り扱われ、絆創膏4や磁気治療用磁
石体5に接着する際に、鍼穂部3を上向きにして
鍼柄部1でもつて立たせ、鍼穂部3を挟持して絆
創膏4や磁気治療用磁石体5の被着面6上に載置
される。
鍼柄部1が、相当の切り欠き部を有する円周形
状であるところの、略四分の三円周形状をなし、
而も一端部が円周状部に滑らかに連続するほぼ直
線状の自由端部に形成されているため、乱雑に多
数寄せ集められ円皮鍼Aの絡まり合いは容易に解
除される。第1図〜第7図に示す円皮鍼Aおいて
は、鍼柄部1の自由端部の曲率をほぼ0とするこ
とにより、一層絡まりを解除し易いものとしてい
る。
また、鍼柄部1が略四分の三円周形状をなすも
のであつて、十分な中心角の円弧状であるため、
多数寄せ集められた状態の円皮鍼Aに(例えば円
皮鍼Aを載せた紙を前後に揺することにより)振
動を与え、その振動により、第1図〜第7図に示
すように鍼穂部3を上向きにして鍼柄部1でもつ
て円皮鍼Aを立たせ、鍼穂部3の挟持による絆創
膏4や磁気治療用磁石体5の被着面6上への載置
に備えさせることも可能である。
鍼柄部1における円周形状からの切り欠け部
は、円皮鍼Aの絡まりあいを解除し且つ円皮鍼A
を立たせ易くする上で、中心角にして50°〜130°
(六十分法)とすることが望ましい。
[考案の効果] 本考案円皮鍼は、絆創膏や磁気治療用磁石体の
被着面に対し鍼柄部が傾斜し難いため皮膚に刺入
された患者が痛みを感じにくいので、磁気治療用
磁石体と共に又は単独にて、絆創膏により人体皮
膚面に接着保持し、以つて患部の治療用となす上
で好適である。
また、円盤状の磁石体の底面に円形凹部が刻設
された磁気治療用磁石体の凹部内に円皮鍼の鍼柄
部を接着剤と共に載置した場合に、円皮鍼の材料
が強磁性材料であつても、鍼柄部が略四分の三円
周形状であることから鍼柄部に作用する磁力が比
較的弱いので、磁気治療用磁石体の突起周縁部に
鍼柄部が吸い寄せられにくい。従つて磁気円皮鍼
の製造上好適である。
また、本考案円皮鍼の鍼柄部を構成する線材
は、相当の切り欠き部を有する円周形状であると
ころの、略四分の三円周形状をなし、而も一端部
が円周状部に滑らかに連続するほぼ直線状の自由
端部に形成されているため、乱雑に多数寄せ集め
られた状態の円皮鍼の絡まり合いを解除するのが
容易であり、一方、鍼柄部が略四分の三円周形状
をなすものであつて、十分な中心角の円弧状であ
るため、円皮鍼に振動を与え、その振動により鍼
穂部を上向きにして鍼柄部でもつて円皮鍼を立た
せることも可能であるため、絆創膏や磁気治療用
磁石体への接着を行う上で好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は、本考案円皮鍼の実施例を
示すものであつて、そのうち第1図は平面図、第
2図は底面図、第3図は左側面図、第4図は正面
図、第5図は右側面図、第6図は、背面図、第7
図は第4図におけるM−M断面図、第8図〜第1
0図は、中央部縦断面図である。第11図及び第
12図は、それぞれ従来円皮鍼の1例を示す正面
図及び平面図である。 A……円皮鍼、1……鍼柄部、1a……円周状
部、1b……自由端部、2……連結部、3……鍼
穂部、4……絆創膏、51……磁気治療用磁石
体、52……磁気治療用磁石体、6……被着面、
7……皮膚、8……円形凹部、9……突起周縁
部、10……円形腔部、11……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部が円周状部1aに滑らかに連続するほぼ
    直線状の自由端部1bに形成された略四分の三円
    周形状をなす線材製の鍼柄部1の他端を、その鍼
    柄部1の中央部に向つて延設して連結部2とな
    し、その連結部2の先端部に、前記鍼柄部1に対
    しほぼ垂直な方向に鍼穂部3を立設して成る、円
    皮鍼。
JP1989025409U 1989-03-06 1989-03-06 Expired JPH0336367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989025409U JPH0336367Y2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06

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JP1989025409U JPH0336367Y2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06

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Publication Number Publication Date
JPH0298950U JPH0298950U (ja) 1990-08-07
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