JPH0336190Y2 - - Google Patents

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JPH0336190Y2
JPH0336190Y2 JP9365586U JP9365586U JPH0336190Y2 JP H0336190 Y2 JPH0336190 Y2 JP H0336190Y2 JP 9365586 U JP9365586 U JP 9365586U JP 9365586 U JP9365586 U JP 9365586U JP H0336190 Y2 JPH0336190 Y2 JP H0336190Y2
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JP
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conduit
jig
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flexible
mold holding
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電線管の加工の際に用いられる治具、
詳しくは電線管を敷設場所の形状に合わせ、曲げ
加工する際に用いられる自在治具に関する。
〔従来技術〕
建物の内外壁や天井に沿つて電気配線をする場
合、電線管に絶縁電線を通して配線することが多
い。その際、壁や天井等の電線管敷設場所の形状
に合わせて電線管を曲げ加工する必要が生ずる
が、敷設場所が高所や狭小個所の場合、従来のや
り方は、先ず敷設場所の形状を逐次測定して記録
し、次いでこの測定値から敷設すべき電線管の形
状を割り出して電線管加工を行つていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような逐次測定に基づく電線管加工方法は
測定の誤差が加算されること、電線管の敷設形状
に変換しなければならないこと、等の原因により
加工された電線管を敷設場所に取り付けてみる
と、不適当な形状になつていることもあり、再加
工しなければならない場合も多かつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、螺旋状に金属帯を巻いて形成された
フサキシブル金属チユーブの外周に、更に金属帯
をその幅よりも大きいピツチで螺旋状に巻いた細
長い可撓性の型保持部材の少なくとも一端部に電
線管又は他の電線管加工用自在治具との結合部を
設けてなる電線管加工用自在治具を提供すること
により、前述の問題点を解決し得たものである。
本考案に用いられる細長い可撓性の型保持部材
は、電線管の敷設場所に合わせて自在に屈曲でき
るよう可撓性であり、且つ外力を加えて元に戻す
まで屈曲したその形状を保持する性質を有するも
のでなければならない。そのため本考案において
は、鋼鉄やステンレスなどの金属帯を密に螺旋状
に巻いて形成されたフレキシブル金属チユーブの
外周に、更に同種又は異種の材料からなる金属帯
をその幅より大きなピツチで巻いた二層構造とす
ることによりかかる目的を達成している。
内層のフレキシブル金属チユーブのみからなる
型保持部材を用いても一応目的を達成することが
できるが、型取りした後電線管加工が完了するま
での間、不測の外力が型保持部材に加わつたりす
ると型取りした屈曲形状に変化を生じることもあ
る。そのため一旦型取りのため屈曲させたら、作
業中に通常生ずるであろう外力により屈曲形状の
変化が起こらないよう充分な型保持力を有するこ
とが好ましい。
本考案のように二層構造の型保持部材とするこ
とにより、内層及び外層の金属帯のそれぞれの型
保持力に加え、両者間のスベリ摩擦力が型保持力
に寄与するので、型保持性を著しく向上させるこ
とができる。内層と外層の巻回方向は相互に同方
向でも反対方向でもよいが、反対方向の方がより
型保持力が増加するので好ましい。
内層のフレキシブル金属チユーブは金属帯を密
に螺旋状に巻いて形成されるが、可撓性とするた
め通常金属帯の幅は比較的小とされる。これに対
し、外層の金属帯の幅はそれより大きな寸法とす
ることが好ましく、具体的には内層のフレキシブ
ル金属チユーブの少なくとも二山、好ましくは三
山以上の幅とする。また外層の金属帯はその幅よ
り大きなピツチで巻くが、その程度は可撓性と型
保持性のバランスから適宜定めればよい。一般的
には金属帯の隣接巻回間隔が、型保持部材をほぼ
90゜屈曲した際、屈曲内側部分においてもわずか
に間隙が残る位に確保できればよい。
本考案の好ましい実施態様によれば、二層構造
の型保持部材は、その最外周を塩化ビニル、ポリ
エチレンなどの軟質もしくは柔軟性のプラスチツ
クのチユーブなどで被覆し、操作性、耐久力等を
向上させることができる。
型保持部材の一端部に電線管と結合するための
結合部を設ける場合、その結合部の形状は円柱状
の突起とすることが好ましい。かかる突起の寸法
は電線管の端部から滑動しながら電線管内へ挿入
し結合し得るに適したものとすべきである。型保
持部材の端部に他の同様の電線管加工用自在治具
(以下単に治具という)と結合するための結合部
を設ける場合、その結合部の形状は治具間の結合
が可能なあらゆる形態が可能で特に制限はない。
好ましい実施態様によれば、この形状はネジ部と
される。雌雄ネジ結合とするならば、雄ネジ部を
持つ治具と雌ネジ部を持つ治具の2種の組合せと
なる。袋ネジ結合とするならば、雄ネジ部を持つ
治具1種のみとなり、別に接続用袋ナツトが用意
される。
電線管との結合部を有する治具は、既に敷設さ
れた電線管から延長した位置に敷設すべき電線管
のための型取りをする場合に、敷設済み電線管の
端部へ治具の結合部を挿入結合するに適してお
り、他の治具との結合部を有する治具は一本の治
具のみでは長さが不足するような型取距離の場合
2本の治具を接続して用いるに適している。
他の実施態様によれば、型保持部材の一端部に
電線管との結合部を設け、他端部に他の治具との
結合部を設けることができる。
更に、他の実施態様によれば、型保持部材の両
端部に他の治具との結合部を設けることができ
る。好ましくは、一対の雄ネジ部と雌ネジ部から
なり、治具間は雌雄ネジ結合により結合される。
両端に治具との結合部を有する治具は2個以上の
治具の結合を可能とする。
更に、他の実施態様によれば、治具との結合部
を3個T形若しくはY形に配置した分岐器を用意
し、該分岐器の夫々の結合部に治具を結合して電
線管を分岐して敷設する個所の型取りに使用する
ことができる。
又、更に他の実施態様によれば、型保持部材の
長手方向に沿つて目盛若しくは目印等を設け、電
線管の切断位置決めに好適に使用できる。
〔作用〕
本考案の治具を電線管の敷設すべき場所の形状
に合わせながら屈曲させ型取りした後、電線管加
工位置に運び、電線管をこの型に沿わせながら逐
次加工していく。既に、敷設された電線管の延長
上の型取りをする場合は、当該電線管に一端部を
結合した後、型取りすることもでき、より正確に
型取りができるので好ましい。
又、1本の治具で不足の時には前述のように2
本以上の治具を結合して用いるのであるが、結合
部はなるべく屈曲点から外すように調整しながら
型取りすることが好ましい。
〔実施例〕
次に、図面により本考案の治具の実施例を説明
する。
第1図は本考案の治具の一例であり、治具1は
型保持部材2、及びその両端部に設けた結合部3
からなつている。型保持部材2は、金属帯又はス
テンレス帯を螺旋状に巻いて形成したフレキシブ
ル金属チユーブ2a外周に、同種又は異種材料か
らなる金属帯2bを、その幅Dより大きなピツチ
Pで2aとは反対方向に巻いた二層からなつてい
る。
結合部3は、その取付部9が型保持部材2の端
部に溶接またはネジ螺合等により固定される。そ
してこの取付部9に、適宜なフアスナー等からな
る自在回転手段7により、雄ネジ部が又は雌ネジ
部が設けられている。即ち、型保持部材2の一方
には雄ネジ部が、他方には雌ネジ部が設けられ
る。そしてこの雄ネジ部及び雌ネジ部は、それぞ
れ底面を閉塞した中空に形成されると共に、その
底面に孔が穿設され、該孔に自在回転手段7が嵌
入し抜け止めされるように構成している。そし
て、それにより雄ネジ部等が取付部9に対して軸
の回りに相対回転し得るように構成している。な
お、これら雄ネジ部及び雌ネジ部の型保持部材2
側にはそれぞれ螺回用の六角面8が設けられてい
る。
第2図は本考案の治具の他の例である。治具1
は第1図の例と同様な型保持部材2とその両端部
の結合部3が取付けられたものからなるが、その
治具のほぼ全周に沿つて外部からポリエチレンや
塩化ビニル等の柔軟性のプラスチツクの被覆4が
施されている。型保持部材2とプラスチツク被覆
4の両者の材質寸法等の選択により治具の可撓性
と型保持性の程度を更に調節することができる。
第3図は本考案の治具を用いた電線管を敷設す
べき場所の型取り状態を示す図である。既に、敷
設されている電線管5は取付け部材6により壁面
に固定されており、その延長すべき端部に治具1
の結合部が挿入されて型取りが行われている。
第4図は本考案の治具を用いたより複雑な敷設
場所における型取り状態を示す図である。治具1
は天井の水平部分から垂直に降ろされ、次いで、
垂直柱を水平に横断してから柱のコーナを曲がる
ように型取りしている。この例においては型取り
距離が長いので、2本の治具1を結合部3で結合
して用いている。
第5図は型取りをした治具を用いて電線管を加
工している状態を示す図であつて、敷設場所の形
状に適合した電線管の形状になるように型取りさ
れた治具1に電線管5を端から逐次沿わせ曲げ加
工している途中の状態である。この状態から次に
点線の矢印のように電線管5は曲げ加工される。
次いで、必要に応じて所定の長さに切断された
後、電線管は敷設される。又、数本の電線管の加
工をし、それらを接続した後、敷設することは勿
論可能である。
〔考案の効果〕
本考案の電線管加工用治具は、螺旋状に金属帯
を巻いて形成された金属チユーブの外周に、更に
金属帯をその幅よりも大きいピツチで螺旋状に巻
いた細長い可撓性の型保持部材の少なくとも一端
部に電線管又は他の治具との結合部を設けたもの
である。従つて、高所や狭小個所における電線管
の敷設をするに際して容易に正確に敷設すべき電
線管の形状を型取りすることができる。そして、
その型取形状を良好に保持することができるの
で、それにより正確な電線管の加工ができる。
又、複雑な敷設形状に適合させて使用することも
可能である上に種々の口径の電線管に適用でき
る。更に、本考案の治具は簡単な構造で安価に提
供でき、又取扱も極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の電線管加工用治具
の実施例を示す図、第3図及び第4図は該治具を
用いて電線管の敷設すべき場所の型取り状態を示
す図、第5図は型取りをした該治具を用いて電線
管を加工している状態を示す図。 1……電線管加工用治具、2……型保持部材、
2a……フレキシブル金属チユーブ、2b……金
属帯、3……結合部、4……プラスチツク被覆、
5……電線管、6……取付け部材、7……自在回
転手段、8……六角面、9……取付け部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 螺旋状に金属帯を巻いて形成されたフレキシ
    ブル金属チユーブ2aの外周に更に金属帯2b
    をその幅よりも大きいピツチで螺旋状に巻いた
    細長い可撓性の型保持部材2の少なくとも一端
    部に、電線管または他の電線管加工用自在治具
    との結合部3を設けてなる電線管加工用自在治
    具。 2 型保持部材2の両端部に一対の雄ネジ部及び
    雌ネジ部を設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電線管加工用自在治具。 3 前記結合部3が型保持部材2に対して相対回
    転自在に取付けられている実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載の電線管加工用自在
    治具。
JP9365586U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0336190Y2 (ja)

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JP9365586U JPH0336190Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS63626U JPS63626U (ja) 1988-01-06
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JP2572208Y2 (ja) * 1991-11-13 1998-05-20 小一 石河 可撓性螺旋管

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JPS63626U (ja) 1988-01-06

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