JP3016064U - 電線管継ぎ手金具 - Google Patents

電線管継ぎ手金具

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JP3016064U
JP3016064U JP1995003384U JP338495U JP3016064U JP 3016064 U JP3016064 U JP 3016064U JP 1995003384 U JP1995003384 U JP 1995003384U JP 338495 U JP338495 U JP 338495U JP 3016064 U JP3016064 U JP 3016064U
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conduit
fitting
thread
conduit fitting
spiral
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JP1995003384U
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Inventor
和己 谷口
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株式会社谷口製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、内部に電線等の長尺物を挿通した
電線管等の管状物を、配設工事時等に、管と管との継ぎ
目を連結して被覆し、内部に保有した電線等を保護す
る。 【構成】電線管のネジ山に嵌合する断面を有するバネ鋼
材を、螺旋状に巻回して、螺旋の半径方向に弾力性を保
持せしめるとともに、長手方向に伸縮自在な可撓性を有
せしめた構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部に電線等の長尺物を挿通した電線管等の管状物を対象として、 配設工事時等に、管と管との継ぎ目を連結して被覆し、内部に保有した電線等を 保護する電線管継ぎ手金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の電線管継ぎ手金具11は、図8に示した様に、金属等の剛体製で 直線的且つ、固体的であるので、例えば金属管同士のような剛体管12aと剛体 管12bとの電線管継ぎ手金具11としては、配管敷設工事等において、特に湾 曲した電線管継ぎ手金具11において、大変使いづらく、作業がやり難いもので あった。塩化ビニル製の電線管継ぎ手と、塩化ビニル管同士、または金属管と塩 化ビニル管との接合にしても同様の欠点を有するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、従来のこの種電線管継ぎ手金具にあっては、不撓性が障害となっ て、敷設工事の手間が格段にかかるという問題があった。また、このような電線 管継ぎ手金具にあっては、敷設工事の後、模様替え等による移設にも不便である という問題もあった。
【0004】 そこで、本考案は、このような従来の電線管継ぎ手金具11が有していた課題 を解決するために、図1〜図3に示すように、内側にネジ山の断面形状1aを有 する可撓性の金属製の螺旋巻回管1として製作し、電線管2,2を接合時は片方 の電線管2の先端のネジ山2aに嵌合して、電線管継ぎ手金具1の外側を持って 回してネジ込み、次に、電線管継ぎ手金具1の他端を、他方の電線管2の先端の ネジ山2aに嵌合して、ねじ込むことによって、両電線管2,2を強固に連結し て内部の電線5等の内容物を保護できる。
【0005】 また、敷設工事時に、両側の電線管2,2の軸が多少食い違っていても、電線 管継ぎ手金具1の可撓性によって、十分カバーして両電線管2,2を強固に連結 できるものである。
【0006】 さらに、図4に示すように、接合される管2,2同士の継ぎ目が多少間隔が開 いていたり、湾曲していても、また、電気配線等の内容物5が屈曲していても、 電線管継ぎ手金具1の可撓性によって、内容物5を被覆して両電線管2,2を連 結し得て、さらに外側にプラスチックの保護膜4を被覆することによって、密封 して保護することができる電線管継ぎ手金具1を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
該目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1乃至図8を用 いて説明すると、本考案は、電線管2,2のネジ山2aに嵌合する凸状断面1a を有するバネ鋼材を、螺旋状に巻回して、螺旋の半径方向に弾力性を保持せしめ るとともに、長手方向に伸縮自在な可撓性を有せしめた電線管継ぎ手金具1であ る。
【0008】 また、図6,図7に示すように、断面円形の鋼鉄線3aを電線管2,2のネジ 山2aのピッチP及び直径Dに合致させて螺旋状に相互に密着して巻回して、螺 旋の半径方向に弾力性を保持せしめるとともに、長手方向に伸縮自在な可撓性を 有せしめた電線管継ぎ手金具3である。さらに、外側にプラスチックの保護膜4 を被覆した構造の前記の電線管継ぎ手金具3である。
【0009】
【作用】
本考案は、このような構成としたものであるから、片方の電線管2のネジ山2 aに電線管継ぎ手金具1を螺合して、弾力で固着し、電線管継ぎ手金具1の他端 のネジに、他の電線管2のネジを入る所までねじ込むと、両電線管2,2は、電 線管継ぎ手金具1によって連結され、内部の電線5は、外部の衝撃、引っ張り力 に対して、十分保護できる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例について図面に基づいて説明する。 図中、図1乃至図7は、本考案の実施例を示す図であって、図1は本考案の一 部欠截外観図、図2は本考案の電線管継ぎ手金具1及び接合すべき電線管2の内 部構造を示す断面図で、図3は実施例の使用状態の断面図、図4は実施例の応用 使用例の断面図、図5は応用例の断面図、図6は別の実施例を示す断面図、図7 は図6の応用例の断面図である。
【0011】 しかして、電線管継ぎ手金具1の製法は、電線管2のネジ山2aに嵌合する凸 状断面1aのステンレス鋼のようなバネ鋼材を、ダイスによって引き抜きして製 作する。そして、そのバネ鋼材を前記のネジ山1aを内側にして、芯型に巻き付 けて螺旋状に巻回して、管状体に成形する。このようにして、内面にネジ山1a を設けた、螺旋の半径方向に弾力性を保持するとともに、長手方向に伸縮自在な 可撓性を有する管状体が成形できる。
【0012】 本考案電線管継ぎ手金具1はこのようにして製作できるが、使用時は、片端の ネジ山1aを電線管2の端部のネジ2aと螺合させて、入るところまでねじ込む と、バネ鋼の弾力によって両者を強固に緊締させることができる。つぎに、電線 管継ぎ手金具1の反対端側に他の電線管2の端部をねじ込み螺合することによっ て、同様に緊締結合できて、2本の電線管2,2は電線管継ぎ手金具1を介して 恰も一本の電線管の如く一体に連結される。
【0013】 このようにして、本考案の電線管継ぎ手金具1は、電線管2,2のネジ山の形 状のが規格と多少寸法の食い違いが存在しても、電線管継ぎ手金具1のバネ弾性 によって、電線管2,2のネジ山2a,2aにしっかり食いつき螺合緊締し、押 圧力、振動、引っ張り応力、曲げ応力等の外力に対しても、十分に耐え得る。
【0014】 また、図6,図7に示す応用例において、3は、断面円形の鋼鉄線3aを電線 管2,2のネジ山2a,2aのピッチP及び直径Dに合致させて螺旋状に相互に 密着して巻回したもので、螺旋の半径方向に弾力性を保持しているとともに、長 手方向に伸縮自在な可撓性を有する電線管継ぎ手金具である。管2のネジ山2a のピッチPに合致して、鋼鉄線3aの円形断面が管2のネジ山2aに螺合嵌合し て、強固な結合が完成する。さらに、ネジ山2aとの厳重な密着性を要する場合 は、接着剤を嵌合面に塗布してもよい。
【0015】 また、本考案の電線管継ぎ手金具は、両方の電線管2,2が同軸でない、屈曲 した、あるいは間隙を開いた継ぎ目があっても、螺旋状に巻回した筒体の可撓性 によって、容易に屈曲して適合し、あるいは間隙を覆って両管2,2を強固に結 合し得る。
【0016】 さらに、図5,図7に示すように、表面にプラスチックテープを巻き付けたり 、熱収縮性のプラスチックの筒状の保護膜4を被覆することによって、密封膜を 施すことも可能となり、このように加工を施すことによりさらに、防水性、防滴 性、耐薬品性、耐ガス性、耐蒸気性、等の耐環境性を保持させることができる。
【0017】 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしも これらの電線管を対象とする実施例構造のみに限定されるものではなく、その他 の管と管の対象についても同様であって、本考案にいう前記の構成要件を備え、 かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜 改変して実施することができるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から既に明らかなように、このような構成によって、片方の電線管 2のネジ山2aに電線管継ぎ手金具1を螺合嵌合して、バネ鋼(鋼鉄線)の弾力 によって強固に緊締させることができ、同様に他の電線管2のネジを入る所まで ねじ込むことにより、両電線管2,2は、電線管継ぎ手金具1を介して恰も一本 の電線管の如く一体に連結結合され、内部の電線5は、外部の衝撃、引っ張り力 、または環境条件に対して、十分保護される。
【0019】 また、本考案の電線管継ぎ手金具1は、電線管2,2のネジ山規格と多少寸法 の食い違いが存在しても、電線管継ぎ手金具1のバネ弾性によって、電線管2, 2のネジ山2a,2aにしっかり食いつき、押圧力、振動、引っ張り応力、曲げ 応力等の外力に対しても、十分に耐え得る。
【0020】 また、両方の電線管2,2が同軸でない、屈曲した継ぎ目があっても、螺旋状 の帯体の可撓性によって、容易に屈曲に適合して屈曲できる効果も期待できる。
【0021】 さらに、表面にプラスチックテープを巻き付けたり、熱収縮性のプラスチック の筒状の保護膜4を被覆、密着することによって、密封膜を施すことも可能であ る。このように加工を施すことによりさらに、防水性、防滴性、耐薬品性、耐ガ ス性、耐蒸気性、等の耐環境性を保持させることができる等々の実用上における 顕著な効果を期待することが出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部欠截断面を表した外観図。
【図2】本考案の電線管継ぎ手金具1及び接合すべき電
線管2の内部構造を示す断面図。
【図3】図1の実施例の使用状態の断面図。
【図4】図1の実施例の応用使用例の断面図。
【図5】図4の応用例の断面図。
【図6】別の実施例を示す断面図。
【図7】図6の応用例の断面図。
【図8】従来例を示した断面図。
【符号の説明】
1 電線管継ぎ手金具 1a 電線管継ぎ手金具のネジ山 2 電線管 2a 電線管のネジ山 3 鋼鉄線 4 プラスチック保護膜 5 内容物(電線) P ネジ山のピッチ D 電線管の直径

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線管2のネジ山2aに嵌合する凸状断面
    1aを有するバネ鋼材1bを、電線管2のネジ山2aの
    ピッチP及び直径Dに合致させて螺旋状に相互に密着し
    て巻回して、螺旋の半径方向に弾力性を保持せしめると
    ともに、長手方向に伸縮自在な可撓性を有せしめた電線
    管継ぎ手金具1。
  2. 【請求項2】断面円形の鋼鉄線3bを、電線管2のネジ
    山2aのピッチP及び直径Dに合致させて螺旋状に相互
    に密着して巻回して、螺旋の半径方向に弾力性を保持せ
    しめるとともに、長手方向に伸縮自在な可撓性を有せし
    めた電線管継ぎ手金具3。
  3. 【請求項3】外側に保護膜4を被覆した請求項1または
    2に記載の電線管継ぎ手金具1,3。
JP1995003384U 1995-03-22 1995-03-22 電線管継ぎ手金具 Expired - Lifetime JP3016064U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268280A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 可撓導線管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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