JPH0335070A - 固形描画材 - Google Patents

固形描画材

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JPH0335070A
JPH0335070A JP1170461A JP17046189A JPH0335070A JP H0335070 A JPH0335070 A JP H0335070A JP 1170461 A JP1170461 A JP 1170461A JP 17046189 A JP17046189 A JP 17046189A JP H0335070 A JPH0335070 A JP H0335070A
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polyethylene
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Sadahiro Okai
禎浩 岡井
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は固形描画材に関し、更に詳細には、描画跡の濃
度が高い固形描画材に関するものである。
(従来の技術) 従来、固形描画材には、顔料と、パラフィンワックス・
マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス及び
/又はカルナウバワックス・木ロウ・ミツロウといった
植物系や動物系のワックスと、必要に応じて体質顔料と
、ワセリン・スピンドル油・鉱油等のオイル分とよりな
る。所謂クレヨン、パスと呼ばれる軟質固形描画材と、
顔料と。
体質顔料と、ポリエチレン等の成型用樹脂と、ポリエチ
レンワックス等の合成ワックスと、パラフィンワックス
・マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックスと
、必要に応じて各テアリン酸等の滑剤とよりなる、所謂
プラスチッククレヨンと呼ばれる硬質固形描画材とが知
られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記軟質の固形描画材は描画跡の濃度は高いが。
紙、プラスチックフィルム等で、その表面を覆っておか
ないと、使用時に手指等が汚れるという欠点が有り、又
、硬質の固形描画材は、裸のままで使用しても手指が汚
れることは無いが、描画跡が薄いという欠点が有った。
そこで、本発明者は、硬質固形描画材タイプであって、
且つ、濃度が高い固形描画材を得ることを目的とし、本
発明を完成させた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、顔料と成型用樹脂とワックスとより少なくと
もなる固形描画材において、前記成型用樹脂としてメル
トインデックスがLog/10min(190℃)以上
のものを使用することを特徴とする固形描画材を要旨と
するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
顔料は着色剤として使用するものであって、従来公知の
、カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、フタロシ
アニンブルー、フタロシアニングリーン、ワラチンブレ
ッド、カーミノ6B、ハンザイエロー等無機、有機を問
わず使用可能であって、単独又は2種以上混合して用い
ても良く、その使用量は顔料の種類によって大きく異な
るが。
発色並びに描画性等を考慮すれば、固形描画材全量に対
して3〜30fi量%が好ましい。
成型用樹脂は、固形描画材を形成するために用いるもの
であって、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリアミド、ポリブチン等従来知られているもの
を用いることができるが、そのメルトインデックス(以
下、MIと鴫記する)は、ASTM(アメリカ材料試験
協会規格)D1238に規定された試験方法において、
10 g / 10min(190℃)以上の値である
ことが必要であり、好ましくは10〜150 g / 
10 m i n (190℃)である。これはMIが
10.0未満では描画跡の濃度が低いためであり、成型
用樹脂の種類により多少の違いはあるが150を越える
と。
濃度の点では良好であるものの固形描画材として成形が
困難になったり、固形描画材の折損強度が低下し、実用
上の問題を呈するためである。成型用樹脂の使用量は固
形描画材全量に対して10〜40重量%、更に好ましく
は工5〜25重量%が用いられる。
ワックスは、直鎖及び側鎖パラフィンワックス水素添加
硬化油、飽和脂肪酸及びその誘導体、ポリエチレンワッ
クス、カルナウバワックス、ミツロウ、木ロウ、モンタ
ンワックスなど従来固形描画材に用いられているもので
あれば、天然ワックスでも合成ワックスでも限定無く使
用できるが、特にポリエチレンワックスは良好であり、
更に好ましいものとして分子量が2000〜5000の
ポリエチレンワックスが挙げられる。ワックスの使用量
は固形描画材全量に対して5〜60重量%が好ましい。
尚、上記必須成分以外に、必要に応じて増量剤若しくは
充填剤として従来公知の、炭酸カルシウム、タルク、ク
レー、シリカ、硫酸バリウム等の体質顔料を固形描画材
全量に対して3〜25重量%用いたり、金属石鹸や脂肪
酸エステル系、シリコン系、アルキルアマイド系、アル
キルフェノール系などの界面活性剤を用いたりすること
もできる。
本発明の固形描画材は、上記各成分を加熱撹拌混合し、
また必要に応じてニーダ−、ロールミル等の混練機で、
混練し、これを溶融状態で型に流し込み、または射出・
圧入、もしくは押出しし、冷却固化して得ることができ
る。
(作 用) 本発明の固形描画材は、成型用樹脂としてMlが10.
0 以上のものを使用しており、樹脂の伸びが小さく、
切れが良好であるため、描画時の圧力により容易に崩壊
し、更に紙面上で微細化する。
従って、描画時の塗膜が厚くなり、更に樹脂は伸びが小
さく平面化しにくいため顔料を被う割合が小さい。この
ため描画跡の濃度が向上すると推察される。
(実施例) 以下、本発明を実施例で更に詳細に説明するが。
実施例及び比較例中「部」とは「重量部」を示すものと
する。
失蓬逍1 J2522               30部(ポ
リエチレン、MI : 20、宇部興産間装)PEW−
に2              25部(ポリエチレ
ンワックス、平均分子量750゜中国製油■製 ) 1401Fパラフイン             25
部(パラフィンワックス、日木精臘■製)エルカ酸アミ
ド                5部ステアリン酸
亜鉛                 5部カーミン
6B(赤色顔料)             10部上
記成分中、J2522、PEW−に2.140°Fパラ
フインをヘンシェルミキサーで加熱混合し、溶融した後
、他の成分を加え、再度混合する。
その後冷却し、ペレット化したのち、成型機にて射出成
型し、赤色固形描画材を得た。
大嵐班主ユ主 実施例1のPEW−に2 (ポリエチレンワックス)を
各々ハイワックス210P (ポリエチレンワックス、
平均分子ff12000)、パイワックス410P(ポ
リエチレンワックス、平均分子量3000)(以上、三
井石油■製)に変えた他は、実施例1と同様になして赤
色固形描画材を得た。
失意樵土 J5019               30部(ポ
リエチレン、MI : 50、宇部興産■製)CWN−
30125部 (酸化型ポリエチレンワックス、平均分子量3000゜
中国製油@fl) 140’Fパラフイン               
25部リグノセリン酸アミド            
   5部ステアリン酸亜鉛            
    5部カーミン6B(赤色顔料)       
     10部上記成分中、J5019、CWN−3
01゜140’Fパラフインをヘンシェルミキサーで加
熱混合し、溶融した後、他の成分を加え、再度混合する
。その後冷却し、ペレット化したのち、成型機にて射出
成型し、赤色固形描画材を得た。
失胤園旦 J3519               30部(ポ
リエチレン、MI : 35、宇部興産@製)2203
A                20部(酸変性型
ポリエチレンワックス 平均分子j12,700、三井石油■製)カルナウバワ
ックス(f41野田ワックス製)     15部マイ
クロクリスタリンワックス(日本石油■製)  15部
エルカ酸アミド                 4
部ステアリン酸カルシウム             
6部フタロシアニンブルー(青色顔料)       
 10部上記上記中、J3519.2203A、カルナ
ウバワックス、マイクロクリスタリンワックスをヘンシ
ェルミキサーで加熱混合し、溶融した後、他の成分を加
え、再度混合する。その後冷却し、ペレット化したのち
、成型機にて射出成型し、青色の固形描画材を得た。
失直旌且 J1019               30部(ポ
リエチレン、MI:10.宇部興産■製)Polyle
ts−400025部 (ポリエチレンワックス、平均分子量3,200中国製
油■製) 130°Fパラフインワツクス          2
0部(パラフィンワックス、日本精臘■製)ミツロウ(
■野田ワックス製)           7部アラキ
ン酸アミド                 6部ス
テアリン酸カルシウム             7部
カーボンブラック(黒色顔料)          5
部上記成分中、J1019.Po1ylets−400
0,130’Fパラフインワツクスをヘンシェルミキサ
ーで加熱混合し、溶融した後、他の成分を加え、再度混
合する。その後冷却し、ペレット化したのち、成型機に
て射出成型し、黒色の固形描画材を得た。
里笠量よ、主 実施例1のJ2522を、各々B1B128(:1)F
320 (MI : 3)(以上、ポリエチレン、宇部
興産(41製)に変えた他は、すべて実施例1と同様に
なして赤色の藺形描画材を得た。
止較鼻主 実施例4のJ5019を、B128 (ポリエチレン、
MI : 1、宇部興産間装)に変えた他は、すべて実
施例4と同様になして赤色の固形描画材を得た。
里較且土 実施例1のJ2522をL719(ポリエチレン、MI
:7、宇部興産■製)に変えた他は、すべて実施例1と
同様になして赤色の固形描画材を得た。
生笠舅互 実施例5のJ3519をB128に変えた他は、すべて
実施例5と同様になして青色の固形描画材を得た。
辿」14色 実施例6のJ3519をB128に変えた他は。
実施例6と同様になして黒色の固形描画材を得た。
(発明の効果) 以上実施例1〜6、比較例1〜6で得た固形描画材につ
いて濃度試験を行なった。結果を表I〜3に示す。
表1(赤色の固形描画材) 濃度試験: 各側で得た固形描画材先端を市販の鉛筆削り器で削り、
筆記角度75°筆記圧300gでレコード式画線機(精
機工業研究所■製1Model P 5−5)にて、4
00rp+mの条件で筆記した。
試験用紙は、コート紙を用いた。
その後、描画跡のY値(明度1%)をカラーコンピュー
タModeL S M −4(スガ試験@taI!>に
て、測定した。
(Y値が小さい方が濃度が高いことを示す。)尚、濃度
試験で測定した試験片の描画面を目視a察したところ、
実施例2〜6は良好な塗布状態であったが、実施例1は
わずかながら塗膜の剥離が見られ、比較例1〜6は塗膜
の剥離が多く見られた。これは、ワックスとして用いた
分子量が2000以上のポリエチレンワックスのタック
性に起因するものと考えられる。
以上、詳細に説明したように、本発明に係る固形描画材
は濃度の高い描画跡を得ることができる優れたものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 顔料と成型用樹脂とワックスとより少なくともなる固形
    描画材において、前記成型用樹脂としてメルトインデッ
    クスが10g/10min(190℃)以上のものを使
    用することを特徴とする固形描画材。
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Cited By (3)

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