JPH0335045Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335045Y2
JPH0335045Y2 JP1984159009U JP15900984U JPH0335045Y2 JP H0335045 Y2 JPH0335045 Y2 JP H0335045Y2 JP 1984159009 U JP1984159009 U JP 1984159009U JP 15900984 U JP15900984 U JP 15900984U JP H0335045 Y2 JPH0335045 Y2 JP H0335045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
tractor
abdominal
work equipment
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984159009U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6174307U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984159009U priority Critical patent/JPH0335045Y2/ja
Priority to CA000492730A priority patent/CA1262242A/en
Priority to US06/786,049 priority patent/US4737067A/en
Priority to GB08525005A priority patent/GB2165735B/en
Publication of JPS6174307U publication Critical patent/JPS6174307U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335045Y2 publication Critical patent/JPH0335045Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フロントローダ、大小大きさの異な
る腹装作業機を装着可能にしたトラクタの作業機
装着構造に関する。
(従来の技術) 従来のトラクタにおいては、実公昭58−25010
号公報及び実公昭58−1087号公報に示されている
ように、フロントローダはフロントローダ用装着
体を用いて、モアー(腹装作業機)はモアー装着
体を用いて、夫々専用装着体で装着しており、ま
た、モアーの大きさが変つてもそれ専用の装着体
を用いて装着している。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の作業機装着構造では、作業機
を取替える場合、装着体も専用のものに取替えな
ければならず、非常に面倒で且つ装着体製作費用
が高くなつていた。
この問題点は、1個の作業体にフロントローダ
取付け部とモアー取付け部とを形成することによ
つて解決することができる。しかし、装着体に単
に2種類の作業機の取付け部を形成するだけで
は、各作業機の一定の大きさの機種にしか適用で
きず、作業機の大きさが異なれば、装着体も取替
えなければならない。
一般的に、フロントローダは大きさに関する機
種が少なく、そのフロントローダは数種類の馬力
のトラクタに装着できる構造となつているが、モ
アー等の腹装作業機においては、前後4箇所で懸
架装着される構成で、大きさが変われば前後取付
け間隔が変わるものが多く、1個の装着体の取付
け部に大きさの異なる複数種類のモアーを装着す
ることは困難である。
(問題を解決するための手段) 本考案は、このような種々の問題点に鑑み、ト
ラクタ機体4に装着される装着枠12にフロント
ローダ13用の取付け部14と、腹装作業機34
用の前後取付け部35,36とを形成し、且つ前
取付け部35に後取付け部36から前後方向の距
離の異なる取付け位置A,Bを少なくとも2つ形
成して、フロントローダ13と大きさの異なる複
数種類の腹装作業機34とを装着可能したもので
ある。
即ち、本考案の問題解決手段の具体的構成は、
トラクタ機体4の腹部に長手方向に沿つてその前
後部と中途部とが固定された作業機装着枠12を
備えた作業機装着構造において、前記作業機装着
枠12の前部にはトラクタ乗降口5より前側でト
ラクタ機体4から左右に突出状に張出ブラケツト
8が設けられ、この張出ブラケツト8の上部にフ
ロントローダ13の取付け部14が形成され、そ
の下面側に腹装作業機34の前取付け部35が形
成されており、前記作業機装着枠12の中途部に
はトラクタ機体4に左右突出状に固定した連結部
材28近傍に腹装作業機34の後取付け部36が
形成されており、前記前取付け部35には前後被
取付け部間隔の異なる大小腹装作業機34の前部
を取付けるべく後取付け部36から前後方向の距
離が異なり且つ互いに前後方向に離れている少な
くとも2箇所の取付け位置A,Bが形成されてい
る点を特徴とする。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面を参照して詳述す
る。
第1〜5図を参照すると第1実施例が示されて
いる。
これら各図において、トラクタ1は前輪2と後
輪3とを有する2輪4車輪形であり、前部に搭載
のエンジンにクラツチハウジング、ミツシヨンケ
ースが連設されてトラクタ機体4が構成されてい
る。
トラクタ機体4の長手方向(前後方向)の中間
側部にはステツプで示された乗降口5が形成さ
れ、油圧装置6上の座席7への通路とされてい
る。トラクタ機体4の腹部には長手方向に沿つて
作業機装着枠12がその前後部と中途部とで固定
されている。
前記作業機装着枠12は左右1対の張出ブラケ
ツト8、装着部材23及び連結部材28並びに左
右の張出ブラケツト8及び連結部材28を連結し
ている連結プレート50及びブラケツト30等か
ら構成されている。
乗降口5の前側には左右1対の張出ブラケツト
8がそれぞれ外方突出状に取付けられ、本例では
トラクタ機体4の側壁に立上りプレート9を介在
プレート10とともにボルト11で締結すること
によつて水平方向に突出され、該張出ブラケツト
8のそれぞれは下面が開放されたチヤンネル形状
とされている。左右張出ブラケツト8は連結プレ
ート50によつて互いに連結されており、この連
結プレートはトラクタ機体4の下面にボルト固定
されている。
張出ブラケツト8の上部(上面)にはボツクス
形のフロントローダ13の取付け部14が形成さ
れており、該取付け部14のそれぞれにローダフ
レーム15の下端がクサビ部を介して上方から嵌
合され、固着具16に着脱固定自在とされてい
る。
なお、フロントローダ13は左右1対ののロー
ダフレーム15にブーム17が上下動自在に枢支
連結され、リフトシリンダ18が上下動可能とさ
れているとともに、バケツトシリンダ19でバケ
ツト20を回動自在としている。
張出ブラケツト8と後車輪ハウジング22とを
連結する装着部材23がトラクタ機体の長手方向
に沿つて取着されている。
本例では張出ブラケツト8のステー24と後車
軸ハウジング22に固定されたステー25に薄板
状の装着部材23の前後が例えばボルト26等で
連結固着されている。装着部材23はその板幅を
立向にすることによつて、トラクタ機体に作用す
る曲げ等に抵抗可能とされている。
前記装着部材23の長手方向の中間は連結部材
28によつてトラクタ機体4に連結されており、
該連結部材28はトラクタ機体4の下面にボルト
29で取付けられたブラケツト30に外方突出状
に固着せしめ、該連結部材28の外端板31を装
着部材23にボルト32で重合固着して構成され
ている。
張出ブラケツト8を含む作業機装着枠12に
は、腹装作業機34、本例ではモアーの着脱自在
な前後取付け部35,36を備えている。
前取付け部35は本例では張出ブラケツト8の
下面及びステー24を介してチヤンネル形の支持
部材37を固着して構成され、該支持部材37に
は取付けピン38が前後方向に貫通されている。
また、後取付け部36は連結部材28の外端に
取付けピン39を貫通して構成されており、ここ
に、前後の取付け部35,36に平行四連リンク
構造体40を介してモアー34が昇降自在に懸架
装着されている。平行四連リンク構造体40の前
後リンクの先端がモアー34の前後被取付け部と
なつており、大小モアーではその前後被取付け部
の間隔が異なつている。
なお、モアー34には大型、小型があることか
ら、張出ブラケツト8の下面に形成された取付け
部35は前後方向に少なくとも2箇所に取付け位
置を有している。
前取付け部35の支持部材37はリンク構造体
40のリンク51のピン嵌合部51aより前後方
向に長い空間を有し、取付けピン38にはピン嵌
合部51aとカラー52とが嵌合している。前記
ピン嵌合部51aとカラー52とは取付けピン3
8を抜くことにより入れ替えることができ、ピン
嵌合部51aの前後位置を変更可能であり、よつ
て後取付け部36からの前後方向の距離を異なら
せることができる。即ち、第1,3図に示したリ
ンク51の取付けは後取付け部36に近い第1位
置Aに取付けられ、小型モアーに適用されてお
り、大型モアーになるとリンク構造体40の前後
間隔が大きくなるために、リンク51は第3図仮
想線で示すようにカラー52のある第2位置Bに
取付けられる。
前記モアー34は、モアーデツキ43、刈刃体
44等を有し、前部動力取出装置に自在連結軸4
5を介して刈刃体44が連動され、また、油圧装
置6のリフトアーム46の昇降をワイヤ又はロツ
ド等の連結体47を介して伝動することで、昇降
自在とされ、ブラケツト30には昇降リンク4
8、吊りワイヤ用チエーン49等が取付けられ、
リフトアーム46の昇降により、連結体47、昇
降リンク48及びチエーン49を介してモアー3
4を昇降自在としている。
前記第1実施例の前取付け部35において、カ
ラー52に短寸のものを複数個用意しておけば、
リンク51のピン嵌合部51aを第1、第2位置
A,Bの中間位置に配置することも可能であり、
大きさの異なる2種以上のモアー34の取付けに
適用することができる。
尚、平行四連リンク構造体40とモアーデツキ
43の連結部には、例えば第4図に示すようなフ
ツク55が設けられていて、モアー34を上昇し
たときに前後取付け部35,36の取付けピン3
8,39の端部に係合可能となつており、トラク
タ1を路上走行する際にモアー34が振れるのを
防止するようになつている。
第6〜8図に示す第2実施例において、作業機
装着枠12′には腹装作業機34取付け用の前後
取付け部35′,36′が装着部材23及びステー
24の外側に形成され、前取付け部35′は張出
ブラケツト8の下面中央に仕切板53を設けて取
付けピン38を前後に仕切つて第1位置Aと第2
位置Bとを形成しており、カラーを設けなくと
も、リンク51のピン嵌合部51aを第1位置A
は第2位置Bとに取付け可能となつている。後取
付け部36′は連結部材28の延長位置にあり、
装着部材23に取付けピン39を有する取付け具
54をボルト締結して形成されている。また、装
着部材23連結用のブラケツト30は左右2分割
されていて、夫々が別個にトラクタ機体4にボル
ト締結が可能となつている。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、作業機装着枠1
2の前部にはトラクタ乗降口5より前側でトラク
タ機体4から左右に突出状に張出ブラケツト8が
設けられ、この張出ブラケツト8の上部にフロン
トローダ13の取付け部14が形成され、その下
面側に腹装作業機34の前取付け部35が形成さ
れており、前記作業機装着枠12の中途部にはト
ラクタ機体4に左右突出状に固定した連結部材2
8近傍に腹装作業機34の後取付け部36が形成
されているので、トラクタ機体4に作用する曲げ
に対抗できると共にフロントローダ作業時の衝撃
も緩和できるようにしたうえに、1個の装着枠1
2にフロントローダ13も腹装作業機34も取付
けることができ、装着枠12の取替えが不要とな
り、作業機の着脱が容易にでき、装着枠12の個
数を半減でき、前後取付け部35,36をトラク
タ機体4よりも左右に突出して腹装作業機34を
左右広幅で安定した取付けができ、張出ブラケツ
ト8で前取付け部35を保護することができる。
また、前取付け部35には後取付け部36から
前後方向の距離が異なり且つ互いに前後方向に離
れている少なくとも2箇所の取付け位置A,Bが
形成されているので、前後被取付け部間隔の異な
る大小2種類以上の腹装作業機34の取付けが可
能となり、より汎用性を向上することができしか
も腹装作業機34が大小変更されても後輪3に対
する後部位置が不変であり、小形腹装作業機では
前輪2との距離がより離れるので、前輪2から飛
んでくる泥土等の付着、石等の衝突を少なくする
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の第1実施例を示してお
り、第1図は全体側面図、第2図は平面図、第3
図は第2図の矢視図、第4図は第2図の−
線断面図、第5図は第2図の−線断面図、第
6〜8図は第2実施例を示しており、第6図は全
体側面図、第7図は作業機装着枠の前部の平面
図、第8図は第7図の−線断面図である。 1……トラクタ、4……トラクタ機体、5……
乗降口、8……張出ブラケツト、12……作業機
装着枠、13……フロントローダ、14……取付
け部、28……連結部材、34……腹装作業機、
35……前取付け部、36……後取付け部、3
8,39……取付けピン、40……平行四連リン
ク構造体、51……リンク、51a……ピン嵌合
部、52……カラー、A……第1位置、B……第
2位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ機体4の腹部に長手方向に沿つてその
    前後部と中途部とが固定された作業機装着枠12
    を備えた作業機装着構造において、 前記作業機装着枠12の前部にはトラクタ乗降
    口5より前側でトラクタ機体4から左右に突出状
    に張出ブラケツト8が設けられ、この張出ブラケ
    ツト8の上部にフロントローダ13の取付け部1
    4が形成され、その下面側に腹装作業機34の前
    取付け部35が形成されており、前記作業機装着
    枠12の中途部にはトラクタ機体4に左右突出状
    に固定した連結部材28近傍に腹装作業機34の
    後取付け部36が形成されており、 前記前取付け部35には前後被取付け部間隔の
    異なる大小腹装作業機34の前部を取付けるべく
    後取付け部36から前後方向の距離が異なり且つ
    互いに前後方向に離れている少なくとも2箇所の
    取付け位置A,Bが形成されていることを特徴と
    するトラクタの作業機装着構造。
JP1984159009U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0335045Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984159009U JPH0335045Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19
CA000492730A CA1262242A (en) 1984-10-19 1985-10-10 Device for mounting working implements on tractor
US06/786,049 US4737067A (en) 1984-10-19 1985-10-10 Device for mounting working implements on tractor
GB08525005A GB2165735B (en) 1984-10-19 1985-10-10 Mounting implements on tractors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984159009U JPH0335045Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6174307U JPS6174307U (ja) 1986-05-20
JPH0335045Y2 true JPH0335045Y2 (ja) 1991-07-25

Family

ID=30716971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984159009U Expired JPH0335045Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335045Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54125340U (ja) * 1978-02-22 1979-09-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6174307U (ja) 1986-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100483337B1 (ko) 프레임형 트랙터
US4737067A (en) Device for mounting working implements on tractor
JPH0335045Y2 (ja)
JPH08319637A (ja) カウンタウェイトの着脱装置
JPH0320360Y2 (ja)
JPS6127282Y2 (ja)
JPS6146059Y2 (ja)
JP3659709B2 (ja) 建設機械のキャブ
JPH047246Y2 (ja)
JPS594852Y2 (ja) 農用トラクタ後部の構造
JP4146295B2 (ja) 作業車
JP7224279B2 (ja) 作業車
JPH0314963Y2 (ja)
JPS6112268Y2 (ja)
JPS5942803Y2 (ja) オフセツトトラクタ−
JPH0810248Y2 (ja) 乗用水田作業機のバランスウェイト
JP2544731Y2 (ja) リッパ装置
JPH0344826Y2 (ja)
JPS62285704A (ja) トラクタにおける作業機装着装置
JPH0442965Y2 (ja)
JPH031185U (ja)
JPH0351391Y2 (ja)
JPH055443B2 (ja)
JPS6317284Y2 (ja)
JPH055844Y2 (ja)