JPH0334732B2 - - Google Patents

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JPH0334732B2
JPH0334732B2 JP62506151A JP50615187A JPH0334732B2 JP H0334732 B2 JPH0334732 B2 JP H0334732B2 JP 62506151 A JP62506151 A JP 62506151A JP 50615187 A JP50615187 A JP 50615187A JP H0334732 B2 JPH0334732 B2 JP H0334732B2
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transmucosal
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socket
plug
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Barii Noeru Edowaazu
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Publication of JPH0334732B2 publication Critical patent/JPH0334732B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0048Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
    • A61C8/005Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0018Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools characterised by the shape
    • A61C8/0022Self-screwing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0048Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
    • A61C8/005Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
    • A61C8/0053Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with angular adjustment means, e.g. ball and socket joint
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0048Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
    • A61C8/005Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
    • A61C8/006Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with polygonal positional means, e.g. hexagonal or octagonal

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  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

請求の範囲 1 歯科用補綴物(単一の歯冠又はセツトで設け
られた歯冠)を設けるための、 一番目には前記補綴物を設けるための支柱3、
二番目には次に前記支柱を設ける中間の経粘膜ス
ペーサ部材2、そして三番目にはアンカー1から
なる組み合わせと、該アンカーの頭端部11に対
して前記中間の経粘膜スペーサ部材が接続され及
び前記アンカーはそれ自体が骨との骨組織統合の
ために骨に植え込まれることを意図して構成され
たものであることと; これら三つの要素の組み合わせは、前記中間の
経粘膜スペーサ部材2と前記アンカー1の前記頭
端部11とが、一緒に固定された場合のそれらの
接合部位において同じ外面形状及び寸法を有して
おり、該接合部位において最小限の〓間をもつて
相互に嵌合することと、 前記中間の経粘膜スペーサ部材2が、孔部25
の開口の部分を除き半球形のドーム状である頭部
を前記アンカー1から遠い方の該中間の経粘膜ス
ペーサ部材の端部に有しており、前記孔部内へと
前記支柱3のスタツド35がねじ込まれること
と、 前記孔部25が前記アンカー1の主軸線から所
定の角度だけオフセツトした軸線を有しているこ
とと、 前記支柱3が、前記中間の経粘膜スペーサ部材
2に対してねじ込まれて接続された場合に、前記
アンカー1の主軸線から前記所定の角度において
オフセツトした方向において前記中間の経粘膜ス
ペーサ部材2の前記半球形のドーム状頭部から離
れるよう延伸していることを特徴とする組み合わ
せ。
2 前記アンカー1の前記頭端部11がほぼ円筒
形の外面形状を有し、前記中間の経粘膜スペーサ
部材2が前記アンカー1と一緒に結合された場合
に該アンカーに隣接すする領域に、これと対応す
る外面の円筒形状を有することをさらに特徴とす
る、請求の範囲1記載の組み合わせ。
3 前記アンカー1の前記頭端部11がほぼ円筒
形の外面形状を有し、前記中間の経粘膜スペーサ
部材2が前記アンカー1と一緒に結合された場合
に該アンカーに隣接する領域に漸減する傾斜を付
けられており、前記中間の経粘膜スペーサ部材2
が前記アンカー1との接合領域において前記アン
カー1と同じ外径を有していることをさらに特徴
とする、請求の範囲1記載の組み合わせ。
4 ドーム状又は半球形の頭部22を備えた前記
中間の経粘膜スペーサ部材は反対側にプラグ−ソ
ケツト結合21のプラグ23を有しており、該プ
ラグは延伸された差し込みであつてソケツト13
内に挿入可能であり、該ソケツトは前記アンカー
1の一端から該アンカー内へと軸線方向に伸びる
予め形成されたソケツトであることと;前記プラ
グ及び前記ソケツトは対応するキー手段をそれぞ
れ有することにより、植設されたアンカーに関す
る方位角における前記中間の経粘膜スペーサ部材
の向きが前記ソケツト内での前記プラグの回動に
よつて調節され且つ前記それぞれのキー手段が相
互に係合されると、前記プラグ及び前記ソケツト
の間へのセメント又は接着剤の適用が、前記プラ
グ23を前記ソケツト13内にクランプすると共
にこれら二つの部材の前記キー手段と相互作用す
るについて充分なものであつて、それ以後これら
二つの部材の間における相対的な回動を防止する
ことをさらに特徴とする、請求の範囲1から3の
何れか一つに記載の組み合わせ。
5 前記キー手段は前記プラグ及び前記ソケツト
の外側表面に軸線方向に延伸する平坦部6又は隆
起部の如き形成物からなることをさらに特徴とす
る、請求の範囲4記載の組み合わせ。
6 前記プラグ及び前記ソケツト一方又は双方の
前記外側表面は前記キー手段に加えてねじ山を備
えて形成されていることをさらに特徴とする、請
求の範囲5記載の組み合わせ。
7 前記プラグ及び前記ソケツトは実質的に等し
い軸線方向の長さを有する、請求の範囲4から6
の何れか一つに記載の組み合わせ。
8 前記中間の経粘膜スペーサ部材2の前記ドー
ム状の頭部22の前記ネジ切りされた孔部25は
前記中間の経粘膜スペーサ部材の主軸線に対し
(及び該中間の経粘膜スペーサ部材が前記アンカ
ー1に装着された場合には該アンカーの軸線か
ら)所定の角度37だけオフセツトして傾斜して
いる軸線を有することと、該所定の角度が5゜から
45゜の間にあることをさらに特徴とする、請求の
範囲1から7の何れか一つに記載の組み合わせ。
9 前記中間の経粘膜スペーサ部材のセツトが前
記組み合わせの他の部材と共に含まれて、外科医
が選択しうるように利用可能とされ、該セツトの
各々は、それぞれ5゜ずつ相違していて5゜、10゜、
15゜、20゜、25゜、30゜、35゜、40゜及び45゜という順
列の
一部又は全部を構成している異なるオフセツト角
度37の孔部25を備えていることをさらに特徴
とする、請求の範囲8記載の組み合わせ。
10 外科医が利用可能な前記中間の経粘膜スペ
ーサ部材のセツトの一部として、軸線方向に整列
した、即ちオフセツトのないタツプ孔25を有す
る一つ以上の前記中間の経粘膜スペーサ部材2が
付加的に備えられることをさらに特徴とする、請
求の範囲8又は9記載の組み合わせ。
11 前記中間の経粘膜スペーサ部材2及びこれ
に固定された前記支柱3は両方ともチタン合金材
料からなることをさらに特徴とする、請求の範囲
1から10の何れか一つに記載の組み合わせ。
12 前記中間の経粘膜スペーサ部材2は、前記
アンカー1の前記頭端部11に対して設置結合さ
れた場合に、該中間の経粘膜スペーサ部材の前記
ドーム状頭部22が患者の粘膜即ち歯肉組織の表
面とほぼ同じ高さとなるような長さを有すること
をさらに特徴とする、請求の範囲1から11の何
れか一つに記載の組み合わせ。
13 前記プラグ23及び前記ソケツト13の両
者の長さの少なくとも一部にわたる外側表面は六
角形に形成されており、該六角形の長さの部分は
前記プラグが前記ソケツト内に完全に挿入された
場合に相互に係合することをさらに特徴とする、
請求の範囲5から7の何れか一つに記載の組み合
わせ。
14 歯科用補綴物(単一の歯冠又はセツトで設
けられた歯冠)を設けるための、 各々が前記補綴物を設けるために支柱3をそれ
ぞれに含む、第一の構成要素のグループと; 各々が前記支柱3を設けるために中間の経粘膜
スペーサ部材2をそれぞれ含む、第二の構成要素
のグループと; 各々がアンカー1を含む第三の構成要素のグル
ープと、該アンカーの各々の頭端部11に対して
前記中間の経粘膜スペーサ部材2が接続可能であ
り、前記アンカーはそれ自体が骨との骨組織統合
のために骨に植え込まれることを意図して構成さ
れたものであること; の三つのグループからなるる構成要素のセツトで
あつて: 該セツトは、前記中間の経粘膜スペーサ部材2
の各々と前記アンカー1の各々の前記頭端部11
とが、一緒に固定された場合のそれらの接合部位
において同じ外面状及び寸法を有しており、該接
合部位において最小限の〓間をもつて相互に嵌合
することと、 前記中間の経粘膜スペーサ部材2の各々が、孔
部25の開口の部分を除き半球形のドーム状であ
る頭部を前記アンカー1から遠い方の該中間の経
粘膜スペーサ部材の端部に有しており、前記孔部
内へと前記支柱3のスタツド35がねじ込まれう
ることと、 前記中間の経粘膜スペーサ部材2の各々の前記
孔部25が、前記アンカーの前記頭端部に対して
結合された場合に前記アンカー1の主軸線から所
定の角度だけオフセツトした軸線を有しているこ
とと、及び前記支柱3が、次いでそのネジ付きの
スタツド35によつて前記中間の経粘膜スペーサ
部材2のオフセツトした孔部25に対して接続さ
れた場合に、前記アンカー1の主軸線から前記所
定の角度においてオフセツトした方向において前
記中間の経粘膜スペーサ部材2の前記半球形のド
ーム状頭部から離れるよう延伸していることと; 前記第二の構成要素のグループは、各々がそれ
ぞれ5゜の倍数ずつ相違していて5゜、10゜、15゜、20゜

25゜、30゜、35゜、40゜及び45゜という順列の一部又は
全部を構成している異なるオフセツト角度37の
孔部25を備えている複数の中間の経粘膜スペー
サ部材2を含むことを特徴とするセツト。
15 前記アンカー1の各々の前記頭端部11が
ほぼ円筒形の外面形状を有し、前記中間の経粘膜
スペーサ部材2が前記アンカー1と一緒に結合さ
れた場合に該アンカーの前記頭端部11に隣接す
る領域に、これと対応し同じ外寸を有する外面の
円筒形状を有することをさらに特徴とする、請求
の範囲14記載のセツト。
16 前記アンカー1の各々の前記頭端部11が
ほぼ円筒形の外面形状を有し、前記中間の経粘膜
スペーサ部材2が前記アンカー1と一緒に結合さ
れた場合に該アンカーに隣接する領域に漸減する
傾斜を付けられており、前記中間の経粘膜スペー
サ部材2が前記アンカー1との接合領域において
前記アンカー1の前記頭端部11と同じ外径を有
していることをさらに特徴とする、請求の範囲1
4記載のセツト。
17 ドーム状又は半球形の頭部22を備えた前
記中間の経粘膜スペーサ部材は反対側にプラグ−
ソケツト結合21のプラグ23を有しており、該
プラグに延伸された差し込みであつてソケツト1
3内に挿入可能であり、該ソケツトは前記アンカ
ー1の一端から該アンカー内へと軸線方向に伸び
る予め形成されたソケツトであることと;前記プ
ラグ及び前記ソケツトは対応するキー手段をそれ
ぞれ有することにより、植設されたアンカーに関
する方位角における前記中間の経粘膜スペーサ部
材の向きが前記ソケツト内での前記プラグの回動
によつて調節され且つ前記それぞれのキー手段が
相互に係合されると、前記プラグ及び前記ソケツ
トの間へのセメント又は接着剤の適用が、前記プ
ラグ23を前記ソケツト13内にクランプすると
共にこれら二つの部材の前記キー手段と相互作用
するについて充分なものであつて、それ以後これ
ら二つの部材の間における相対的な回動を防止す
ることと、前記プラグ23及び前記ソケツト13
の両者の長さの少なくとも一部にわたる外側表面
は六角形に形成されており、該六角形の長さの部
分は前記プラグが前記ソケツト内に完全に挿入さ
れた場合に相互に係合することをさらに特徴とす
る、請求の範囲14から16の何れか一つに記載
のセツト。
明細書 本発明は、骨に植え込んだアンカー上に設けら
れ、歯科手術に使用するための補綴物に関する。
骨にアンカーを植え込み、これに対して歯科用
補綴物を装着することが、ここ数年にわたつて知
られてきた。歯科用補綴物は単一の歯冠であるこ
ともでき、又は一組の歯冠を上記のような植え込
まれた複数のアンカーに固定することもできる。
この技法は急速に実用化されたが、これは一つに
は、チタン又は高チタン合金が骨及び他の人体組
織や体液と反応せずアンカーとして使用するのに
好適な材料であることが認識されたからであり、
またより重要な理由として二つ目には、かかるア
ンカーを植設するための有効な外科技術が近年に
なつて開発されたからである。
詳細に言えば、1985年にシカゴのクイントエツ
センス出版社(Quintessence Publishing Co
Inc.)により発行され、パーイングヴアー・ブレ
インマーク氏(Per−Ingvar Branemark)によ
つて監修された「組織統合補綴:臨床歯科医術に
おける骨組織統合(osseo−integraion)」に記載
されているような、植設及び補綴のための有効な
外科技術が開発されたのである。
これらの技術の顕著な特徴は、a)植設は骨に
対する損傷が最小限になるように用心し正確に行
われること、及びb)植設物の最初の植え込みの
後に、該植設物に対して装填がなされた前の、特
に補綴物が装着される前の約6ケ月の期間にわた
つて、植設物が余り妨害を受けないようにしてお
かれることである。この「装着されていない
(unloaded)」期間の間に骨の治癒及び修復が行
われ、またこの骨はかなりの程度まで、植設され
たアンカーと統合される。アンカーは、骨とのこ
のような統合が達成された場合の固定の組織的一
体性を増大するに適するように成形されている。
種々のタイプのチタン製アンカーが使用されて
いる。これらの一般的に、小さなプラグから成る
ものであり、このプラグは時には細部が非常に複
雑な形状のこともあるが、大体円筒形であり、長
さはほぼ7から20mm、直径はほぼ3から7mmであ
る。このようなアンカーのうち幾つかのものは、
その外側表面の全体又は一部にわたつて、環状の
リブ又はタツピンネジの如きネジ山を有してい
る。中には、下方の端部に中空のコア及び恐らく
は横方向の貫通孔をも有しているアンカーがあ
り、このような場合は最初の植設の後の治癒期間
の間における骨組織統合の際に、骨がリフオーム
されてアンカーの中空部分内へと入り込むことが
企図されている。
1970年3月10日に発行された米国特許明細書第
3499222号において、既知の植設アンカーの例が
記載されている。これらは大体円筒形であり、外
側が螺刻されていることができ、また中空のコア
及び該コアを画成している壁部に貫通孔を有する
ことができる。1980年1月1日に発行された米国
特許明細書第4180910号には、歯科用植設物のた
めの別のアンカーが記載されている。これらはチ
タン製であり、最初の植え込みの後の治癒期間の
間にアンカーの中空のキヤビテイ内へと骨が再度
入り込むことを企図し成形された、開口付きの中
空コアを備えた種類のものである。
補綴物はこれらのアンカーに対して、小さなネ
ジ付きボルトによつて固定され、通常はこの補綴
物とアンカーの間に経粘膜スペーサ部材が間挿さ
れている。一般的な場合には、アンカーの頭部は
周縁の骨と水平であり、従つて患者の粘膜すなわ
ち歯肉組織の表面の位置よりも下側にある。
このような経粘膜スペーサ部材はアンカーに対
し、アンカーの頭端部に予め形成され螺刻された
軸方向ソケツトに係合する小さなネジ付きボルト
によつて固定され、次いで補綴物がこの経粘膜ス
ペーサ部材に固定されるが、この固定は小さなネ
ジ付きボルトによつて、或いは場合によつては圧
入されて接着剤により接合されるボールとソケツ
トの結合によつて行われる。
これまでに知られている型式のアンカーについ
ては、その頭端部に固定用ボルトを受容するため
の螺刻された軸方向の孔部を有することに加え
て、アンカーのこの頭端部はスパナやキーによつ
て係合され得るのに適当なように成形される。例
えばこのアンカーの頭端部には、両口スパナを受
けるための外向きのスパナ用平坦面が備えられ
る。或いはこの端部は、小さなアレン型のキーを
受容するための六角形のソケツトを有するもので
あることができる。このような六角形のソケツト
が備えられる場合には、それは固定用ボルトを受
容するための螺刻された軸方向の孔部の最も外側
に配置される。スパナ用平坦面が備えられる場合
には、それらのアンカーの頭端部の末端に隣接し
て配置される。
上述したように、補綴物は通常は経粘膜スペー
サ部材に固定され、これが次に植設されたアンカ
ーに対して固定される。しかしながらこの既知の
システムは、多くの面において不満足なものであ
る。それは主として、アンカーが再生された骨に
よつて適正に支持されるのみならず、その意図す
る装着物を容易に受容することができるようにし
て、植設されたアンカーを位置決めし配置するこ
とが一般に困難であることに起因している。植設
インサートが複数ある場合には、外科医はこれら
の植設アンカーの総てについて並行関係を得よう
とするが、これは達成困難である。また、最初の
植設を支配している主要な必要条件は、骨及び他
の組織等の両方に対して生ずる損傷は最小である
べきということであり、このことが多くの場合
に、他の観点から見た最適な位置及び配置を軽ん
じてしまう。ここで、最終的な補綴物の形状及び
配置は、処置を受けている特定の患者の要望及び
生理機能によつてかなりの程度にわたり支配され
ているということに言及しておくべきであろう。
そして手短に言えば、他の種々の必要条件に対し
てアンカー位置を最適に適合させることは困難で
ある。
そこで、既知の植設システム及び処置において
は、ある程度の調節可能性又は適合性がもたらさ
れて、口腔部の骨のアンカー植設手術に対する
種々の、時には相反する要求に応えることができ
るようにされている。
例えば、補綴物とアンカーとの間に使用される
経粘膜スペーサを、植設されたアンカーに関して
の経粘膜スペーサの方位角の向き、及びアンカー
から遠い方にある経粘膜スペーサの領域のアンカ
ーの軸線に対する傾斜角度の両者に関して、所望
の形状への曲げ又はその他の変形が可能であるよ
うにすることが提案されている。或いはまた、先
ず仮の経粘膜スペーサを挿入し、次いで所望とす
る形状へと変形し、そして取り除いて永久的な経
粘膜スペーサのモデルとして使用することによ
り、所望とする形状を得ることができる。例えば
この取り除いた仮の経粘膜スペーサは、所望とす
る最終的な形状を本来的に有する永久的な経粘膜
スペーサを注型成形するための型を作成するため
に使用されるであろう。
これらの手順はしかし、欠点をも含むものであ
る。永久的な経粘膜スペーサが変形される場合に
は、骨又は植設されたアンカーの何れかに対し
て、或いは経粘膜スペーサ自体に対して過度の応
力が生ずる危険がある。仮の経粘膜スペーサをモ
デルとして使用する処理が採用される場合には、
処置の遅れが生じ、これは患者に悪影響を及ぼ
す。
本発明の一つの目的は、冒頭に述べた如きブレ
インマーク氏らにより開発されたのと同じ外科技
法を使用して骨組織統合のために植設され得る
が、植設手術の種々の、そしてしばしば相反する
必要条件に合致するように有効に適合可能であ
り、またそれによつて従来の器具の欠点が減少又
は回避されるようなアンカーを取り入れた、実現
可能な別の部材、手順及びシステムを提供するこ
とである。
本発明は、補綴物(単一の歯冠または準備され
た歯冠のセツトなど)と、該補綴物を設けるため
の支柱と、次に該支柱を設けるための中間の経粘
膜スペーサ部材と、アンカーとの組み合わせから
出発する。アンカーの頭部には中間の経粘膜スペ
ーサ部材が結合され、このアンカー自体は、骨組
織統合するように骨に植え込まれる(例えばブレ
インマーク氏らによる既知の外科技法により)よ
うに意図され適合されている。
本発明の一つの側面によれば、これらの要素の
組み合わせは、中間の経粘膜スペーサ部材がアン
カーの頭端部に対して、当初は取り外し可能なプ
ラグ−ソケツト型の接続を含む手段によつて結合
され、補綴物を設けるための支柱がこの中間の経
粘膜スペーサ部材に対して結合された場合に、ア
ンカーの軸線から所定の角度だけオフセツトした
(ずれた)方向において、該中間の経粘膜スペー
サ部材から離れるように延伸し、中間の経粘膜ス
ペーサ部材及びこれに固定された前記の支柱のア
ンカーに対する方位角でみた方向が、中間の経粘
膜スペーサ部材とアンカーとの間のプラグ−ソケ
ツト接続が行われる場合に調節可能であり、プラ
グは少なくとも当初はソケツト中で回動可能であ
り、その後経粘膜スペーサ部材はプラグのソケツ
ト内における接着又は接合によつてアンカーに対
して固定支持されて、アンカーに対する経粘膜ス
ペーサ部材の方位角の向きがその後実質的に固定
されることによつて特徴付けられる。
この意図するところは、経粘膜スペーサ部材が
ひとたびアンカーに対して固定されたならば、こ
れらの二つの部材が患者の顎において、実質的に
粘膜組によつて覆われて普通は干渉を受けないま
まに残つているべきであるという点にある。そこ
で、また好ましくは、中間の経粘膜スペーサ部材
は粘膜と同じか又はそれよりも低い位置にあるよ
うに適合されたほぼ半球形のドーム状頭部を有
し、これよりも下側の反対側の端部に前述のプラ
グがあるようにされる。このプラグは延伸された
差し込みの形であつてアンカーのソケツト中に挿
入可能であり、アンカーは粘膜の充分下側に埋設
される。このソケツトは予め形成されたソケツト
であり、アンカーの頭部から軸方向に該アンカー
内へと通つている。
本発明の重要な好ましい特徴によれば、プラグ
とソケツトは実質的に同じ軸線方向の長さを有す
ることができ、また各々が対応するそれぞれのキ
ー手段を有している。これにより、植設されたア
ンカーに関する方位角における中間の経粘膜スペ
ーサ部材の方角は、先ずはソケツト内におけるプ
ラグの回動によつて調節され、プラグとソケツト
の間へのセメント又は接着剤の適用は、プラグを
ソケツト内にクランプし及びこれら二つの部材の
キー手段と相互作用することの両方について効果
的である。その後は、これら二つの部材の間の相
対的な回動は、非常に大きなトルクを加えた後を
除き、実質的に防止される。
キー手段は、プラグ及びソケツトの外側表面に
軸線方向に延伸して形成された平坦部又は隆起部
の如きを含んでいるのが好ましい。幾つかの実施
例においては、プラグの長さの一部は六角形又は
スプライン形であり、ソケツトの長さの内で六角
形又はスプライン形とされた部分的と相互に係合
可能とされる。
中間の経粘膜スペーサ部材の半球形の頭部に
は、一つのネジ付き孔部が形成されており、また
補綴物を装着するための支柱はその脚部にネジ付
きのスタツドを有していて、これが中間の経粘膜
スペーサ部材に予め形成された上記の孔部内へと
ねじ込まれ得る。
本発明のこれに関する側面によれば、提供され
る中間の経粘膜スペーサ部材の半球形の頭部のこ
のようなネジ付き孔部は、中間の経粘膜スペーサ
部材の主軸線に対して(また中間の経粘膜スペー
サ部材がアンカーに装着された場合にはアンカー
の軸線から)所定の角度だけ傾斜してずれている
軸線を有し、この所定の角度は大体5゜から45゜の
間である。
外科医が選択しうるように、このような中間の
経粘膜スペーサ部材のセツトが利用可能なものと
される。これらのセツトは各々、例えば5゜、10゜、
15゜……35゜、40゜、45゜のようにそれぞれ5゜ずつ異

る一連の傾斜角度の孔部を備える。
本発明の選択的な側面によれば、外科医が利用
可能なこのような中間の経粘膜スペーサ部材のセ
ツトの一部として、軸線方向に整列した、即ちオ
フセツトのないタツプ孔を有する一つ以上の中間
の経粘膜スペーサ部材が付加的に備えられる。植
設されたアンカーが他のアンカー或いは患者の既
存の歯又は補綴物と所望に応じて既に実質的に正
確に整列されている場合に生ずることであるが、
軸線方向に整列したタツプ孔部を有する経粘膜ス
ペーサを使用する必要がある特別な場合があるこ
とが理解されるであろう。そしてそのような場合
には、方位角における方向の調節も必要でない。
支柱及び中間の経粘膜スペーサ部材は同じ材料
からなり、恐らくはチタン又はナイロンの如き他
の不活性材料からなる。また支柱は前述の、中間
の経粘膜スペーサ部材に予め形成された傾斜した
孔部内へとねじ込まれ得る、ネジ付きのスタツド
を有する。補綴物はこの支柱に固定される。
粘膜よりも下側にある接合部位において、プラ
グはアンカーのソケツトに挿入される。また中間
の経粘膜スペーサ部材とアンカーとは同じ外面の
円筒形状及び外径を有するのが有利であつて、そ
れにより〓間が最小になるようにして相互に嵌合
しうる。中間の経粘膜スペーサ部材の円筒形の本
体部分は、設置された場合に該中間の経粘膜スペ
ーサ部材の半球形の頭部が患者の粘膜即ち歯肉組
織の表面とほぼ同じ高さとなるように、充分な長
さを有することが好ましい。
今説明したような予め形成されたネジ付きの孔
部を一つ備えた中間の経粘膜スペーサ部材の構成
は、アンカー及び中間の経粘膜スペーサ部材の直
径が小さい場合(例えば外径が2.5mmほどのもの)
であつて、利用可能な空間が非常に限られている
場合であつても、技工が巧みであることを所与と
して、良好に達成することができる。
外科医が利用可能であるアンカーのセツトは、
例えば次のようなものである。
直 径 長さ 2.5mm 10−20mm 3.5mm 7−20mm 4.5mm 4−20mm 5.5mm 4−20mm またこのようなセツトにおいては、これらのア
ンカーと直径が合つている中間の経粘膜スペーサ
部材がある。アンカーの寸法の各々について、半
球形の頭部に予め形成された孔部を有する中間の
経粘膜スペーサ部材が複数個あり、孔部の各々は
軸線に対して、例えば次の範囲から選択される異
なる角度を有している。
0,5,10,15,20,25,30,35,40及び45度 これらの手段によつて、現場において部材を曲
げたり又は他の変形を行つたりすることなしに、
経粘膜スペーサ部材及びその上に設けられた支柱
が、配置された場合に事実上軸線方向にオフセツ
トした(ずれた)アンカーの延長部を構成するよ
うな、補綴物、支柱、中間の経粘膜スペーサ部材
及び植設されたアンカーの組み合わせを得ること
ができる。このオフセツトした延伸部とアンカー
の頭部との間のプラグ−ソケツト型の相互結合部
における部材の相対的な回動により、固定に先立
つてオフセツト角度が選択され、またオフセツト
延伸部はその向きに関して調節される。そしてこ
のことは、前述したような公知のシステムの幾つ
かのものにおいて必要とされたような、モデルか
ら永久的な経粘膜スペーサ部材を作成する必要性
によりもたらされる遅れを伴うことなしに達成さ
れるものである。
本発明の他の側面によれば、上述したような中
間の経粘膜スペーサ部材を受容するよう適宜成形
され構成された新規なアンカーが提供される。し
かしこれはまた、他の公知の器具をその上に設け
るためにも適当なものである。
上記の組み合わせの種々の例が、添付図面に線
図により概略的に示されている。図面において: 第1図は植設されたアンカーと、中間の経粘膜
スペーサ部材と、その上に設けられた支柱と、及
び支柱上に設けられた歯冠を示している。
第1a図は第1図のa−a線に沿つて取つた断
面図である。
第2図は第1図の組み合わせと類似してはいる
が、これと比較してより小さな直径のアンカー及
び合致する中間の経粘膜スペーサ部材を有する組
み合わせを示す。
第3a図及び第3b図は、別の構成の図であ
る。
第4図は選択的な形状を有し支柱により載置さ
れた中間の経粘膜スペーサ部材を示す。
第5図は植設されたアンカーと、中間の経粘膜
スペーサ部材と、その上に設けられた支柱と、及
び支柱上に設けられた歯冠の別の実施例を示して
いる。
第5a図は第5図のa−a線に沿つて取つた断
面図である。
第6A図から第6D図は選択的な形状を有し支
柱により載置された中間の経粘膜スペーサ部材を
示し、これらの何れのものも第5図のスペーサ部
材に代替され得る。
先ず最初に第1図と第5図を参照すると、そこ
には全体が1で示された植設されたアンカーと、
アンカー1上に設けられ全体が2で示された中間
の経粘膜スペーサ部材と、中間の経粘膜スペーサ
部材2上に設けられた全体が3で示された支柱
と、そして支柱3上に設けられるものとして示さ
れた、ここでは歯冠である補綴物の全体が4で示
されている。
形状及び輪郭については以下でより詳細に議論
するが、アンカー1は粘膜即ち歯肉組織70が載
置されている患者の骨60に植え込まれることを
意図するものであり、またそのように示されてい
る。
第1図に示されたこれらの要素の組み合わせに
おいて、中間の経粘膜スペーサ部材2は、全体が
21で示されたプラグ−ソケツト結合を含む手段
によつて、アンカー1の頭端部11に連結されて
いる。この結合21は中間の経粘膜スペーサ部材
2上のプラグ23を含み、このプラグはアンカー
1の一端部に軸線方向に予め形成されたソケツト
13内に挿入可能である。
支柱3は、アンカー1の軸線から所定の角度だ
けオフセツト即ちずれた方向において、中間の経
粘膜スペーサ部材2から離れるように延伸する。
中間の経粘膜スペーサ部材2及びこれに固定され
た前記支柱3のアンカー1に対する方向は、中間
の経粘膜スペーサ部材2とアンカー1との間での
プラグ−ソケツト結合21が行われる場合に際し
て調節可能であり、調節の後に中間の経粘膜スペ
ーサ部材2はアンカー1に対し、例えばセメント
又は接着によつて固定保持される。
中間の経粘膜スペーサ部材2は、ドーム状の、
即ち半球形の頭部22を有し、その反対側にプラ
グ23がある。このプラグ23は、アンカー1の
頭部から軸線方向に該アンカー内へと伸びている
予め形成されたソケツト13内へと挿入可能であ
り、またプラグ23は植設されたアンカー1のソ
ケツト13内において回動されて、アンカーに関
しての方位角における中間の経粘膜スペーサ部材
の向きが調節され、その後プラグ23はアンカー
のソケツト13内に固定されてさらなる相対的な
動きが防止される。
好ましくは、プラグ−ソケツト結合21のプラ
グとソケツトの各々は、対応するそれぞれのキー
手段を有しており、それによつて、植設されたア
ンカー1に関しての方位角における中間の経粘膜
スペーサ部材2の向きがソケツト13内における
プラグ23の回動によつて調節されると、プラグ
とソケツトとの間に対する結合又は接着剤の適用
が、プラグ23をソケツト13内にクランプする
と共にこれら二つの部材のキー手段と相互作用す
ることの両方について有効となり、かくしてその
後これら二つの部材の相対的な回動を防止する。
第5図に示された実施例においては、キー手段
はプラグ23の外側表面で軸線方向に延伸する平
坦部6からなり、ソケツト13が複数の平坦部を
有するる壁部をもつて形成されるならば、その壁
部は例えば大体六角形でありうる。次いでセメン
トが付着された場合には、プラグ上の一つ以上の
平坦部6とソケツト壁部の一つ以上の平坦部との
間に、キーが形成される。平坦部の代りに、キー
手段は隆起部により、又はセメントその他の結合
剤が適用された場合に回動しないように確実なロ
ツクを行うことのできる他の形状によつて形成さ
れることができる。
第5図において、プラグ及びソケツトの外側表
面は両方とも、前述のキー手段に加えてネジ山を
備えて形成されている。またプラグとソケツト
は、実質的に同じ軸線方向の長さを有している。
現実には、プラグ23は第6図に示す如き種々の
外側形状を有することができるが、しかし各々の
場合においてプラグは少なくとも一つの平坦部を
有し、この平坦部はセメント又は他の接合剤が適
用された場合に、アンカー1のソケツトに形成さ
れた少なくとも一つの平坦部又は隆起部と共にキ
ーへと適合する。
中間の経粘膜スペーサ部材2の半球形の頭部2
2には、一つのネジ付き孔部25が形成されてお
り、この孔部25の軸線は中間の経粘膜スペーサ
部材の主軸線から(そしてまた中間の経粘膜スペ
ーサ部材がアンカーに装着された場合にはアンカ
ーの軸線から)所定の角度だけオフセツトしてい
る。補綴物4を設けるための支柱3はその脚部に
ネジ付きスタツド35を有し、これは中間の経粘
膜スペーサ部材の上記予め形成された孔部25内
へとねじ込み可能である。
中間の経粘膜スペーサ部材2の半球形の頭部に
おけるこのネジ付き孔部25は、好ましくは5゜か
ら45゜の間の角度だけ、中間の経粘膜スペーサ部
材の主軸線に対して傾斜した軸線を有する。選択
が可能なように、このような中間の経粘膜スペー
サ部材のセツトが利用可能であるようにされ、
各々は例えば5゜、10゜、15゜、20゜、25゜、30゜、35
゜、
40゜及び45゜という一連におけるようにそれぞれ5゜
ずつ異なるオフセツト角度でもつて孔部を備えて
いる。これらの角度は、第1図及び第5図では3
7で示されている。
本発明の別の側面によれば、外科医が利用可能
とされるこのような中間の経粘膜スペーサ部材の
セツトの一部として、軸線方向に整列した、即ち
第1図におけるオフセツトのないタツプ孔25を
有する一つ以上の中間の経粘膜スペーサ部材が付
加的に備えられる。植設されたアンカーが所望に
応じて既に実質的に正確に整列されている場合に
生ずることであるが、軸線方向に整列したタツプ
孔部を有する経粘膜スペーサを使用する必要のあ
る特別な場合があることが理解されるであろう。
そしてそのような場合には、プラグ−ソケツト結
合部における部材の回動によつて行われる方位角
における方向の調節も必要でない。
中間の経粘膜スペーサ部材2に固定される支柱
3は、チタン又はナイロンの如き他の不活性材料
であり、中間の経粘膜スペーサ部材に予め形成さ
れた孔部25内にねじ込まれうる前述のスタツド
35を有する。補綴物4はこの支柱に対して固定
されるが、支柱は中間の経粘膜スペーサ部材と共
に、植設されているアンカー1に対して回動され
うるものである。
12はアンカー1の円筒形の軸部を表してい
る。中間の経粘膜スペーサ部材の円筒形の本体部
分27は充分な長さを有しており、設置された場
合に中間の経粘膜スペーサ部材2の半球形の頭部
22が患者の粘膜即ち歯肉組織とほぼ高さが揃う
ようになつている。アンカー1と中間の経粘膜ス
ペーサ部材2とは接合部において、同じ外側の円
筒形状及び直径を有することが好ましい。
今説明したような予め形成されたネジ付きの孔
部25を一つ備えた中間の経粘膜スペーサ部材の
構成は、アンカー及び中間の経粘膜スペーサ部材
の直径が小さい場合(例えば外径2.5mmほどのも
の)であつて、利用可能な空間が非常に限られて
いる場合であつても、技工が巧みであることを所
与として、良好に達成することができる。例えば
第2図に示されているように、アンカー1の上部
が2.5mmの直径を有し、ネジ付きの下部が2,0
mmだけの直径を有することができる。このような
形状の場合にはスペースは非常に限定されたもの
であり、これに適合するために、このような場合
の中間の経粘膜スペーサ部材2は、アンカー1よ
りも大きな直径を与えられる。第1図の円筒形の
本体部分27は、第2図においては漸減する本体
部分28によつて置き換えられている。
第3b図に示された構成においては、外面がネ
ジ切りされたスリーブ26が、中間の経粘膜スペ
ーサ部材2のプラグ23とアンカー1のソケツト
13との間に挿入されるものとして示されてい
る。このソケツトは、対応するようにネジ切りさ
れている。プラグ23は、向きに関して調節され
た後にその場所で通常通りセメント接合される
が、この構成においては中間の経粘膜スペーサ部
材2は、やむをえず必要となつた場合にはネジを
弛めることによつてアンカー1から除去すること
ができる。この構成は、直径が小さなシステムに
ついては適していない。
スリーブ26の外側のねじ山は右ねじであるの
が好ましく、タツプ孔部25に係合しているスタ
ツド35には左ねじのねじ山があるのが好まし
い。
第3a図には、半球形の頭部36を備えた支柱
3が示されている。圧入されるボール−ソケツト
型の連結によつて、例えばブリツジの形状を有す
る補綴物を固定するために、このような頭部とし
てはチタン又はナイロンのものが、技術的には普
通に採用されている。かかるブリツジ型の補綴物
は実際上は、複数の植設されたアンカーへと固定
される。
支柱3のための種々の他の形状が第4図に示さ
れている。それぞれの場合について、所望のオフ
セツト角度でもつて予め形成されたネジ付き孔部
25を有する中間の経粘膜スペーサ部材2が選択
されて、支柱3に関して所望とするオフセツト角
度を得ることができるように構成がなされてお
り、一方では植設されたアンカー1に関する方位
角におけるこのオフセツトされた支柱3の所望の
向きが、永久的な固定を行う前にアンカー1のソ
ケツト13中において中間の経粘膜スペーサ部材
2のプラグ23を回動することによつて得られ
る。
本発明の他の側面によれば、上述したような中
間の経粘膜スペーサ部材を受容するよう適宜成形
され構成された新規なアンカーが提供される。し
かしこれはまた、他の公知の器具をその上に設け
るためにも適当なものである。
このようなアンカーは、技術的に公知のよう
に、人体組織と両立性のある非腐食性の材料、好
ましくはチタンから作成される。アンカーは、公
知の技法により患者の骨に予め形成された孔部内
に配置され、生ずる応力及び損傷はかくして最小
のものとなる。これらは次いで、3から6ケ月の
治癒期間にわたつて植設されたままで残され、こ
の治癒期間の間も最小の応力を受ける。この期間
の間に、例えばナイロンのようなキヤツプのよう
なキヤツプが配設されて、ソケツト13を満たす
か又は塞いでおくようにする。
第1図、第2図又は第5図に示されたアンカー
1の各々は、ネジ付き部分14へと延伸する円筒
形の軸部12に載置された頭端部11を有し、こ
のネジ付き部分14のネジは、タツピンねじであ
るのが好ましい。
第1図の実施例のアンカーの脚部には、部分的
なドーム状の形状を有する底部16がある。アン
カーを受容するように骨に予め形成された孔部の
内端部は、第1図において18で示されているよ
うに、極く僅かだけ下回る大きさとされている。
そしてまた第1a図に示されているように、ドー
ム状の底部16は側部に平坦面17を有し、これ
は骨と係合した場合に回動を防ぐ手段を与えるも
のである。一方、ドーム状の底部16の縁部は、
最初の設置に際して予め形成された孔部を充填す
るようにアンカーが軽くねじ込まれた場合に、骨
と相互に係止するよう構成された鋭利なデイスク
棒のものである。ドーム状の底部16の直ぐ上に
は、アンカーが孔部へとねじ込まれる場合に生成
される骨の削りかすを受けるための環状の凹部1
9がある。
軸部12の直径は、ねじ付き部分14のねじ山
の外径と同じ直径である。ここで、ねじの内径の
差し渡しよりも意図的に僅かに小さな寸法でもつ
て予め形成された孔部内へとアンカーがねじ込ま
れたならば、このねじ付き部分は骨に「噛み合
い」、これに続いている軸部は、ねじ付き部分が
通過した後にこのねじによつて刻み取られた領域
を完全に占有することになる。
ねじ付き部分14には一つ以上の横方向の貫通
穿孔が形成されて、最初の植え込みの後の治癒期
間の間にリフオームされてこれらの穿孔に入り込
むことが意図される。この期間の間に、骨は凹部
19に、そしてねじ山の周囲に再生される。アン
カーは、外科医により変形されることはない。ア
ンカーは、7mmから20mmの範囲の14種類の長さ
で、また2.5mmから6mmの範囲の直径のものが利
用可能である。
第5図の実施例のアンカー1には単一の貫通穿
孔7が存在しており、第5a図に示されているよ
うに、この穿孔の端部7aは鋭利に成形されてい
て、骨に食い込みうるようになつている。円形の
底部8は側部に平坦面を有することができ、回動
に対抗するキーイングを助けるようになつてい
る。
中間の経粘膜スペーサ部材2のプラグ23とア
ンカー1のソケツト13との間で相互に係合する
キー手段は、第6B及び第6D図に示されている
如く、プラグとソケツトの長さのうちでスプライ
ン化(キー溝付け)された又は六角形に形成され
た対応する部分の確実な係合によるものでありう
る。この確実な係合は、相対的な回動により調節
を行つた後に、接着又はセメントの助けを借りて
達成される最終的な固定に先立ち、部材の相対的
な軸線方向の移動を行うことによつて達成され
る。
幾つかの既存の同様なシステム及び器具におい
ては、多数の植設物が、それらのアンカーが手術
段階では並行であつて配置の際の角度付けが禁止
さるような仕方で設けられることが必要とされ
た。また幾つかの他のシステムは、植設の後に現
場において部材を曲げることを包含するものであ
り、こうして曲げられた部材の材料内に応力線が
生成されることから、このことは破損の可能性と
いう危険を冒すものである。本発明により今般提
供されたシステム及び器具は、一つの植設物を他
の植設物又は隣接する歯は整列させるという問題
に対して一つの答えを与えるものである。各々の
アンカーは、粘膜より上方において整列できない
のではないかという危惧なしに、最適な骨による
支持を与えることのできる位置に植設することが
できる。アンカーに固定される装着物は後におい
ても、調節ため或いは患者のニーズの要求すると
ころに従つて交換することができる。
以上に述べた手段によつて、公知の完成された
外科技法による骨組織統合のために植設されるア
ンカーと、中間に配置される支柱を使用して補綴
物を設けるための新規な中間の経粘膜スペーサ部
材との組み合わせが達成され、この組み合わせは
中間の経粘膜スペーサ部材及びその上に設けられ
た支柱が、設置された場合に事実上、軸線方向に
オフセツトしたアンカーの延長部を構成するよう
になつている。支柱の軸線のオフセツト角度は可
変かつ選択可能であり、またこのオフセツト延長
部は、永久的又は半永久的な固定に先立ち、オフ
セツト延長部とアンカー頭部との間の相互結合部
における部材の相対的な回動によつて、植設され
たアンカーに関する方位角における該延長部の向
きに関して調節可能である。そしてこのことは、
現場における部材の曲げその他の変形なしに、ま
た前述した如き幾つかの公知のシステム及び器具
において必要とされたような、仮のモデルから永
久的な経粘膜スペーサ部材を作成するための必要
性から生ずる遅れを伴うことなしに達成される。
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