JPH0334324Y2 - - Google Patents

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JPH0334324Y2
JPH0334324Y2 JP13548785U JP13548785U JPH0334324Y2 JP H0334324 Y2 JPH0334324 Y2 JP H0334324Y2 JP 13548785 U JP13548785 U JP 13548785U JP 13548785 U JP13548785 U JP 13548785U JP H0334324 Y2 JPH0334324 Y2 JP H0334324Y2
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JP
Japan
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harness
guide holder
glass
door
door panel
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JP13548785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のガラスガイドホルダーの構造
に関するものである。
(従来の技術) 自動車のドア装置において、盗難防止装置を設
けたり、パワーウインドを採用したりする際は、
それらに電力を供給するために、電線を束ねたハ
ーネスを車室側からドア内まで配線する必要があ
る。その配線構造として、たとえば実公昭58−
20405号公報に開示されているように、ハーネス
をドアパネルに支持するための保持具(グリツ
プ)を設け、該グリツプをドアパネルに開口した
穴等に保持することで、ハーネスの配線を行つて
いた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の構造では、ハーネスをドア
パネルに支持するための特別なグリツプが必要で
あり、部品点数の増加を招くとともに、上記グリ
ツプを保持するためにドアパネルに穴を開ける等
の加工が必要であり、加工性の悪化や構造の複雑
化を招くという問題があつた。
一方、ドアガラスの車幅方向の振れを防止する
ために、ドアパネル内にガイドホルダーを設ける
のは公知である(たとえば、実公昭55−20947号
公報参照)。尚、この公報では、ガイドホルダー
の過大な変形を防止してドアガラスの昇降を向上
せしめることを目的としたものである。
本考案は上記の如く、ドア装置にハーネスを取
り付けるに際し、上記ガラスガイドホルダーを利
用することで、特別なグリツプを要さずに簡単な
構造でもつてハーネスをドアパネルに支持し得る
ようにしたガラスガイドホルダーの構造を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため本考案の解決手段
は、ドアパネル内に固定されるベース部と、該ベ
ース部からドアガラス端部へ向かつて延び、ドア
ガラスの車幅方向の振れを防止するガイド片とを
有する自動車のガラスガイドホルダーの構造であ
つて、該ガラスガイドホルダーのベース部には、
ハーネスを挿通させるための挿通口が設けられる
と共に、該挿通口に挿通させたハーネスを挿通口
に保持するための保持部が設けられており、前記
ガラスガイドホルダーはその挿通口にハーネスを
挿通保持した状態でベース部にてドアパネルに取
り付けられるものとする。
(作用) これにより、本考案では、ガイドホルダーの挿
通口にハーネスを挿通しかつ保持部によつてこの
ハーネスが保持された状態で、ガイルホルダーを
ドアパネルに取り付けることにより、ハーネスは
ドアパネルに取り付け支持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
本実施例のガラスガイドホルダー1は、ドアパ
ネル2内に固定されるベース部1aと、該ベース
部1aからドアガラス3の端部へ向つて延び、ド
アガラス3を厚さ方向に挟持してドアガラス3の
車幅方向の振れを防止するための一対のガイド片
1bとを備える。前記ベース部1aには、ハーネ
ス4を挿通させるためのV字溝状の挿通口1cが
ベース部1aのドアパネル2への取付面に開口す
るように設けられ、さらに挿通口1cに挿通され
たハーネス4を保持するための保持部1dが、一
体構造で挿通口1cの開口縁部から内方にわん曲
して設けられている。なお、前記挿通口1cは透
孔状に形成してもよく、また、前記保持部1dは
別体に形成して挿通口1cの適当な位置に埋設し
たり、取付けたりすることもできる。
ドアパネル2の上部にはドアサツシユ5が設け
られ、このドアサツシユ5の前部サツシユ5aと
後部サツシユ5bとでドアガラス3の前端部およ
び後端部が上部移動可能に保持される。そして、
ハーネス4はガラスガイドホルダー1の挿通口1
cに挿通され、かつ保持部1d先端部の弾性によ
つて保持された状態で、このガラスガイドホルダ
ー1はそのタツプ孔1eに対して螺合するビス6
によつてドアパネル2に取り付けられる。
ハーネス4の先端部4aは、ドアパネル2の内
部に設けられた例えばドアガラス3を昇降させる
動力手段7に接続され、また、ハーネス4の基端
部4bはドアパネル2と車体とのヒンジ部2aの
近辺を経由して車体側の電源(図示省略)に接続
されている。
なお、ハーネス4はガラスガイドホルダー1の
ガイド片1bと間隔を保つて配設されているた
め、上下移動するドアガラス3と摺接することが
ないので、損傷するおそれはない。
(考案の効果) 本考案は前記の構成により、ハーネスをあらか
じめガラスガイドホルダーの挿通口に挿通しかつ
保持部によつて保持した状態で、このガイドホル
ダーをドアパネルに取り付けるような構造にした
ので、ドア装置にハーネスを取り付ける際、特別
なグリツプを要さず簡単な構造でハーネスを取り
付け支持できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示し、第1図は第3
図の−線におけるガラスガイドホルダーの断
面図、第2図は同斜視図、第3図はドア装置を車
室内から見た側面図である。 1……ガラスガイドホルダー、1a……ベース
部、1b……ガイド片、1c……挿通口、1d…
…保持部、2……ドアパネル、3……ドアガラ
ス、4……ハーネス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ドアパネル内に固定されるベース部と、該ベ
    ース部からドアガラス端部へ向かつて延び、ド
    アガラスの車幅方向の振れを防止するガイド片
    とを有する自動車のガラスガイドホルダーの構
    造であつて、該ガラスガイドホルダーのベース
    部には、ハーネスを挿通させるための挿通口が
    設けられると共に、該挿通口に挿通させたハー
    ネスを挿通口に保持するための保持部が設けら
    れており、前記ガラスガイドホルダーはその挿
    通口にハーネスを挿通保持した状態でベース部
    にてドアパネルに取り付けられることを特徴と
    する自動車のガラスガイドホルダー構造。 (2) 上記挿通口は、上記ガラスガイドホルダーの
    ベース部のドアパネルへの取付面へ開口するよ
    うに設けられている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の自動車のガラスガイドホルダー構
    造。
JP13548785U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0334324Y2 (ja)

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JP13548785U JPH0334324Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13548785U JPH0334324Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6243010U JPS6243010U (ja) 1987-03-14
JPH0334324Y2 true JPH0334324Y2 (ja) 1991-07-22

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ID=31037718

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JP13548785U Expired JPH0334324Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478980U (ja) * 1990-11-14 1992-07-09

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JPS6243010U (ja) 1987-03-14

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