JPH0334078B2 - - Google Patents

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JPH0334078B2
JPH0334078B2 JP58093765A JP9376583A JPH0334078B2 JP H0334078 B2 JPH0334078 B2 JP H0334078B2 JP 58093765 A JP58093765 A JP 58093765A JP 9376583 A JP9376583 A JP 9376583A JP H0334078 B2 JPH0334078 B2 JP H0334078B2
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refresh
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Takeshi Ishii
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は陰極線管(以下CRTという)やプラ
ズマデイスプレイパネルなど二次元の表示を行う
デイスプレイ装置に該装置により一時に表示しう
る表示可能範囲よりも大きな記憶エリア例えば計
算機の任意呼出メモリ(以下RAMという)の記
憶エリアの中に記憶された表示内容の内から任意
の部分を取り出して連続した画面の形で表示し得
るようにした大仮想画面の表示制御装置に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
本発明が対象とする表示制御装置においては、
本来は横長の画面、例えば幅の極めて広い制御盤
の盤面や盤面取り付け器具類の配置画面である
が、画面が長大になるとデイスプレイ装置ではそ
の一部しか表示できないので、キイ操作や計算機
のプログラムによつて該一部表示画面を本来の画
面の他の部分に手動または自動で移動させ、ある
いは本来は縦長に構成された画面中のそのつど要
求される任意の部分を同様に選択的に表示させる
必要があるような大仮想画面を取り扱う。かかる
デイスプレイ装置の画面に表示すべき表示内容
は、計算機中の記憶装置内に設定されたエリアあ
るいはふつうの記憶装置とは別に設けられたいわ
ゆるリフレツシユメモリ内に記憶されており、前
記エリアないしリフレツシユメモリは表示装置に
より表示されうる全画面に相当する記憶エリアを
もついわゆる仮想画面を形成している。なお、こ
の仮想画面を形成する記憶エリア中に記憶される
表示内容ないしデータは必要に応じて例えば計算
機の中央処理装置(以下CPUという)を介して
変更されないしはリフレツシユされる。
かかる大仮想画面の従来の表示制御手段の例を
第1図に示す。CRTなどの二次元表示装置で一
時に表示可能な表示範囲1に対応してリフレツシ
ユメモリ2が設けられており、両者は表示データ
の上で1対1に対応している。一方、大仮想画面
3は図では一点鎖線で囲まれた範囲で示されてお
り、上述のリフレツシユメモリ2内にこの大仮想
画面の表示データを全部記憶させることは当然で
きないので、大仮想画面3の表示データは別の大
容量記憶装置例えば図のデイスクメモリ4内に格
納されている。表示範囲1を大仮想画面内で移動
させたいときは、移動指令装置5例えば上下左右
移動用の移動指令キイを操作すると、それによつ
て指定された移動指令をCPU6が受け、その中
にあらかじめプログラムされてあるソフトウエア
が起動されて表示範囲の移動に必要なコマンドが
コマンドレジスタ7に出力される。コマンドレジ
スタ7はこのコマンドに基づいて表示範囲の移動
に必要な表示データをデイスクメモリ4から読み
出し、リフレツシユメモリ2内の表示データを新
しい表示データに書き換え、表示範囲1にはこの
新しい表示データが表示される。
このような従来の制御手段では、表示範囲の移
動指令が発せられるつどCPU6内のソフトウエ
アを起動し、コマンドレジスタ7を動作させ、か
つデイスクメモリ4からリフレツシユメモリ2へ
表示データの転送を行う必要があり、しかも表示
範囲の移動中の各ステツプでかかる動作をしなけ
ればならないので、移動指令に対する応答がどう
しても遅くなり、かつ表示データの転送回数が多
くなつて能率が悪くなるのを避けることができな
かつた。
以上の問題に加えて、1個のCPUで複数個の
表示装置を制御しようとすると、移動指令に対す
る応答速度を上げ表示データの転送効率を上げる
ことがますます重要になつて来る。近年のCRT
装置の普及に伴いかかる複数台の表示装置を制御
するケースは増大の一途をたどり、前述のような
従来手段では処理スピードの低下とデータ転送量
の増加とを避けることができない。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような事情にかんがみ、CPU
からは最小限の制御データを発するだけで大仮想
画面内の表示範囲を移動でき、表示範囲の移動指
令に対して応答速度が早くかつ表示データの転送
効率の高い大仮想画面の表示制御装置を提供する
ことにある。
〔発明の要点〕
上述の目的の手段として本発明においては、ま
ず表示データの転送量を減らすために大仮想画面
の表示データを表示装置ごとに設けた表示内容記
憶装置に格納させ、かつ該記憶装置を複数個のリ
フレツシユメモリから構成して全表示データをこ
れらに分担して記憶させる。かかるリフレツシユ
メモリとしては、近年RAMの大容量化と低価格
化が著しく、これを有効に利用することができ、
かつデイスクメモリ装置から転送データを読み出
す時間が不要になる。つぎに、かかる記憶装置か
ら表示装置に出力すべき表示範囲のデータを読み
出すための表示範囲指定装置を前記記憶装置ごと
に設け、該表示範囲指定装置に該読み出すべき表
示範囲の基準アドレスをリフレツシユメモリごと
に記憶するスクロールレジスタとどのリフレツシ
ユメモリから表示データを出力すべきかを制御す
るマスクレジスタとを設ける。上記の基準アドレ
スとしては二次元表示に対応してX、Y二方向の
基準アドレスが指定され、この基準アドレスは一
表示画面内のスキヤンアドレスで修飾されて表示
装置のスキヤンニングに同期して特定のリフレツ
シユメモリから表示範囲内の表示データを逐次読
み出して表示させる。この特定のリフレツシユメ
モリを指定するのがマスクレジスタであつて、ど
のメモリからの表示データの読み出しを禁止し、
どのメモリからの読み出しを許容するかを指定す
るマスクデータを記憶する。従つて表示範囲指定
装置は、このマスクデータと画面の移動方向や移
動量を指定する移動指令とを受けるだけで、上位
の装置にそれ以上の負担を掛けずに指定どおりの
表示範囲内の表示データを前述の表示内容記憶装
置から読み出して、表示装置に出力させることが
できる。
上述の表示範囲指定装置に表示範囲の基準アド
レスとマスクデータとを与えるために表示範囲制
御装置を設ける。この制御装置は小規模ではある
が一つのプロセシングユニツトを構成し、その付
属メモリ中にいわゆるフアームウエアを備え、該
フアームウエアによつて表示制御上のほとんどの
機能を果たすので、CPUからは最小限の制御指
令ないしデータを与えるだけでよい。該プロセシ
ングユニツトとして構成された表示範囲制御装置
は表示範囲の移動指令を受けて、前記表示範囲指
定装置のスクロールレジスタ中の基準アドレスを
変更する基準アドレス変更信号を出して表示範囲
を移動させるとともに、リフレツシユメモリごと
に該メモリから出力しうる表示範囲の限界基準ア
ドレスを常に記憶していて、前記基準アドレス変
更信号が限界値を越える基準アドレスを指定しな
ければならないときには、前記表示範囲指定装置
のマスクデータを書き換えさせて、表示データを
出力するリフレツシユメモリを切り換える。な
お、表示範囲の移動指令はCPUから表示範囲制
御装置に与えてもよいし、表示装置のある現場に
置かれた移動指令装置からの移動指令をCPUを
介さずに表示範囲制御装置が直接受けるようにし
てもよい。また、1台の表示範囲制御装置によつ
て複数台の表示範囲指定装置従つて複数台の表示
装置を制御することもできる。
以上の本発明装置における構成により、前述の
ようにCPUは最小限の制御指令やデータを表示
範囲制御装置に与えるだけでよくなり、多数の表
示装置を1台のCPUで制御することができるよ
うになるほか、表示範囲指定装置は基準アドレス
変更信号とマスク切換信号とを表示範囲制御装置
から受けとるだけで、大仮想画面中の指定の位置
に表示範囲を移動させるので、移動指令を与えて
から表示範囲が移動されるまでの時間が短くな
り、また大量の表示データを転送する必要が全く
なくなる。
〔発明の実施例〕
第2図には本発明による大仮想画面の表示制御
装置の基本構成を示し、第1図と同一の部分には
同一の符号が付されている。図中10は表示装置
であつて、表示に必要なラスタスキヤンに同期し
たスキヤンアドレス信号を発するスキヤンアドレ
ス発生器11およびデイジタル値で表された表示
データをビデオ信号に変換するビデオ信号発生器
を備えたビデオ制御器13と、該ビデオ制御器1
3の前記ビデオ信号発生器12からのビデオ出力
信号を受けてCRT画面に表示するCRT装置14
とからなる。この表示装置10に表示すべき表示
データを格納するのが表示内容記憶装置であつ
て、この実施例では2個のリフレツシユメモリ2
1および22からなる。CRT装置14に一時に
表示できる範囲は表示範囲1として示されてお
り、前述の大仮想画面3の全表示データはこの2
個のリフレツシユメモリ21および22に記憶さ
れる。かかる全表示データ中からのCRT装置1
4に表示すべき表示範囲1を指定するのが表示範
囲指定装置30であつて、この例ではリフレツシ
ユメモリごとに設けられたスクロールレジスタ3
11,312とマスクレジスタ321,322と
をふくむ。
さて、CRT装置14の表示は二次元表示であ
るから、表示範囲1内の表示データはX、Y両座
標方向の2個のアドレスを有する。従つてスクロ
ールレジスタ311または312がリフレツシユ
メモリ21または22にそれぞれ指定する基準ア
ドレスも2個の座標アドレスX、Yからなつてお
り、図ではこの基準アドレスX、Yはスクロール
レジスタ311により指定されており、この指定
された基準アドレスX、Yに対応する位置がリフ
レツシユメモリ21内の表示範囲内のこの例では
左上隅にある基準アドレス点1aとして示されて
いる。表示範囲指定装置30は、図示のように前
述のスキヤンアドレス発生器11とデータバス4
0のアドレスバス41を介して接続されており、
該スキヤンアドレス発生器11の発するスキヤン
アドレス信号を受けてこれを基準アドレスX、Y
にCRT装置14のラスタスキヤンに同期して加
算し、リフレツシユメモリ21の表示範囲1内の
表示データを逐次読み出してデータバス40の表
示データバス42を介して前述のビデオ信号発生
器12に送らせ、CRT装置14の画面上に表示
させる。
一方、表示範囲指定装置30のマスクレジスタ
321および322は、マスクデータとしてそれ
ぞれリフレツシユメモリ21および22からの表
示データの読み出しを禁止する論理値例えば
「0」または表示データの読み出しを許容する論
理値「1」を記憶するもので、図示の場合にはマ
スクレジスタ321の方に論理値「1」が記憶さ
れていて、リフレツシユメモリ21からの表示デ
ータの読み出しが許容され、マスクレジスタ32
2には論理値「0」が記憶されていて、リフレツ
シユメモリ22からの読み出しが禁止されてい
る。
表示範囲を大仮想画面内で移動させる指令は、
図示の移動指令装置50により、あるいはCPU
6により与えられる。移動指定装置50は例えば
図示のように上下左右への画面移動を選択的に指
令する4個のキイを備えており、これらのキイに
よつて表示範囲1が移動される方向が矢印により
示されている。CPU6によつて指令される移動
指令は単に上下左右への画面移動を指令するだけ
ではなく、表示範囲1を一挙に移動させるべき先
の基準アドレスを指令することもありうる。いず
れにせよ、かかる移動指令は表示範囲制御装置6
0のプロセシングユニツト61(以下PUという)
に与えられ、PU61はこれに基づいて付属のフ
アームウエア62内にあらかじめプログラムされ
た表示制御ソフトウエアを起動して、制御コマン
ドをデータバス40(図示の例ではアドレスバス
41)を介して表示範囲指定装置30に与える。
なお、図の61aは移動指令装置50に対する
PU61の入力ポートである。
さて、大仮想画面3は第3図bに示すような例
えば横長の画面であつて、同図aに示すように例
えば2個の互いに同じ大きさのリフレツシユメモ
リ21,22に表示データを記憶させるためにA
からEで示す同じ大きさの5個の部分に便宜上分
割され、該AからEの各部分はaに示すような配
置で該リフレツシユメモリ21,22内に記憶さ
れる。すなわち同図aのB1,B2で示す部分に
は同図bの部分Bと同じ表示データが重複して記
憶され、同様に同図aの部分C1,C2およびD
1,D2にはそれぞれ同図bの部分cおよびDと
同じ表示データが記憶される。いま、X、Y両座
標を第3図aの矢印で示す方向に取り、リフレツ
シユメモリ21の部分Aの例えば左上隅の座標を
X1、Y1同様に部分C1の左上隅の座標をX2、
Y2とし、これらの座標X1、X2、Y1、Y2の値を
フアームウエア62のメモリエリア内に第4図に
示すように記憶させておく。
さらに、表示範囲1が第1図に示すようにリフ
レツシユメモリ21の部分A内にあり、その左上
隅の基準アドレスX、Yが同様にフアームウエア
62の変数メモリエリア内に記憶されており、仮
に表示範囲1を右方へ移動させる指令が移動指令
装置50によつて与えられたとすると、表示範囲
制御装置60はこの移動指令を受けて基準アドレ
スX、Yの内のX方向のアドレスXをX+1によ
り置き換えると同時に、表示範囲指定装置30の
スクロールレジスタ311内の基準アドレスXを
同じ値に置き換えて表示範囲1を1アドレス分右
方へ移動させ、以下同様にして逐次表示範囲を右
方へ移動させる。かかる右方への移動により表示
範囲1がリフレツシユメモリ21の部分B1の中
に入り、かつ表示範囲1の右端の座標が部分B1
の右端の座標に達したとすると、表示範囲1はそ
のままではさらに右方へは移動できないから、表
示範囲1を一挙に部分B1と同じ表示データが格
納されている部分B2に切り換える。かかる切り
換えの必要性は前述のフアームウエア62の変数
メモリエリア内のXの値とあらかじめ記憶されて
いるX1、X2の値とをPU61により比較するこ
とによつて見付けることができ、説明を簡単にす
るため表示範囲1の大きさと各部分AからEの大
きさが同一であるとすると、X=X2になつたと
き切り換えが必要になる。また切り換え操作とし
てはXの値をX1で置き換え、Yの値をY2で置き
換えれば、表示範囲1は部分B1からB2へ移
り、以後さらに部分C1の方に進む。
表示範囲1の右端が部分C1の右端に一致した
とき、前記の仮定の下ではX=2XでかつY=Y2
である条件によつてかかる一致が検出され、表示
範囲1はリフレツシユメモリ21の部分C1から
リフレツシユメモリ22の部分C2に切り換えら
れる。この切り換え操作はXの値をX1でYの値
をY1で置き換えるほか、第4図ではPLNOで示
されたリフレツシユメモリの指定番号が1から2
に切り換えられ、これによつてマスクレジスタ3
21の記憶値が「1」から「0」に置き換えられ
てリフレツシユメモリ21からの表示データの読
み出しが禁止されると同時に、マスクレジスタ3
22の記憶値が「0」から「1」に置き換えられ
てリフレツシユメモリ22からの表示データの読
み出しが許容される。この操作により、表示範囲
1はリフレツシユメモリ21からリフレツシユメ
モリ22に移り、以後同様にして部分Eに達する
まで右方への表示範囲1の移動が継続される。以
上では説明を簡単にするため表示範囲1の大きさ
を便宜上リフレツシユメモリの各部分AからEと
同一の大きさとしたが、表示範囲の大きさがこれ
ら各部分の大きさよりも小さい一般の場合にも、
切り換え操作の必要性を検出する条件式および切
り換え操作時の置き換え方が僅かに異なつてくる
のみで、原理は上述と同じである。例えばリフレ
ツシユメモリ21の部分C1からリフレツシユメ
モリ22の部分C2に表示範囲1を切り換える必
要性の検出条件はX=2X2−X1−BX(ただしBX
は表示範囲1のX方向の幅)でかつY>Y2であ
り、取り換え操作としてはXの値をX−X2+X1
により、Yの値をY−Y2+Y1で置き換えること
でよい。また大仮想画面が第3図bの横長の画面
と異なり部分AからEを下に向けて縦につないだ
第3図cに示すような縦長の画面である場合にお
いても、表示範囲1の下方への移動に際して横長
の場合とは逆に部分B2からB1に、また部分D
2からD1への切り換えが行なわれるほかは、部
分C1からC2への切り換え操作ほかの実施態様
は横長の大仮想画面の場合と同様である。
以上に説明のとおり、表示範囲制御装置60は
PU61と付属のフアームウエア62とを持ち、
該フアームウエア62には表示範囲の現在位置を
示す変数としての基準アドレスX,Yとリフレツ
シユメモリ21,22間の切り換えに必要な座標
アドレスX1,X2,Y1,Y2とがあらかじめ
記憶されており、PU61はフアームウエア62
にあらかじめプログラムされているソフトウエア
に従つて、リフレツシユメモリの切り換えの必要
性を常時チエツクし、かつ切り換えの必要な際に
は前述のリフレツシユメモリのプレーン番号
PLNOを切り換えると同時に表示範囲指定装置3
0のマスクレジスタ321,322内の論理値を
置き換えるとともに、変数X、Yの値すなわち表
示範囲指定装置のスクロールレジスタ311,3
12内の基準アドレスをリフレツシユメモリの切
り換えに必要な所定の方式で置き換える。
一方、CPU6はリフレツシユメモリ21,2
2への表示データの最初の書き込みを表示範囲制
御装置60のPU61と表示データバス42とを
介して行なつたりするほか、PU61の付属アー
ムウエア62へのソフトウエアのローデイングや
リフレツシユメモリの切り換えに必要な座標アド
レスの書き込みを行うが、かかるローデイングや
書き込みの終了後はできるだけ以後の操作を表示
範囲制御装置60に任せる。しかし、CPU自体
も表示範囲の移動指令を表示範囲制御装置60に
発することが必要で、移動指令装置50からの移
動指令との間の交通整理等のためにフアームウエ
アのメモリエリア内に第4図に示すように
MODEの欄が設けられ、CPU6によりPU61の
動作モードが指定される。このPU61の動作モ
ードとしては、前述のリフレツシユメモリへの表
示データの書き込みモード、該表示データの変更
モード、付属フアームウエア62へのローデイン
グモードや書き込みモードのほか、いま問題の
CPU6からの表示範囲移動指令モードと移動指
令装置50からの表示範囲移動指令モードがあ
り、各モードに応じてフアームウエア62中のそ
のモードにより指定されるソフトウエアが起動さ
れる。従つて移動指令装置50からの移動指令が
発せられたとき、PU61はこの移動指令を受け
てその旨をCDU6に通知し、CPU6は自身から
の移動指令と競合しないときは移動指令装置50
からの手動操作の許可を手動操作指令の形でPU
61に発し、前述のフアームウエア内のMODE
欄を手動操作モードに切り換える。
もつとも、PU61が行なうすべてのモードの
ソフトウエア全部を付属のフアームウエア62内
に格納することは必ずしも得策ではなく、前述の
リフレツシユメモリへの表示データの書き込みや
表示データの管理モードに必要なソフトウエア
は、むしろCPU6側に備えておく方が多数の表
示範囲を1台のCPUで管理する上では有利なこ
とが多い。この場合はかかる動作モードにおいて
PU61がかかるソフトウエア中のコマンドを
CPU6から受け取つてデータバス50等の制御
をこれに基づいて行う。なお移動指令装置50に
よる手動操作モード時においても、リフレツシユ
メモリの切り換え等の操作をむしろCPU6側か
ら指令するほうが多数の表示範囲を管理する上で
有利な場合も多く、このような場合にはPU61
から移動指令による表示範囲の移動のため切り換
えが必要である旨の報告を割込み情報として
CPU6に送らせる。この割込み情報には例えば
現在の移動方向と現在の表示範囲1の基準アドレ
ス値X、Yが含まれ、CPU6はかかる割込み情
報を解読して、その移動指令を継続してよいと判
断したときにのみ改めて手動操作モード指令を発
するとともに、要すればリフレツシユメモリのプ
レーン番号PLNOや次の画面移動の限界値として
の前述の限界基準アドレス値X1、Y1またはX2、
Y2の指定を表示範囲制御装置60に対して行な
う。かかるCPU6による管理上の介入は、必要
な場合前述のリフレツシユメモリ内の部分間の相
互の切り換え、例えば前述のB1とB2間あるい
はD1とD2間の表示範囲1の切り換え操作時に
も全く同様に行うことができる。
なお、以上の本発明の実施例の説明において、
リフレツシユメモリはすべて2個の場合について
のみ述べたが、リフレツシユメモリの個数は2個
に限らず一般に複数個の場合すべてについて本発
明はその要旨内において実施をすることができる
のはもちろんである。また表示範囲指定装置のス
クロールレジスタは説明の簡単化のためリフレツ
シユメモリごとに設けた例について説明したが、
リフレツシユメモリ内の前述の部分AからEの区
分けの仕方が複数個のリフレツシユメモリを通じ
て同じであれば、1個のスクロールレジスタで間
に合わせることが可能である。マスクレジスタに
ついても、リフレツシユメモリごとに設ける必要
はもちろんなく、例えば1個のリングカウンタを
複数個のリフレツシユメモリに対して設けること
により表示データの読み出しの禁止と許容を指定
することが十分可能である。
〔発明の効果〕
以上に説明のとおり、本発明による大仮想画面
の表示制御装置においては、表示装置ごとに大仮
想画面の全表示データを格納する複数個のリフレ
ツシユメモリからなる表示内容記憶装置を設け、
表示範囲指定装置のスクロールレジスタとマスク
レジスタとによつて、どのリフレツシユメモリの
どの部分から表示データを読み出して表示装置に
表示させるかを簡単に指定かつ変更できるように
したので、従来装置のように表示データを大量に
転送する必要がなくなるとともに、表示範囲の移
動操作の途中の各ステツプで一々ソフトウエアを
起動する必要がなくなり、表示範囲の移動を迅速
に行うことができる。またこの表示範囲指定装置
に表示範囲の移動先の基準アドレスと、どのリフ
レツシユメモリから表示データを出力させるかを
指定するマスクデータとを与える表示範囲制御装
置を設け、従来CPUが行なつていた表示範囲の
移動制御のタスクの大部分をこの表示範囲制御装
置にさせるようにしたので、CPUからは最小限
の制御指令またはデータを発するだけで表示範囲
を大仮想画面内で容易に移動させることができ、
CPUの負担が大幅に軽減して多数の表示装置を
1個のCPUで制御ないしは管理することが可能
になる。あるいは、CPUはそれが真に制御ない
しは管理しなければならない重要なキーポイント
だけを重点的に抑えることができるので、システ
ム全体の表示の管理レベルの向上をはかることが
可能になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の大仮想画面の表示制御装置の構
成例を示すブロツク回路図、第2図以降は本発明
の実施例の説明図であつて、内第2図は本発明に
よる大仮想画面の表示制御装置の構成を示すブロ
ツク回路図、第3図は大仮想画面内の表示データ
を第2図の複数個のリフレツシユメモリ21,2
2に分担記憶させるための割付け図、第4図は第
2図の表示範囲制御装置60内のフアームウエア
62のメモリエリアの主な表示制御上の変数およ
び定数の割り付け図である。図において、 1……表示範囲、1a……表示範囲1の基準ア
ドレス点、3……大仮想画面、5,50……表示
範囲の移動指令装置、6……CPU、10……表
示装置、20……表示内容記憶装置、21,22
……リフレツシユメモリ、30……表示範囲指定
装置、311,312……スクロールレジスタ、
321,322……マスクレジスタ、60……表
示範囲制御装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二次元表示装置の一画面に表示しうる範囲を
    越える大仮想画面の表示データを分担して記憶す
    る複数個のリフレツシユメモリを有し、各リフレ
    ツシユメモリには一方の端部の一画面分の前記表
    示データを前記大仮想画面の構成に基づいて自リ
    フレツシユメモリおよび他リフレツシユメモリの
    他方の端部に重複して記憶させた表示内容記憶装
    置と、前記リフレツシユメモリの記憶エリア中か
    ら表示装置に表示データを出力すべき表示範囲の
    基準アドレスをリフレツシユメモリごとに記憶す
    るスクロールレジスタと、表示装置への表示デー
    タの出力を禁止するマスクデータをリフレツシユ
    メモリごとに記憶するマスクレジスタとを備え、
    該両レジスタ内の記憶内容に基づいて所定のリフ
    レツシユメモリから所定の表示範囲の表示データ
    が表示装置に出力されるように制御する表示範囲
    指定装置と、表示範囲の移動指令を受け該指令に
    基づいて前記スクロールレジスタ中に記憶された
    前記基準アドレスを変更する基準アドレス変更信
    号を前記表示範囲指定装置に出力するとともに、
    前記リフレツシユメモリ中に記憶された表示デー
    タから取り出しうる表示範囲の基準アドレスの限
    界値をリフレツシユメモリごとに記憶し前記基準
    アドレス変更信号が該限界値を越す基準アドレス
    を指令する場合には前記マスクレジスタ中に記憶
    された前記マスクデータを切り換えるマスク切換
    信号を前記表示範囲指定装置に出力する表示範囲
    制御装置とを備えてなる大仮想画面の表示制御装
    置。
JP58093765A 1983-05-27 1983-05-27 大仮想画面の表示制御装置 Granted JPS59219784A (ja)

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JPS51104225A (ja) * 1975-03-12 1976-09-14 Hitachi Ltd

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