JPH0333301B2 - - Google Patents

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JPH0333301B2
JPH0333301B2 JP59088086A JP8808684A JPH0333301B2 JP H0333301 B2 JPH0333301 B2 JP H0333301B2 JP 59088086 A JP59088086 A JP 59088086A JP 8808684 A JP8808684 A JP 8808684A JP H0333301 B2 JPH0333301 B2 JP H0333301B2
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JP
Japan
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mochi
container
stage
opening
stage container
Prior art date
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Application number
JP59088086A
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English (en)
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JPS60232068A (ja
Inventor
Hiroyasu Ogino
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Individual
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチツクフイルムで包囲した多
段式鏡餅の製造法、特に色の違う2個以上の鏡餅
を同数の鏡餅状に一体成形したプラスチツクフイ
ルム容器に連続して密封充填した多段式鏡餅の製
造法に関し、その目的とするところは2色以上の
鏡餅を多段容器内で上下に一体化させることによ
り従来の鏡餅では望み得なかつた優雅な外観と安
定性とを付与し、加えて腐敗しにくく日もちがす
る製品の連続生産が可能な多段式鏡餅の製造法を
提供するにある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
まず、ほゞ中央に設けた絞り1を堺に上下に亘
つて鏡餅状の収納部2,2を連設した透明プラス
チツクフイルム製の多段容器Aを成型する。この
多段容器Aは、その下面に開口3が設けられ、ま
た安定性を考慮して上方の収納部2に対して下方
の収納部2をやゝ大き目に形成してある。
しかして、このようにして成型された多段容器
Aをその開口3が上を向くように手あるいはボル
ダー等適宜手段により保持しながら第1充填装置
4の口金4aの下方に位置させる。この第1充填
装置4は、例えば紅色に着色された搗きたての柔
軟な餅材aを充填するもので、その際、充填装置
の口金4aに臨ませながら多段容器Aを水平回転
させるのがよい。
こうして紅色の餅材aを多段容器Aの1段目、
即ち、絞り1の位置まで充填するが、単に充填装
置4で充填しただけでは上面に凹凸が生ずるの
で、ヘラ等で上面に緩やかな凹部が形成されるよ
う均しながら餅材aの上周縁を多段容器Aの絞り
1のラインに正確に合せる。
次いで、前記多段容器Aを第2充填装置5の口
金5aの下方に位置させる。この第2充填装置5
は、前記第1充填装置4とは色違いの餅材、例え
ば白色の餅材bを充填するもので、前記と同様な
方法で多段容器Aの2段目、すなわち開口3の位
置まで充填し、同様に上面に凹部が形成されるよ
うに均す。
尚、ここで各々の餅材a,bの量は小さ目の多
段容器Aを使用した場合は上方の収納部2に充填
される紅色の餅材aが50g、下方の収納部2に充
填される白色の餅材bが100g、大き目の多段容
器を使用した場合は餅材aが1.2Kg、餅材bが2.6
Kgとする。このように餅材aとbの重量比は多段
容器Aの各収納部2,2の容積に応じて決定され
るものであるが、実際には3対7位とするのが適
当である。
次いで、多段容器Aの開口3をシール材6を加
熱溶着することにより密封した後、加熱蒸気室7
に入れ90度ないし100度の加熱蒸気を約30分程度
当て餅材a,bを蒸し上げて膨張させる。同時に
この加熱蒸気により餅材a,bは殺菌される。し
かる後、多段容器Aを次工程のエア処理器8に移
し換え通常の設置状態に定置させたまゝ下面を除
いた全周面にエアを当てる。これにより餅材a,
bと多段容器A間に介在していた残存エアが移動
し下側の餅材b下面の凹部とシール材6間に集合
し、従つて餅材a,bと多段容器Aは下面を除い
て完全に密着する。尚、上記の残存エアの処理は
機械的に行なわれるだけでなく、手動操作により
多段容器Aのエア残存部分にエア処理器8のノズ
ルを当てがい上記残存するエアを多段容器Aの下
面まで押出すこともできる。
次いで、室内に10時間ないし20時間放置して自
然乾燥させれば多段容器A内の餅材a,bは完全
に硬化し、かくして多段式鏡餅の製造作業が完了
する。
尚、上記実施例では紅白の餅材a,bを使用し
ているが、草餅と白の餅材あるいは豆餅と白の餅
材等々その組合せは自由であり、また3個の収納
部2,2,2を有する多段容器Aを利用すれば3
段に重合せた鏡餅を製造するも可能でありその製
造法も上記と同様である。
本発明は上記のように、境目に絞り1を設ける
ことにより上下に複数個の鏡餅状の収納部2,2
を連設した透明プラスチツクフイルム製の多段容
器Aを反転させてその開口3より適宜色彩の柔軟
な餅材aをまず上方の収納部2にその絞り1の位
置まで充填し、次いで前記餅材aと色違いの餅材
bを下方の収納部2に開口3の位置まで充填し、
さらに前記開口3をシール材6を加熱溶着するこ
とにより密閉した後、各餅材a,bを膨張させる
べく蒸し上げ、次いで多段容器Aの底面を除いた
外周面にエアを当てることにより多段容器Aと各
餅材a,b間に介在する残存エアを多段容器A底
部のシール材6の内側まで押出し、最後に乾燥硬
化させることを特徴とするものである。
本発明は上記のように、色違いの鏡餅が上下に
一体化した状態で透明プラスチツクフイルム容器
内に密封包装されるものであるから、外観的に極
めて優雅であり見栄えがよく、従つて吉例時の鏡
餅として最適なものである。また、全体の安定性
がよく、加えて長期間放置しておいても腐敗しに
くく日もちがするものである。さらに、製造が容
易で、かつ廉価に製造できる利点を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の製造工程の概略
説明図、第7図は製品の正面図である。 図中主要符号、A……多段容器、a,b……餅
材、1……絞り、2……収納部、3……開口、6
……シール材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 境目に絞り1を設けることにより上下に複数
    個の鏡餅状の収納部2,2を連設した透明プラス
    チツクフイルム製の多段容器Aを反転させてその
    開口3より適宜色彩の柔軟な餅材aをまず上方の
    収納部2にその絞り1の位置まで充填し、次いで
    前記餅材aと色違いの餅材bを下方の収納部2に
    開口3の位置まで充填し、さらに前記開口3をシ
    ール材6を加熱溶着することにより密閉した後、
    各餅材a,bを膨張させるべく蒸し上げ、次いで
    多段容器Aの底面を除いた外周面にエアを当てる
    ことにより多段容器Aと各餅材a,bに介在する
    残存エアを多段容器A底部のシール材6の内側ま
    で押出し、最後に乾燥硬化させることを特徴とす
    るプラスチツクフイルムで包囲した多段式鏡餅の
    製造法。
JP59088086A 1984-05-01 1984-05-01 プラスチツクフイルムで包囲した多段式鏡餅の製造法 Granted JPS60232068A (ja)

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JP59088086A JPS60232068A (ja) 1984-05-01 1984-05-01 プラスチツクフイルムで包囲した多段式鏡餅の製造法

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Publications (2)

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JPS60232068A JPS60232068A (ja) 1985-11-18
JPH0333301B2 true JPH0333301B2 (ja) 1991-05-16

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JP59088086A Granted JPS60232068A (ja) 1984-05-01 1984-05-01 プラスチツクフイルムで包囲した多段式鏡餅の製造法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913345A (ja) * 1972-05-25 1974-02-05
JPS4926880A (ja) * 1972-07-06 1974-03-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484988U (ja) * 1971-06-04 1973-01-20

Patent Citations (2)

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Publication number Publication date
JPS60232068A (ja) 1985-11-18

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