JPH033317B2 - - Google Patents

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JPH033317B2
JPH033317B2 JP3021081A JP3021081A JPH033317B2 JP H033317 B2 JPH033317 B2 JP H033317B2 JP 3021081 A JP3021081 A JP 3021081A JP 3021081 A JP3021081 A JP 3021081A JP H033317 B2 JPH033317 B2 JP H033317B2
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mos transistor
voltage
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JP3021081A
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JPS57143795A (en
Inventor
Masamichi Asano
Hiroshi Iwahashi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB8205687A priority patent/GB2094086B/en
Priority to US06/353,515 priority patent/US4506350A/en
Priority to DE3249671A priority patent/DE3249671C2/de
Priority to DE3207485A priority patent/DE3207485C2/de
Publication of JPS57143795A publication Critical patent/JPS57143795A/ja
Priority to US06/630,863 priority patent/US4597062A/en
Priority to GB08420735A priority patent/GB2144006B/en
Publication of JPH033317B2 publication Critical patent/JPH033317B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits

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  • Read Only Memory (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、情報の書込み特性を改善した不揮
発性半導体記憶装置に関する。
浮遊ゲート構造を有する二重ゲート形のMOS
トランジスタをメモリセルとし、浮遊ゲート上に
設けられた制御ゲートとドレインに高電圧を印加
し、ソースをほぼアース電位にしてインパクト・
アイオナイゼーシヨンを発生させ、このとき発生
した電子、正孔対のうち電子を浮遊ゲート内に捕
獲してこれによりしきい値電圧を変化させること
によつて情報を記憶させる、情報の電気的な書込
みが可能な不揮発性半導体記憶装置は、EPROM
(Erasable Programable ROM)として良く知
られている。
第1図は従来EPROMの一例を示す回路構成図
である。図においてR1〜Rmは行線、D1〜Dnは
列線であり、これら行線R1〜Rmと列線D1〜Dn
との各交点には前記二重ゲート形のMOSトラン
ジスタからなるメモリセルTM11〜TMmnが設け
られ、これらメモリセルTM11〜TMmnの制御ゲ
ートは各行線R1〜Rmに、ドレインは各列線D1
Dnにそれぞれ接続され、さらにすべてのメモリ
セルTM11〜TMmnのソースはアース電位に接続
されている。そして上記行線R1〜Rm、列線D1
DnおよびメモリセルTM11〜TMmnはメモリセ
ル部10を構成している。
上記行線R1〜Rmは、情報読出し、書込み制御
信号R/ をゲート入力とするデイプレツシヨ
ン形(以下D形と略少する)の各MOSトランジ
スタTR1〜TRmを介して行デコーダ20に接続
されている。この行デコーダ20は供給される行
デコーダ信号に応じて一つの行線を選択し、この
選択した行線に対応する出力端から高レベル信号
を出力する。
上記列線D1〜Dnは、列線選択回路30内のエ
ンハンスメント形(以下E形と称する)の各列線
選択用MOSトランジスタTD1〜TDnを介して信
号ノードN1に接続される。そしてこのノードN
1の信号は、センスアンプ40によつて検出さ
れ、さらにこの検出信号は出力回路50を介して
外部に出力される。また上記列線選択用MOSト
ランジスタTD1〜TDnのゲートには列選択線C1
〜Cnが接続され、これら列選択線C1〜Cnは上記
信号R/ をゲート入力とするD形の各MOSト
ランジスタTC1〜TCnを介して列デコーダ60に
接続されている。この列デコーダ60は供給され
る列アドレス信号に応じて一つの列選択線を選択
し、この選択した列選択線に対応する出力端から
高レベル信号を出力する。
また上記行線R1〜Rmおよび列選択線C1〜Cn
の他端には、書込み用トランジスタ回路70内の
それぞれドレインが書込み電圧VP印加端に接続
されたD形のMOSトランジスタWR1〜WRm、
WC1〜WCnのソースおよびゲートが接続される。
なお上記書込み用トランジスタ回路70内のすべ
ての書込み電圧印加端は図示しない書込み用電源
端子に共通接続されている。
上記信号検出ノードN1と他の書込み電圧印加
端との間にはE形の情報書込み用MOSトランジ
スタT1が接続され、このMOSトランジスタT
1のゲートには書込み情報入力制御回路80の出
力ノードN2の信号が供給される。この書込み情
報入力制御回路80は、外部入力情報Dinを受け
この情報に応じた内部情報dinを発生する内部情
報発生回路85と、書込み電圧VP印加端とアー
ス電位との間にD形のMOSトランジスタT2と
E形のMOSトランジスタT3とを直列挿入して
構成され、上記内部情報dinを反転して前記出力
ノードN2に与えるインバータI1と、出力ノー
ドN2とアース電位との間に挿入された前記信号
R/ をゲート入力とするE形のMOSトランジ
スタT4とから構成されている。
上記のように構成されている従来のEPROMに
おいて、情報読出し時には信号R/ が高レベ
ル(“1”レベル)、書込み電圧VPが5ボルトと
なり、MOSトランジスタTC1〜TCn、TR1
TRmがオンし、またMOSトランジスタT4がオ
ンしてノードN2が低レベル(“0”レベル)と
なることによりMOSトランジスタT1はオフす
る。書込み用トランジスタ回路70内の各MOS
トランジスタWC1〜WCn、WR1〜WRmのコン
ダクタンスgmは極めて小さく設定されれている
ために、行線R1〜Rmおよび列選択線C1〜Cnの
うち、行デコーダ20あるいは列デコーダ60に
よつて選択されたものが高レベルに、それ以外の
ものは低レベルにそれぞれ設定され、選択された
行線および列線の交点に位置するメモリセルが選
択駆動される。そしてこのメモリセルのしきい値
電圧が低い状態であれば、オンしてドレイン、ソ
ース間に電流が流れるために信号検出ノードN1
は低レベルとなり、一方、このメモリセルに予め
情報の書込みが行なわれていてしきい値電圧が高
い状態にあれば、このメモリセルはオフとなりノ
ードN1は高レベルとなる。したがつて、このと
きのノードN1の信号がセンスアンプ40および
出力回路50を介して外部に出力される。
一方、情報の書込み時には信号R/ が低レ
ベルになり、VPが25ボルトとなる。このとき、
たとえば行線R1と列選択線C1とが行デコーダ2
0および列デコーダ60により選択されたとする
と、MOSトランジスタTR1,TC1がカツトオフ
して行線R1と列選択線C1とが書込み用トランジ
スタ回路70内のMOSトランジスタWR1,WC1
それぞれを介して25ボルトまで充電されるが、そ
の他の行線および列選択線は行デコーダ20、列
デコーダ60の出力が低レベルとなり、MOSト
ランジスタTR2〜TRm,TC2〜TCnがオンする
ため低レベルすなわちアース電位となる。またこ
のとき、外部入力情報Dinが低レベルならば内部
情報dinも低レベルとなり、ノードN2には25ボ
ルトが出力されるため、MOSトランジスタT1
がオンしてノードN1はVP−VTH(T1)(VTH(T1)
MOSトランジスタT1のしきい値電圧)で与え
られる約22ボルトまで充電される。したがつて、
行線R1と列線D1とにより選択されたメモリセル
TM11の制御ゲートには25ボルトの電圧が、ドレ
インには25−VTH(T1)あるいは25−VTH(TD1)(VTH(T1)
VTH(TD1)はMOSトランジスタT1あるいはTD1
しきい値電圧)で与えられる約22ボルトの電圧が
それぞれ印加され、このとき前記インパクト・ア
イオナイゼーシヨンによつてこのメモリセル
TM11に情報が書込まれる。外部入力情報Dinが
高レベルならばMOSトランジスタT1がウツト
オフするため、メモリセルTM11のドレインには
電圧が印加せれず、書込みは行なわれない。また
一度書込みの行なわれたメモリセルでは、消去が
行なわれない限り情報が記憶されるため、情報は
不揮発生となる。
上記従来のEPROMでは書込み電圧VPが25ボ
ルトに固定されているため、一つのメモリセルに
情報を書込むのが通常50mS.を要し、大規模化さ
れたメモリでは情報の書込み時間に要する時間が
長くなるという欠点がある。たとえば記憶容量が
4Kワード×8ビツトのメモリのすべてのメモリ
セルに情報を書込む場合には3分近くもの時間が
かかることになる。
ところで第2図a〜cは浮遊ゲート構造を有す
るMOSトランジスタおよびその特性を示すもの
であり、第2図aはそのMOSトランジスタのシ
ンボル図、第2図bはドレイン電圧VDおよび書
込み時間tPを一定として情報の書込みを行なつた
場合の、制御ゲート電圧VGに対するしきい値電
圧の変化量ΔVTHを表わす特性図、第2図cは制
御ゲート電圧VGを一定としドレイン電圧VDをパ
ラメータとして情報の書込みを行なつた場合の、
書込み時間tPの対数をとつたものに対するしきい
値電圧の変化量ΔVTHを表わす特性図である。な
お第2図c中曲線イはVDが大きい場合のもので
あり、曲線ロは小さいものである。第2図bから
明らかなように、書込み時間tPが一定のとき、制
御ゲート電圧VGが高い程、しきい値電圧の変化
量ΔVTHは大きくなる。また、第2図cからは、
VGによらず、tPとΔVTHとの間には単調増加特性
があることがわかる。ここで、第2図cにおい
て、1ogtpを一定としたとき、VGをより高くする
と、ΔVTHは第2図bの特性で示される値よりも
高くなることがわかる。例えばVGを高くしたこ
とによりΔVTHは第2図b中の点ハの値になつた
とする。上記のように、tPとΔVTHとの間には単
調増加特性があるため、この点ハを通る特性曲線
ニは図中の破線で示すようになる。ここでデータ
が書き込まれたと判断するΔVTHを例えば5Vと仮
定し、制御ゲート電圧の値が異なる曲線イとニが
ΔVTHの5Vと交わる点の1ogtpの値を比較すると、
曲線イにおける1ogtp1に比べて曲線ニにおける
1ogtp2の方が小さくなる。この結果、制御ゲー
ト電圧VGが高い程、書込み時間tpは短くて済む。
また、第2図cから明らかなように、tPが比較的
長い場合にはΔVTHはVDに依存しないが、tPが短
かい場合にはVDが大きい方が所定のΔVTHを得る
のに短かい時間で済む。したがつて、第1図の
EPROMにおいて書込み時間の短縮化を図るに
は、各メモリセルの制御ゲート電圧あるいはドレ
イン電圧を高くすればよい。
この発明は上記にような情報を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、情報書
込みの際に外部から供給される書込み電圧を電圧
昇圧回路を用いて昇圧し、この昇圧電圧を行線に
印加あるいはこの昇圧電圧を用いて列線に書込み
電圧をそのまま印加することにより、選択されて
いるメモリセルのドレイン電圧あるいは制御ゲー
ト電圧とドレイン電圧の両方を従来よりも高く
し、これにより書込み時間の短縮化が実現できる
不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
この発明他の目的は、データ書込みの際に使用
される書込み電圧を昇圧回路から供給すると共
に、この昇圧回路の昇圧電圧からの電流流出量が
少なくでき、昇圧電圧のレベル低下が生じない不
揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第3図において20は従来と同様に行デコ
ーダ、TRiは一端がこの行デコーダ20の出力端
に、他端が行線Riに接続されかつ情報読出し、
書込み制御信号R/ をゲート入力とするD形
のMOSトランジスタ(ただし1≦i≦m)であ
る。そして上記行線Riの他端には前記書込み用
トランジスタ回路70代りに書込み制御回路10
0が設けられていて、行線Riの他端はこの書込
み制御回路100内の一つの書込み回路105i
の出力ノードN3に接続されている。
上記書込み回路105iは、前記書込み電圧
VP(25ボルトに固定されている)が後述する電圧
昇圧回路によつてVP以上に昇圧された電圧VH
加端と上記ノードN3との間に挿入されたE形の
トランジスタT5、上記ノードN3の信号を入力
とするD形のMOSトランジスタT6およびE形
のMOSトランジスタT7からなるE/D形のイ
ンバータI2、上記MOSトランジスタT5のゲ
ートノードN4とアース電位との間に挿入され、
上記インバータI2の出力をゲート入力とするE
形のMOSトランジスタT8、このMOSトランジ
スタT8と並列接続され前記信号R/ をゲー
ト入力とするE形のMOSトランジスタT9、上
記ノードN4とノードN5との間に挿入された、
しきい値電圧が0ボルト付近にある中立形(以下
N形と略称する)のMOSトランジスタT10、
上記ノードN5と書込み電圧VP印加端との間に
挿入されたE形のMOSトランジスタT11、上
記ノードN5と後述するパルス信号OSC印加端
との間に挿入される容量CP1から構成されてい
る。なお上記MOSトランジスタT10のゲート
はノードN5に、MOSトランジスタT11のゲ
ートは書込み電圧VP印加端にそれぞれ接続され
ている。なお、上記書込み制御回路100と後述
する電圧昇圧回路を含む回路は前記メモリセル等
と同じ集積回路内に構成されている。
次の上記のように構成された回路の動作を説明
する。まず、情報の書込み時にVPが25ボルトに
なると、VHは約30ボルトに昇圧される。このと
き行デコーダ20によつて行線Riが選択されて
この行線RiおよびノードN3が高レベルになる
と、インバータI2の出力は低レベルになるた
め、MOSトランジスタT8はカツトオフする。
また、信号R/ が低レベルとなつているため、
MOSトランジスタT9もカツトオフする。した
がつて、ノードN4はMOSトランジスタT11,
T10を介しVPによつて充電される。一方、容
量CP1の一端に与えられているパルス信号OSC
はほぼアース電位とVPとの間の振幅をもつてい
るため、ノードN5の電圧V5は原理的には次式
で示すような電圧となる。
V5={VP−VTH(T11)}+V′P VTH(T1):MOSトランジスタT11のしきい値電
圧 V′P:信号OSCの振幅 またノードN4の電圧V4はV5よりもMOSトラ
ンジスタT10のしきい値電圧VTH(T10)分低くな
るため、 V4={VP−VTH(T11)}+V′P−VTH(T10) となる。また実際にはノードN5には寄生容量が
存在していて、ノードN4の電圧V4は前記容量
CP1とこの寄生容量との容量分割によつてわず
かながら低下するため、V4として約35ボルトが
得られる。この結果、MOSトランジスタT5は三
極管動作し、ノードN3すなわち行線Riには約
30ボルトである電圧VHがそのまま与えられる。
したがつてこの行線Riにその制御ゲートが接続
されているメモリセルでは、従来に比較して制御
ゲート電圧が約5ボルト高くなるため、前記第2
図bに示す特性図から明らかに従来よりも短時間
に情報の書込みが行なえる。すなわち書込み時間
の短縮化が実現できる。
他方、上記のような構成において、非選択の行
線R、すなわちノードN3が低レベルにされてい
る書込み回路105については、インバータI2
の出力が高レベルになり、トランジスタT8によ
りノードN4が低レベルにされる。このため、昇
圧電圧VHが印加されているトランジスタT5は
オフし、昇圧電圧VHからの電流の流出は生じな
い。この結果、昇圧電圧VHのレベル低下が生じ
ないで選択された行線Rにのみこの電圧VHが選
択的に供給される。
第4図はこの発明の他の実施例の回路構成図で
あり、上記実施例回路とは書込み回路が異なつて
いる。すなわちこの実施例回路における書込み回
路106iは、前記電圧VH印加端とノードN6
との間に挿入されノードN3の信号をゲート入力
とするD形のMOSトランジスタT12、ノード
N3の信号を入力とするD形のMOSトランジス
タT13とE形のMOSトランジスタT14とか
らなるE/D形のインバータI3、5ボルトの電
源電圧VC印加端と上記ノードN6との間に挿入
され、上記インバータI3の出力をゲート入力と
するD形のMOSトランジスタT15、上記ノー
ドN6とノードN3との間に挿入され、ゲートが
ノードN3に接続され、ノードN3とN6とを分
離するインピーダンス素子としてのD形のMOS
トランジスタT16から構成されている。
上記にような構成において電圧VHは、情報読
出し時はVC(5ボルト)、書込み時は30ボルトと
する。いま行線Riが非選択状態とき、情報読出
し時あるいは情報書込み時にかかわらず、最初ノ
ードN3は低レベルとなる。したがつてインバー
タI3の出力は高レベルとなり、MOSトランジ
スタT15がオンする。そしていま、MOSトラ
ンジスタT15とT16とのgm比を十分大きく
設定しておけば、ノードN6はほぼVCレベルと
なるためにMOSトランジスタT12はカツトオ
フし、電圧VH印加端はノードN3すなわち行線
Riから切り離される。一方、行線Riが選択され
て高レベルになると、インバータI3の出力は低
レベルとなり、MOSトランジスタT15がカツ
トオフする。このときVHが30ボルトになつてい
れば、MOSトランジスタT12,T16を介し
てノードN3がVHにより充電され、行線Riには
30ボルトである電圧VHが与えられる。
この実施例回路では、非選択の行線Rに接続さ
れている書込み回路106については、対応する
非選択状態の行線Rの低レベルによりインバータ
I3の出力が高レベルになり、トランジスタT1
5がオンしてノードN6がVCにされる。このと
き、昇圧電圧VHが印加されているトランジスタ
T12のゲート電圧は低レベル(0V)にされて
いるのでこのトランジスタT12はオフする。従
つて、昇圧電圧VHからの電流の流出は生じない。
この結果、昇圧電圧VHのレベル低下が生じない
で選択された行線Rにのみこの電圧VHが選択的
に供給される。
第5図は、前記電圧VHおよびパルス信号OSC
を得るための電圧昇圧回路の一例を示す回路構成
図である。図において110は5ボルトの電圧
VCを電源とする三段のインバータ111〜11
3からなるリング発振器ROSと、このリング発
振器ROSの出力ノードN7とアース電位との間
に挿入され前記信号R/ をゲート入力とする
発振制御用のE形のMOSトランジスタT17か
らなる発振回路である。この発振回路110の出
力ノードN7の信号は、D形のMOSトランジス
タT18とE形のMOSトランジスタT19とか
らなるE/D形のインバータI4によつて、その
振幅がアース電位とVPとの間に拡大され、前記
パルス信号OSCが得られる。また上記パルス信
号OSCは、容量CP2を介してノードN8に与え
られる。このノードN8には、ドレインおよびゲ
ートが電圧VP印加端に接続されたE形のMOSト
ランジスタT20のソースと、ドレインが電圧
VC印加端に接続されかつ前記信号R/ をゲー
ト入力とするD形のMOSトランジスタT21の
ソースと、N形のMOSトランジスタT22のド
レインおよびゲートとが接続される。また上記
MOSトランジスタT22のソースは前記電圧VH
を得るための出力ノードN9に接続されている。
さらに上記ノードN9には、ドレイン、ゲートが
電圧VP印加端に接続されたE形のMOSトランジ
スタT23のソースと、ドレインが電圧VC印加
端に接続され前記信号R/ をゲート入力とす
るD形のMOSトランジスタT24のソースとが
それぞれ並列接続されている。
上記構成でなる電圧昇圧回路では、情報読出し
時には信号R/ が高レベルになり発振回路1
10内のMOSトランジスタT17がオンするた
め、リング発振器ROSは発振しない。またMOS
トランジスタT21,T24もオンするため、ノ
ードN8およびノードN9はともにVC(5ボル
ト)となる。
一方、情報書込み時、信号R/ が低レベル、
VP=25ボルトになると、発振回路110が動作
し、インバータI4からパルス信号OSCが出力
される。このときMOSトランジスタT21,T
24はカツトオフし、上記発振回路110の発振
開始直後では、ノードN8はMOSトランジスタ
T20を介してVP−VTH(T20)(VTH(T20)はMOSトラ
ンジスタT20のしきい値電圧)まで、ノードN
9はMOSトランジスタT23を介してVP
VTH(T23)(VTH(T23)はMOSトランジスタT23のし
きい値電圧)までそれぞれ充電される。そして上
記発振開始後は、ノードN8の電圧がパルス信号
OSCに応じてVP−VTH(T20)とVP−VTH(T20)+V′P
(V′Pは信号OSCの振幅)の間で変動し、この電
圧はMOSトランジスタT22によつて整流され
るため、ノードN9の電圧すなわちVHは最終的
に次式のようになる。
VH={VP−VTH(T20)}+V′P−VTH(T22) VTH(T22):MOSトランジスタT22のしきい値電
圧 ただし実線はノードN8に存在している寄生容
量と容量CP2との容量比によつてVHは変化する
ので、この比を適当に設定することによつて前記
30ボルトにすることができる。
第6図はこの発明のさらに他の実施例の回路構
成図である。この実施例回路では、前記各列選択
線C1〜Cnの他端にも前記第3図あるいは第4図
に示すように書込み回路105,106を設ける
とともに、書込み情報入力制御回路80内のイン
バータI1を構成するD形のMOSトランジスタ
T2の代りに第4図に示す回路106と同様の回
路を設けたものである。
このような構成とすることによつて、列選択線
C1〜Cnでも30ボルトの電圧が得られ、またノー
ドN1はVPとすることができるため、列線D1
DnにはほぼVPが得られる。すなわちこの実施例
の場合、選択されたメモリセルの制御ゲートには
30ボルトの電圧が、ドレインには25ボルトの電圧
がそれぞれ印加され、従来に比較して制御ゲート
電圧は5ボルト、ドレイン電圧は3ボルトそれぞ
れ高められている。このため情報の書込み時間の
短縮化が効果的に実現できる。
なお、この発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、たとえば電圧昇圧回路は必ずしも
第5図に示すような構成のものでなくともよく、
また昇圧電圧VHも30ボルト以上であつてもよい。
以上説明したようにこの発明によれば、情報書
込みの際に外部から供給される書込み電圧を電圧
昇圧回路を用いて昇圧し、この昇圧電圧を行線に
印加あるいはこの昇圧電圧を用いて列線に書込み
電圧をそのまま印加するようにしたことによつ
て、書込み時間の短縮化が実現できる不揮発性半
導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のEPROMの一例を示す回路構成
図、第2図a〜cは浮遊ゲート構造を有する
MOSトランジスタおよびその特性を示すもので
あり、第2図aはシンボル図、第2図bおよび同
図cはそれぞれ特性図、第3図はこの発明の一実
施例の回路構成図、第4図はこの発明の他の実施
例の回路構成図、第5図は第3図および第4図に
示す実施例回路で用いられる電圧昇圧回路の一例
を示す回路構成図、第6図はこの発明のさらに他
の実施例の回路構成図である。 10……メモリセル部、20……行デコーダ、
30……列線選択回路、40……センスアンプ、
50……出力回路、60……列デコーダ、70…
…書込み用トランジスタ回路、80……書込み情
報入力制御回路、85……内部情報発生回路、1
00……書込み制御回路、105,106……書
込み回路、110……発振回路、111〜113
……インバータ、TM11〜TMmn……メモリセ
ル.TR1〜TRm,TC1〜TCn,WR1〜WRm,
WC1〜WCn,T2,T6,T12,T13,T
15,T18,T21,T24……デイプレツシ
ヨン形のMOSトランジスタ、T1,T3,T4,
T5,T7,T8,T9,T11,T14,T1
7,T19,T20,T23……エンハンスメン
ト形のMOSトランジスタ、T10,T22……
イントリンジツク形のMOSトランジスタ、I1
〜I4……E/D形のインバータ、N1〜N9…
…ノード、CP1,CP2……容量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 行線と、 この行線を選択的に駆動する行デコーダと、 上記行デコーダと上記行線との間に挿入され、
    情報読出し/書込み制御信号でスイツチ制御さ
    れ、情報の書込み時、選択された行数のみが高レ
    ベルとなるように制御するデイプレツシヨン形の
    MOS型スイツチ素子と、 上記行線により駆動され浮游ゲート構造を有す
    るMOSトランジスタからなるメモリセルと、 上記メモリセルに結合された列線と、 この列線を選択する列デコーダと、 情報書込み時に電源電圧を定常的に昇圧する電
    圧昇圧回路と、 ソース、ドレインの一方が上記電圧昇圧回路で
    得られる昇圧電圧の印加点に接続され、ソース、
    ドレインの他方が上記行線に結合された第1の
    MOSトランジスタと、 上記行線の信号が供給され、上記行デコーダに
    より対応する行線が選択された際は対応する上記
    第1のMOSトランジスタを導通させ、対応する
    行線が非選択の際には対応する第1のMOSトラ
    ンジスタを非導通にさせる第1の制御手段と を同一集積回路内に形成したことを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。 2 行線と、 この行線を選択的に駆動する行デコーダと、 上記行デコーダと上記行線との間に挿入され、
    情報読出し/書込み制御信号でスイツチ制御さ
    れ、情報の書込み時、選択された行線のみが高レ
    ベルとなるように制御するデイプレツシヨン形の
    MOS型スイツチ素子と、 上記行線により駆動され浮游ゲート構造を有す
    るMOSトランジスタからなるメモリセルと、 上記メモリセルに結合された列線と、 この列線を選択する列デコーダと、 情報書込み時に電源電圧を定常的に昇圧する電
    圧昇圧回路と、 ソース、ドレインの一方が上記電圧昇圧回路で
    得られる昇圧電圧の印加点に接続され、ソース、
    ドレインの他方が上記行線に結合された第1の
    MOSトランジスタと、 上記行線の信号が供給され、上記行デコーダに
    より対応する行線が選択された際は対応する上記
    第1のMOSトランジスタを導通させ、対応する
    行線が非選択の際には対応する第1のMOSトラ
    ンジスタを非導通にさせる第1の制御手段と、 情報の読み出し時には読み出し用の電源電圧
    が、書き込み時には書き込み用の電源電圧がそれ
    ぞれ供給される電源端子と、 書き込みデータに応じた信号が得られる内部ノ
    ードと、 ソース、ドレインの一方が上記電源端子に接続
    され、他方が上記列線に結合され、ゲートが上記
    内部ノードに接続された第2のMOSトランジス
    タと、 ソース、ドレインの一方が上記電圧昇圧回路で
    得られる昇圧電圧の印加点に接続され、ソース、
    ドレインの他方が上記内部ノードに結合された第
    3のMOSトランジスタと、 書き込みデータに応じて上記内部ノードの放電
    制御を行う第4のMOSトランジスタと、 上記内部ノードの信号が供給され、上記第4の
    MOSトランジスタにより上記内部ノードが放電
    される際には上記第3のMOSトランジスタを非
    導通にさせ、上記内部ノードが放電されない際に
    は第3のMOSトランジスタを導通させる第2の
    制御手段と を同一集積回路内に形成したことを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。
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