JPH0332835A - 絞りしごき罐 - Google Patents

絞りしごき罐

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JPH0332835A
JPH0332835A JP1291238A JP29123889A JPH0332835A JP H0332835 A JPH0332835 A JP H0332835A JP 1291238 A JP1291238 A JP 1291238A JP 29123889 A JP29123889 A JP 29123889A JP H0332835 A JPH0332835 A JP H0332835A
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Takaaki Okamura
高明 岡村
Katsuhiro Imazu
勝宏 今津
Seishichi Kobayashi
小林 誠七
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内面樹脂被覆絞りしごき罐に関するもので、
より詳細には、絞りしごき加工性に際立って優れた特性
を有する被覆鋼板よりなり、樹脂被膜の密着性、耐腐食
性、及び外観特性に優れた内面樹脂被覆絞りしごき罐に
関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエ
ステルのフィルムを鋼板等の金属素材に熱接着させ、こ
の被覆金属構造物を絞り加工或いは絞りしごき加工等に
付して、容器蓋や容器とすることは既に知られている。
しかしながら、公知の方法で製造される絞り容器は、絞
り比が1.5程度の皿状乃至カップ状の浅絞り容器であ
り、またしごき加工容器と言われるものでも、しごき率
が20%程度の加工の程度の概して低いものであり、現
在ビール罐や炭酸飲料罐に使用されるような罐高さがi
oo乃至230mmでしごき率が50%以上の高しごき
率の絞りしごき罐を製造するのに適用することは到底困
難であった。
更に、このようなフィルム被N鋼板を絞り成形乃至は絞
り−しごき成形して成る容器においては、フィルム層と
鋼板との密着性が経時により著しく低下し、両者の界面
で容易に剥離が生じるようになる。この傾向は、絞り−
しごき加工の程度が大きくなるにつれて一層顕著に表わ
れることになる。
(発明の目的) 従って、本発明の目的は、絞れしごきに対する加工性が
顕著に優れているため、内面に樹脂被膜を備えたままの
状態で、高いしごき率を深絞り加工が可能な罐用被覆鋼
板からなり、そのため樹脂被膜の密着性、耐腐食性及び
外観性及び経済性に優れた絞りしごき罐を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、被覆鋼板から成る絞りしごき罐におい
て、内側最表面に配向された熱可塑性ポリエステル樹脂
の被覆層と、該被覆層の下に密着下地としてクロム酸処
理、リン酸処理、クロム酸/リン酸処理或いは電解クロ
ム酸処理で形成された無機酸化物層と、外側表面に展延
性金属のメッキ層とを備え、該メッキ層は絞りしごき前
の状態で0.7〜15 gem2のすず層或いは1.8
〜20 g/rn2のニッケルまたはアルミニウム層の
いずれか一種または二種以上から成り、且つ下記式 式中、toは罐底部被y1鋼板の厚みを表わし、tlは
罐側壁部被覆鋼板の厚みを表わす、で定義される総しご
き率(R1)が30〜85%となるように薄肉化してな
ることを特徴とする絞りしごき罐が提供される。
(作用) 本発明を、添付図面に示す具体例に基づき以下に詳細に
説明する。
本発明の絞りしごき罐に用いる被覆鋼板を示す第1図に
おいて、この被Mm板1は、鋼板2と配向性、即ち延伸
により分子配向可能な熱可塑性ポリエステル樹脂層3と
から戒っている。
この鋼板2は、鋼基買4と、該基質4の罐外面となるべ
き側に設けられた展延性金属のメッキ層5と、鑵内面と
なるべき側に設けられた無機酸化物皮膜層6とから成る
非対称の表面処理構造となっており、この無機酸化物皮
膜層6を密着下地として、その上に配向性ポリエステル
樹脂層3が設けられていることが、本発明の絞りしごき
罐に用いられる被覆鋼板の顕著な特徴である。
即ち、本発明においては、被覆鋼板1のしごきダイスと
係合されるべき面を、展延性に優れた金属のメッキ層5
とすることにより、しごき加工に際して優れた潤滑効果
が達成され、高いしごき率でのしごき加工が可能となる
。しかも、鋼板2のメッキ層5と反対側の面を、被膜の
密着下地となる無機酸化物皮膜層6とし、この上に配向
性樹脂層3を設けたことにより、この配向性樹脂層3の
鋼板への密着性が、しごき加工後は勿論のこと、加工後
の罐胴を経時させた場合にも極めて強固なものとなる。
本発明においては、樹脂被覆材として配向性が良好な熱
可塑性ポリエステル樹脂を用いることも重要であり、し
ごき工程で樹脂層3に分子配向を与えることにより、鋼
板への経時密着性が顕著に向上すると共に、耐腐食性も
顕著に向上するようになる。
鋼基質4としては、冷間圧延鋼板が使用され、その厚み
は、罐の大きさや、しごき加工の程度によっても相違す
るが、一般的に0.1乃至0.5 mm、特に0.2乃
至0.45mInの厚みを有するものがよい。
メッキ層5としては、任意の展延性金属、例えばすす、
ニッケル、亜鉛、アルミニウム、砲金、真ちゅう等を挙
げることができるが、有効性や経済性などを総合的に考
えるとすす、ニッケル、アル主ニウムが好ましく、これ
らの金属或いはこれ等を主体とする金属blらなり以下
のメッキ量を有するものがよい。
(1)すず: 0.7〜15g/m2 (2)ニッケルまたはアルミニウム:1.8〜20g/
l112更に、上記メッキ層がすすの場合は、ポリエチ
レンテレフタレートのように、すすの融点より高い融点
を有するフィルムを接着剤を用いないで熱接着により鋼
板に被覆する場合においては、被覆時すずのメッキ量が
多すぎるとすすのロールへの付着、それにともなう外観
不良の問題などが生じること、また被覆後にすずメッキ
することも工程が複雑になることから、すすのメッキ量
は0.7〜2.3 gem2であることが好ましい。
このメッキ層は、ノーリフロー板(マット板)のように
溶融処理を受けていないすす等のメッキ層であってもよ
いし、またリフロー板(ブライト板〉のように溶融処理
を受けたすす等のメッキ層であってもよい、また、展延
性金属上に印刷性改良などを目的として化成、或いは化
学処理を行ってもよいが、しごき性が問題にならない範
囲内で行うべきである。
一方、密着下地となる無機酸化皮膜層6とは、クロム酸
処理、リン酸処理、クロム酸/リン酸処理、等による化
学処理や、電解クロム酸処理等の化成処理で形成される
酸化物皮膜層を言うが、絞りしごき加工後の密着性や耐
食性、或いは経済性を考慮すると金属クロム換算による
値でクロムとして6.5〜150 mg/m2のクロム
水和酸化物であることか好ましい、なお、ここで言う金
属クロム換算による値とは、一般的に行われている方法
によるもので、はじめに螢光X線により試料のクロム・
カウントを計り、次に試料を100℃の7.5NのNa
OH溶液中に5分間浸漬して、クロム水和酸化物を除去
して、ふたたびクロム・カウントを計り、両者の差から
検量線によって求めたクロム量である。
また、この無機酸化物皮膜層6は、鋼基x4の上に直接
形成されていてもよく、また、第2図に示すように、鋼
基質4の上に形成された金属メッキ層7を介して設けら
れていてもよい。
第2図に示されている具体例において、金属メッキ層7
は種々の金属であることができる。例えば、電解クロム
酸処理の場合には、金属クロム層7の上に、クロム水和
酸化物層6が形成されることになる。また、金属メッキ
層7は、被覆鋼板1の罐外面となるべき面に設けられた
展延性金属メッキ層5と同種の金属から成るメッキ層で
あってよく、その上に化学処理により施された無機酸化
物層6が存在してもよい。勿論、第2図の態様において
、内面側の金属メッキ層7は外面側のメッキ層5のみと
同じであってもよいし、外面側メッキ層よりも薄い厚み
であることができるが、高耐腐食性を要求される場合は
有効性や経済性などを考慮するとクロム水和酸化物層の
下層に40〜700 mg/m’の金属クロムがあるこ
とが好ましく、更に高耐食性を要求される場合は、更に
金属クロム層の下層に、すす、或いはニッケル、或いは
これらを主体とする金属から成り、且つ以下のメッキ量
を有する層があることが好ましい。
(1)すず: 0.15〜0.8g/m”(2)ニッケ
ル=0.3〜1.5g/m2なお、ここで言うメッキ量
はいずれも常法により得た値であるが、金属クロム量に
関しては、先に示した方法によりクロム水和酸化物を除
去してから、螢光X線法によってクロム・カウントを計
り、次に20%の熱硫酸溶液に浸漬して金属クロム層を
除去してから鋼基質のクロム・カウントを計り、金属ク
ロム除去前とのクロム・カウント差より、検量線によっ
て金属クロム量を求めたものである。
次に、配向性の熱可塑性ポリエステル樹脂層3は、第1
図に示す通り、直接表面処理鋼板2に対して熱接着され
ていることができる。また、第3図に示すように、配向
性ポリエステル樹脂層3は、接着剤層8を介して表面処
理鋼板2に接着されていてもよい。
配向性熱可塑性ポリエステル樹脂層3としては、 一般式 式中R,は炭素数2乃至6のアルキレン基、R2は炭素
数2乃至24のアルキレン基又はアリーレン基である、 で表わされる反復単位から成るポリエステル。
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテ
レフタレート/イソフタレート、ポリテトラメチレンテ
レフタレート、ポリエチレン/テトラメチレンテレフタ
レート、ポリテトラメチレンテレフタレート/イソフタ
レート、ポリテトラメチレン/エチレンテレフタレート
、ポリエチレン/テトラメチレンテレフタレート/イソ
フタレート、ポリエチレン/オキシベンゾエート、或い
はこれらのブレンド物等が使用され得る。
これらの配向性熱可塑性ポリエステル樹脂は、所謂ブレ
ンド物の形でも使用し得るし、積層構成でも使用し得る
配向性樹脂層3は、最終絞りしごき罐の内面保護層とな
るものであるから、一般に下記の性質を有していること
が望ましい、その一つは、この樹脂層自体が苛酷なしご
き加工を受けることから、大きな伸びを有することが望
ましい、好適な樹脂はASTM D−882〜61Tで
測定して5%以上、特に10%以上の伸びを有すること
が望ましい。
第2は、金属腐食成分に対するバリヤー性である。この
腐食成分に対するバリヤー性を数値で直接表示する尺度
は未だないが、このバリヤー性は、樹脂の水素結合の強
さとも関連していると思われる。本発明に用いる配向性
樹脂は、一般に9.0以上、特に9.5以上の溶解度指
数(Solubi−1ity Para−meter 
S p値)を有することが望ましい。尚、このS、は値
とは凝集エネルギー密度(cal/c、c、)の1/2
乗値として定義されるもので、水素結合の強さと密接に
関連するものである。
第3に、これも金属素材の腐食性に関連するが、この樹
脂は、ASTM D−570〜63(23℃で24時間
)で測定して、15%以下、特に10%以下の吸水率を
示すべきである。即ち、樹脂層自体が高度に分子配向さ
れ、また金属素材に対する密着性が強固であっても、吸
水率が上記範囲よりも大きい樹脂では、金属素材の腐食
や、内容物中への金属溶出が生じるようになる。
第4に、この樹脂は、金属素材への接着性、特に熱接着
性に関連して、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸
無水物、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、ケト
ン、炭酸エステル、エリア等に基づくカルボニル基(−
C−)を主鎖或いは蓋 側鎖に含有することが望ましい、樹脂層中のカルボニル
基の濃度は、接着性の点で10meq(ミリイクイバレ
ント)/100g100g樹脂に50meq /100
 g樹脂以上であることが望ましい。
方、このカルボニル基濃度が300meq/100g樹
脂を越えると、樹脂自体の吸水率等が大きくなるため好
ましくない。
第5にこの配向性熱可塑性樹脂は、成形が容易で、しか
も罐(要求される耐熱性を有するように、70乃至30
0℃の融点乃至軟化点を有するべきであり、またフィル
ムを形成するに足る分子量を有するべきである。
これらの目的に特に望ましい配向性樹脂は、熱可塑性ポ
リエステル乃至はコポリエステル、特にエチレンテレフ
タレート単位を主体とするポリエステル類である。
配向性樹脂層の厚みも、しごき加工の程度によって相違
するが、一般的に言って、5乃至300ミクロン、特に
10乃至12ozクロンの厚みを有することが望ましい
被覆金属素材を製造するために、鋼板2に対して配向性
樹脂層3を接着させる。この接着は、配向性樹脂層自体
が鋼板に対して熱接着性を有している場合には、その熱
接着性を利用して行うことができ、また、両者の間に別
個の接着剤層8を介在させて行うことができる0例えば
、ポリエステル類の多くは、鋼板に対して優れた接着性
を示すので、これをそのまま鋼板に熱接着する。また、
直接の熱接着では十分な接着強度が得られない場合には
、コポリエステルやブレンド等の熱接着性により優れた
材料を接着剤として使用して熱接着を行う、用いる接着
剤は熱可塑性のものに限定されず、例えばウレタン系接
着剤、エポキシ系接着剤等の熱硬化タイプのものも使用
できる。
この絞りしごtk罐に用いる被覆鋼板においては、配向
性樹脂層が鋼板に強固に接着されていることが必要であ
り、一般的に言って、その接着強度は0.5 kg/c
m以上、特に1 kg/cm以上であることが、高度の
しごき加工を行う上で必要である。
該絞りしごき罐に用いる被l′!鋼板を製造する上で、
特に注意しなければならない点は、配向性樹脂層の延伸
による分子配向を可能にするために、この製造工程にお
ける配向性樹脂の球晶の生成を可及的に抑制することで
ある。即ち、この工程で配向性樹脂の球晶が過度に生じ
ている場合には、しごき工程での樹脂層の延伸が困難に
なり、破断、剥離、クラック発生等のトラブルを生じる
ようになる。このために、例えば熱接着後の被覆素材は
、急冷して、樹脂層が過冷却状態にあるようにするのが
よい、また、樹脂層が結晶化温度を溶融−固化の段階で
急速に通過するようにする。
本発明において、配向性樹脂層としてT−ダイ法で製造
された、結晶化度が低く、未配向のフィルムを用いるこ
とができる。また、この配向性樹脂としては、配向によ
る微結晶を有するもの、例えば、既に一軸延伸或いは二
軸延伸で配向されたフィルムを用いることもできる0例
えば、二軸延伸により配向されたポリエチレンテレフタ
レートフィルムを、この樹脂層として用いると、面内配
向度が低下し、しごき方向への一軸配向がより大きく生
じるようになる。
また、本発明においては、バリヤー性能の観点から被覆
材は樹脂のガラス転移温度が常温(35℃)以上のもの
が好ましく、さらには、バリヤー性能、フレーバー、経
済性などの観点からポリエチレンテレフタレート樹脂が
好ましい、さらに該ポリエチレンテレフタレート樹脂フ
ィルムと鋼板とからなる積層体は、経済性及び接着性な
どの観点から該ポリエチレンテレフチレート樹脂フィル
ムを該樹脂の一部あるいは全部を熱溶融して鋼板に被覆
したものが好ましい、更に、経済性を特に要求される場
合は、熱可塑性樹脂がポリエチレンテレフタレートのみ
からなり、且つ接着剤を用いず該樹脂の一部あるいは全
部を熱溶融して鋼板に被覆したものが好ましい。
本発明によれば、このようにして製造された成形用の被
覆鋼板1を、配向性樹脂F!3の適性延伸温度において
、ポンチとダイスとの間で絞りしごき加工に付する。こ
の絞りしごき加工で、被′ylt!4板はカップ状の無
継目筒体の形に絞り成形されると共に、側壁部が薄肉化
されることによってしごき加工が行われる0本発明にお
いては、この際樹脂層が適性延伸温度に保持されること
により、樹脂層に顕著な分子配向が与えられ、この分子
配向により樹脂層の諸物性が顕著に向上すると共に、樹
脂層の鋼板に対する密着性乃至接着性が顕著に向上し、
更に罐としての耐腐食性も顕著に向上する。この密着性
及び耐腐食性の向上は、顕著であり、例えばポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの場合、常温でのしごき成形
では、1分程度の放置で、フィルムの剥離が既に発生す
るのに対して、本発明による成形では、内容物充填、長
期の保存後にも、このような剥離は殆んど認められない
、また耐食性に関しては特にフランジ巻締部などの加工
耐食性に効果を発揮する0例えば、本発明において期待
出来る被覆鋼板としてポリエチレンテレフタレート樹脂
フィルムを接着剤を用いないで該樹脂の一部あるいは全
部を熱溶融して鋼板に被覆した被′M鋼板が挙げられる
が、該被覆鋼板はX線回折や密度、あるいは染色後の樹
脂層の断面観察等により、例えば第4−AあるいはA°
図の構成を有していると考えられる。特に第4−A図に
示すものは、経済性、バリヤー性の観点からも罐用素材
として相当有望であるが、該被覆鋼板により3ピース罐
を作ることを考えた場合、印刷工程を考慮すると、例え
ば180℃の雰囲気中に数分間置かれることになる。そ
の結果、無配向層9は配向してないがゆえに大きな球晶
を生じるようになる。従ってフランジ−巻締部のような
厳しい加工を受ける部分は、球晶のある部分にクラック
を生じ、結果として、その部分に腐食が集中すると言う
欠点も有している。従って無配向層9が厳しい加工を受
ける部分Cあることは、あまり好ましくない。この無配
向FI9をなくすためには、第4−B或いはB゛図に示
したように被覆鋼板1を圧延して無配向層9を一軸ある
いは一軸一面配内層9°に変化させることも考えられる
が、工程が複雑になるなどの問題を有している。本発明
のように、該被覆鋼板を用いて適性延伸温度で絞りしご
き加工を行うと第4−C図に示したように側壁部におい
ては二軸配向層10の場合では面内配向度は低下するが
、依然二軸配向構造を維持しており、無配向層9は一軸
あるいは一軸一面配向層9°に、また第4−C°図に示
したように無配向N9は、同様に一軸あるいは一軸一面
配内層に変化しており、目的とする絞りしごき罐が得ら
れる。また、無配向層9の下層に、さらに有機樹脂層が
存在しても、同様の効果がある。
絞りしごき罐、即ち側面無継目金属罐の加工の順序を説
明するための添付図面第5−A図において、先ず、被覆
鋼板1を、円板の形状に打抜く(第1工程−剪断)。こ
の被覆鋼板1の大きさは、後述する絞り比やしごき率を
考慮して、最終容器に必要な金属素材が確保されるよう
に決定する。
次いで、第5−B図に示す絞り工程で、剪断された素材
を絞りダイス11とポンチ12との間で絞り加工し、浅
絞りされたカップ状成形物13に成形する。絞りダイス
11とポンチ12とのクリアランスは、前述した被覆鋼
板lの肉厚にほぼ等しいか、或いはこれより若干大きい
0本発明の被覆鋼板を用いる場合、下記式 式中りは剪断した被覆鋼板の最小径であり、dはポンチ
最小径である、 で定義される絞り比RDは、金属素材の種類によっても
かなり相違するが、実用的には一段では1゜1乃至3.
0、好適には1.2乃至2.8の範囲にあるのがよい。
次いで、第1段の絞り工程で得られたカップ状成形物1
3を、第5−C図に示す再絞り工程において、より小径
の再絞りダイス14と再絞りポンチ15との間で再絞り
加工し、深絞りされたカップ状成形物16に成形する。
勿論、この再絞り工程における絞り比、即ちカップ状成
形物13の径と再絞りポンチ15の径との比も、絞り工
程において前述した値の範囲内にあることが多くの場合
必要である。再絞りポンチ15と再絞りダイス14との
間のクリアランスは、被覆鋼板1の厚さと実質的に等し
くして素材にしごきが加わらないようにすることができ
、或いは前記クリアランスを被覆鋼板1の厚さよりも小
さくして素材に若干のしごきが加わるようにすることも
できる。この絞り加工或いは再絞り加工には、通常使用
されている潤滑剤を用いることもできる。また再絞り加
工で形成された絞り成形物を、3段目の絞り加工に賦し
てより深絞りされた成形物とすることもできる。
第5−B図の絞り工程で得られたカップ状成形物13及
び第5−C図で得られたカップ状成形物16をしごき加
工に賦する。即ち、第5−D図において、しごきポンチ
17の移動路に沿って、複数個のしごきダイス18(図
面では1個のみが示されている)が配置され、カップ状
成形物13或いは16の側壁19がしごきポンチ17と
しごきダイス18との間でしごき加工される。しごきダ
イス18としごきポンチ17とのクリアランスは、被覆
鋼板の肉厚よりも小であり、従ってカップ状威形物の側
壁19はしごきダイス18との噛み合いにより延伸され
薄肉化される。
この場合、下記式 %式% 式中、1.は罐底部被覆鋼板の厚みであり、t、は側壁
部被N鋼板の厚みである、 で定義される総しごき率(R+)は、金属素材の種類や
、配向性樹脂被N層の厚みによっても相違するが、一般
的に言って一段のしごきで、10乃至50%、全体とし
てのしごきで30乃至85%の範囲にあるのが望ましい
本発明においては、少くともこのしごき工程、好適には
絞り工程としごき工程との全部を、配向性樹脂フィルム
層の適正延伸温度において行う。
フィルムの適正延伸温度とは、個々の樹脂フィルムにつ
いて固有の温度であり、一般的に言って、樹脂の結晶化
温度よりも低く且つガラス転移温度(Tg)±30℃以
内の温度である。
この適性延伸温度は、例として、エチレンテレフタレー
ト単位を主体とするポリエステルの場合には、40乃至
100℃の範囲である。
既に指摘した如く、しごき加工の温度が適性な延伸温度
よりも低い場合には、本発明の場合に比して、フィルム
層自体に有効な分子配向を与えることが困難であると共
に、鋼板との密着性や、耐腐食性も著しく劣るようにな
る。まk、このしごき加工をフィルムの適性延伸温度よ
りも高い温度で行う場合にも、フィルム層自体に有効な
分子配向を与えることが困難であり、かえって結晶化等
により加工性が低下して、破断、剥離等のトラブルが生
じることになる。
本発明において、フィルム層に付与される分子配向は、
しごき方向における一軸分子配向であり、その配向の程
度は、しごき率と対応するものである。この分子配向の
程度は、例えば、フィルム層がポリエチレンテレフタレ
ートの場合は下記式 %式% 式中、Hは該被膜をX線回折に付したときの罐円周方向
及びポリエステル被膜表面に平行にX線を照射して得ら
れる結晶面(100)干渉の環上回折強度曲線から求め
た半値巾を表わす。
で定義される配向度(fC)が25%以上となるような
ものであることが望ましい。
(発明の効果) 本発明の内面被覆絞りしごき罐は被膜の密着性及び耐腐
食性社優れ、したがって成形中乃至は成形後(おける罐
の発錆が有効に防止され、更に成形後の罐に塗膜密着性
向上のための後処理をほどこしたり、或いは個々の罐の
内部にスプレー塗装を行う煩しさが解消される等の極め
て多くの利点を有する。
実施例1 軟鋼板(板厚: 0.32mm、テンパー:T−1)の
片面(フィルム被覆面)の上層にクロム水和酸化物層(
クロムとして28 mg/m2) 、下層に金属クロム
層(157mg/l)のメッキ層を有し、他の面(フィ
ルム非被覆面)にすす層(1,5g/m’ )、或いは
ニッケル層(4,3g/m’) 、或いはアルミ層(2
,5g/m2)の展延性金属のメッキ層を有した三種の
鋼板を各々高周波加熱にて310℃の板温まで加熱し、
該加熱板に二軸延伸したポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(東し■製、ルよラー(タイプS)、50μmを
被覆し、すぐさま水浸漬により急冷することにより第6
−A、B、C図に示す被覆鋼板を得た。該被覆鋼板を鑵
内面がフィルム被覆面になるようにして下記の成形条件
にて絞りしごき加工を行った。その結果、表−1に示す
ように、被膜密着性の良好な絞りしごき罐が得られた。
〈成形条件〉 1.延伸温度(成形直前の樹脂温度):65℃2、ブラ
ンク径;125mm 3、絞り条件;1st絞り比: 1.75.2nd絞り
比: 1.35 4、しごきポンチ径; 52.65mm5、総しごき率
:68% 実施例2 被覆鋼板の片面(フィルム非被覆面)をすす層或いはニ
ッケル層のメッキ量を変化(すず:0.8〜14.2g
/m2、ニッケル: 2〜18.3g/m2)させたも
のである他は実施例1と同様の被覆鋼板、成形条件にて
絞りしごき加工を行った。その結果いずれも表−2に示
すように、連続的に被膜密着性の良好な絞りしごき罐が
得られた。
実施例3 実施例1と同じ軟鋼板の片面(フィルム被覆面)に、最
上層に各々3水準のクロム水和酸化物層(クロムとして
8、或いは30%或いは142mg/m’ )を有し、
その下層に金属クロム層(150鵬g/m’ ) 、さ
らにその下層にすす層(0,5g/m’)を有しており
、他の面(フィルム非被覆面)がすずN (1,8g/
m2)を有している3種の鋼板を用いて、実施例1と同
様の被覆鋼板、成形条件にて絞りしごき加工を行い絞り
しごき罐を得た。該絞りしごき罐を下記の条件にて保存
試験を行った。その結果、表−3に示すようじ良好な結
果が得られた。
〈保存試験条件〉 絞りしごき罐を脱脂・洗滌後180℃で5分間乾燥し、
フランジ加工後、合成炭酸飲料(登録商標;スプライト
)を罐高の9割の高さまで充填し、エポキシフェノール
系塗料を乾燥厚みで10μm塗装焼付したアルミ蓋を巻
締め、蓋面を下にして50℃の雰囲気中に2ケ月放置す
る。
比較例1 実施例1と同じ軟鋼板を用い、片面(フィルム被覆面)
が実施例1と同様のメッキ層を有し、他の面(フィルム
非被覆面)が、上層にクロム水和酸化物層(クロムとし
て28 mg7m2) 、下層に金属クロム層(157
mg/m2)のメッキ層、或いは単一金属クロム層(1
57mg/m’ )を有した2種の鋼板及び同じ〈実施
例1と同じ軟鋼板を用い、両面にすす層(1,s g/
m”)、或いはニッケル層(4,3g/m”) 、或い
はアルよ層(2,5g/m’)を有した3種の鋼板、合
計5種類の鋼板を用いて、各々実施例1と同様にして第
6−D、E、F。
G、Hに示す被覆鋼板を得た。該被N鋼板を実施例1と
同様にして絞りしごき加工を行った。その結果、表−1
の比較1〜5に示すようにいずれも罐の底形が不可能で
あったり、被膜密着性が劣った。
比較例2 被覆鋼板の片面(フィルム非被覆面)がすす層(0,5
7g/m’、或いはta、3g/m’) 、或いはニッ
ケル層(1,6gets2、或いは21.6g10+”
)である他は実施例2と同様の被覆鋼板、成形条件にて
絞りしごき加工を行った。その結果、表−2に示すよう
に、いずれも罐の底形が不可能であったり、連続生産性
が著しく劣っていた。
比較例3゜ クロム水和酸化物層がクロムとして5 mg/m2或い
は162 rag/m2である他は実施例3と同様の被
MflA板、成形条件にて絞りしごき罐を得た。該絞り
しごき罐を実施例3と同様にして保存試験を行った結果
、いずれも満足すべき結果は得られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の絞りしごき罐用被覆鋼板の一例の構成
断面図、 第2図及び第3図は、本発明の該被覆鋼板の他の二側を
示す構成断面図、 第4−A図及び第4−A°図は加工前のポリエチレンテ
レフタレート被覆鋼板の断面図、第4−B図及び第4−
B°図は夫々第4−A図及び第4−A°図の被′N鋼板
を圧延処理したものの断面図、 第4−C図及び第4−C′図は夫々第4−A図及び第4
−A°図の被覆鋼板な罐胴に絞りしごき加工したものの
断面図、 第5−A図は剪断工程の説明図、 第5−B図は絞り工程の説明図、 第5−C図は再絞り工程の説明図、 第5−D図はしごき工程の説明図、 第6−A図、第6−B′ELび第6−C図は夫々実施例
1における本発明1、本発明2及び本発明3の絞りしご
き罐用被M114板の構成断面図、第6−D図、第6−
E図、第6−F図、第6−G図及び第6−H図は、比較
例1における比較1、比較2.比較3.比較4及び比較
5の被Fl鋼板の構成断面図である。 引照数字はそれぞれ、1は絞りしごき罐用被覆鋼板、2
は鋼板、3は熱可塑性樹脂層、4は鋼基質、5は展延性
金属のメッキ層、6は無機酸化物皮膜層、7は金属メッ
キ層、8は接着剤層、9は無配向層、9゛は一軸或いは
一軸一面配向層、10は二軸配向層、11は絞りダイス
、12はポンチ、13はカップ状成形物、14は再絞り
ダイス、15は再絞りポンチ、16はカップ状成形物、
17はしごきポンチ、18はしごきダイス、19は側壁
部、20はポリエチレンテレフタレート樹脂層、21は
クロム水和酸化物層、22は金属クロム層、23は軟鋼
板、24はすず層、25はニッケル層、26はアルミ層
を示す。 第 1 図 第 図 第 図 第5−A図 第5−B図 $ 6−A図 (も冬用1) 第6−8図 (Aきぶ58月 2) 第6−C図 (本寮明3) 第6−C図 (χし#4〉 第6−H図 (E絞5) 手 続 補 正 1をを (自発) 平成 年 2月 日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被覆鋼板から成る絞りしごき罐において、内側最
    表面に配向された熱可塑性ポリエステル樹脂の被覆層と
    、該被覆層の下に密着下地としてクロム酸処理、リン酸
    処理、クロム酸/リン酸処理或いは電解クロム酸処理で
    形成された無機酸化物層と、外側表面に展延性金属のメ
    ッキ層とを備え、該メッキ層は絞りしごき前の状態で0
    .7〜15g/m^2のすず層或いは1.8〜20g/
    m^2のニッケルまたはアルミニウム層のいずれか一種
    または二種以上から成り、且つ下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、t_0は罐底部被覆鋼板の厚みを表わし、t_1
    は罐側壁部被覆鋼板の厚みを表わす、で定義される総し
    ごき率(R_1)が30〜85%となるように薄肉化し
    てなることを特徴とする絞りしごき罐。
  2. (2)ポリエステル樹脂の一部を熱溶融して鋼板に被覆
    してなる被覆鋼板を用いてなる特許請求の範囲第1項記
    載の絞りしごき罐。
  3. (3)無機酸化物の下層にすず層、ニッケル層のいずれ
    か一種あるいは二種のメッキ層を有する被覆鋼板を用い
    てなる特許請求の範囲第1項〜第2項のいずれか記載の
    絞りしごき罐。
  4. (4)ポリエステル樹脂がエチレンテレフタレート単位
    が主体である被覆鋼板を用いて、40℃〜100℃の適
    性延伸温度で絞りしごき加工を行って得た特許請求の範
    囲第1項〜第3項のいずれか記載の絞りしごき罐。
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