JPH0333506B2 - - Google Patents

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JPH0333506B2
JPH0333506B2 JP1291238A JP29123889A JPH0333506B2 JP H0333506 B2 JPH0333506 B2 JP H0333506B2 JP 1291238 A JP1291238 A JP 1291238A JP 29123889 A JP29123889 A JP 29123889A JP H0333506 B2 JPH0333506 B2 JP H0333506B2
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JP
Japan
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layer
ironing
steel plate
coated steel
oriented
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1291238A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0332835A (ja
Inventor
Takaaki Okamura
Katsuhiro Imazu
Seishichi Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP1291238A priority Critical patent/JPH0332835A/ja
Publication of JPH0332835A publication Critical patent/JPH0332835A/ja
Publication of JPH0333506B2 publication Critical patent/JPH0333506B2/ja
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、内面暹脂被芆絞りしごき眐に関する
もので、より詳现には、絞りしごき加工性に際立
぀お優れた特性を有する被芆鋌板よりなり、暹脂
被膜の密着性、耐腐食性、及び倖芳特性に優れた
内面暹脂被芆絞りしごき眐に関する。 埓来技術及びその問題点 埓来、ポリブチレンテレフタレヌト等の熱可塑
性ポリ゚ステルのフむルムを鋌板等の金属玠材に
熱接着させ、この被芆金属構造物を絞り加工或い
は絞りしごき加工等に付しお、容噚蓋や容噚ずす
るこずは既に知られおいる。 しかしながら、公知の方法で補造される絞り容
噚は、絞り比が1.5皋床の皿状乃至カツプ状の浅
絞り容噚であり、たたしごき加工容噚ず蚀われる
ものでも、しごき率が20皋床の加工の皋床の抂
しお䜎いものであり、珟圚ビヌル眐や炭酞飲料眐
に䜿甚されるような眐高さが100乃至230mmでしご
き率が50以䞊の高しごき率の絞りしごき眐を補
造するのに適甚するこずは到底困難であ぀た。 曎に、このようなフむルム被芆鋌板を絞り成圢
乃至は絞り−しごき成圢しお成る容噚においお
は、フむルム局ず鋌板ずの密着性が経時により著
しく䜎䞋し、䞡者の界面で容易に剥離が生じるよ
うになる。この傟向は、絞り−しごき加工の皋床
が倧きくなるに぀れお䞀局顕著に衚われるこずに
なる。 発明の目的 埓぀お、本発明の目的は、絞れしごきに察する
加工性が顕著に優れおいるため、内面に暹脂被膜
を備えたたたの状態で、高いしごき率を深絞り加
工が可胜な眐甚被芆鋌板からなり、そのため暹脂
被膜の密着性、耐腐食性及び倖芳性及び経枈性に
優れた絞りしごき眐を提䟛するにある。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、被芆鋌板から成る絞りしごき
眐においお、内偎最衚面に配向された熱可塑性ポ
リ゚ステル暹脂の被芆局ず、該被芆局の䞋に密着
䞋地ずしおクロム酞凊理、リン酞凊理、クロム
酞リン酞凊理或いは電解クロム酞凊理で圢成さ
れた無機酞化物局ず、倖偎衚面に展延性金属のメ
ツキ局ずを備え、該メツキ局は絞りしごき前の状
態で0.7〜15m2のすず局或いは1.8〜20m2
のニツケルたたはアルミニりム局のいずれか䞀皮
たたは二皮以䞊から成り、䞔぀䞋蚘匏 RIt0−t1t0×100 匏䞭、t0は眐底郚被芆鋌板の厚みを衚わし、 t1は眐偎壁郚被芆鋌板の厚みを衚わす、 で定矩される総しごき率RIが30〜85ずな
るように薄肉化しおなるこずを特城ずする絞りし
ごき眐が提䟛される。 䜜甚 本発明を、添付図面に瀺す具䜓䟋に基づき以䞋
に詳现に説明する。 本発明の絞りしごき眐に甚いる被芆鋌板を瀺す
第図においお、この被芆鋌板は、鋌板ず配
向性、即ち延䌞により分子配向可胜な熱可塑性ポ
リ゚ステル暹脂局ずから成぀おいる。 この鋌板は、鋌基質ず、該基質の眐倖面
ずなるべき偎に蚭けられた展延性金属のメツキ局
ず、眐内面ずなるべき偎に蚭けられた無機酞化
物皮膜局ずから成る非察称の衚面凊理構造ずな
぀おおり、この無機酞化物皮膜局を密着䞋地ず
しお、その䞊に配向性ポリ゚ステル暹脂局が蚭
けられおいるこずが、本発明の絞りしごき眐に甚
いられる被芆鋌板の顕著な特城である。 即ち、本発明においおは、被芆鋌板のしごき
ダむスず係合されるべき面を、展延性に優れた金
属のメツキ局ずするこずにより、しごき加工に
際しお優れた最滑効果が達成され、高いしごき率
でのしごき加工が可胜ずなる。しかも、鋌板の
メツキ局ず反察偎の面を、被膜の密着䞋地ずな
る無機酞化物皮膜局ずし、この䞊に配向性暹脂
局を蚭けたこずにより、この配向性暹脂局の
鋌板ぞの密着性が、しごき加工埌は勿論のこず、
加工埌の眐胎を経時させた堎合にも極めお匷固な
ものずなる。 本発明においおは、暹脂被芆材ずしお配向性が
良奜な熱可塑性ポリ゚ステル暹脂を甚いるこずも
重芁であり、しごき工皋で暹脂局に分子配向を
䞎えるこずにより、鋌板ぞの経時密着性が顕著に
向䞊するず共に、耐腐食性も顕著に向䞊するよう
になる。 鋌基質ずしおは、冷間圧延鋌板が䜿甚され、
その厚みは、眐の倧きさや、しごき加工の皋床に
よ぀おも盞違するが、䞀般的に0.1乃至0.5mm、特
に0.2乃至0.45mmの厚みを有するものがよい。 メツキ局ずしおは、任意の展延性金属、䟋え
ばすず、ニツケル、亜鉛、アルミニりム、砲金、
真ちゆう等を挙げるこずができるが、有効性や経
枈性などを総合的に考えるずすず、ニツケル、ア
ルミニりムが奜たしく、これらの金属或いはこれ
等を䞻䜓ずする金属からなり以䞋のメツキ量を有
するものがよい。 (1) すず0.7〜15m2 (2) ニツケルたたはアルミニりム1.8〜20
m2 曎に、䞊蚘メツキ局がすずの堎合は、ポリ゚チ
レンテレフタレヌトのように、すずの融点より高
い融点を有するフむルムを接着剀を甚いないで熱
接着により鋌板に被芆する堎合においおは、被芆
時すずのメツキ量が倚すぎるずすずのロヌルぞの
付着、それにずもなう倖芳䞍良の問題などが生じ
るこず、たた被芆埌にすずメツキするこずも工皋
が耇雑になるこずから、すずのメツキ量は0.7〜
2.3m2であるこずが奜たしい。 このメツキ局は、ノヌリフロヌ板マツト板
のように溶融凊理を受けおいないすず等のメツキ
局であ぀おもよいし、たたリフロヌ板ブラむト
板のように溶融凊理を受けたすず等のメツキ局
であ぀おもよい。たた、展延性金属䞊に印刷性改
良などを目的ずしお化成、或いは化孊凊理を行぀
おもよいが、しごき性が問題にならない範囲内で
行うべきである。 䞀方、密着䞋地ずなる無機酞化皮膜局ずは、
クロム酞凊理、リン酞凊理、クロム酞リン酞凊
理、等による化孊凊理や、電解クロム酞凊理等の
化成凊理で圢成される酞化物皮膜局を蚀うが、絞
りしごき加工埌の密着性や耐食性、或いは経枈性
を考慮するず金属クロム換算による倀でクロムず
しお6.5〜150mgm2のクロム氎和酞化物であるこ
ずが奜たしい。なお、ここで蚀う金属クロム換算
による倀ずは、䞀般的に行われおいる方法による
もので、はじめに螢光線により詊料のクロム・
カりントを蚈り、次に詊料を100℃の7.5Nの
NaOH溶液䞭に分間浞挬しお、クロム氎和酞
化物を陀去しお、ふたたびクロム・カりントを蚈
り、䞡者の差から怜量線によ぀お求めたクロム量
である。 たた、この無機酞化物皮膜局は、鋌基質の
䞊に盎接圢成されおいおもよく、たた、第図に
瀺すように、鋌基質の䞊に圢成された金属メツ
キ局を介しお蚭けられおいおもよい。 第図に瀺されおいる具䜓䟋においお、金属メ
ツキ局は皮々の金属であるこずができる。䟋え
ば、電解クロム酞凊理の堎合には、金属クロム局
の䞊に、クロム氎和酞化物局が圢成されるこ
ずになる。たた、金属メツキ局は、被芆鋌板
の眐倖面ずなるべき面に蚭けられた展延性金属メ
ツキ局ず同皮の金属から成るメツキ局であ぀お
よく、その䞊に化孊凊理により斜された無機酞化
物局が存圚しおもよい。勿論、第図の態様に
おいお、内面偎の金属メツキ局は倖面偎のメツ
キ局のみず同じであ぀おもよいし、倖面偎メツ
キ局よりも薄い厚みであるこずができるが、高耐
腐食性を芁求される堎合は有効性や経枈性などを
考慮するずクロム氎和酞化物局の䞋局に40〜700
mgm2の金属クロムがあるこずが奜たしく、曎に
高耐食性を芁求される堎合は、曎に金属クロム局
の䞋局に、すず、或いはニツケル、或いはこれら
を䞻䜓ずする金属から成り、䞔぀以䞋のメツキ量
を有する局があるこずが奜たしい。 (1) すず0.15〜0.6m2 (2) ニツケル0.3〜1.5m2 なお、ここで蚀うメツキ量はいずれも垞法によ
り埗た倀であるが、金属クロム量に関しおは、先
に瀺した方法によりクロム氎和酞化物を陀去しお
から、螢光線法によ぀おクロム・カりントを蚈
り、次に20の熱硫酞溶液に浞挬しお金属クロム
局を陀去しおから鋌基質のクロム・カりントを蚈
り、金属クロム陀去前ずのクロム・カりント差よ
り、怜量線によ぀お金属クロム量を求めたもので
ある。 次に、配向性の熱可塑性ポリ゚ステル暹脂局
は、第図に瀺す通り、盎接衚面凊理鋌板に察
しお熱接着されおいるこずができる。たた、第
図に瀺すように、配向性ポリ゚ステル暹脂局
は、接着剀局を介しお衚面凊理鋌板に接着さ
れおいおもよい。 配向性熱可塑性ポリ゚ステル暹脂局ずしお
は、 䞀般匏 或いは 匏䞭R1は炭玠数乃至のアルキレン基、R2
は炭玠数乃至24のアルキレン基又はアリヌレン
基である、 で衚わされる反埩単䜍から成るポリ゚ステル。 䟋えば、ポリ゚チレンテレフタレヌト、ポリ゚
チレンテレフタレヌトむ゜フタレヌト、ポリテ
トラメチレンテレフタレヌト、ポリ゚チレンテ
トラメチレンテレフタレヌト、ポリテトラメチレ
ンテレフタレヌトむ゜フタレヌト、ポリテトラ
メチレン゚チレンテレフタレヌト、ポリ゚チレ
ンテトラメチレンテレフタレヌトむ゜フタレ
ヌト、ポリ゚チレンオキシベンゟ゚ヌト、或い
はこれらのブレンド物等が䜿甚され埗る。 これらの配向性熱可塑性ポリ゚ステル暹脂は、
所謂ブレンド物の圢でも䜿甚し埗るし、積局構成
でも䜿甚し埗る。 配向性暹脂局は、最終絞りしごき眐の内面保
護局ずなるものであるから、䞀般に䞋蚘の性質を
有しおいるこずが望たしい。その䞀぀は、この暹
脂局自䜓が苛酷なしごき加工を受けるこずから、
倧きな䌞びを有するこずが望たしい。奜適な暹脂
はASTM −882〜61Tで枬定しお以䞊、
特に10以䞊の䌞びを有するこずが望たしい。 第は、金属腐食成分に察するバリダヌ性であ
る。この腐食成分に察するバリダヌ性を数倀で盎
接衚瀺する尺床は未だないが、このバリダヌ性
は、暹脂の氎玠結合の匷さずも関連しおいるず思
われる。本発明に甚いる配向性暹脂は、䞀般に
9.0以䞊、特に9.5以䞊の溶解床指数Solubility
Para−meter Sp倀を有するこずが望たしい。
尚、このSpは倀ずは凝集゚ネルギヌ密床cal
c.c.の1/2乗倀ずしお定矩されるもので、氎玠
結合の匷さず密接に関連するものである。 第に、これも金属玠材の腐食性に関連する
が、この暹脂は、ASTM −570〜6323℃で24
時間で枬定しお、15以䞋、特に10以䞋の吞
氎率を瀺すべきである。即ち、暹脂局自䜓が高床
に分子配向され、たた金属玠材に察する密着性が
匷固であ぀おも、吞氎率が䞊蚘範囲よりも倧きい
暹脂では、金属玠材の腐食や、内容物䞭ぞの金属
溶出が生じるようになる。 第に、この暹脂は、金属玠材ぞの接着性、特
に熱接着性に関連しお、カルボン酞、カルボン酞
塩、カルボン酞無氎物、カルボン酞゚ステル、カ
ルボン酞アミド、ケトン、炭酞゚ステル、ナリア
等に基づくカルボニル基
【匏】を䞻鎖或い は偎鎖に含有するこずが望たしい。 第にこの配向性熱可塑性暹脂は、成圢が容易
で、しかも眐に芁求される耐熱性を有するよう
に、70乃至300℃の融点乃至軟化点を有するべき
であり、たたフむルムを圢成するに足る分子量を
有するべきである。 これらの目的に特に望たしい配向性暹脂は、熱
可塑性ポリ゚ステル乃至はコポリ゚ステル、特に
゚チレンテレフタレヌト単䜍を䞻䜓ずするポリ゚
ステル類である。 配向性暹脂局の厚みも、しごき加工の皋床によ
぀お盞違するが、䞀般的に蚀぀お、乃至300ミ
クロン、特に10乃至120ミクロンの厚みを有する
こずが望たしい。 被芆金属玠材を補造するために、鋌板に察し
お配向性暹脂局を接着させる。この接着は、配
向性暹脂局自䜓が鋌板に察しお熱接着性を有しお
いる堎合には、その熱接着性を利甚しお行うこず
ができ、たた、䞡者の間に別個の接着剀局を介
圚させお行うこずができる。䟋えば、ポリ゚ステ
ル類の倚くは、鋌板に察しお優れた接着性を瀺す
ので、これをそのたた鋌板に熱接着する。たた、
盎接の熱接着では十分な接着匷床が埗られない堎
合には、コポリ゚ステルやブレンド等の熱接着性
により優れた材料を接着剀ずしお䜿甚しお熱接着
を行う。甚いる接着剀は熱可塑性のものに限定さ
れず、䟋えばりレタン系接着剀、゚ポキシ系接着
剀等の熱硬化タむプのものも䜿甚できる。 この絞りしごき眐に甚いる被芆鋌板においお
は、配向性暹脂局が鋌板に匷固に接着されおいる
こずが必芁であり、䞀般的に蚀぀お、その接着匷
床は0.5Kgcm以䞊、特にKgcm以䞊であるこ
ずが、高床のしごき加工を行う䞊で必芁である。 該絞りしごき眐に甚いる被芆鋌板を補造する䞊
で、特に泚意しなければならない点は、配向性暹
脂局の延䌞による分子配向を可胜にするために、
この補造工皋における配向性暹脂の球晶の生成を
可及的に抑制するこずである。即ち、この工皋で
配向制暹脂の球晶が過床に生じおいる堎合には、
しごき工皋での暹脂局の延䌞が困難になり、砎
断、剥離、クラツク発生等のトラブルを生じるよ
うになる。このために、䟋えば熱接着埌の被芆玠
材は、急冷しお、暹脂局が過冷华状態にあるよう
にするのがよい。たた、暹脂局が結晶化枩床を溶
融−固化の段階で急速に通過するようにする。 本発明においお、配向性暹脂局ずしお−ダむ
法で補造された、結晶化床が䜎く、未配向のフむ
ルムを甚いるこずができる。たた、この配向性暹
脂ずしおは、配向による埮結晶を有するもの、䟋
えば、既に䞀軞延䌞或いは二軞延䌞で配向された
フむルムを甚いるこずもできる。䟋えば、二軞延
䌞により配向されたポリ゚チレンテレフタレヌト
フむルムを、この暹脂局ずしお甚いるず、面内配
向床が䜎䞋し、しごき方向ぞの䞀軞配向がより倧
きく生じるようになる。 たた、本発明においおは、バリダヌ性胜の芳点
から被芆材は暹脂のガラス転移枩床が垞枩35
℃以䞊のものが奜たしく、さらには、バリダヌ
性胜、フレヌバヌ、経枈性などの芳点からポリ゚
チレンテレフタレヌト暹脂が奜たしい。さらに該
ポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂フむルムず鋌板
ずからなる積局䜓は、経枈性及び接着性などの芳
点から該ポリ゚チレンテレフチレヌト暹脂フむル
ムを該暹脂の䞀郚あるいは党郚を熱溶融しお鋌板
に被芆したものが奜たしい。曎に、経枈性を特に
芁求される堎合は、熱可塑性暹脂がポリ゚チレン
テレフタレヌトのみからなり、䞔぀接着剀を甚い
ず該暹脂の䞀郚あるいは党郚を熱溶融しお鋌板に
被芆したものが奜たしい。 本発明によれば、このようにしお補造された成
圢甚の被芆鋌板を、配向性暹脂局の適性延䌞
枩床においお、ポンチずダむスずの間で絞りしご
き加工に付する。この絞りしごき加工で、被芆鋌
板はカツプ状の無継目筒䜓の圢に絞り成圢される
ず共に、偎壁郚が薄肉化されるこずによ぀おしご
き加工が行われる。本発明においおは、この際暹
脂局が適性延䌞枩床に保持されるこずにより、暹
脂局に顕著な分子配向が䞎えられ、この分子配向
により暹脂局の諞物性が顕著に向䞊するず共に、
暹脂局の鋌板に察する密着性乃至接着性が顕著に
向䞊し、曎に眐ずしおの耐腐食性も顕著に向䞊す
る。この密着性及び耐腐食性の向䞊は、顕著であ
り、䟋えばポリ゚チレンテレフタレヌトフむルム
の堎合、垞枩でのしごき成圢では、分皋床の攟
眮で、フむルムの剥離が既に発生するのに察し
お、本発明による成圢では、内容物充填、長期の
保存埌にも、このような剥離は殆んど認められな
い。たた耐食性に関しおは特にフランゞ巻締郚な
どの加工耐食性に効果を発揮する。䟋えば、本発
明においお期埅出来る被芆鋌板ずしおポリ゚チレ
ンテレフタレヌト暹脂フむルムを接着剀を甚いな
いで該暹脂の䞀郚あるいは党郚を熱溶融しお鋌板
に被芆した被芆鋌板が挙げられるが、該被芆鋌板
は線回折や密床、あるいは染色埌の暹脂局の断
面芳察等により、䟋えば第−あるいはA′図
の構成を有しおいるず考えられる。特に第−
図に瀺すものは、経枈性、バリダヌ性の芳点から
も眐甚玠材ずしお盞圓有望であるが、該被芆鋌板
によりピヌス眐を䜜るこずを考えた堎合、印刷
工皋を考慮するず、䟋えば180℃の雰囲気䞭に数
分間眮かれるこずになる。その結果、無配向局
は配向しおないがゆえに倧きな球晶を生じるよう
になる。埓぀おフランゞヌ巻締郚のような厳しい
加工を受ける郚分は、球晶のある郚分にクラツク
を生じ、結果ずしお、その郚分に腐食が集䞭する
ず蚀う欠点も有しおいる。埓぀お無配向局が厳
しい加工を受ける郚分にあるこずは、あたり奜た
しくない。この無配向局をなくすためには、第
−或いはB′図に瀺したように被芆鋌板を
圧延しお無配向局を䞀軞あるいは䞀軞䞀面配向
局′に倉化させるこずも考えられるが、工皋が
耇雑になるなどの問題を有しおいる。本発明のよ
うに、該被芆鋌板を甚いお適性延䌞枩床で絞りし
ごき加工を行うず第−図に瀺したように偎壁
郚においおは二軞配向局の堎合では面内配向
床は䜎䞋するが、䟝然二軞配向構造を維持しおお
り、無配向局は䞀軞あるいは䞀軞䞀面配向局
′に、たた第−C′図に瀺したように無配向局
は、同様に䞀軞あるいは䞀軞䞀面配向局に倉化
しおおり、目的ずする絞りしごき眐が埗られる。
たた、無配向局の䞋局に、さらに有機暹脂局が
存圚しおも、同様の効果がある。 絞りしごき眐、即ち偎面無継目金属眐の加工の
順序を説明するための添付図面第−図におい
お、先ず、被芆鋌板を、円板の圢状に打抜く
第工皋−剪断。この被芆鋌板の倧きさは、
埌述する絞り比やしごき率を考慮しお、最終容噚
に必芁な金属玠材が確保されるように決定する。 次いで、第−図に瀺す絞り工皋で、剪断さ
れた玠材を絞りダむスずポンチずの間で
絞り加工し、浅絞りされたカツプ状成圢物に
成圢する。絞りダむスずポンチずのクリ
アランスは、前述した被芆鋌板の肉厚にほが等
しいか、或いはこれより若干倧きい。本発明の被
芆鋌板を甚いる堎合、䞋蚘匏 RD 匏䞭は剪断した被芆鋌板の最小埄であり、
はポンチ最小埄である、 で定矩される絞り比RDは、金属玠材の皮類によ
぀おもかなり盞違するが、実甚的には䞀段では
1.1乃至3.0、奜適には1.2乃至2.8の範囲にあるの
がよい。 次いで、第段の絞り工皋で埗られたカツプ状
成圢物を、第−図に瀺す再絞り工皋にお
いお、より小埄の再絞りダむスず再絞りポン
チずの間で再絞り加工し、深絞りされたカツ
プ状成圢物に成圢する。勿論、この再絞り工
皋における絞り比、即ちカツプ状成圢物の埄
ず再絞りポンチの埄ずの比も、絞り工皋にお
いお前述した倀の範囲内にあるこずが倚くの堎合
必芁である。再絞りポンチず再絞りダむス
ずの間のクリアランスは、被芆鋌板の厚さず
実質的に等しくしお玠材にしごきが加わらないよ
うにするこずができ、或いは前蚘クリアランスを
被芆鋌板の厚さよりも小さくしお玠材に若干の
しごきが加わるようにするこずもできる。この絞
り加工或いは再絞り加工には、通垞䜿甚されおい
る最滑剀を甚いるこずもできる。たた再絞り加工
で圢成された絞り成圢物を、段目の絞り加工に
賊しおより深絞りされた成圢物ずするこずもでき
る。 第−図の絞り工皋で埗られたカツプ状成圢
物及び第−図で埗られたカツプ状成圢物
をしごき加工に賊する。即ち、第−図に
おいお、しごきポンチの移動路に沿぀お、耇
数個のしごきダむス図面では個のみが瀺
されおいるが配眮され、カツプ状成圢物或
いはの偎壁がしごきポンチずしごき
ダむスずの間でしごき加工される。しごきダ
むスずしごきポンチずのクリアランス
は、被芆鋌板の肉厚よりも小であり、埓぀おカツ
プ状成圢物の偎壁はしごきダむスずの噛
み合いにより延䌞され薄肉化される。 この堎合、䞋蚘匏 RIt0−t1t0×100 匏䞭、t0は眐底郚被芆鋌板の厚みであり、t1は
偎壁郚被芆鋌板の厚みである、で定矩される総し
ごき率RIは、金属玠材の皮類や、配向性暹
脂被芆局の厚みによ぀おも盞違するが、䞀般的に
蚀぀お䞀段のしごきで、10乃至50、党䜓ずしお
のしごき30乃至85の範囲にあるのが望たしい。 本発明においおは、少くずもこのしごき工皋、
奜適には絞り工皋ずしごき工皋ずの党郚を、配向
性暹脂フむルム局の適正延䌞枩床においお行う。
フむルムの適正延䌞枩床ずは、個々の暹脂フむル
ムに぀いお固有の枩床であり、䞀般的に蚀぀お、
暹脂の結晶化枩床よりも䜎く䞔぀ガラス転移枩床
Tg±30℃以内の枩床である。 この適性延䌞枩床は、䟋ずしお、゚チレンテレ
フタレヌト単䜍を䞻䜓ずするポリ゚ステルの堎合
には、40乃至100℃の範囲である。 既に指摘した劂く、しごき加工の枩床が適性な
延䌞枩床よりも䜎い堎合には、本発明の堎合に比
しお、フむルム局自䜓に有効な分子配向を䞎える
こずが困難であるず共に、鋌板ずの密着性や、耐
腐食性も著しく劣るようになる。たた、このしご
き加工をフむルムの適性延䌞枩床よりも高い枩床
で行う堎合にも、フむルム局自䜓に有効な分子配
向を䞎えるこずが困難であり、かえ぀お結晶化等
により加工性が䜎䞋しお、砎断、剥離等のトラブ
ルが生じるこずになる。 本発明においお、フむルム局に付䞎される分子
配向は、しごき方向における䞀軞分子配向であ
り、その配向の皋床は、しごき率ず察応するもの
である。この分子配向の皋床は、䟋えば、フむル
ム局がポリ゚チレンテレフタレヌトの堎合は䞋蚘
匏 fc180−180×100 匏䞭、は該被膜を線回折に付したずきの眐
円呚方向及びポリ゚ステル被膜衚面に平行に線
を照射しお埗られる結晶面干枉の環䞊回折
匷床曲線から求めた半䟡巟を衚わす。 で定矩される配向床fcが25以䞊ずなるよう
なものであるこずが望たしい。 発明の効果 本発明の内面被芆絞りしごき眐は被芆の密着性
及び耐腐食性に優れ、したが぀お成圢䞭乃至は成
圢埌における眐の発錆が有効に防止され、曎に成
圢埌の眐に塗膜密着性向䞊のための埌凊理をほど
こしたり、或いは個々の眐の内郚にスプレヌ塗装
を行う煩しさが解消される等の極めお倚くの利点
を有する。 実斜䟋  軟鋌板板厚0.32mm、テンパヌ−の
片面フむルム被芆面の䞊局にクロム氎和酞化
物局クロムずしお28mgm2、䞋局に金属クロ
ム局157mgm2のメツキ局を有し、他の面
フむルム非被芆面にすず局1.5m2、或
いはニツケル局4.3m2、或いはアルミ局
2.5m2の展延性金属のメツキ局を有した䞉
皮の鋌板を各々高呚波加熱にお310℃の板枩たで
加熱し、該加熱板に二軞延䌞したポリ゚チレンテ
レフタレヌトフむルム東レ(æ ª)補、ルミラヌタ
むプ、50Όを被芆し、すぐさた氎浞挬によ
り急冷するこずにより第−図に瀺す
被芆鋌板を埗た。該被芆鋌板を眐内面がフむルム
被芆面になるようにしお䞋蚘の成圢条件にお絞り
しごき加工を行぀た。その結果、衚−に瀺すよ
うに、被膜密着性の良奜な絞りしごき眐が埗られ
た。 成圢条件  延䌞枩床成圢盎前の暹脂枩床65℃  ブランク埄125mm  絞り条件1st絞り比1.75、2nd絞り比
1.35  しごきポンチ埄52.65mm  総しごき率68 実斜䟋  被芆鋌板の片面フむルム非被芆面をすず局
或いはニツケル局のメツキ量を倉化すず0.8
〜14.2m2、ニツケル〜18.3m2させ
たものである他は実斜䟋ず同様の被芆鋌板、成
圢条件にお絞りしごき加工を行぀た。その結果い
ずれも衚−に瀺すように、連続的に被膜密着性
の良奜な絞りしごき眐が埗られた。 実斜䟋  実斜䟋ず同じ軟鋌板の片面フむルム被芆
面に、最䞊局に各々氎準のクロム氎和酞化物
局クロムずしお、或いは30、或いは142mg
m2を有し、その䞋局に金属クロム局150mg
m2、さらにその䞋局にすず局0.5m2を有
しおおり、他の面フむルム非被芆面がすず局
1.8m2を有しおいる皮の鋌板を甚いる以
倖は、実斜䟋ず同様の被芆鋌板、成圢条件にお
絞りしごき加工を行い絞りしごき眐を埗た。該絞
りしごき眐を䞋蚘の条件にお保存詊隓を行぀た。
その結果、衚−に瀺すように良奜な結果が埗ら
れた。 保存詊隓条件 絞りしごき眐を説明・掗滌埌180℃で分間也
燥し、フランゞ加工埌、合成炭酞飲料登録商
暙スプラむトを眐高の割の高さたで充填
し、゚ポキシプノヌル系塗料を也燥厚みで10ÎŒ
塗装焌付したアルミ蓋を巻締め、蓋面を䞋にし
お50℃の雰囲気䞭にケ月攟眮する。 比范䟋  実斜䟋ず同じ軟鋌板を甚い、片面フむルム
被芆面が実斜䟋ず同様のメツキ局を有し、他
の面フむルム非被芆面が、䞊局にクロム氎和
酞化物局クロムずしお28mgm2、䞋局に金属
クロム局157mgm2のメツキ局、或いは単䞀
金属クロム局157mgm2を有した皮の鋌板
及び同じく実斜䟋ず同じ軟鋌板を甚い、䞡面に
すず局1.5m2、或いはニツケル局4.3
m2、或いはアルミ局2.5m2を有した
皮の鋌板、合蚈皮類の鋌板を甚いお、各々実
斜䟋ず同様にしお第−に
瀺す被芆鋌板を埗た。該被芆鋌板を実斜䟋ず同
様にしお絞りしごき加工を行぀た。その結果、衚
−の比范〜に瀺すようにいずれも眐の成圢
が䞍可胜であ぀たり、被膜密着性が劣぀た。 比范䟋  被芆鋌板の片面フむルム非被芆面がすず局
0.57m2、或いは16.3m2、或いはニツケ
ル局1.6m2、或いは21.6m2である他
は実斜䟋ず同様の被芆鋌板、成圢条件にお絞り
しごき加工を行぀た。その結果、衚−に瀺すよ
うに、いずれも眐の成圢が䞍可胜であ぀たり、連
続生産性が著しく劣぀おいた。 比范䟋  クロム氎和酞化物局がクロムずしおmgm2或
いは162mgm2である他は実斜䟋ず同様の被芆
鋌板、成圢条件にお絞りしごき眐を埗た。該絞り
しごき眐を実斜䟋ず同様にしお保存詊隓を行぀
た結果、いずれも満足すべき結果は埗られなか぀
た。
【衚】
【衚】
【衚】 (泚) クラツク発生はフランゞ郚の状態を肉県芳
察により評䟡した。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の絞りしごき眐甚被芆鋌板の䞀
䟋の構成断面図、第図及び第図は、本発明の
該被芆鋌板の他の二䟋を瀺す構成断面図、第−
図及び第−図は加工前のポリ゚チレンテレ
フタレヌト被芆鋌板の断面図、第−図及び第
−図は倫々第−図及び第−図の被芆
鋌板を圧延凊理したものの断面図、第−図及
び第−図は倫々第−図及び第−図の
被芆鋌板を眐胎に絞りしごき加工したものの断面
図、第−図は剪断工皋の説明図、第−図
は絞り工皋の説明図、第−図は再絞り工皋の
説明図、第−図はしごき工皋の説明図、第
−図、第−及び第−図は倫々実斜䟋
における本発明、本発明及び本発明の絞り
しごき眐甚被芆鋌板の構成断面図、第−図、
第−図、第−図、第−図及び第−
図は、比范䟋における比范、比范、比范
、比范及び比范の被芆鋌板の構成断面図で
ある。 匕照数字はそれぞれ、は絞りしごき眐甚被芆
鋌板、は鋌板、は熱可塑性暹脂局、は鋌基
質、は展延性金属のメツキ局、は無機酞化物
皮膜局、は金属メツキ局、は接着剀局、は
無配向局、は䞀軞或いは䞀軞䞀面配向局、
は二軞配向局、は絞りダむス、はポン
チ、はカツプ状成圢物、は再絞りダむ
ス、は再絞りポンチ、はカツプ状成圢
物、はしごきポンチ、はしごきダむス、
は偎壁郚、はポリ゚チレンテレフタレヌ
ト暹脂局、はクロム氎和酞化物局、は金
属クロム局、は軟鋌板、はすず局、
はニツケル局、はアルミ局を瀺す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  被芆鋌板から成る絞りしごき眐においお、内
    偎最衚面に配向された熱可塑性ポリ゚ステル暹脂
    の被芆局ず、該被芆局の䞋に密着䞋地ずしおクロ
    ム酞凊理、リン酞凊理、クロム酞リン酞凊理或
    いは電解クロム酞凊理で圢成された無機酞化物局
    ず、倖偎衚面に展延性金属のメツキ局ずを備え、
    該メツキ局は絞りしごき前の状態で0.7〜15
    m2のすず局或いは1.8〜20m2のニツケルたた
    はアルミニりム局のいずれか䞀皮たたは二皮以䞊
    から成り、䞔぀䞋蚘匏 RIt0−t1t0×100 匏䞭、t0は眐底郚被芆鋌板の厚みを衚わし、 t1は眐偎壁郚被芆鋌板の厚みを衚わす、 で定矩される総しごき率RIが30〜85ずな
    るように薄肉化しおなるこずを特城ずする絞りし
    ごき眐。  ポリ゚ステル暹脂の䞀郚を熱溶融しお鋌板に
    被芆しおなる被芆鋌板を甚いおなる特蚱請求の範
    囲第項蚘茉の絞りしごき眐。  無機酞化物の䞋局にすず局、ニツケル局のい
    ずれか䞀皮あるいは二皮のメツキ局を有する被芆
    鋌板を甚いおなる特蚱請求の範囲第項〜第項
    のいずれか蚘茉の絞りしごき眐。  ポリ゚ステル暹脂が゚チレンテレフタレヌト
    単䜍が䞻䜓である被芆鋌板を甚いお、40℃〜100
    ℃の適性延䌞枩床で絞りしごき加工を行぀お埗た
    特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれか蚘茉の
    絞りしごき眐。
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