JPH0332823Y2 - - Google Patents

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JPH0332823Y2
JPH0332823Y2 JP1986118956U JP11895686U JPH0332823Y2 JP H0332823 Y2 JPH0332823 Y2 JP H0332823Y2 JP 1986118956 U JP1986118956 U JP 1986118956U JP 11895686 U JP11895686 U JP 11895686U JP H0332823 Y2 JPH0332823 Y2 JP H0332823Y2
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JP
Japan
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bolt
shear
section
truncated conical
shear bolt
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Expired
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JP1986118956U
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JPS6325814U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はシヤーボルト締付時における共回り防
止に関するものである。
(ロ) 従来技術 シヤーボルト18は除雪機等において、オーガ
1に異物が食い込んだ際に切れることにより、除
雪機本体への損傷を最少限度にとどめるための安
全装置であるが、締め付ける際にボルトとナツト
が共回りするため、常時2ケのスパナを必要と
し、交換作業が煩わしいものであつた、この欠点
を解消するために、従来は第6図に示すように六
角形のブローチ20aを抜いたブラケツト20を
ボルト挿通孔に溶着し、ボルトの六角頭部の半分
程度を六角形ブローチ20aに埋没させて回り止
めとしていたのである。
また、第7図に示すようにボルトの六角頭部の
対辺に当接するようブラケツト21を溶着して当
たりとし回り止めにしていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述の従来技術の内で、第6図の場合はボルト
挿通孔に芯ズレなくブラケツト20を溶着するこ
とはかなり難しく、バラツキが発生しナツトを確
実に締め付けられないことがあつたのである。
また、第7図の場合はブラケツト21がシヤー
ボルト18の対辺に高に精度をもつて当接するべ
く配設されていないと、ナツトを締め付けたとき
にボルト頭部がブラケツト21に対してスリツプ
して共回りしていたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は以上の点に鑑み、次の如く構成したも
のである。
過剰負荷が掛かつた場合に切断するシヤーボ、
トの挿通方向の孔を円錐台状のテーパ孔に形成し
そのテーパ孔にシヤーボルト18の頭部の頂点1
8aを当接し、食い込ませることにより、ボル
ト・ナツトの共回りを防止するものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
及び作用を説明する。
第1図は除雪機の全体側面図、第2図はオーガ
部の斜視図、第3図は第2図のA部詳細図、第4
図は第3図のB−B断面図、第5図は同じく第3
図のB−B断面図、第6図は第2図のA部の従来
の実施例の詳細図、第7図は同じく第2図のA部
の従来の実施例の詳細図である。
第1図にて除雪機の全体構成から説明すると、
本機前端に除雪部を配置し、該除雪部のオーガ1
を回転させながら前進し、雪を掻き込み、中央に
寄せ、ブロワー2により上方に跳ね飛ばし、シユ
ート3、シユートキヤツプ4にて方向を変えて側
方へ排出するのである。排出方向は操作ボツクス
6後部に設けた調節ハンドル5を回転することに
よりシユート3が3が左右に回転し、排出方向が
調節できるのである。また、飛距離は操作ボツク
ス6側部に設けた調節レバー7を回動することに
よりシユートキヤツプ4が上下に回動し、飛距離
を調節できるのである。13はハンドル、14は
クラツチレバー、15はスロツトルレバー、16
は変速レバーである。
機体フレーム9上にエンジン10が載置され、
該エンジン10の動力はミツシヨンケース11内
にて変速されて、クローラー式走行装置8の駆動
スプロケツト12及びオーガ1やブロワー2に伝
えられている。
以上のような構成において、本考案の要部は除
雪機前端に位置するオーガ1のシヤーボルトの締
付機構に関するものである。
シヤーボルト18はオーガ1に異物が食い込ん
だ場合に切れることにより、除雪機本体への損傷
を最少限度にとどめるための安全装置である。
第2図・第3図・第4図にて本考案のシヤーボ
ルトの締付機構を説明すると。
フランジ17のボルト挿通孔のボルト挿通方向
の円錐台状のテーパ孔17aを形成し、ナツト1
9を締め付けるとシヤーボルト18の六角頭部の
各頂点18aが円錐台状のテーパ孔17aに対し
て斜めに接当し、各頂点18aが食い込むことに
より共回りなく確実に締め付けることができるの
である。該円錐台状のテーパ孔17aはボルトの
頭部より大きい直径を有するテーパであり、ドリ
ルで少し孔を押さえるだけで、芯ズレなく確実に
テーパができるのである。また、第5図に示すよ
うに、オーガ1のボルト挿通孔のボルト挿通方向
に円錐台状のテーパ孔1aを形成し、シヤーボル
ト18の六角頭部の各頂点18aがテーパ1aに
対して斜めに接当し食い込むよう構成しても同様
の効果が得られるのである。
尚、除雪機のオーガ部にて本考案のシヤーボル
トの締付機構を説明したのであるが、このボル
ト・ナツトの共回り止め機構は除雪機に限らず広
く多くの分野で応用可能である。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来はボルト・ナツトの共回りを防止
するためにオーガまたはフランジにブラケツトを
溶着していたのであるが、高い精度が要求される
ためジグ等を必要とし、加工行程が多くなりコス
ト高となつていたのである。
本考案の場合、ドリルで軽く円錐台状のテーパ
孔17aを形成するだけで、ボルト・ナツトの各
頂点18aの部分が円錐台状のテーパ孔17aに
接当し、食い込むので、ボルト自身により係合凹
部を円錐台状のテーパ孔17aの内部に構成する
ことができ、該係合凹部により共回りを防止で
き、加工工数が低減されコストを下げることが可
能になつたのである。
第2に、従来はボルトを締め付ける際には常時
2ケのスパナを必要とし、交換作業が煩わしいも
のであつたが、本考案の場合はスパナ1本あれ
ば、締め付けると徐々に各頂点18aの部分が円
錐台状のテーパ孔17aに食い込んで、係合凹部
を構成し、共回りなく簡単に、しかも確実に締め
付けることが可能になつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は除雪機の全体側面図、第2図はオーガ
部の斜視図、第3図は第2図のA部詳細図、第4
図は第3図のB−B断面図、第5図は同じく第3
図のB−B断面図、第6図は第2図のA部の従来
の実施例の詳細図、第7図は同じく第2図のA部
の従来の実施例の詳細図である。 1……オーガ、2……ブロワー、10……エン
ジン、17……フランジ、17a……円錐台状の
テーパ孔、18……シヤーボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過剰負荷が掛かつた場合に切断するシヤーボル
    トの挿通方向の孔を円錐台状のテーパ孔17aに
    形成し、そのテーパ孔にシヤーボルト18の頭部
    の頂点18aを当接し、食い込ませることによ
    り、ボルト・ナツトの共回りを防止することを特
    徴とするシヤーボルト締付機構。
JP1986118956U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH0332823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118956U JPH0332823Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

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JP1986118956U JPH0332823Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

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Publication Number Publication Date
JPS6325814U JPS6325814U (ja) 1988-02-20
JPH0332823Y2 true JPH0332823Y2 (ja) 1991-07-11

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JPS6325814U (ja) 1988-02-20

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