JPS5835690Y2 - ブレ−ド取付構造 - Google Patents

ブレ−ド取付構造

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JPS5835690Y2
JPS5835690Y2 JP16832977U JP16832977U JPS5835690Y2 JP S5835690 Y2 JPS5835690 Y2 JP S5835690Y2 JP 16832977 U JP16832977 U JP 16832977U JP 16832977 U JP16832977 U JP 16832977U JP S5835690 Y2 JPS5835690 Y2 JP S5835690Y2
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JP
Japan
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blade
bolt
drum
hole
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP16832977U
Other languages
English (en)
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JPS5494025U (ja
Inventor
広司 豊田
Original Assignee
豊田機械工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 豊田機械工業株式会社 filed Critical 豊田機械工業株式会社
Priority to JP16832977U priority Critical patent/JPS5835690Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカッタードラムにブレードを取り付ける構造に
関し、特に、路面切削装置におけるカッタードラムにブ
レードを取り付けるのに好適なブレード取り付は構造に
関する。
自動車道路等の舗装路面の改装に際しては、古い舗装版
を除去するために切削装置が用いられている。
該切削装置は、車輌部分と、該車輌部分に設けられたカ
ッターとを備え、該カッターは駆動回転されるカッター
ドラムと該ドラムに設けられた多数のブレードとを有す
る。
前記切削装置によれは゛、カッタードラムに設けられた
多数のフ゛レードが前記カッタードラムの駆動回転によ
り除去しようとする舗装版を切削することから、車輌の
走行に伴ない順次舗装版が切削される。
ところで、前記切削装置による舗装版の切削、特にコン
クリート版の切削においては、カッターのブレードがコ
ンクリート内部の粗骨材等に当接することにより損傷を
受けやすい。
しかし、従来の前記力ツタ二によれは゛、多数のブレー
ドがそれぞれ溶接等によってカッタードラムに固着され
ているため一部のブレードが欠損しても、この欠損した
ブレードを容易に交換することはできず、多数のブレー
ドが全体的に切削できなくなるまで使用されており、こ
のため切削効率の著しい低下を招くという欠点があった
従って、本考案の目的は、ブレードが損傷を受けた場合
、このブレードの取り代えの容易なブレード取付構造を
提供することにある。
本考案は、カッタートラミに取り外し可能に挿入される
ブレードを前記ドラムに係止すべく該ドラムに螺合され
るブレード係止用ボルトを含み、該ボルトの弛緩時該ボ
ルトに加えられるトルクを前記ブレードの引き抜き力と
して作用させ、これにより、錆等によって前記ブレード
が前記ドラムに強固に固着していても前記ブレードの容
易な取り外しを可能としたことを特徴とする。
本考案が特徴とするところは、図示実施例についての以
下の説明により、さらに明らかとなろう。
本考案に係る路面切削装置10は、第1図および第2図
に示されているように、車輌部分12と、該車輌部分に
設けられたカッター14とを備える。
前記車輛部分12は、従来よく知られた無限軌道車輛か
らなり、その前方に向けて伸びる一対のアーム部材16
.18を備える。
各アーム部材16.18は、従来の路面切削装置におけ
ると同様、一対のリフトシリンダ20.22により車体
への枢軸24を中心に垂直面上で枢動可能であり、前記
アーム部材16.18に前記カッター14が支承されて
いる。
前記カッター14は、円筒状のカッタードラム26と、
該カッタードラムに取り付けられる多数のブレード28
とを備える。
ブレード28は、第1図に示したように、各ブレードか
らドラム26に伝えられる切削による反力が相殺するよ
うV字状に対称をなして配列されている。
前記カッタードラム26は、従来におけると同様、その
両端に設けられたピン30 、32を介して前記アーム
部材16.18に回転可能に支承されており、カッター
ドラム26はチェーン34を介して伝えられる駆動モー
タ36の駆動力により第2図に矢印で示すように車輌の
進行方向に逆うことのない方向へ駆動回転される。
前記ドラム26は、第3図(→横断面で示すように、そ
の周面にブレード28のためのブレード受は入れ孔38
を備える。
該ブレード受は入れ孔は前記ドラム26の内周面40か
ら外周面42に向けて貫通しており、その中心軸線はド
ラムの径方向に一致する。
図示の例では、前記受は入れ孔38はテーパ一孔であり
、この孔径は外周面42に向けてすなわちドラム26の
径方向外方に向けて漸増する。
前記ドラム26の外周面42におけるブレード受は入れ
孔38の縁部には平滑面44が形成されており、鉄面4
4にはブレード係止用ボルト46を受は入れるめねじ孔
48が、その軸線を前記ブレード受は入れ孔38のそれ
と平行にしかも該受は入れ孔に隣接して形成されている
図示の例では、ボルト46は、廻わり止めワッシャ50
を備えかつ頭部52の端面にレンチ(図示せず)が嵌合
される六角孔54を備える六角孔付ボルトである。
・前記ブレード28は全体に棒状を呈し、その一端の側
部にエツジ56を備え、また他端に前記孔38への挿入
部58を備える。
図示の例では、挿入部58は前記テーパ一孔38に対応
した先細りのテーパ一部である。
前記エツジ56はダイヤモンド或は超硬質金属から形成
され、テーパ一部58は孔38に嵌合される。
前記ブレード28のほぼ中央部の周面には、前記ボルト
46の頭部52の外縁部を受は入れる切欠部60が形成
されている。
該切欠部は、前記ブレード28の長手方向へ互いに間隔
をおいて対向する一対の段付部62.64を規定する。
前記ブレード28のカッタードラム26への取り付けに
際しては、ボルト46の頭部52の外縁部が前記切欠部
60に受は入れられた状態で前記ブレードのエツジ56
がドラム26の回転方向に向けて位置するように、ブレ
ード28のテーパ一部58およびボルト46がそれぞれ
孔38.48に挿入あるいは螺合される。
その後、ボルト46の締め付けのため前記トルクレンチ
によりボルト46に締め付は力が付与されると、テーパ
一部58側すなわちブレード28の前記他端の側に位置
する一方の段付部62がボルト46の座部の一部を構成
することから、ブレード28はワッシャ50を介してボ
ルト46の締め付は力を押圧力として受ける。
このボルト46の締め付けによる押圧力によってブレー
ド28は前記ドラム26に確実に固定される。
また、ブレード28の取り外し時には前記トルクレンチ
によりボルト46が弛緩され、該ボルトの頭部52の外
縁部がエツジ56側すなわちブレード28の前記一端の
側に位置する他方の段付部64に当接すると、前記トル
クレンチによるトルクは前記段付部64すなわち受圧部
64を介して前記ブレード28の引き抜き力として該ブ
レードに作用する。
従って、ブレード28のテーパ一部すなわち挿入部58
が錆等によって前記ドラム26に強固に固着している場
合であっても、前記トルクレンチのトルクか゛ブレード
28の引き抜き力として作用することから、比較的容易
にブレード28をドラム26から取り外すことができる
前記したところでは、ブレード係止用のボルトとして六
角孔付ボルトを使用した例を示したが、該六角孔付ボル
トに代えて頭部が多角形のいわゆる多角形ボルトを使用
することもできる。
この際、該ボルトの締め付けおよび弛緩にはスパナ等が
用いられ、ブレード28の取り外し時には前記スパナに
よるトルクがブレード28の引き抜き力として作用する
こととなる。
前記切削装置においては、前記したように前記ブレード
を前記ドラムに係止するための前記ボルトを弛緩させる
時、該ボルトに加えられるトルクを前記ブレードの引き
抜き力として作用させることができることから、前記ブ
レードの前記挿入部が錆等によって前記ドラムに強固に
固着していても、前記ブレードを容易に前記ドラムから
取り外すことができ、また容易にブレードをカッタ丁ド
ラムに個々に取り付けることができる。
従って、カッタードラムに取り付けられた多数のブレー
ドのうち、損傷を受けたブレードのみを工事現場等にお
いても容易に取り代えることができ、これによりカッタ
ードラムのブレードの全てを常に損傷のない状態で使用
することができ、切削効率の向上を図ることかで゛きる
本考案に係る前記したブレード取付構造は、前記切削装
置のカッターにおけるブレードに限られることなく、種
々のカッターに適用することかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る切削装置を示す平面
図および正面図であり、第3図は第1図および第2図に
示したカッターの横断面図である。 26:カッタードラム、28:フ゛レード、38:フ゛
レード受は入れ孔、46:ボルト、48:めねし孔、5
2:ボルトの頭部、58:挿入部、60:切欠部、62
.64 :段付部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)全体に棒状を呈し一端にエツジを備えるブレード
    をカッタードラムに取り付ける構造であって、該ドラム
    に形成され、該ドラムの外周面に開放するブレード受は
    入れ孔および該孔に隣接して配置されためねし孔と、前
    記ブレードの他端に形成され前記ブレード受は入れ孔に
    嵌合される挿入部と、前記ブレードの周面に形成された
    切欠部と、前記めねし孔に螺合されるボルトであってそ
    の頭部の外縁部が前記切欠部に受は入れられるブレード
    係止用ボルトとを含み、前記切欠部は前記ブレードの長
    手方向へ互いに間隔をおいて対向する一対の段付部を規
    定し、前記ブレードの前記他端の側に位置する一方の前
    記段付部は前記ボルトの締め付は時において該ボルトの
    座部を構威し、また前記ブレードの前記一端の側に位置
    する他方の前記段付部は前記ボルトの弛緩時該ボルトに
    加えられるトルクを前記ブレードの引き抜き力として受
    ける受圧部を構成することを特徴とする、ブレード取付
    構造。
  2. (2)前記ブレード受は入れ孔は前記ドラムの前記外周
    面に向けて径を漸増するテーパ一孔であり、前記挿入部
    は前記ブレード受は入れ孔に対応した先細りのテーパ一
    部である実用新案登録請求の範囲第1項に記載のブレー
    ド取付構造。
  3. (3)前記ボルトは六角孔付ボルトである実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のブレード取付構造。
JP16832977U 1977-12-16 1977-12-16 ブレ−ド取付構造 Expired JPS5835690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16832977U JPS5835690Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 ブレ−ド取付構造

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JP16832977U JPS5835690Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 ブレ−ド取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5494025U JPS5494025U (ja) 1979-07-03
JPS5835690Y2 true JPS5835690Y2 (ja) 1983-08-11

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ID=29169367

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JP16832977U Expired JPS5835690Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 ブレ−ド取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587006A (ja) * 1981-07-03 1983-01-14 ワイケ−トレ−デイング株式会社 表面切削装置
KR100597949B1 (ko) 2005-12-31 2006-07-13 뜨인돌건설산업 주식회사 노면 절삭 장치

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Publication number Publication date
JPS5494025U (ja) 1979-07-03

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