JPH051214Y2 - - Google Patents

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JPH051214Y2
JPH051214Y2 JP1984177942U JP17794284U JPH051214Y2 JP H051214 Y2 JPH051214 Y2 JP H051214Y2 JP 1984177942 U JP1984177942 U JP 1984177942U JP 17794284 U JP17794284 U JP 17794284U JP H051214 Y2 JPH051214 Y2 JP H051214Y2
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JP
Japan
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blade
fixed
blade mounting
circular saw
outer end
Prior art date
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JP1984177942U
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JPS6192214U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、根切り機(ゴルフ場のバンカー等
の芝の際刈りを行なう機械)の作業刃、即ち、円
形のこ刃となた刃を横駆動軸に取付ける作業刃取
付構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 この考案に至近の従来技術としては、例えば、
特開昭55−61705公報や、実公昭34−11611号公報
にみられるものがある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 従来の技術で述べたもののうち前者は、作業刃
装着筒に取り付ける垂直切断刃(円盤刃)と、そ
の内側に取付けられる表層攪拌刃(なた刃)がそ
れぞれ別個の取付座に固着されるものであつたた
め、着脱個所が多くて取付け取外しに手数がかか
り、さらに、表層攪拌刃を垂直切断刃取付用ブラ
ケツトの間の狭小部において着脱しなければなら
ないからその作業がやり辛くて益々手数がかかる
ことになつていた。
その点、後者のものは、円盤刃に相当する扁平
耕耘刃となた刃に相当する彎曲耕耘刃が、作業刃
装着筒に設けられたブラケツトに共締めで締結固
定されるようになつているので、それらの着脱が
前者に比べると容易にはなつているのであるけれ
ども、形状および回転径の異なる2種類の耕耘刃
が単一の締結具で固定されるだけであるため、2
種類の耕耘刃のそれぞれによつてもたらされる負
荷で早期のうちに締結具が弛められ、安定した固
定が行なわれ難いという問題があつた。
そこで、本考案は、形状および回転径の異なる
2種類の刃体をブラケツトに共締めで締結固定す
ることによつて着脱容易とするものでありなが
ら、刃体を常に弛みなく確実に固定状態に保つこ
とができるように改良工夫した根切り機の作業刃
取付構造を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 すなわち、本考案は、横駆動軸5に外嵌する作
業刃装着筒8を、その外端部に嵌合する外蓋15
に貫挿されて前記横駆動軸5の螺子孔に螺合され
るドローボルト16で締付固定するものにおい
て、前記作業刃装着筒8の外端部にフランジ体9
を固装し、該フランジ体9に、円形のこ刃11と
その内側に配置するなた刃12とを共締めで締結
固定し、さらに、円形のこ刃11の中心孔の周縁
部を、作業刃装着筒8の外端面と、作業刃装着筒
8の外端部に内挿する外蓋15の内側面との間に
挿入させて、前記ドローボルト16の締付力でも
つて挾圧固定するようにしてあることを特徴とす
るものである。
(ホ) 作用 上記のように構成された本考案においては、円
形のこ刃11となた刃12が、共締めで作業刃装
着筒8のフランジ体9に取付けられるので、着脱
個所が少なくなるとともに着脱作業も行ない易
い。
そして、フランジ体9になた刃12と共締めで
固定された円形のこ刃11の中心孔の周縁部が、
ドローボルト16の締付力でもつて作業刃装着筒
8の外端面と外蓋15の内側面との間に挾圧され
て二重に固定されるから、円形のこ刃11となた
刃12にかかる異種負荷の受け止めが確実強固に
行なわれる。
(ヘ) 実施例 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図はこの考案に係る作業刃取付構造を示す
一部断面図、第2図は根切り機の側面図、第3図
〜第5図は根切り機の作業状態を示すバンカーの
各断面図である。
根切り機は、芝生1上を走行し易いように作ら
れた車輪2と、この車輪2の上方に配設されたエ
ンジン3と、操縦ハンドル4と、上記エンジン3
からの動力で回転される横駆動軸5とを備えてい
る。
車輪2は、芝生1上を走行し易いよう、低圧に
設定され、また、トレツドパターンが小さく形成
されている。
横駆動軸5は、エンジン3からの動力がケース
6中のスプロケツト、チエーン等(図示省略)に
よつて伝達され、上記車輪2と異方向に回転させ
られるようになつている。
この横駆動軸5に芝の根切り用の作業刃7が装
着されて固定されている。作業刃7は、作業刃装
着筒8(以下装着筒8という)にこの装着筒8に
固着されたフランジ体9を介して固定され、装着
筒8を横駆動軸5に差し込む他、ピン10を挿通
して固定可能とされる。なお、横駆動軸5の長さ
はそれほど長くないから、装着筒8の挿入はオー
バーハング的になる。
作業刃7は、フランジ体9に固着される円形の
こ刃11と、この円形のこ刃11よりケース6側
に位置し、円形のこ刃11の径と等しいか、小さ
い径のなた刃12とからなつている。
円形のこ刃11は、通常の丸のこの如き構成で
あり、また、なた刃12は、砂、土等を攪拌する
と同時に円形のこ刃11による切断位置から砂等
を放擲できるよう、例えば、花形形状等をしてい
て、立体的に屈曲せしめられている。
また、第1図において、13は上記作業刃7と
同軸に装着された攪拌用刃である。これにより、
上記なた刃12によりバンカーエツジ部側方に放
擲された砂等の再度の攪拌がなされる。なお、攪
拌用刃13は、井桁様のものの他、上記なた刃1
2と同じ花形様のもの等種々の形状のものが考え
られる。
次に、この考案においては、これら作業刃7の
取付構造を上記の他に以下のようにしたものであ
る。
まず、円形のこ刃11となた刃12の双方をフ
ランジ体9にボルト14でフランジ取付けするの
である。そして、この他に、装着筒8の端部に外
蓋15を嵌挿し、この端部と外蓋15とで上記作
業刃7のうちの円形のこ刃11を挾持するととも
に、横駆動軸5の端部にネジ穴を穿ち、これと外
蓋15間にドローボルト16を渡して締付けたも
のである。
ところで、この根切り機の作用であるが、以上
のように作業刃7を取付けたならば、第3図のよ
うにバンカー17に至らしめ、その円形のこ刃1
1によつてバンカー17とグリーン18との境界
の芝19を切断する。この際、横方向に伸びる芝
のランナ20が根切りされるとともに、砂等も分
断される。
そして、なた刃12によつて第4図のようにバ
ンカーエツジの側方に放擲され、また、円形のこ
刃11で切断され難い縦方向に伸びるランナ21
が切断される。
さらに、他の刃13によつて、上記放擲された
砂等の帯状の山が再度攪拌され、上記なた刃12
の攪拌と相まつて砂等と切断芝との分離を良好に
行ない、切断芝19,20,21を砂上に浮き上
がらせることができる。かくて、エツジ刈りない
し根切りが完了した後、前記方向とは反対回りで
作業することにより、なた刃12によつてグリー
ン方向に砂を寄せ、第5図のように、砂等が再度
バンカーエツジ側に寄せられるのである。
(ト) 考案の効果 以上のように、本考案の根切り機の作業刃取付
構造は、横駆動軸5に外嵌する作業刃装着筒8
を、その外端部に嵌合する外蓋15に貫挿されて
前記横駆動軸5の螺子孔に螺合されるドローボル
ト16で締付固定するものにおいて、前記作業刃
装着筒8の外端部にフランジ体9を固装し、該フ
ランジ体9に、円形のこ刃11とその内側に配置
するなた刃12とを共締めで締結固定し、さら
に、円形のこ刃11の中心孔の周縁部を、作業刃
装着筒8の外端面と、作業刃装着筒8の外端部に
内挿する外蓋15の内側面との間に挿入させて、
前記ドローボルト16の締付力でもつて挾圧固定
するようにしたから、次のような効果を期待でき
る。
作業刃装着筒8に固装されたフランジ体9に、
円形のこ刃11となた刃12を共締めで取り付け
て着脱作業を容易にするものでありながら、さら
に円形のこ刃11の中心孔周縁部を、ドローボル
ト16の締付力でもつて作業刃装着筒8の外端面
と外蓋15の内側面との間に挾圧させて二重に固
定するので、形状及び回転径の異なる2種類の刃
体による負荷を常に強固に確実に受け止め得て、
刃体を弛みなく確実に固定状態に保つことができ
る。
そして、円形のこ刃11の二重固定は、作業刃
装着筒を横駆動軸5に外嵌してドローボルトでも
つて行なうことで必然的に行なわれるもので、二
重固定とすることによつて構造が複雑化されるこ
とがなく、また、固定操作が煩雑化することもな
いので実用面で著しく有利である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図はこの考案に係る作業刃取付構造を示す一
部断面図、第2図は根切り機の側面図、第3図〜
第5図は根切り機の作業状態を示すバンカーの各
断面図である。 5……横駆動軸、8……作業刃装着筒、9……
フランジ体、11……円形のこ刃、12……なた
刃、16……ドローボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横駆動軸5に外嵌する作業刃装着筒8を、その
    外端部に嵌合する外蓋15に貫挿されて前記横駆
    動軸5の螺子孔に螺合されるドローボルト16で
    締付固定するものにおいて、前記作業刃装着筒8
    の外端部にフランジ体9を固装し、該フランジ体
    9に、円形のこ刃11とその内側に配置するなた
    刃12とを共締めで締結固定し、さらに、円形の
    こ刃11の中心孔の周縁部を、作業刃装着筒8の
    外端面と、作業刃装着筒8の外端部に内挿する外
    蓋15の内側面との間に挿入させて、前記ドロー
    ボルト16の締付力でもつて挾圧固定するように
    してあることを特徴とする根切り機の作業刃取付
    構造。
JP1984177942U 1984-11-22 1984-11-22 Expired - Lifetime JPH051214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984177942U JPH051214Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984177942U JPH051214Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6192214U JPS6192214U (ja) 1986-06-14
JPH051214Y2 true JPH051214Y2 (ja) 1993-01-13

Family

ID=30735512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984177942U Expired - Lifetime JPH051214Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718241Y2 (ja) * 1987-04-15 1995-05-01 太陽鍛工株式会社 耕耘装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561705A (en) * 1978-11-02 1980-05-09 Matsuyama Kk Pasture security device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437401U (ja) * 1977-08-19 1979-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5561705A (en) * 1978-11-02 1980-05-09 Matsuyama Kk Pasture security device

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JPS6192214U (ja) 1986-06-14

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