JPH0332620A - 電気天ぷら鍋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 電気天ぷら鍋の鍋内のてんぷら油のかく拌に関するもの
である。

従来の技術 従来、家庭台所吊天ぷら鍋は、第２図及び第３図に示す
ような構造であった。鍋２１の底に設けたヒータ２２に
より油を加熱するもので油の対流・循環は自然の対流に
まかされ積極的にかく拌するものはなかった。なお図中
２３は天ぷら鍋本体である。

発明が解決しようとする課題 従来の構造では油の温度上昇に伴う鍋内のかく拌は自然
対流となるため油の粘性により鍋底部と上部では温度が
大きく異なり、油温か正しく検知できず油温コントロー
ル不正確となるとともに、天ぷら調理がうまく仕上らな
いという問題があった。

課題を解決するための手段 そこで本発明の電気天ぷら鍋は、本体内底部に小型モー
タを備え、前記小型モータの回転軸に結合されかつ極性
を交互に着磁した複数個の磁石を内蔵した駆動板を鍋外
底面に近接して配置し、前記駆動板と対向して鍋内底面
には前記駆動板と同様に極性を交互に着磁した複数個の
磁石を内蔵した回転板を鍋内底面の凸状軸に嵌合させて
設け、前記回転板上部にはかく拌羽根を設け、前記鋼の
底面に電気ヒータを配設したものである。

作用 本発明の天ぷら鍋における油かく拌装置は、上記の構成
によりモータの回転により駆動板が回転し、鍋内に対向
して位置する回転板を誘導回転させることによりかく拌
羽根が鍋内の油に対流を強制的に発生させ、鍋内の油温
の上下差をなくして均一な油温とするものである。この
ことにより、油温の温度検知が正確となり、好みに合っ
た調理物の最適温度で天ぷら調理が可能となるものであ
る。

実施例 以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第１図において、１は有底筒状の本体であり、この本
体１の上端外周部に同じく上端外周部を載置し本体１内
に収納したｔａ　２の内底部中央に環状リング３を設け
、この環状リング３の中央に位置して凸状の軸４を設け
ている。５は回転板であり、軸４に嵌合する凹部を有し
かつ非磁性体のアルミ合金等からなり、上部に天ぷら油
６をかく拌するかく拌羽根７を一体成形し、ニッケル合
金等の強磁性体で作成された永久磁石８の着磁面を下面
に、極性を交互に偶数個内蔵している。

この回転板５と対向する位置にして、かつ鍋２の外底面
に対向して、限りなく近接して駆動板９が位置して設け
られている。駆動板９は回転板５と同様に非磁性体で構
成されているが上面に着磁した強磁性体の永久磁石１０
を内蔵し、小型モータ１１と軸で結合されている。シー
ズヒーター１２を鋳込んだ熱板１３は鍋２の外底面が密
着するようにしている。＃Ｓ２の外側面に取付けられた
油温検知センサー１４は温度コントローラ１５と電気的
に接続され、温度調節ツマミ１６により任意の温度に設
定される。鋼上に載置されたふた１７及びふたつまみ１
８は調理中は不用である。

実施例の構成における作用を説明する。温度調節ツマミ
１６を調理物に合った任意温度に設定するとシーズヒー
ター１２と油かく伴用小型モータ１１に通電される。シ
ーズヒーター１２はｗ４２の底面より鍋１内の油の加熱
を開始し、小型モータ１１の回転は回転軸により駆動板
９を回転させる。非磁性体の駆動板９の上面に埋め込ま
れた極性を交互に着磁した永久磁石１０の磁束が回転す
る。駆動板９と鍋底を介して相対する位置の鍋内底面に
かく拌羽根７を有し底面に駆動板と同じく極性を交互に
着磁した永久磁石を内蔵した非磁性体の回転板５が鍋底
に設けた凸状の軸４に回転自由に取付けられているので
、アルミ合金の非磁性体の鍋底を通過した駆動板９から
発生した回転磁束は、回転板５の磁石８を誘導し、回転
板５に回転運動を発生させる。回転板５の回転はかく拌
羽根７の回転となり、油をかく拌し一定方向への流を形
成させ対流を強制的に引き起すことにより、ｔ１４２内
の油温の上下の差を少なくし、均一な油温とすることが
できる。強制的な対流はヒータの加熱伝導の効率を高め
、油温検知センサー１４の油温検知を正確にすることが
できる。

発明の効果 以上のように本発明は、鍋底に回転する油のかく拌羽根
を備えたものであるので、鍋内の油温の温度ムラをなく
し、上部と下部の温度差をなくすることができ、油温検
知センサーの油温検知を正確にして、温度コントロール
が正確に行うことができるものである。

また、鍋内に強制対流を生じさせるため、ヒータ近傍の
油の流れにより熱伝導の効率を高めることができる。

さらに天ぷら調理時に、調理物を入れた瞬間に調理物周
囲の油温か急激に低下することから、鍋底部から新しい
高温の油を供給することとなるので、調理物は常に、適
温の油にさらされて、良好な仕上りとすることができる
。

【図面の簡単な説明】

３図は同じ〈従来の天ぷら鍋の縦断面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・鍋、５・・・・・
・回転板、６・・・・・・天ぷら油、７・・・・・・か
く拌羽根、８・・・・・・永久磁石、９・・・・・・駆
動板、ｌＯ・・・・・・永久磁石。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　本体内底部に小型モータを備え、前記小型モータの回
   転軸に結合されかつ極性を交互に着磁した複数個の磁石
   を内蔵した駆動板を鍋外底面に近接して配置し、前記駆
   動板と対向して鍋内底面には前記駆動板と同様に極性を
   交互に着磁した複数個の磁石を内蔵した回転板を鍋内底
   面の凸状軸に嵌合させて設け、前記回転板上部にはかく
   拌羽根を設け、前記鍋の底面に電気ヒータを配設してな
   る電気天ぷら鍋。