JPH0332592Y2 - - Google Patents

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JPH0332592Y2
JPH0332592Y2 JP7110485U JP7110485U JPH0332592Y2 JP H0332592 Y2 JPH0332592 Y2 JP H0332592Y2 JP 7110485 U JP7110485 U JP 7110485U JP 7110485 U JP7110485 U JP 7110485U JP H0332592 Y2 JPH0332592 Y2 JP H0332592Y2
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JP
Japan
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block
pipe
rod body
sprinkler
foundation
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JP7110485U
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JPS61188642U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案基礎ブロツクを、次の項目に従つて説明
する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例〔第1図乃至第6図〕 a 基礎ブロツク〔第1図乃至第5図〕 b 基礎ブロツクの使用例〔第6図〕 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案基礎ブロツクは、ロツド体を地表上に立
設して支持するための基礎ブロツクに関する。詳
しくは、地表上に立設されるロツド体の地表部分
に埋設され、ロツド体の支持を安定にするととも
に、ロツド体設置のための施工を簡便にし、更に
は、その設置位置の変更を容易に行なうことがで
きるようにしようとするものである。
(B 考案の概要) 本考案基礎ブロツクは、その厚さ方向に貫通さ
れた挿通孔にロツド体を挿通した状態で地中又は
地表に設置されるもので、これにより、ロツド体
の基部を固定し、更には、その設置位置を容易に
変更することができるようにしようとするもので
ある。
(C 従来技術) 従来、例えば、畑地潅漑用に利用されるスプリ
ンクラーには、地中に埋設された給水本管に散水
パイプの一端を連結し、その基部を埋設するとも
に、他端部を地表上に垂直に突出し、その先端に
散水器を取付けたものがある。
ところが、このようなスプリンクラーにあつて
は、散水器から噴出する水をチヨツプしたり、あ
るいは風圧を受けたりして、散水パイプが360゜の
方向に揺動し、この揺動運動に伴う力がパイプの
地表支持基部に作用する。このため、パイプの地
表支持基部が土を踏み固めた程度の支持構造で
は、散水パイプの揺れ運動が継続すると、支持基
部の踏み固められた土が崩れ、あるいはパイプ差
し込み穴が徐々に拡大されて、散水パイプの支持
が不安定となり、かつ、パイプの揺れが大きくな
つて、その揺れ運動による応力が給水本管との連
結基部にも大きく作用し、連結部を弛めたり、破
損したりすることになる。特に給水本管の埋設深
さが浅く、散水パイプと本管との連結部が地表面
に近い場合は上記問題が顕著となる。
そこで、散水パイプの設置後その基部の地表上
にコンクリート打ちをして、基礎を構築すること
が行なわれていた。
(D 考案が解決しようとする問題点) しかしながら、散水パイプの設置位置の地表部
分をコンクリート打ちにして、基礎を構築したも
のにあつては、前述の問題、即ち、スプリンクラ
ーの基部固定が不充分であるために生じていた給
水本管と散水パイプとの連結部の弛み、破損等を
解決することはできるが、コスト高になるととも
に、畑地の潅漑のように散水パイプの設置位置を
比較的頻繁に変更するような場合には、その工事
が面倒になり、かつ、一度打設したコンクリート
の再利用は不可能であるほか、設置位置の変更に
対する即応性にも欠けるという問題があつた。こ
のような問題はスプリンクラー用散水パイプに限
らず、看板の支柱、その他のロツド体においても
同様に存在する。
(E 問題点を解決するための手段) 本考案基礎ブロツクは、ロツド体挿通孔を形成
するとともに、側面の少なくとも一にロツド支持
用アングル材を支持する支持溝を形成したコンク
リート製のブロツク体により構成したものであ
る。
従つて、本考案ブロツクによれば、散水パイプ
等のロツド体の基部を確実に固定することができ
るとともに、ブロツク体であるため容易にその移
動をすることができ、ロツド体の設置工事の施工
を簡便にすることができるとともに、その設置箇
所の変更も容易に行なうことができるものであ
る。
(F 実施例)〔第1図乃至第6図〕 以下に、本考案基礎ブロツクの詳細を図示した
実施例に従つて説明する。
(a 基礎ブロツク)〔第1図乃至第5図〕 1は基礎ブロツクであつて、該基礎ブロツク1
はコンクリートにより直方体状に形成されたブロ
ツク本体2から成り、ロツド体を支持するロツド
体挿通孔3とロツド支持用アングル材を係合する
支持溝4が形成されている。
上記ロツド体挿通孔3はブロツク本体2の厚み
方向に貫通された孔であつて、その中心より稍一
側に偏位した箇所に穿設され、かつ、ブロツク本
体2の上面2aから下面2bに行くに従つて径が
大きくなるようにされている。
前記支持溝4はロツド体挿通孔3が偏位した側
とは反対の側面に形成された溝であつて、該支持
溝4は蟻溝形状を呈し、かつ、ブロツク本体上面
2aから下面2bに行くに従いその幅及び深さが
大きくなるように形成されている。
(b 基礎ブロツクの使用例)〔第6図〕 次に、上記基礎ブロツク1をスプリンクラーの
散水用パイプの立設支持に使用した場合について
説明する。
基礎ブロツク1は地表5上に略2/3程度埋込ま
れた状態で水平に敷設される。そして地中に埋設
された給水本管6に連結具7を介して接続した分
岐パイプ8の上端部を上記基礎ブロツク1の挿通
孔3に挿通して基礎ブロツク1の上面2aから突
出させ、該分岐パイプ8の上端には、上端部にス
プリンクラー9が取付けられた散水パイプ10の
下端部が連結される。
11は上記散水パイプ10を支える支持用アン
グル材であり、その上端部がワイヤ等の結具12
により散水パイプ10の中央より稍上端側に寄つ
た箇所に繋着されており、また、その下端部は基
礎ブロツク1の前記支持溝4に係合され、更にそ
の先端が土中に埋設されている。
なお、分岐パイプ8が挿通された基礎ブロツク
1の挿通孔3及びアングル材11が係合した支持
溝4内には土が詰め込まれ、分岐パイプ8及びア
ングル材11を基礎ブロツク1に固定するように
なつている。
このような本考案基礎ブロツク1の使用例にあ
つては、地表5上に直立して立設された散水パイ
プ10は、その地表面部分において基礎ブロツク
1により支持されるため、散水パイプ10の支持
を確実にすることができ、風圧あるいは散水時の
反力を受けてもその応力が給水本管6の連結具7
に集中することがない。また、基礎ブロツク1に
は散水パイプ支持用アングル材11が係合する支
持溝4が形成されているため、散水パイプ10に
対するアングル材11の位置決めが容易となり、
しかも地中へのアングル材11の固定も安定かつ
確実となつて散水パイプ10の支持をさらに良好
にすることができる。
さらにまた、散水パイプ10を支持するための
基礎ブロツク1は予め成形された成形品を地表面
へ埋設するものであるため、散水パイプの立設工
事のための施工が簡便となり、かつ、基礎ブロツ
クの設置位置の変更も容易であるほか、従来の基
礎コンクリートのように生コンクリートの打設か
ら行うものでないため、基礎ブロツクの地表上へ
の設置及び除去が容易で、半永久的に再利用で
き、経済的なものとすることができる。
なお、本考案の基礎ブロツクは上記実施例に示
すようなスプリンクラーの散水パイプの支持のみ
に限らず、簡易看板、アンテナ、物干用支柱など
のロツド体の支持に広く利用することができるこ
とは勿論である。
(G 考案の効果) 以上に述べたところから明らかなように、本考
案基礎ブロツクは、コンクリートにより直方体状
に成形されたブロツク本体にその厚さ方向に貫通
するロツド体挿通孔を形成するとともに、少なく
とも一側面にはロツド体支持用アングル材の支持
溝を形成したことを特徴とする。
従つて、ロツド体の地表上への立設を安定かつ
確実にすることができるとともに、ロツド体の立
設工事の施工が簡便となり、かつ、ロツド体の設
置位置の変更に容易に対処できるほか、基礎ブロ
ツクの再利用も可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案基礎ブロツクの実施
の一例を示すもので、第1図は斜視図、第2図は
平面図、第3図は正面図、第4図は左側面図、第
5図は右側面図、第6図は本考案基礎ブロツクを
スプリンクラーの散水パイプの立設に使用した場
合の使用状態を示す斜視図である。 符号の説明、1……基礎ブロツク、2……ブロ
ツク本体、3……挿通孔、4……支持溝、10…
…ロツド体、11……支持用アングル材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンクリートにより直方体状に成形されたブロ
    ツク本体にその厚さ方向に貫通するロツド体挿通
    孔を形成するとともに、 少なくとも一側面にはロツド体支持用アングル
    材の支持溝を形成した ことを特徴とする基礎ブロツク。
JP7110485U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0332592Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110485U JPH0332592Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110485U JPH0332592Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61188642U JPS61188642U (ja) 1986-11-25
JPH0332592Y2 true JPH0332592Y2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=30608297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7110485U Expired JPH0332592Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP (1) JPH0332592Y2 (ja)

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JPS61188642U (ja) 1986-11-25

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