JPS5820044Y2 - ガラス繊維入りセメント製塀 - Google Patents

ガラス繊維入りセメント製塀

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Publication number
JPS5820044Y2
JPS5820044Y2 JP1978075514U JP7551478U JPS5820044Y2 JP S5820044 Y2 JPS5820044 Y2 JP S5820044Y2 JP 1978075514 U JP1978075514 U JP 1978075514U JP 7551478 U JP7551478 U JP 7551478U JP S5820044 Y2 JPS5820044 Y2 JP S5820044Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
board
plate
cement
glass fiber
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978075514U
Other languages
English (en)
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JPS54177139U (ja
Inventor
久雄 雨宮
Original Assignee
日本バルカ−工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本バルカ−工業株式会社 filed Critical 日本バルカ−工業株式会社
Priority to JP1978075514U priority Critical patent/JPS5820044Y2/ja
Publication of JPS54177139U publication Critical patent/JPS54177139U/ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は棚板を一体に形成したガラス繊維入りセメント
製の塀板と、ガラス繊維入りセメント製の平板の塀板と
を、H型鋼にガラス繊維入りセメント層を被覆してなる
支柱間にわたして塀板の両端部をH形鋼支柱の凹溝に嵌
合するとともに、機付塀板の両端に形成した切欠部をH
形支柱の端縁に係止してなるガラス繊維入りセメント製
棚付塀に関するものである。
以下本考案を図面について説明する。
第1図においてaは機付塀板を示し、この機付塀板は内
部に短小の耐アルカリ性ガラス繊維を二次元ランダム状
に配列し、長方形とした砂などの骨材を含むセメント板
状体の長手方向の一端縁を折り曲げてリブ1を形成する
とともに、その他端縁を折り曲げて棚板2を形成し、か
つその棚板2の両側端には切欠部3,4を形成してなる
ものである。
第2図に示す機付塀板aはその棚板2に樋状の湾曲部を
形成しである。
第3図はセメント5の内部に耐アルカリ性ガラス繊維を
二次元ランダム状に配列した状態の説明図で、ガラス繊
維6が垂直方向に混入されてなく一平面の縦横方向に配
列されており、図面の側面では繊維6の横方向側面と縦
方向切断面が露見でき、上下面では縦横方向に配列され
ている状態が露見できる。
なお第3図では塀板の繊維配列状態をみるために塀板の
内部のある断面をとり出して示しであるから繊維が表面
に露出している。
第6図は機付塀板aと併用する棚板のない塀板を示すも
ので、この塀板Cは内部に短小の耐アルカリ性ガラス繊
維を二次元ランダム状に配列し、長方形とした砂などの
骨材を含むセメント板状体の長手方向の両端縁を折り曲
げてリブ11,12を形成したものである。
第7図は塀板a、cを装着する支柱を示すもので、この
支柱すはH型鋼7に耐アルカリ土類金属繊維入りセメン
ト層8を被覆してなるものである。
そこで地盤9に数多の穴を塀板a、cの長さ間隔に堀り
、それらの穴にコンクリートを打ち込んで基礎10をつ
くり、これらに支柱すの下端部を埋設して支柱すを地盤
9に樹立する。
ついで支柱す、b間に下部より二枚の塀板C9C1棚付
塀板a、塀板C1棚付塀板a、塀板Cを順次積にわたし
、これら塀板a、bの両端部をH形支柱すの凹溝に嵌合
するとともに、機付塀板aの棚板両端の切欠部3,4を
H形支柱すの端縁に係止してこれら塀板を積み重ね、こ
の上端に第8図に示す断面n形の笠木13を嵌着して本
考案のガラス繊維入りセメント製棚付塀が構成される。
このようにして構築された塀は、塀板C9Cはそのリブ
同士により、また、塀板a、Cは塀板aの棚板折曲部お
よび塀板Cのリブ同士により支えられており、また塀板
a、cの両端部がH形支柱すの凹溝に嵌合し、棚板2の
両端切欠部3,4がH形支柱すの凹溝端縁に係止されて
いるので塀板が支柱に強固に組立てられ塀板が支柱から
脱落するおそれがない。
また、本考案は内部に短小の耐アルカリ性ガラス繊維を
二次元ランダム状に配列し、長方形とした砂などの骨材
を含むセメント板状体にリブおよび棚板を折り曲げて機
付塀板aを形威し、上記長方形のセメント板状体にリブ
を折り曲げて棚板のない塀板Cを形威したからこれら塀
板a、cの強度、特に曲げ強度、衝撃強度が大きく薄い
寸法で必要な強度が得られて軽量となり容易な手段で堅
固な塀を組立てることができ基礎工事、支柱工事を簡単
になし得られる。
また機付塀板Cの棚板2はこれに植木鉢などを載置し樋
状湾曲部を形成した棚板2ではその湾曲部に土を入れて
草花の苗などを育威し、塀を利用して園芸をたのしむこ
とがで゛きる。
また支柱はH形鋼に耐アルカリ性繊維入りセメント層を
被覆してなるから、比較的薄肉のH形鋼に上記セメント
層を被覆して支柱を軽量となし、また上記セメント層を
被覆によりH形鋼の錆発生を防止する。
かつ耐アルカリ性ガラス繊維入りセメント製塀板と、H
形鋼に耐アルカリ性ガラス繊維入りセメント層を被覆し
た支柱とにより塀を構成したからその塀の外観が統一さ
れ美観を呈する。
なお、本考案のガラス繊維入りセメント製の機付塀板の
製法の一例を説明する。
長方形の型枠内にビニールシートを敷き、その上に砂な
どの骨材を含むセメントによるモルタル層を形威し、砂
などの骨材を含むセメント(90〜99重量%)と5〜
50mmの長さに切断した耐アルカリ性ガラス繊維(1
〜10重量%)とを加水状態で混合して混合物を作り、
その混合物を上記モルタル層の上に均等に散布し、その
上に散水して湿潤状態となし、その湿潤状態の混合物を
振動しつ・左官こてなとで圧展して薄葉体となし、さら
にその薄葉体の上に上記の加水状態の混合物の散布、散
水および振動しつ・圧展する工程を数回くり返して長方
形のセメント板状体となし、その長手方向の一端縁を短
小に折り曲げてリブを形成し、その他端縁を長大に折り
曲げて平板状または樋状の棚板を突出させて形成すると
・もにその棚板の両端部に切欠部を設け、これを養生硬
化して型枠から取出し、長手方向の一端縁にリブを、他
端縁には両端に切欠部を有する棚板を設けた長方形のガ
ラス繊維入りセメント製の機付塀板が得られる。
上記製法の湿潤状態の混合物を振動を与えながら左官こ
てなとで圧展する工程によって砂などの骨材、セメント
が練られると・もに、ガラス繊維が二次元ランダム状に
配列され、この工程をくり返すことによってガラス繊維
がすべて二次元ランダム状に配列され、曲げ強度、衝撃
強度の大きいガラス繊維入りセメント成形体が得られ、
その表面はモルタル層で被覆されているから美観を呈し
ている。
また型枠内のビニールシートに針金を配置しこれにモル
タル層を設ければ針金によってモルタル層に凹溝による
模様が形成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した機付塀板の一例の外観図、第2
図は同上性の例の外観図、第3図はセメント内にガラス
繊維を二次元ランダム状に配列した状態の説明図、第4
図は本考案の塀板を用いて構築した塀の正面図、第5図
はその断面図、第6図は長方形の長手方向両端縁にリブ
を設けてなる塀板の斜面図、第7図はH形支柱の一部斜
面図、第8図は笠木の一部斜面図。 a・・・・・・機付塀板、b・・・・・・支柱、1・・
・・・・リブ、2・・・・・・棚板、3,4・・・・・
・切欠部、5・・・・・・セメント、6・・・・・・耐
アルカリ性ガラス繊維、7・・・・・・H形鋼、8・・
・・・・耐アルカリ性ガラス繊維入りセメント層、9・
・・・・・地盤、10・・・・・・基礎、11.12・
・・・・・リブ、13・・・・・・笠木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に短小の耐アルカリ性ガラス繊維を二次元ランダム
    状に配列し、長方形とした砂などの骨材を含むセメント
    板状体の長手方向の一端縁を折り曲げてリブ1を形成す
    るとともに、その他端縁を折り曲げて棚板2を形成し、
    かつその棚板2の両側端には切欠部3,4を形成してな
    る塀板aと、内部に短小の耐アルカリ性ガラス繊維を二
    次元ランダム状に配列し、長方形とした砂などの骨材を
    含むセメント板状体の長手方向の両端縁を折り曲げてリ
    ブ11,12を形成してなる塀板Cとを、H形鋼7に耐
    アルカリ性ガラス繊維入りセメント層8を被覆してなる
    支柱す、b間に、下部より2枚の塀板C9C一枚の機付
    塀板a、塀板C1棚付塀板a、塀板Cの順に横にわたし
    、これら塀板a、l)の両端部をH型支柱す、bの凹溝
    に嵌合するとともに機付塀板aの棚板両端の切欠部3,
    4をH型支柱す、bの端縁に係止してこれら塀板を積み
    重ねたことを特徴とするガラス繊維入りセメント製塀。
JP1978075514U 1978-06-05 1978-06-05 ガラス繊維入りセメント製塀 Expired JPS5820044Y2 (ja)

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JP1978075514U JPS5820044Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 ガラス繊維入りセメント製塀

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54177139U JPS54177139U (ja) 1979-12-14
JPS5820044Y2 true JPS5820044Y2 (ja) 1983-04-25

Family

ID=28989978

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529737Y1 (ja) * 1966-08-03 1970-11-14
JPS525015B2 (ja) * 1972-02-07 1977-02-09
JPS52102329A (en) * 1976-02-23 1977-08-27 Toyo Boseki Glass fiber reinforced cement boards and method of manufacturing thereof

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547390Y2 (ja) * 1975-06-26 1979-04-06

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