JPH033254A - ディスク収納容器 - Google Patents

ディスク収納容器

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JPH033254A
JPH033254A JP1136688A JP13668889A JPH033254A JP H033254 A JPH033254 A JP H033254A JP 1136688 A JP1136688 A JP 1136688A JP 13668889 A JP13668889 A JP 13668889A JP H033254 A JPH033254 A JP H033254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
storage container
flange
information identification
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP1136688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiya Chiba
千葉 幸也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH033254A publication Critical patent/JPH033254A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ハードディスク、光ディスクあるいは半導体
ウェハ等をその製造ライン内における搬送時、保管時等
において収納するためのディスク収納容器に関する。
〔発明の概要] 本発明は、ハードディスク、光ディスクあるいは半導体
ウニへ等をその製造ライン内における搬送時、保管時等
において収納するためのディスク収納容器において、そ
の本体をプラスチック材料で成形すると共に該本体に識
別コードに対応して一定の方向に配列された情報識別部
と当該情報識別部の配列方向を識別する方向識別部とを
設けることにより、製造時における物流管理の自動化省
力化を高度に実現するものである。
〔従来の技術] ハードディスク、光ディスク、半導体ウェハ等のように
クリーンルーム内で製造されるディスクは、1枚ずつ取
り扱っていたのでは作業性に劣りまた品質管理の観点か
らも好ましくないため、通常は何らかの容器に複数枚収
納して取り扱われる。
また、クリーンルーム間を運搬する際や保管する際にも
同様に容器に収納した形で取り扱われる。
この種の収納容器としては、たとえば複数枚のディスク
を纒に並列させて収納するような櫛歯状の溝が形成され
たものが使用されている。容器本体の材料としては、塵
埃発生をできるだけ防止する目的で一般にプラスチック
材料が使用されており、特に熱処理に耐え不純物が付着
しにくいポリテトラフルオロエチレン(商品名テフロン
)は好適な材料である。
製造ライン内でディスクを移動させる際には、そのディ
スクの状態が常に何らかのデータによって示されること
が必要である。これは、最も初歩的には作業者がディス
クにデータシートを添付することにより行われるが、こ
れでは自動化が不可能であるばかりでなく、特にクリー
ンルーム内では不用意な汚染の原因となる虞れがある。
そこで、個々のディスク収納容器に固有のデータを与え
、それを自動的に読み取ることが行われている。たとえ
ば、収納容器の表面に数字やバーコード等を印刷し、こ
れを画像処理装置、バーコードリーダー等で読み取る方
法がその一例である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらの方法には幾つかの欠点がある。
ディスクの製造工程では洗浄、熱処理等もディスク収納
容器に収納したままで行われることがあるが、上述のよ
うにデータが収納容器に印刷されている場合には、これ
らの工程を経る間に印刷が剥がれてデータの識別が不可
能となったり、剥がれた印刷材料が飛散して汚染の原因
になったりする。特に収納容器がテフロンで形成されて
いる場合には、印刷インクが付着しにくいため、印刷自
体が困難であり、印刷後の剥離も生じやすい。
さらに、画像処理装置を使用する場合については1台の
設置コストが高いこと、読み取りに際して照明条件等の
厳密な設定を要すること等、また、バーコードリーダー
を使用する場合についてはバーコードの印刷面の色彩に
制約が生ずる等の種々の問題があり、いずれも汎用性が
あるとは言い難い。
そこで本発明は、より安価で信軌性が高く、汎用性に優
れる物流管理の自動化・省力化を可能とするディスク収
納容器の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明にかかるディスク収納容器は従来の実情に濫みて
上述の目的を達成す、べく提案されるものであり、プラ
スチック材料の成形体よりなり、複数のディスクが並列
に収容される収納容器本体を備え、上記収納容器本体に
識別コードに対応して一定のパターンに配列された情報
識別部と、当該情報識別部の配列方向を識別する方向識
別部とを設けてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明のディスク収納容器に設けられる情報識別部と方
向識別部は、それぞれ容器本体の形状変化として与えら
れるものである。したがって、印刷インク等のような異
物を外部から付着させるような手段とは本質的に異なり
、容器が破壊しない限り半永久的に明瞭にデータを表示
することができ、しかも不用意な汚染を起こすこともな
い。
上記情報識別部は2進法や2進化10進法等の識別コー
ドに対応して一定のパターンに配列されるので、個々の
形状変化はたとえば穿孔のような単純なものであっても
、孔の数や形成位置を適宜組み合わせることにより多様
なデータを表現することができる。したがって、データ
シート等を別に添付する必要がなくなる。
上記情報識別部の配列方向はさらに方向識別部により識
別されるが、これにより情報識別部の示す情報の誤読を
防止することができる。
上述のような形状変化は、適当なセンサを併用すること
により容易に検出することができるので、物流管理の自
動化・省力化が実現できる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
本実施例にかかるディスク収納容器の構成例を第1図に
示す。上記ディスク収納容器は、予めディスク(4)の
周縁部を案内するための複数個のディスク収納溝(3)
が形成された一対の対向配置されたディスク保持部(1
)、(1)が、両端部において該ディスク保持部(1)
 、 (1)に垂直な連結板(2)および該連結板(2
)同士を底部において連結する底板(図示せず。)と共
に一体成形されたものである。対向する複数のディスク
収納溝(3)のうち、真正面に対向する一対のディスク
収納溝(3)を1枚のディスク(4)に割り当てるよう
に順次ディスクを案内してゆけば、複数のディスク(4
) を縦向きに平行に並列保持することができる。
上記ディスク保持部(1)、(1)の上端部にはフラン
ジ(la) 、 (lb)が形成されており、ここに情
報識別部となる丸孔(5a) 、 (5b)が穿設され
ている。これら各フランジ(la) 、 (lb)には
別々の情報を付与することが可能であり、たとえばフラ
ンジ(1a)には製造番号、フランジ(1b)にはディ
スク(4)の通過工程を表示することが可能である。
このような表示のパターンの一例を第1表および第2表
に示す。
第1表は、製造番号を2進法により10桁の数字にコー
ド化し、このコードにしたがってフランジ(1a)に丸
孔を1列に配列する場合を示したものである。表中の丸
印(0)は実際にフランジ(1a)に穿設される丸孔に
対応しており、該丸印の存在する桁は2進法表記におい
てrlJが現れる桁、丸印の存在しない指は「0]が現
れる桁である。
第1表 一方第2表は、製造ラインに含まれる工程A〜工程Fの
うち、各ディスクI〜■が通過すべき工程に対応してフ
ランジ(1b)に丸孔を1列に配列する場合を示したも
のである0表中の丸印(○)は実際にフランジ(lb)
に穿設される丸孔に対応しており、該丸印の記された工
程をディスクが選択的に通過する。
第2表 これらのパターンにしたがうと、第1図に示されるディ
スク収納容器には製造番号1000のディスクIが収納
されていることがわかる。もちろん、上述の製造番号や
通過工程を示す丸孔の他に、ディスク径その他の情報に
対応する丸孔を設けても良い。
これらの丸孔は光学式センサ□ リミットスイッチ等の
適当な検出手段により検出することができ、かかる情報
にもとづく各種の自動化は、一般の自動機械に組み込ま
れているシーケンサに対して必要なプログラムミングを
行うことにより容易に実現することができる。
なお、情報識別部の形態は、光学式センサやリミットス
イッチ等の検出手段により検出可能であり、プラスチッ
ク材料への加工が可能であり、かつ収納容器として充分
な強度を損なわない範囲であれば上述のような丸孔に限
られるものではなく、他の任意の形状の貫通孔、窪み、
突起1表面性変化、切欠き等であっても良い。
ところで、これらのパターンは常に決まった方向から読
み取られることが必要である。この方向を誤ると、丸孔
の穿設状態によってはたとえばフランジ(1a)上にお
いて製造番号1(=2°)が512(= 2 ’)と誤
読されたり、またフランジ(1b)上において通過すべ
き工程り、E、Fが工程A、  BC(ディスク■の場
合)と誤読される虞れがある。
さらには製造ラインにおける各工程を通過する際に、−
各種材料の塗布面や処理面等が不明となる虞れもある。
そこで、本発明ではさらに情報識別部の配列方向を識別
する方向識別部を設ける。
たとえば第1図に示すディスク収納容器では、2枚の連
結板(2)のうちの一方に貫通孔(6)が穿設されてい
る。上記貫通孔(6)、の穿設位置は、たとえば後述の
センサテーブルに設置した際に方向確認リミットスイッ
チ〔第3図の(16)参照〕の配設位置に合致するよう
に選ばれる。
あるいは第2図に示すように、ディスク保持部(1)の
底辺上に切欠き(7)を設けても良い。このような切欠
き(7)の形成位置は、容器本体の中央位置からやや外
れた位置であることが好ましい。
たとえば第2図に示すディスク収納容器では、前後の連
結板(2)間の距離の中間よりもやや外れた位置に切欠
き(7)が形成されていることにより各連結板(2)か
ら該切欠き(7)までの距離に差が生している。この距
離の差を利用して容器本体の前後方向を適当な手段にて
検出することにより、情報識別部の表示する情報の誤読
を防止することができる。
かかるディスク収納容器の使用形態の一例として、上記
第1図に示したディスク収納容器をセンサテーブルに設
置した様子を第3図および第4図に示す。なお、これら
の図では、説明を平易とするために片方のフランジ(1
a)のみに情報識別部が形成されたディスク収納容器を
設置した場合を示す。
上記センサテーブルは、ディスク収納容器を載置するた
めの基台(11)、ディスク収納容器に表示された情報
を読み取るための光学センサ(12)、および該光学セ
ンサ(12)を基台(11)面に対して垂直に保持する
ための支柱(13)等から主として構成される。上記基
台(11)の上面には、ディスク収納容器をスライドさ
せながらこれを所定位置に案内するためのガイド部材(
14)が配設されている。また基台(11)の最奥部に
は、ディスク収納容器の連結板(2)等との接触により
該ディスク収納容器が定位置に設置されたことを確認す
る位置確認リミットスイッチ(15)、および該位置確
認リミットスイッチ(15)に隣接しディスク収納容器
の連結板(2)上における貫通孔(6)の有無を検出し
て該ディスク収納容器の設置方向を確認するための方向
確認リミットスイッチ(16)が配設されている。上記
位置確認リミットスイッチ(15)の接触子(15a)
は、ディスク収納容器が正しい位置に設置されれば常に
対面する連結板(2)と接触して接点を閉じる。
しかし、上記方向確認リミットスイッチ(16)の接触
子(16a)は、対面する連結板(2)に貫通孔(6)
が穿設されていない場合には該連結Fi、(2)と接触
してスイッチ内部の接点を閉じるが、貫通孔(6)が穿
設されている場合には該貫通孔(6)の中へ逃げていか
なる場所とも接触せず、接点を閉じない。
かかる仕組みにより、ディスク収納容器の位置と方向と
が同時に検出される。上記光学センサ(12)は、穿設
される丸孔(5a)の最大個数だけ並列に配置されてお
り、各光学センサ(12)はここから発射されるビーム
がフランジ(1a)に穿設された各丸孔(5a)の中央
を通過するよう、適当なスペーサー(17)を介して支
柱(13)に取り付けられている。さらに、フランジ(
1b)側にも複数の光学センサを配設すれば、より多く
の情報を同時に識別することも可能である。各光学セン
サ(12)から送られた信号をセンサアンプ等で増幅し
、必要に応じて操作パネル上でLED表示等により視覚
化されるようにすれば、実用性の高い情報読取システム
を構築することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明のディスク収
納装置には情報識別部と方向識別部とがそれぞれ容器本
体の形状変化として与えられているので、半永久的に明
瞭な情報表示が可能であるばかりでなく、容器本体の成
形時に同時に形成できることから生産性、経済性にも優
れている。また、データシートや印刷インク等が不要と
なることにより、クリーンルーム内における塵埃発生源
が減少し、ディスクの高度な品質管理が可能となる。ま
た、ディスク収納装置に表示される情報は光学センサや
リミットスイッチ等の比較的筒車な装置で読み取ること
が可能であり、高価で複雑な周辺装置を何ら必要としな
い。したがって、物流管理の自動化・省力化を、高い経
済性、汎用性をもって実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるディスク収納装置の一例を示す
概略斜視図、第2図は他の例を示す概略斜視図である。 第3図は上記ディスク収納装置をセンサテーブルに設置
して使用する状態を示す概略側面図、第4図は同じく概
略上面図である。 5 6 ・・・位置確認リミットスイッチ ・・・方向確認リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  プラスチック材料の成形体よりなり、複数のディスク
    が並列に収容される収納容器本体を備え、上記収納容器
    本体に識別コードに対応して所定のパターンに配列され
    た情報識別部と、当該情報識別部の配列方向を識別する
    方向識別部とを設けてなるディスク収納容器。
JP1136688A 1989-05-30 1989-05-30 ディスク収納容器 Pending JPH033254A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1136688A JPH033254A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 ディスク収納容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1136688A JPH033254A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 ディスク収納容器

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JPH033254A true JPH033254A (ja) 1991-01-09

Family

ID=15181147

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JP1136688A Pending JPH033254A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 ディスク収納容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158580A (ja) * 1986-10-07 1988-07-01 サイテックス・コーポレーション・リミテッド ドラム内面プロッター
JPH0529986U (ja) * 1991-03-13 1993-04-20 テイーデイーケイ株式会社 電子部品の収納ケース
EP1049137A2 (en) * 1999-04-30 2000-11-02 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Identification structure of a substrate storage container and method of identifying a substrate storage container

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